【夏の瀬戸内海旅】しまなみ海道縦断【大阪〜オレンジフェリー〜今治〜尾道〜竹原】
島旅, 山陽, 輪行, ロングライド, 写真,ほんの1日前のこと。
「瀬戸内海でおすすめのルートある?」
と知人から質問が。
説明するのもいいけど、、うーん、まぁ、

一緒に行くのが手っ取り早いよね!
ってことで行ってきました瀬戸内海旅。
そうと決めたら急いでオレンジフェリーに電話。
「今夜のフェリー、予約お願いします。マイバイクステイサービス、二人で」
大阪南港からオレンジフェリー乗船して愛媛へ!
— 神楽坂つむり (@tsumuri_f5) August 5, 2022
今回も自転車をバラさずそのまま客室までインできるマイバイクステイサービスを利用。荷物が多ければ多いほど有難い。動線もスムーズ👏 pic.twitter.com/TWamHPEBuV
流れるような乗船ムーブ。
もはや私の中で「ちょっとそこまで」感覚。南港フェリーターミナルまでも自転車で1時間ちょっと。
大阪市内からは市内をただ抜けるのではなく、海沿いの道をうまく使えば、実はほとんど信号に引っかかることなく安全快適に移動することができる。

自転車のままフェリー船内へドーン!
客室までドーン!
これがもう最高に快適。
マイバイクステイサービス。部屋は自動的にデラックスシングル。
これはまた素晴らしく、アメニティも全部揃ってる。
正直、シングルの部屋をとる理由がない。絶対にデラックスシングル以上。
ちょっとの追加金で完全個室、ベッド、テレビ、各種アメニティ付き。
詳しくは過去記事をどうぞ!
フェリーから始まる四国旅。 pic.twitter.com/YoP9UtlSYg
— 神楽坂つむり (@tsumuri_f5) August 5, 2022
四国上陸、今治へ
今回のルートは東予港から今治へ移動しそこからしまなみ海道を尾道まで縦断するコース。
ゴール地点は決めておらず、そもそも日帰りなのか宿泊なのかも決めていない。
前日に同行者とZOOMで打ち合わせ。
最近はLINEも面倒なので直接WEB MTの体裁でこういったプライベートのやり取りをすることが多い。
「とりあえず尾道まで行って、あとはその場で考えましょう。」
「満足度とか天気とか体力とか。必要ならそこで宿探してなんとかなる」
という訳で後のことは後の自分に任せて、旅を楽しむ。
これくらいがちょうどいい。
しまなみ海道に入る前には今治観光も欠かさずに。
美しい海城、今治城で休憩を兼ねて観光タイム。
真夏だったからこういうところでしっかりと身体を冷やす。
真夏ライドのコツはとにかく休憩をしっかりと取ること。
1時間に1回は必ず休むようにした。
しまなみ海道。
相変わらず、何度来ても、気持ちが良い。
島から島へと自転車で渡り走る。
橋を何度も登って降ってここのアップダウンが大変だけど、その分景色も立体感があって素晴らしい。
まだ暑くなりきらないうちに距離を稼ぎつつも、グルメや観光も抑えつつ。
実際、オレンジフェリーを利用すると時間にメチャクチャゆとりが出るのが嬉しい。
朝の6時に東予港。
尾道までおおよそ100km弱。
6時間かけても正午には尾道に到着する。
そのところを私たちはゆっくりペースで進んで尾道には14時に到着する程度のペース。
遅く走る、と言うよりは途中途中の休憩をしっかり長めに身体を冷やしていたから。
無理に進んでもオーバーヒートするだけだし、無理に進む理由もない。
何せ予定が決まっていないから、間に合うとか遅いとか言う概念もない。
グルメもしっかり堪能!
伯方の塩ソフトクリームに
えひめのみかん100%ジュース
海鮮天ぷら丼などなど

定番の大三島で定番の記念撮影。
道中には生口島のしおまち商店街にあるcafe Viaさんに立ち寄り!
元々は東京の荒川河川敷にあったカフェ。
ご主人とは久しぶりの再会で色々とお話ができて嬉しい楽しい時間を過ごすことができました。
しまなみ海道に関するあらゆる情報が集まっているサイクリストのベース基地みたいな場所でもあるし
尾道から、今治から、どちらから来ても休憩する場所にぴったりだから是非お立ち寄りを。
レモネード、メチャクチャ美味しいので。
ちなみにこの時点でまだお昼過ぎ。
このまま行くと尾道には14時くらいに到着することが分かり、そろそろ作戦会議をすることに。
「尾道で宿泊するには早過ぎる」
「そのまま新幹線で日帰り?」「いや、天気も良いし、せっかくならもう少し楽しみたい。」
「じゃあ泊まりで・・・この先の街だと、三原、竹原、大崎上島、広、呉、広島・・・」
「距離的にちょうどいいのが竹原だけど、あそこはホテル全然ないからなぁ・・・」
なんとなく残りの距離と時間を鑑みて、かつ翌日は広島市内から新幹線で帰ることを想定して、
現実的に行けるところまで行ってちょうどいいところで泊まろう、と言うことになった。
そしてちょうどいいところが竹原。
ここから電話作戦開始。
まずは大手ホテルに電話をする。じゃらんでは埋まっていても、実は空いているパターンもある。当日素泊まりでもいいので、と電話するも3軒とも満室だった。
こうなると民宿に切り替える。
Googleマップで検索してピンが立ったところで良さそうなところを上から順番にリストアップ。
いくつか電話して無事に宿を確保することに成功!
当日の昼過ぎでもこうして素泊まりであれば宿を確保できる。
これで今日のゴールが竹原に決まった。
50kmちょっと。
ざっくり17〜18時目標で進むことに。
青空がどんどん広がっていき、夏の空。
THE 瀬戸内海。穏やか。
顧客の求めていた海景色。
2022.8.6。
そうだ、今日は8月6日だ。
偶然だったけれど、この日に広島県にいることは意味があることだ。
瀬戸内海を眺めていると色んなことに思いが馳せられる。
無事にしまなみ海道を走り切り、渡船で尾道へ。
この渡船に乗ると尾道だなぁ〜って実感が湧いてくる。
船の上から眺める、迫り来る「坂の町 尾道」いつ見てもたまらない。
尾道で休日を。
しまなみで戯れてる焼けた肌の男の子 pic.twitter.com/Wmb3OLrvlE
— BETTER_BICYCLES@尾道 (@Better_onomichi) August 6, 2022
せっかくだったから先日瀬戸内サイクルフリマでお世話になったbetter bicyclesさんへ。
相変わらずの素敵空間。
休憩がてら、体温を下げるがてら、しばし談笑と情報交換。
さっきのViaさんもそうだったけれど、現地の人と話をすると言うのは、ただそれだけで価値がある。
情報の解像度がネットや本経由とは段違い。
尾道から竹原までは道中のコンビニ休憩を挟みながら一気に駆け抜ける。
そして夕闇迫る時間に竹原に到着。
「おかえりなさい」と町全体が迎えてくれる、そんな柔らかい雰囲気に相変わらずすっかり癒されてしまった。
竹原到着。良い………。 pic.twitter.com/tbbEIOEKu2
— 神楽坂つむり (@tsumuri_f5) August 6, 2022
そして竹原と言えば定番のお好み焼き「ほり川」さんでお好み焼きをいただくなど。
安定のそばダブル。
美味。極めて美味〜〜〜!
コンビニで買い出しを済ませて民宿へ。
とても気さくで言葉数が多い女将さんと談笑。
民宿の何が良いって、当日でも工面がしやすい、つまり旅の自由度を確保したまま寝床を確保できる点と(たまに失敗して宿無しになるけれど)
こうして自宅感覚で過ごせると言うところ。洗濯機を使わせてもらって屋上バルコニーで乾かすスタイル。もちろんセルフ。翌日にはバッチリ乾いていた。
こうして終わってみれば150km近い1日目が終わった。
そういえば昨日はフェリーの中での就寝。そして5時起き。
それにこれだけ走ってご飯を食べて・・・眠くないわけがなかった。
布団に入るや否や、眠りに落ちた。
続く。
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