【フレームバッグ】APIDURA エクスペディション・フレームパック3Lを7年ぶりに買い替えた話【バイクパッキング】

神楽坂つむり

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7年の歳月を経て同じ製品を買い替えるのは初めてかもしれない。

それくらい馴染みがあってその使い勝手に惚れ込んでいるのがアピデュラのフレームバッグ。

もちろん全く同じ製品はもう生産されていなくってモデルチェンジしたもの。

新旧比較も含めて新しいアピデュラのフレームバッグを紹介。
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APIDURA エクスペディション・フレームパック3L

私が自転車旅やロングライド、普段使い含めて最も愛用しているアイテムがこのアピデュラのフレームバッグ。

とにかく使い勝手が良くってあらゆるシーンで引っ張りだこと化している。


フレームバッグとしての使ってみての感想はこちらの記事に書いているので是非ご覧ください。


【フレームバッグ】apidura アピデュラ使ってみての感想 【バイクパッキング】



ただ、さすがに寿命がきたのか、先日、愛媛県を旅しているときにファスナーが壊れてしまった。
アピデュラを始めとしたリアルなバイクパッキングアイテムを日本に普及させた代理店オルタナティブバイシクルズの北澤さんに提案していただいて導入してから7年。7年の間に旅した回数、場所はいざ知らず。よくこれだけ持ってくれたと思う。十分に元は取れた。

と言うわけで買い替えました。
もちろん今回もオルタナティブバイシクルズにお世話になりました。

こちらがその新しいアピデュラのフレームバッグ。
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APIDURA エクスペディション・フレームパック3L。
サイズ自体は旧モデルと同じだけれど、細かいところで色々と進化していることが分かります。

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重量は145g。この手のフレームバッグにしてはかなり軽い。
バッグ類は絶対に軽い方がいい。間違いない。のでこの軽さはありがたい限りです。
ちなみにもうワンサイズ大きいものだと容量が3リットルから4.5リットルにアップするけれど、サイズが大きくなることを避けたかったのと、慣れているサイズということもあって小さいモデルで。

何度か書いているけれど、バッグ類は「大は小を兼ねない」ので。

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そして防水。

ホームページには下記のような記載。

防水性の高いDryシリーズのフレームバッグです。非常に耐久性のあるTPUハイパロン素材が使われており、縫い目が防水加工されています。前方下部にバッテリーケーブルやハイドレ―ションチューブを通す穴があります。」

旧モデルは雨が降ると浸水することがあったけれど、新しいDryシリーズは雨天での耐性も期待できそうです。(とはいえ雨の中走ることなんてほとんどないから私はそこまで重要視しないけれど)

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新旧比較。色味が随分と変わってより暗いトーンに。最近のカーボンフレームにはよく似合いそう。
個人的には旧モデルの淡い色合いも好きだったけれど、この辺りは流行りもあるだろう。

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旧モデル。よくよくみるとボロボロだぁ・・・。
日本はもちろん海外旅でも活躍してくれた。多分100,000kmくらいは一緒に走っているはず。思い出が詰まりに詰まってるので捨てずに取っておこうと思う。

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ボロボロ。それにしても稼働部であるファスナーこそ壊れたけれど、それ以外はいまだに生地破れもほつれもないのが素直にすごいと思う。過酷な環境下での使用だったのに。凄まじいアピデュラクオリティ。


せっかくだからディティールも見ていこうと思います。ちなみに7年前はディスクロードなんてただのオタク機材でした。まともなコンポもまだまだない時代。グラベルロードがようやく登場し出したくらい・・・?

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底部。いかにも耐久性が高そうな素材へ変更されていますが、旧モデルもこうしてみると特に痛んでもいなくて素直にすごいと思いました。

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シートステー側部分。ストラップ取り付け部分が補強されています。
が、やはり旧モデルも壊れることがなかったので、改めてここもすごい。アピデュラすごい。

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真上から見たアングルです。


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進行方向側のフレーム固定ストラップについては、固定部分を二箇所から選べるようになっていました。トップチューブバッグと組み合わせて使用するときに固定部が重複してストラップが上手く巻けない経験があったので、この改良は嬉しいです。

またファスナー部分にも変化が感じられます。
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旧モデルも一応止水ジッパーになっていて、軒下空間がありましたが

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軒下のひさし部分が長くなっていました。
裏を返せばファスナーを開けて荷物を出し入れするときに僅かながらストレスになるかもしれません。この辺りはまたいろんなシチュエーションで試してみれば分かるはず(多分大して気にならない)

内側も見ていきましょう。
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旧モデル。

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新しいモデルは明らかに防水性能が高そうな素材が使われているのと、地味に小物ポケットが追加されていました。家の鍵などを入れておくのに良さそうです。大したものは入らないでしょう。

大まかには以上で、あとは先述した前回の記事通りの性能が期待できそうです。
ただ見比べて感じたのは

・新モデルの方が「マチ」がしっかりしている
・ゆえに容量以上に荷物を納めやすそう
・Dryシリーズとなって防止性能が上がったけれど懸念していたほど生地は厚くなっていない(安心しました
・良い意味で大げさな変化はなし


マチがしっかりしている点が個人的には高評価。
旧モデルはふにゃふにゃだった。柔らかくて折り畳みしやすくって好きだったけれど(遠征時に三つくらいに折り畳んでポケットに入れたりしていたこともある)
実際にちょっと大きめの荷物を入れてみましょう。

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CANONの白レンズがちょうど転がっていたので放り込んでみます。

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おお、すっぽり入りました。
ストレスなくすっぽりです。これならパッと取り出せるからカメラバッグとしても使えるのでは・・・?
ファスナーの開閉もスムーズです。引っ掛かりがありません。旧モデルではちょっときつかったので予想以上に内部空間については改良されているようです。
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まさか中に白レンズが入っているとは誰も思うまい。

と、いうわけで、私のブログに何度も何度も登場したAPIDURAフレームバッグが今度から新しいモデルに変わります。
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間違いなくこれから先また長く活躍してくれるであろうニューバッグ。

ちょっと、心機一転。新品になって晴れやかな感じ。

またたくさん旅をしよう。

APIDURAエクスペディション・フレームパック (3L)の商品ページはこちら(オルタナティブバイシクルズのホームページへ)


  
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