【そらちグルメフォンド2022】3年ぶりの晴天そらち!写真で振り返る本番日の様子
そらちGF, 北海道, イベント, 自転車, 写真, ロングライド, オフ会,2022年8月21日(日)
朝、晴天。
けーすけさんのマンションで目が覚めた。
今日は‥‥そらちグルメフォンド本番日!
その事実だけで血圧が上がるのを感じた。
前日にセイコーマートで買い込んでいた朝ご飯を食べる。
北海道で過ごす朝に食べるご飯の半分以上はセコマグルメな気がする。
だって美味しいんだもん。
ちなみに毎年のことだけれど、北海道そらちグルメフォンドはウォーミングアップの為に(旅を拡充したいだけとも言える)前乗りしているものだから、本番日の朝は「いよいよ!」と言う感覚がとても強い。今回も前日譚、前々日譚、更にその前まで遡る。詳細は以下の記事をご覧いただければ幸い。特に仕打ちグラベルはとんでもなかった。

仲間と共にけーすけさんにハイエースされて会場がある岩見沢、キタオンに到着。
懐かしさにこみ上げてくるものがあった。
一年ぶり、じゃない。
コロナ禍と言うこともあり、2年のブランクがあった。
だからいつも以上の懐かしさを感じた。
概要
会場の雰囲気
そして相変わらずのサポートライダーの数、運営側の手厚さに感心感動するばかりなのも毎年のこと。
今年も例に漏れず、素晴らしい運営体制が敷かれていて、贅沢だなぁと思うと同時に、運営に携わる人々に感謝しかなかった。
遠く本州から参加していると言うこともあって、現地の人たちの受け入れがあると言うのは、その気持ちだけで有難いもの。気持ちだけではなくてトラブル対応やリスクアセスメント、サポート、進行、その他諸々バッチリしていただけるなんて‥‥‥。
イベント自体を、北海道自体を、好きにならざるを得ない!
いよいよスタート
北海道らしい景色の連続
旅をしているとしばしば「景色が良くて前に進まない」現象があるけれど、そらちグルメフォンドについては「エイドステーションが多くて前に進まない」問題がある。厄介なのは後者だけではなく前者も同時に発生するものだから、とにかく意識しないと前に進むことが出来ない。これだけはそらちグルメフォンドの不満点であり、そして素晴らしく魅力的な点でもあると思う。
コース自体はこの地に精通したコースプロデューサー監修の元で練りに練られたコースで、走っているだけでとにかく気持ちが良い。
自転車で知らない土地を走るだけで楽しいのは間違いないけれど、地元の人しか知らないようなコースを気楽にトレースできると言うのはこういったイベントならではの魅力だと思う。それに無理も危険も極力抑えられていて、時折思わず足を止めてしまうような絶景も度々現れたりして、私はきっとコースを作った人の狙い通りに、いちいち足を止めてしまっていたと思う。毎年コースが異なるのも刺激的で、飽きが来ない。毎年の楽しみ。
グルメ&グルメ&グルメ!
コロナ対策で全て個包装、個別でグルメが振舞われて、参加者は好きな場所、好きなタイミングで食べるスタイルで、これも各自のペーシングを作る上では良いアイデアだと思った。ひたすら受け取って後でまとめて食べるも良し、お土産にするも良し、都度都度食べるも良し。胃袋も人によって異なるので、毎度食べきれない人がいてもおかしくないそらちグルメフォンドだから、毎回このスタイルでも良いのでは、とさえ思える。

また、今年は「セコマエイド」なるものが登場。
北海道民は勿論、この地を訪れる全旅人を虜にするあの「セイコーマート」がスポンサーとなりサポートをしてくれていた。
嬉しすぎる~!
グルメはもう書ききれないほどたくさん出てくる。
つい写真を撮り忘れて食べてしまったものもたくさん。一度参加したことがある人なら分かると思う。とにかくいろんなものをたくさん食べられる!
毎年の北海道遠征だけど、年々、走行性能の高いグラベルバイクで乗り込むのがベストになりつつある気がしてならない今日この頃。もともと北海道の路面、そこまで綺麗じゃないって言うのもあったり(そらちグルメフォンドのコースは全体的にとても綺麗)
そんなオフロード、グラベルも含めつつ、基本的にはオンロードで快走快走。
最初から最後まで天気は素晴らしく、北海道らしい景色を心行くまで堪能することが出来たのが何より。
だけど今回のグラベル、一か所だけやたらと難易度の高い場所があって、まぁちゃんとアナウンスはされていたから自己責任でしかないのだけれど、前日の仕打ちグラベルで散々な目に遭っていた私的にはぎりぎり問題なかった。
問題なかったと言うのは「仕打ちグラベルに比べたら」と言う話で、冷静な目で見たらこれもなかなかな難易度で少なくともリムブレーキのロードバイクで突っ込んで良い場所ではなかった。楽しい。すっごく楽しいダム周回コースだった。だけどグラベルバイクで走りたくて仕方ない。
走った皆んなが漏れなく笑顔になるのもグラベルの魅力。
毎年の北海道遠征だけど、年々、走行性能の高いグラベルバイクで乗り込むのがベストになりつつある気がしてならない今日この頃。もともと北海道の路面、そこまで綺麗じゃないって言うのもあったり(そらちグルメフォンドのコースは全体的にとても綺麗)
そんなオフロード、グラベルも含めつつ、基本的にはオンロードで快走快走。
交流しつつゴールへ
第一エイド、第二エイドと順調にペダルを漕いで進んで行く。
今年も私はあっちに行ったりこっちに行ったり。
なるべくゲストらしくたくさんの人と出会えるように、そして色んな景色を見られるように。集団の前方から後方まで見て回るだけでも面白く、実に色んな人が参加しているんだなぁと言うことが、コメント入りのゼッケンを見ているだけでもわかった。

何より景色が良い。
ただただ走り抜けるだけじゃ勿体無い。
食べるだけも勿体無い。
食べて走って見て話して、全部を楽しめるのがそらちグルメフォンド。
その中でもやっぱり北海道がずるいのは、景色が本州には無い特別なもので、その中を自転車で走る体験は唯一無二のもの。
10年以上前、自転車を始めて間もない時期に、大冒険する気持ちで愛車と上陸した北海道。その時の感動は今でも覚えていて、毎日毎日、目の前の景色が刺激的だった。北海道は思い出補正が強いのも確かだけれど、事実としてこの景色は今でも感動してしまう…。
旅は続く
スタート時とは全く異なる空気がキタオン会場に溢れていた。走り切った達成感と喜びで溢れていて、皆、満足気。疲労困憊の人もいたけれど、それもきっと良い思い出になると思う。私もそれなりに疲れていたけれど、ゴール後のグルメをいただくことですっかり回復した。グルメの力は偉大だ。
走り終わって他の参加者、仲間との交流タイムもとても好きだ。
けど、例に漏れず、ここでお別れ。
また一年後に!と言う人も多く、寂しい気持ちもありつつ、満足感に包まれる。
道民の大半はこの日中に自宅に帰る。
本州民もこの日に帰る人は帰りの飛行機があるから急ぎ足。
後泊する人も宿に向かって移動を始める。
みんなそれぞれが散り散りになっていく。それを毎年なるべく最後まで見届けるようにしている。
私はと言うと、今年もまたもう少し旅は続く。
今日と言う日もまだ終わっておらず、つい昨日に宿を手配した厚真まで移動しなければならない。明日は新ひだか町の静内まで走るのだから…。けどそれについてはまた別の記事で。
今回のところは2022年北海道そらちグルメフォンドの備忘録としてここで締めたいと思う。
改めて参加者のみなさん、お会いしたみなさん、運営に携わったすべての人、ありがとうございました。また、この場所でお会いできることを楽しみにしています。
終わり。
続く。
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