【ホイール】COGS(コグス)オリジナル手組ホイール DR35TLCX-DB 1,315gを乗り込んでみての感想【ディスク、フックレス、ホールレス】

神楽坂つむり

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先日からとても多くの質問をいただいているので紹介。

私が愛用している手組ホイール。

panaracerAGILEST アジリスト-3
自転車関連の通販をされている「COGS(コグス)」さんのホイールセット。
カーボン、フックレス、ホールレスリム、前後セットで1,300gちょっと。

コグスさんには昔から何度か利用させてもらっていて「痒いところに手が届く」パーツをたくさん扱っていてとても助かる存在。カンパのスモールパーツとか、キワモノパーツとか、あとは普通に必要だけど意外とAmazonとかでも売っていないコアパーツなどなど・・・。

そんなコグスさんが得意とされているのがオリジナルの手組ホイール。


ラインナップを見てもらえれば分かるけれど、ものすごく種類が多くて、リム、ディスクの選択肢はもちろん、リムハイトの違いや重量の違い、ハブやリムの組み合わせ、そして手組みならではの細かいオーダー(フリーハブの種類や、ベアリングの材質指定などなど)ができるということで、最近ではよほど欲しい完組ホイール以外はもう全部手組やそれに準じるホールで良いんじゃないかと思えてきた次第。

特に昔のようなナローリム、リムブレーキ時代と違って、今はホイールの選択肢がとても多く、その割には本当に自分にフィットしたホイールってなかなか出会うことができず。微妙にリムハイトが高すぎたり低すぎたり、あるいは重量が求める数値じゃなかったり、あるいは使われている技術がちょっと追い付いて来ていなかったり。私自身、ホイールセットは30セットくらい試して来たので、そういうワガママが多いのかも、という自覚はある'`,、('∀`) '`,、となると、解決してくれるのが手組み。ワガママ良い放題。クロモリフレームをオーダーしている私なのでその辺りは察して欲しい。要するにワガママなのだ。格好良く言って良いならば、機材に対しての拘りがある、ということで・・・。

panaracerAGILEST アジリスト-1
COGSホイール-1

私がオーダーしたホイールは以下のようなスペック。これはオーダーではなく、最初からそういう仕様で販売されている。

・カーボンホイール
・チューブレス対応
・フックレスリム
・リムホールなし(リムテープ不要)
・フリーハブ選択可能
・ベアリング選択可能

などなど。細かい仕様をここで書いても仕方ないので、商品ページを見ていただければOK。

コグス該当商品ページ

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で、使用感として、簡単に感想を。
ざっと1,000km程度。ヒルクライムやロングライド、日帰りから連泊まで色々なシチュエーションで使ってみた。
車体は主にCOLNAGO C64、たまにTADA車3号機と組み合わせ。
コンポーネントはSRAM eTAP AXSでつまりフリーハブはXDRドライバー。 
タイヤは先日も紹介したアジリストの30CTLRモデルで、当然、フックレスチューブレス運用。
前後空気圧は3.2bar。シーラントは前後ともに60ml注入。

重量

とにかく軽い。このホイールは数字通りの軽さだった。たまに数字上だけ軽くて実際は進まない、軽いだけ、踏み応えがないホイールがあるけれど、ちゃんと軽くて進む。さすが左右非対称リムで、スポークテンションにすごく気を遣われているだけある(メールでのやり取りでも記載されていて、職人っぽくて格好良かった)。私のような弱々貧脚サイクリストでも、踏んだり回したりする限りは縦横ともに剛性の違いで推進力が変わるわけで、おざなりにするわけにはいかないので嬉しい限り。かつてのレイノルズアサルト(リムブレーキ時代)のようなフィーリングを受けた。スイスイ進む。気持ち良い!

乗り心地

これはタイヤ込みのトータルシステムの評価になるからとても難しいと思う。結局、そう、こういうフィーリング的なところって、製品のクオリティもそうだけれど、どんなシステムかによるところが大きいと思う。つまり今回は、30Cのワイドリムで、チューブレスで、フックレス運用と言う部分によるところが大きい。とにかく段差がなくなる。転がり軽い。ってこれタイヤの評価だよね、って言われても「はいそうです」としか言えない。少なくともリムがかなりしっかりしていて、リムの積層も40層、4mmということだから、相当ボリュームがある。薄くてペラペラで軽い系のリム素材は、乗り心地も硬い傾向にあるから、ホイール単体で見てもやっぱり良いんじゃないかと思う。


巡航

めっっっっっちゃ気持ち良い!これは分かる。タイヤ関係なしに分かる話。35mmと言う程良いリムハイトは、結局のところ空力と重量と乗り心地のバランスが一番良い数値だと感じる。昨今のディスクブレーキにワイドリムにワイドタイヤ運用だと50mmハイトもあると剛性が高くなりすぎてよほど空力意識するような速度で走らない限りは、もはやオーバースペックでただ重量が増えるだけのように思えてくる。50mmあると格好良いけれど(重要)。
私は27~35km/h巡航をすることが多く、決して超高速巡航なんてことはしないけれど、長距離を走っていると十分にその性能差は感じる話。このホイールはめちゃくちゃ伸びる!って感じじゃなくて、その速度を維持したままクルージングするのに合っている、と思った。加速が鋭いと言うよりは減速しないと言うか。ホイールはちゃんと転がれば十分と思ってるけれど、軽さも相まって気持ち良く転がってくれる。


その他

細かい点では、リムテープが不要と言うのが実はものすごくメリットに感じている。このために数万円余分に支払っても良いと思えるくらい。完組ホイールでホールレスリムで、かつ先述したいろんなことを満たしているホイールメーカーは残念ながら探しても見つからなかった。ので今回手組みを選択したくらい。ロングライド、ツーリングにおいて無用なトラブルを避けるためにも、変な消耗品を増やしたくない。自分でメンテナンスするので、タイヤやシーラントの管理をする上でも地味に邪魔な存在だったのでありがたい限り。

先述した諸々のメリットのおかげで、疲れにくい、気を使わなくて良い、ラフに使えてしっかり支えてくれる、そういったことを実感した。総じてロングライド、ゆったりマイペースで淡々と走る私にはピッタリなホイールだった。走行性能に関する部分はもちろん採用されている技術やトータルシステムとして見た時にも間違いなく私にとってはベストバイ。良いホイールは、良い旅に繋がる。手組みならではでメンテナンスが必要になれば送ることができるのもありがたい限り。末長く使わせていただきたいと思う。

COGSホイール-3


     

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