【滋賀県】冬と秋が混じる湖北エリアを巡る旅路【奥琵琶湖キャンプツーリング】

神楽坂つむり

自転車, 写真, 機材紹介, 輪行, 近畿, アウトドア, バイクパッキング, オフ会,
久しぶりに行ってきました滋賀県北部。
奥琵琶湖キャンプ場。奥琵琶湖キャンプ22-22
毎年恒例の冬キャンプ。
その前後の様子を含めて、この季節ならではの湖北風景をお届け。

滋賀県のポテンシャルを改めて実感する旅路となりました。

毎年恒例、文字通り毎年恒例で友人たちと冬キャンプ。
他のみんなは車で。
かくいう私は、ただキャンプするだけじゃ勿体ないから、自転車でキャンプツーリングを選択した。

大阪からだと新快速列車に乗ればあっという間に滋賀県までワープすることができる。
旅好きには本当に有難い存在。
特急料金要らずの特急列車と言っても過言ではない。


奥琵琶湖キャンプ22-1
この日はなんとも不安定な天気で、天気予報では曇りだったけれど、降ったり止んだりの繰り返し。今年はずっと暖かい秋だったけれど12月に入った瞬間に一気に冷え込んで冬模様に。この日、久しぶりに冷たい雨に降られる場面もあったりして、ちょっと懐かしい。冬の青森ツーリングを思い出した。あの時は雪混じりのみぞれだったし、気温はもっと低かったけれど。

奥琵琶湖キャンプ22-3
ちなみ今回は40mm単焦点レンズ一本勝負で。ズームレンズは家に置いてきた。
改めて単焦点レンズの描写力を堪能したかったのと、単焦点レンズならではの「撮る楽しさ」を、これまた久しぶりに味わってみたかったから。ズームレンズには決して無い絵作り感覚は本当に癖になる。それも40mmと言う人間の視野に近い焦点距離のレンズはファインダー越しの風景をどうにか工夫して切り取る過程が全部面白い。

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奥琵琶湖の賤が岳トンネルを越える。
昔はもっと暗かったのだけれど、照明が増設されて随分と走りやすくなった。
初めて登った時にはなんて辛い登りなんだろう、と思ったけれど、今では峠とも思わないちょっとした坂道程度に思えてしまうのだから、慣れってすごい。

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降ったり止んだり。狐の嫁入り。
おかげで幻想的な琵琶湖の風景を見ることが出来た。
晴れている方が良い景色、、と思いがちだけれど、場所とシチュエーションによってはこういう不安定な天候の方が絵になったりすることもある。単焦点レンズで撮っているなら尚更で、構図や光の入れ方を考えながら撮っているとただ単純な腫れよりもよっぽど楽しかったりする。陰影の妙。

奥琵琶湖キャンプ22-10

足回りはシマノGRXホイールにパナレーサーグラベルキング43C。キャンプツーリングみたいに荷物が多い時にはオンロードであってもこれくらい太いタイヤ、かっちりした足回りだと安定感と安心感が段違い。ストレスフリーとはまさにこのこと!

奥琵琶湖キャンプ22-12

夜は他の3人が車ということもあって豪華そのもの。
自転車キャンプにあるまじき快適なキャンプ道具に囲まれて、そして気遣いの要らない友人に囲まれて、とてもとても良い時間を過ごすことができた。

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奥琵琶湖キャンプ22-15

この日のメニューは野菜、魚介たっぷりのアヒージョに焼肉。その他おつまみ諸々。寒いはずの外だったけれどテントの中はストーブのおかげでとても暖かく夜もぐっすりと眠ることができた。シュラフはNANGAのUDD630DXを愛用していて、湿気や寒気にめっぽう強くてお気に入り。最近はエアピローは頭に合わなくって結局着替えとかタオルを頭の下に敷くのが一番フィット感も良くて安眠できると気付いた。

奥琵琶湖キャンプ22-18
翌朝。起きた時間はまだ曇り空。だったけれど遠くを見れば光が差してきていて、雲がどんどん晴れていく様子が分かった。きっとこの景色も1時間も持たないだろう。静謐な空気、風の音と湖面のわずかな波音以外には鳥や虫の声、大気の音、そういった自然の音しか聞こえないとても良い朝だった。

奥琵琶湖キャンプ22-20
改めて単焦点レンズの描写力の惚れ惚れ。

奥琵琶湖キャンプ22-23
朝食はキャンプの朝らしく、野菜たっぷりのコンソメスープに、ホットサンドメーカーで作る押し焼き肉まん。

奥琵琶湖キャンプ22-24
これが美味しいのなんの。

奥琵琶湖キャンプ22-26
パッキング完了。コンパクトに。必要最低限で。

奥琵琶湖キャンプ22-28
キャンプツーリングをしていると自然と自転車専用ウエアの比率は少なくなっていって、今回も結局自転車専用らしいウエアと言えばヘルメットくらいだった。ヘルメットは最近導入したLAZERのJackal KinetiCore(ジャッカル キネティコア)でトレイル系のライド、こういった緩めのライドには持ってこい。ベンチレーション性能に優れていて、プロテクション性能もバッチリで、この手のヘルメットでは340gと結構軽くてお気に入り。

奥琵琶湖キャンプ22-29
キャンプの翌日は特にすることもなく。とりあえずマキノに向かってお風呂に入る、くらいしかやることがない。ゆっくりと、向かう。この日は昨日と打って変わって晴天で、滋賀県北部の景色の目まぐるしさ、変化に富む景観を心ゆくまでの堪能することができた。

奥琵琶湖キャンプ22-30
特にこの奥琵琶湖エリアの湖岸沿いの道はとても良い。琵琶湖は北に行けば行くほど自転車で乗るには気持ち良いと思う。逆に南側は交通量も多くいろいろと気を遣う場面もあるからあくまで北へアクセスするためのプロセス、と思ってる。

奥琵琶湖キャンプ22-33
湖北のあたりはこうしたグラベルロードもたくさんあって、これを探索しているだけでも楽しい。特にここから福井県や岐阜県に至る道はかつての旧道、昔使われていた名もなき道がたくさんある。是非ともこのまま残すか朽ち果てて行って欲しいところ。

奥琵琶湖キャンプ22-34
毎年この季節になると人でごった返すマキノのメタセコイア並木もとっても綺麗だった。とっても綺麗だったけれど一極集中する程のものじゃないって、こうして湖北の景色をいろいろと見ていると思う。

みんな個性を求めよう、大事にしようと言う風潮がある割には、こうして世間で話題になること、注目されることをみんなと同じように体験したりそれを共有することを求めるのは、単なる承認欲求とかじゃなくって人間は根源的には社会的な動物だから、だろうか。中心点から少しずれている人もいて円の大きさとか被り方は違うけれど、俯瞰して見ると結局は社会という大きな円の中に含まれてその中で暮らしや経済や思想がぐるぐると回っているんだなぁと、旅をしていてよく思う。旅をしていると色んな円を目にする。それは地域だったり文化だったり人々の暮らしだったり。外周部をなぞったり時には中心点を見に行ったり、自由気ままにそういった円を観察するのが楽しい。ニュートラルネットワークのように人生の中でそういった円にたくさん触れることが結局自分の原動力なんだろうな、と思う。きっとそれも俯瞰してみたら大きな円に内合されているんだろうけれど。

奥琵琶湖キャンプ22-35
比良山脈は雪景色。あの向こうは日本海。こっちとあっちでは別世界。

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この後はマキノ高原でお風呂に入ったり食事をしたり仮眠をしたりしてゆるゆるな時間を堪能。

奥琵琶湖キャンプ22-39
夕方16時ごろ。マキノ駅に向かう。日が暮れるのが早い季節。
輪行して新大阪まで一気にワープ。
こうして2日間の旅は終了。改めて思う滋賀県北部の景色の豊かさ。自然の美しさ。
定期的に時間と季節を変えて訪れる価値のある素晴らしい場所でした。

あと改めて単焦点レンズ一本でも十分な絵が撮れるなぁと改めて実感。今回は全て40mm一本勝負。原点回帰することができた良い機会でした。

終わり。


  
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