【グリズル&グレイル】CANYONの「グラベルじっくり試乗会 in 京都」に参加してきた話
近畿, 機材紹介, 写真, グラベルライド, イベント,
参加してきました。
キャニオン「グリズル」「グレイル」グラベルじっくり試乗会 in 京都
その名の通りじっくりとCANYONバイクを試すことができる良い機会でした。
物欲が・・・刺激される・・・!
当日の様子をつらつらと。
イベント概要についてはCANYONイベントページで下記の通り紹介されていました。
なるほど面白そう!
完成車の標準タイヤ幅45mm(最大タイヤ幅50mm)。バイクパッキングや荷物の多いライドに対応できるように、フォーク・トップチューブ・ダウンチューブにマウントを装備。また一般的なハンドル・ステム別体型コクピットを備え、用途によって拡張性、カスタムのしやすさが魅力。フレームはカーボン、アルミの両方をラインナップ。サスペンション付きモデルもあります。アルミフレームは、リアキャリアを取り付け可能。
『グレイル』の特長
私自身、過去にもCANYONバイクに乗っていたこともあり、
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キャニオンのグラベルロードバイク『グリズル』、そして『グレイル』にじっくり体験試乗してみましょう!
最近ではたくさんの選択肢が増えてきましたが、グラベルロードバイクと一口にいってもそのキャラクターや味付けはブランドやモデルによって様々です。そこで今回は『グリズル』、『グレイル』の乗り味を体感していただける、「じっくりグラベル体験試乗会」を企画しました。京都のキャニオンジャパンサービスセンターを起点に、舗装路とグラベル(砂利道)の両方を含む試乗コースを3時間前後かけてグループライド形式で走り、途中休憩を挟みながらグラベルの楽しさやちょっとしたスリルを体験いただける機会となります。
今回の試乗会は、2つのコースから選んでご参加いただけます。8:00 集合の中級コース(30km、獲得標高400m)はグラベルを走ったことがある方が対象で、この地域の特色を味わえる多彩な路面、アップダウンを含みます。13:00集合の初級コース(25km、獲得標高100m)はラベル(砂利道)を未経験の方でもOK。ゆっくりペースの方も無理なく走りきれるよう、適宜休憩をとりながら全員(最大10名)グループで最後まで走ります。またキャニオンジャパンのメカニックが帯同しますので、メカトラやパンクのご心配は無用です。
最近ではたくさんの選択肢が増えてきましたが、グラベルロードバイクと一口にいってもそのキャラクターや味付けはブランドやモデルによって様々です。そこで今回は『グリズル』、『グレイル』の乗り味を体感していただける、「じっくりグラベル体験試乗会」を企画しました。京都のキャニオンジャパンサービスセンターを起点に、舗装路とグラベル(砂利道)の両方を含む試乗コースを3時間前後かけてグループライド形式で走り、途中休憩を挟みながらグラベルの楽しさやちょっとしたスリルを体験いただける機会となります。
今回の試乗会は、2つのコースから選んでご参加いただけます。8:00 集合の中級コース(30km、獲得標高400m)はグラベルを走ったことがある方が対象で、この地域の特色を味わえる多彩な路面、アップダウンを含みます。13:00集合の初級コース(25km、獲得標高100m)はラベル(砂利道)を未経験の方でもOK。ゆっくりペースの方も無理なく走りきれるよう、適宜休憩をとりながら全員(最大10名)グループで最後まで走ります。またキャニオンジャパンのメカニックが帯同しますので、メカトラやパンクのご心配は無用です。
なるほど面白そう!
Twitterで見かけてその場ですぐに申し込み。
試乗車は1SKU毎の申し込みだったから、私が見たタイミングでは人気っぽいモデルは早くも埋まりつつあった。
グリズルかグレイルかで迷っていたけれど、二階建てハンドルを試して見たかったから、グレイルを選択。

完成車の標準タイヤ幅45mm(最大タイヤ幅50mm)。バイクパッキングや荷物の多いライドに対応できるように、フォーク・トップチューブ・ダウンチューブにマウントを装備。また一般的なハンドル・ステム別体型コクピットを備え、用途によって拡張性、カスタムのしやすさが魅力。フレームはカーボン、アルミの両方をラインナップ。サスペンション付きモデルもあります。アルミフレームは、リアキャリアを取り付け可能。
『グレイル』の特長
私自身、過去にもCANYONバイクに乗っていたこともあり、
最新モデルにじっくりと乗ることができると言うのはとても興味深かったです。
実際に参加してみての感想としては、予想以上にじっくりと乗ることができた。
よくある「ちょろっと乗って印象で感想を語る」試乗会とは違って、実践的な環境下で試乗することで、CANYON,バイクのポテンシャルの高さはもちろんだけれど、グラベルの遊び方やライドスポットを改めて見つめ直す機会でもあった、と言う点で参加して良かったと思えます。
加えてグラベルライドにおける最適解のヒントや今後の機材選びの参考のようなものを見出すことができたのも大きな収穫。
と言うわけでフォトダイジェストで当日の様子をお送りしていきます。
拠点となるのはキャニオンジャパンサービスセンター。
実は今回まで京都にあることを知らなかった私。
調べてみると自宅から電車を使えば1時間ちょっとでアクセスできることが分かって驚いた。
というか周辺地域、桂川あたりのことは結構知っているし、なんなら桂川サイクリングロードからそんなに離れてもいなくて近くは何度も通ったことがある場所だったから、改めて地図で場所を確認してすぐに場所を把握することができた。
キャニオンジャパンサービスセンターではキャニオンユーザーへの様々なサポートを実施しているとのこと。例えばスモールパーツの手配や、周辺アクセサリ販売のサポート、修理やメンテナンスなどなど。キャニオンといえばその直販スタイルが特徴的なメーカーだけれど、こうして国内でもサポートが受けられるというのは有り難い限り。提携ショップも増えているみたいで、そのようなお店が近くにあれば間接的にサポートを受けることもできるのだとか。
ずらりと並んだ試乗車達。
試乗車と言えどそこは流石のキャニオンで、即実戦投入ができるバイクばかり。
キャニオンの完成車はMTBとロードどちらも買ったことがあるから分かるけれど、正直なところ箱から出してそのままの状態で満足度はかなり高く大きくいじる必要はなかったりする。自分の用途や目的に合ったグレードのものをちゃんと選んでおけばそれこそタイヤやサドルくらいしか変更する場所がないんじゃないだろうか。
今回の試乗車のほとんどがカタログ通りのスペック。他メーカーと比べても抜きん出たコストパフォーマンスをこうして実際に目にすると改めて感じることができた。
一部カスタムバイクもあったりして、グレイルとグリズルの各グレードを思う存分乗ることができるというわけ。基本的には一人一台、申し込み時に希望する車種を選んでそれに乗車するということ。ライド中はずっとそれに乗っていたけれど、休憩時や終わってから、他のバイクも全部乗ることができて大満足だった。
初級コース、中級コースに分かれて、各回10名。
私はせっかくだったから中級コースに申し込んだ。30kmほど、獲得標高3~400mにグラベル込みのルートを走られるとのこと。これだけのコースを試乗すればバイクのポテンシャルも十分体感することができる!
私が申し込んだグレイルCF SLX。GRXのDi2装備。クランク周りを見たら分かるように、スタッフによるカスタムが施されていた。グラベルバイクとロードバイクの中間のような存在で、舗装路が多めのグラベルや荒地ライドに適した軽さと反応の良さ、巡航性能の高さを持ったモデル、ということらしい。
純粋なグラベルバイクとかロードバイクはすでに乗っていてある程度理解しているつもりだったから、こういったどっちつかずのマトリクスの穴を埋めるようなバイクに乗って見たかった。
最大の特徴である二階建てハンドル。
何度か見たこともあったけれど、改めて見るとものすごい形状。
なんとなくエウレカセブンとかエヴァを彷彿とさせるシルエット。
他にもグリズル各モデルもあって、一番気になっていたのがこちらのフロントフォークにサスペンションが搭載されたモデル。30mmトラベルのエアサスで、MTBほどじゃないけれど、グラベル特有の微振動をいなしてくれて、オフロードでもトラクションをかけながら登ったり下ったりしやすくなるとのこと。
で、これは実際にこの後のグラベルで乗らせてもらったけれど、今回一番感動した。レビューやコメントでその性能を目にすることはあったけれど、体感しないと絶対分からないだろう、と思っていて、その通りだった。乗って見たら分かるサスペンションの有用性。問題はメンテナンスとか重量とかくらいで、それ以外はメリットしかないな、と感じた。ロックアウト機能が付いた上位モデルじゃないと音ロードは冗長になりそうだなとも思ったけれど、グラベル上でのパフォーマンスは感動もの。
てっきり振動吸収がメインかと思いきや、それもあるけれど、それ以上にトラクションの良さ、グリップの良さによるメリットが大きかった。荒れた路面の登りでもサスペンションが小刻みに動くことでぬるぬると地面を捉えながら登ってくれるイメージ。うーん、困った。普通に欲しくなってしまった。
ブリーフィングの後にスタート。
乗車しているスタイルを客観的に見ることができるのも何気に嬉しいポイント。
グラベルへのアプローチ。なんだかんだ舗装路率が高い日本ではこのオンロードの快適性とか軽さも大事。本当はニセコグラベルみたいなのが家の近くにあればいいのだけれど。
京都らしい竹林エリアを抜けていく。外国人サイクリストには大いに受けそうな道。
まずは河川敷の砂利道程度のグラベルからウォーミングアップ。
それでもなんとなくバイクのキャラクターが分かって来た気がする。
手持ちのどのバイクともやっぱり違う。
担ぎセクションを入れながら・・・
いよいよ本格的なグラベル区間へ。
試乗車だから攻めすぎないように、と思ったけれど、意外とみんな結構飛ばしていくのを見て私もそれなりに飛ばしてみる。タイヤ幅もあるだろうけれど、フレーム自体、相当振動吸収に優れていることが分かる。いや、もしかするとハンドル?手元に伝わる衝撃はなんだか自分のグラベルと比べても柔らかかい。ハンドリングもクイック。ただ少し腰高なイメージ。面白い!
みんなそれぞれのバイクの特性を確かめるように走っていた。
かくいう私も思う存分試してみた。ポジションや乗り方、踏み方を変えながら、登り基調のグラベルを進んでいく。グラベルを試すにはこれ以上ないコース設定だった。
渓谷グラベルを進んで行って折り返し地点で機材談義。
スタッフさんのカスタムバイクもあったりして、聞きたいことは盛りだくさん。
このタイミングで自分が乗っている以外のバイクも一通り乗ることが出来た。
例えば同じフレームでもサイズ違いだとか
例えば同じフレームのコンポーネント違いとか
同じコンポーネントの車種違いとか
いろんな組み合わせを試すことができる中々無い良い機会だった。
グラベルバイクと一言で言っても奥が深いことに気付く。
舗装路以上にその捉え方は多種多様で遊び方、アプローチの仕方で求められる要件も異なってくる。
だからこそグレイルやグリズルのような一見すると同じような、けれど実際は全然異なるバイクがラインナップに複数あるんだと思う。
MTBが細分化されていったように、グラベルバイクもそういう域に達してきたのだと思う。
グレイルは先述したように純粋なグラベルバイクじゃないことも理解できた。
私が乗っているRIBBLEと比べても明らかに腰高感ある。ホイールベース、ヘッド、シート角の違いと、それに伴うポジションの違いが結構如実に出てた。ハイスピードグラベルというか、舗装路の速度をもっと簡単に上げたい、って時にすごく良いバイク。普通にサイクリングロードをそこそこの速度で流すこともできるし、峠越えのロングライドもできそうな予感がする。まぁ結局は足回り次第なところもあるけれど、そういう意味では一つのバイクでホイールセットを2種類用意、というのがとても面白いバイクだと思う。
二階建てハンドルは、最初てっきり上下段ともに同じように握ることができると思っていたけれど、下段の上ハンドルは握ることができない。握れないことはないけれど、上段に思いっきり手首が干渉してしまう。面白いのはブラケットポジションと下ハンドル〜STIレバー付近の握り込みで、上下段の隙間のスペースに手を入れると、これがピッタリとフィットする。というか挟み込まれるように手が固定される、と言うと言い過ぎだけれど、それに近い収まり感。これがグラベルの荒れた地形を走るときに威力を発揮してくれた。個人的にはもう少し下ハンドルのグリップ部分を長くして欲しいのと、フレア角度が付いていると嬉しい。満点!べた褒め!って訳じゃないけれど、素直にコンセプトは面白いと思う。それに荷物を積む私の使い方を想定すると、上手いこと工夫すればシュラフや着替えをぶら下げたり固定できるかもしれない。
そんな風に色々と考察をしたり談笑をする中で見えてきたもの。
こういう機会ならではの発見だと感じた。
あと純粋にフォトジェニックな感じのロケーションでついつい写真が捗ってしまった'`,、('∀`) '`,、
グラベルライドを一通り終えた後は下界に降りて神社に参拝したり河川敷を走ったり。
終わってみれば大満足な3時間でした。
改めて機材の準備をしたりアテンドをしていただいてありがとうございました。
帰ってきたらちゃっかり新モデルも展示されていて笑ってしまった。
物欲が・・・刺激される・・・・!
うーん、カッコよし。
エアロロード買うならエアロードだよね。
2011年のFELT AR1以来の衝撃。
うーん、置く場所確保できれば・・・。
あと、個人的にかなり好印象だったのが
新型のエンデュレース。
ロードバイクの新しいスタンダードを感じさせてくれる設計。
標準でフロント30C、リア32Cタイヤというのも、納得の軽さと乗り味だった。
グラベルももちろんだけれどロード系ラインナップもどんどん隙がなくなってきてるCANYONバイク。
ただカタログを眺めるだけではなく、こうして実際に触って乗って確かめられる機会の有り難さを改めて実感した1日でした。
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