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【スマートウオッチ】GARMIN Instinct 2Sを使ってみての感想【自転車、登山】

神楽坂つむり

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自転車旅やら登山やら全国あちこちを動き回る私にとって、今では外すことができないアイテムがある。

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GARMIN 「Instinct 2(インスティンクト ツー)」
前作からアップデートされたGARMIN製のスマートウオッチ。

2022年の2月11日に新作として発売された。早速注文。こう言うアイテムは悩む前にさっさと導入するに限る。それにクーポンを使えて結構安く買えたので'`,、('∀`) '`,、


外観

最強タフネスアウトドアウオッチ、と聞くと野暮ったいイメージがあるけれど、外観は思った以上にスマートで気に入った。これなら街中でつけていても違和感ないレベル。というか良い意味で安っぽいくらいのシンプルさでびっくりした。

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商材写真で見ると分かりづらいかもしれないけれど、実際はかなりスマートな印象。

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とても薄い。

そして軽い。たったの52g。この軽さには驚いた。長時間つけていても疲れることがないのと、地味に自転車や登山のアクティビティ中にこの軽さは武器になるなと思った。自転車でも腕時計に重量があると長時間の微振動で手首に疲れが出たり痛みに繋がったりしてしまうことがあるけれど、Instinct2は繊維強化ポリマー素材で肌触りが良く、そして軽いから手への負担がない。登山やハイキング、トレランやカヤックなど他のアクティビティでも同様のメリットがあると思う。

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ディスプレイの解像度も良く、視認性が高い。



自転車乗り的には定番GARMIN connectと相性抜群

当然、GARMINだからEDGEシリーズ同様の機能の美味しいところはしっかりと抑えている。
スマートウオッチらしくただ時計としてではなくアプリと連動させることでその効果を最大限発揮することが可能。
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なんならポタリングとかならEDGEシリーズをバイクに装着せずに、いつも通りにこの時計をつけたまま走ってログだけ取ればちゃんと記録を残すことができる。

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あと心拍数も測定できる。わざわざハートレートモニターを装着せずに腕時計だけで速度も標高も距離も心拍数も天気も日没時間も音楽再生も…となるとサイコンの役割とは?となるかもしれないけれど、実際のところ全く別。サイコンはライド中の操作性や視認性において腕時計では代用不可。だから共存できる。

バイクにサイコンはつけたくないけれど、ログは取りたい、なんて使い方をするのにも結構便利。
そしてバイクが複数ある私としては、これが結構ストレスフリーで気に入っているポイント。正直、ブロンプトンにGARMINは付けたくなかったりするので。乗馬している時とかカヤック、ダウンヒル、旅行先でちょっと何かアクティビティをする時。手元のボタンを押せばさっとログを取得できるのは嬉しいポイント。


カスタムすればするほど便利

今作から待望の電子マネーに対応した。
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と言うわけで早速モバイルSuicaを導入。
これでスマホを出さずに自販機で飲み物を買ったりコンビニで買い物をしたり輪行することが可能に。ライド中にスマホはバッグに入れていることが多くって、コンビニに入るときに出し入れするのが面倒な時があったりするから、これは地味に革命的。この辺りはアップルウオッチやfitbitでも出来るから今では珍しくないけれど、GARMINウオッチでしか出来ないことがたくさんあってそれが自分に合っているからあえてアップルウオッチは選ばなかった。

アップルウオッチはバッテリーの持ちが悪すぎて即却下。GPSの精度もGARMINは圧倒的に優位。買ってから気付いたけれど、InstinctでもiPhoneの音楽再生やコントロールが出来るし、アラームやストップウオッチも容易にセットできるし、高度計やコンパスも使いやすかったりと、思っていた以上に便利で使いこなしたら手持ちのデバイスの中でも相当優秀な部類に入ることが分かった。


以下、魅力と思ったところまとめ。

・当然、EDGEシリーズ同様にアクティビティプロフィールの編集も可能。表示項目もヒルクライムに特化(高度計、総上昇量表示等)させたり、登山用にカスタムも可能。けどEDGEを使っているときは正直出番があまりない。サイコンなしで走るときに真価が発揮されそう。
・5つの物理ボタン。覚えてしまえば操作性がなかなか良い。EDGE530に似てるかも。このディスプレイサイズでタッチスクリーンにされると、環境によっては操作しにくくて仕方ないから、ここは物理ボタンであるべき。さすがGARMINさんあらゆるアクティビティ下で安定して操作できることを重視しているのだと思う。
・音楽コントロール。スマホを取り出さずに手元で再生や曲送りができるのも地味に嬉しい。
・モバイルSuica対応。電子マネーはiD、QUICPay、モバイルSuicaを導入しているけれど、一番つぶしが効くモバイルSuicaだけでも対応しているのは便利。
・軽い、頑丈。どんな環境でも気にせず使えるタフネスさはさすが。
・コース復帰機能。ログ取り。山の中でも来た道をトレースすることが可能。グラベルライドや登山で安心。
・心拍計が地味に便利。ハートレートなどを装着せずに日常的に測定可能。もちろんライド中のモニタリングも可能で、ログを取っていればライド全体の平均心拍数や強度ゾーン別の分布分析も可能。
・ロングライフバッテリー。一度の充電で1ヶ月弱使えるのは強い。デュアルパワーモデル(ソーラー充電対応)だとほぼ無期限と言われているのだからアップルウオッチは見習ってどうぞ。ただしアクティビティ稼働すると一気にバッテリーが減る。この減り具合が読みづらいのがマイナス点。
・マルチGNSS対応。4システム測位(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)でさすがのGPS精度。軍用に使われるだけある。
・connectIQストアでアプリやウィジェットカスタム可能。今度どんどん強化されるのだとか。
・睡眠スコアモニタリングや心拍計、血中酸素濃度、BODYbatteryなどなど、一通りのウエルネス管理機能搭載。
・そして安い。アマゾンなんかでも2022年6月11日時点でやたらと安い(2Sモデルのみ、3.5万円)。正直、4万円〜4.5万円前後で買えるなら十分に買いだと思う。

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今更になってデュアルパワーモデルでも良かったかも……と思ってるけれど、月に1度の充電くらいはまぁ許してあげよう。

  
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