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【ロードバイク】COLNAGO CT2が完成したので写真で紹介【Campagnolo組】

神楽坂つむり

自転車, 写真, 機材紹介, COLNAGO,
趣味全開のロードバイクが組み上がりました。

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COLNAGO CT2 チタンカーボンハイブリットバイク

COLNAGOと言えばもう今更語ることなかれ。私自身もうこれで6台目になります。どうしてそんなにCOLNAGOが好きなのかと聞かれると、色々あるけれど一言で言うなら「美しいから」に尽きます。こればっかりは感性的なことなので、これ以上言うこともありません。もちろんハマペイント社の塗装の美しさや、レーシングジオメトリに基づくフレームワークの美しさや、サイズ毎に最適化されたラグ+パイプの美しさとか、細かく書き出すとそれだけで記事が終わってしまうので割愛です。

これまでのCOLNAGO遍歴↓
・C40(HP-STAY,STAR CARBONFORK) 
・C50(ラグドカーボン HP,B-STAY) 
・DREAM(アルミカーボンバック) 
・ARTE(アルミカーボンバック) 
・C64(ラグドカーボン) 

さて、今回はフレームセットで購入してからずっと寝かしていたものを、なんだか気分が乗ったので手元のパーツで組み上げてみました。なので新車と言うとちょっと違う。手元のパーツで組んだので実質無料です。お得。

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COLNAGO CT2 480Sサイズ

コンポーネントは「この時代のフレームに合わせるなら絶対にカンパニョーロ。もっと言うならシルバーしか勝たん」と言うことでケンタウルとアテナを組み合わせました。ブレーキキャリパーだけはライトオンブレーキで、その他ちょっとしたマニアックパーツなんかも。しっかりと乗り倒すために、実用的なパーツばかりで構成。フロントは50-34Tのコンパクトクランクとしてリアは11-28Tスプロケットで、おおよそほとんどの道に対応できるように。びっくりしたのがタイヤクリアランスで、28Cタイヤも装着することができたのは予想外。てっきり当時ものだと25Cが限界だと思っていたけれど。そう言うわけで一昔前のフレームながらも、パーツ構成上では現役バリバリのバイクに仕上がりました。

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CTシリーズでは後期型に当たるフレームで、B-STAYと穴開きチェーンステー、フォースカーボンのストレートフォークを採用したCOLNAGOらしい特徴を持ったバイク。一番の特徴はフレームの素材にあって、前三角はチタン、そして後ろ三角はカーボンというハイブリットフレームである点です。最近でこそあまり見ないけれど、一昔前はこのハイブリットフレームが結構流行っていた時期があって、特にCOLNAGOは「適材適所」の考え方とラグ+パイプという独自の技術から、他メーカーに比べても意欲的だった印象。実際にそのラインナップを見ていると、私が過去に所有していたのも含めて、アルミ+カーボンやチタン+カーボン、さらにはクロモリ+カーボンなんてフレームも世に出していました。どれもこれもセクシーで困る。

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チタン+カーボンの乗り味ってどんなのだろう?と気になっていた。なんとなく乗り心地が良くて柔らかいのかな?と思っていたけれど、実際は乗り心地が良くて、硬い、が正解。ってまぁこれってCOLNAGOに乗ったことがある人なら分かると思うけれど、芯がしっかりしていて、めちゃくちゃ真っ直ぐ素直に進んで、全速度域で癖がない。割と懐が深くって、ペダリングもトルク型でもケイデンス型でもどっちでもいいよ、と言われているような感覚になる。フルカーボンフレームに比べたらやっぱり硬い、と思う。純粋なロングライドならどうだろう、これはもう少し試してみないと分からない。ぶっちゃけ、そこはポジションとフィッティングで8割決まると思ってるけれど。良く言えばマイルドで伸びやか、悪く言えばどっち付かずの優等生。そんな印象をCT2からは受けた。

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けどそんな話は置いといて、とにかく美しさだけでもうなんか満足してしまう魅力がこのバイクにはあると思う。COLNAGOの中ではCシリーズが(というか全ての自転車の中でも)一番美しいと思っているけれど、CTシリーズは結構尖っているデザインだとは思う。それでもこうしてまとまった綺麗なフレームワークに見えるのは、ジオメトリ表を眺めていると納得。緻密に計算された(特にヘッドアングルとシートアングルは極上)数字に裏付けされた美しさみたいなものがある。それでいて規格は割とスタンダードと言うか、シートポスト径は27.2mmだし、BBはねじ切りイタリアンだし、ヘッドサイズは1-1/8だし、とても扱いやすい。自分で組んでいて「シフトケーブルとブレーキケーブルがどっちもあるバイク組むの何年振りだろう…?」と思った。しかも外装。昔はこれが当たり前だったのに、今では無線電動変速に油圧ディスクブレーキなのだから、時代の流れを感じてしまう。

残りは写真をいくつか。

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兎にも角にも我ながら大満足に仕上がった一台。最高に気持ち良く、気分良く、乗り倒して行こうと思う。


     
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