【新年】ちょっと自転車で大阪から京都へ初日の出&初詣ライド【宇治上神社〜藤森神社〜伏見稲荷大社】

神楽坂つむり

近畿, 聖地巡礼, 1day, 写真, 自転車, ,
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ということで2022年1月1日の朝から京都へ初日の出&初詣ライドに行ってきました。
宇治初詣サイクリング-7
極寒の中、初日の出。
大阪をスタートして淀川サイクリングロードで京都まで往復です。
石清水八幡宮→宇治上神社→藤森神社→伏見稲荷大社と初詣にしては欲張り過ぎな正一位神社巡りです。
最初は折り返さずに平安神宮か近江神宮をゴールにして輪行で帰ろうとも思いましたが、どうせなら100km走りたかったので往復ライドです。

カメラはミラーレス一眼レフ CANON EOS M2を持ち出しました。
撮りたい絵的にはスマホでも良かったのだけれど、ここまで寒いとグローブを装着したままだから、やっぱり物理ボタンで操作できるカメラが良い。結果的にはなんだかんだやっぱりスマホじゃ満足できなかったと思うので結果オーライです。

ちなみに私のブログの写真ではデジタル一眼レフ:ミラーレス一眼レフ=8:2くらいだけれど、最近では徐々にその割合もミラーレス機が増えてきました。

走行ログ↑


自宅を出た頃は真っ暗でしたが、徐々に空が明るくなってきました。
宇治初詣サイクリング-1
日の出予想時刻は07:05。
それまでは河川敷をひたすら北上して京都までの距離を縮めておきます。

宇治初詣サイクリング-2
頃合いを見て堤防へ上がりました。
ちょうど枚方医大を過ぎて3kmほどのポイント。
今年は天気も良くたくさんの人が朝から日の出を拝みに来ていました。
宇治初詣サイクリング-3
ちなみに気温は2度。
河川敷はマイナス1度程度でした。
実際に走っていると体感気温はそれよりももっと低く、流石に厳冬期装備でも指先と足先がちょっと冷える。

今か、今かと待ちます。
ほんの数分間でしたが、寒さも相まって、とても待ち遠しかった。


そして07:10頃にようやく
宇治初詣サイクリング-4
登った!

2022年、初日の出です。

明けましておめでとうございます。

宇治初詣サイクリング-6
一気に世界が明るくなりました。
この瞬間がたまらない。
旅をしていると、しばしば日の出の瞬間に出くわすことがあります。
けれど別に旅に限らず毎日こうして普通に毎日見られる光景、、なのですが、やっぱり改めて見るといいな、なんて思ってしまう。

宇治初詣サイクリング-5
高槻方面の山々は雪化粧。
日が出たこの時間帯って一番寒い。本当に寒い。
とにかく走って身体を暖めないと!

宇治初詣サイクリング-8
北上します。
斜めから光が入り、とても美しい堤防ライドとなりました。
見るもの全部が光ってた。

宇治初詣サイクリング-9
河川敷に降りるとこの通りです。
やれやれ。

宇治初詣サイクリング-10
くずは辺りのゴルフコースもゲレンデと化していました。
帰る頃にはすっかり元通りだったので朝だけの光景。

宇治初詣サイクリング-11
岩清水八番宮に立ち寄りました。
朝からロープウエイが動いていた模様。ここも何度か訪れたことがあるけれど、山の中にある神社ということで自然が豊かです。入り口近くの走井餅でもいただきたかったけれど9時からということで断念。寒い身体をどこかで暖めたいけれど、徐々に気温が上がってきたし、まぁ大丈夫か、と先へ。

宇治初詣サイクリング-12
さくらであい館を通過して・・・

宇治初詣サイクリング-13
京都競馬場を横目に宇治川沿いに走ります。

宇治初詣サイクリング-14
ちなみにグローブはホームセンターで買った裏起毛の2千円くらいのすごい暖かいやつです。
自転車用も持ってるけれど、暖かさで言うとこっちのが断然上。
正直なところここまで寒いと機能性とか見た目とかどうでも良くて暖かいことが至上です。

この日みたいに気温差が10度あると、2種類のグローブを用意することが多いです。
着込む系のウエアはなんとかなっても意外とグローブって汎用性がなかったりするものです。

宇治初詣サイクリング-16
40kmほど走って宇治に到着!
1日の朝ということで、いつも以上に静かでした。
宇治はやっぱり静かな雰囲気が似合う。

宇治初詣サイクリング-15
久美子ベンチ初めもしてきました。
キンキンに冷えていて霜が降りてシャビシャビ。

宇治初詣サイクリング-17
例の郵便ポスト。
久美子がお姉ちゃんとやりとりしていたポストもこの時ばかりは年賀状でいっぱいなことでしょう。

ちなみに響け!ユーフォニアム聖地巡礼はもう何度もしているので、最近ではこうして雰囲気を味わいにくるためのものになりました。もちろん今でも大好きです。

宇治初詣サイクリング-18
宇治橋も貸切です。と言ってもここはいつも人が少なくて、お気に入りスポット。

宇治初詣サイクリング-19
さむそー。

宇治初詣サイクリング-20
さて、お目当てである対岸の宇治上神社へ向かいます。

宇治初詣サイクリング-21
もっと雪が積もってるかと思いましたが、これくらい。
今年の寒さはちょっと例年とはレベルが違いますね。と、備忘録的に書いておく。
ブログを続けているとこうしたちょっとしたメモ書きも数年後に読み返すと記憶を呼び起こす一助になって役に立ったりします。
例えば2年前まではコロナなんて言葉はなかったし、10年前の記事を読み返すと電子決済なんてものもなく現金の管理について書いたりしていました。それより前だと紙の地図を使っていたりしますし、カメラの性能も今とは段違いでした。

と、そんなことを書きながら2022年かぁ・・・と今しみじみ実感しています。

さて、宇治上神社でお参りです。
麗奈の言葉を借りると「大人っぽい」神社です。実際私もここが好きな理由がその厳かな雰囲気所以です。
宇治初詣サイクリング-22
しっかりとお参りをして今年のあれこれを願いました。

ここから宇治駅を経由して伏見方面へ。
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秋の気配もまだ残ってたり。

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なんてことない場所ですが、響け!ユーフォニアム好きならピンとくるであろう駅前交差点。

続いてやってきたのは藤森神社です。
ここは勝馬の神社ということで、2021年からウマ娘きっかけで馬の世界にハマりつつ私としては、訪れざるを得ませんでした。馬記事については過去記事をご覧いただければ、それこそ乗馬から功労馬訪問から競馬から色々書いていますので是非・・・。

多くの馬関係者が訪れるそうです。馬主さんや騎手、厩務員、調教師の方々なども参拝されているようです。

宇治初詣サイクリング-25
立派な像も、立派な場所に建てられています。

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フジヤマケンザン号のイラストも掲げられていました。95年の香港国際カップを制した馬です。日本の馬では初めての海外重賞制覇出そうで、なるほど、それはすごい。
絵馬堂には他にもトウカイテイオー、ナリタブライアン奉納などもあり、ウマ娘ファンでも楽しめる感じでした。日本国内でも珍しい絵馬をたくさん見ることができるので訪れる価値はあるかと。京都競馬場では昔「藤森特別」なんてレースもあったそうで。改装が終わって再開したら是非見に行ってみたい!

宇治初詣サイクリング-30
私は馬が好きですが賭け事は程々ということで、とりあえず「みんな安全に」という祈願だけしてきました。いや、まぁ、ちょっとは、でかい馬券当たったらいいなぁなんて願いました。2022年は稼ぐぞ!()

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神社としても大層立派で多くの参拝客が訪れていました。出店も出ていて少しずつ日常が戻ってきた感じがあります。

宇治初詣サイクリング2-1
神馬!
最近では珍しいですね。こうして実際のお馬さんが見られるなんて。
藤森神社は年中行事で馬を使った神事を見ることもできるそうです。うん。それは是非みてみたい。チェックしていこうと思います。

宇治初詣サイクリング2-2
可愛い。

さて、勝馬を祈願した後は、すぐ隣の伏見稲荷大社へ。

宇治初詣サイクリング-33
人、多っ!

さすがです。
例年と違うのは外国人がいないことでしょうか。
観光業界や旅行業界には逆風だろうけれど、かつての日本の観光地って感じがして個人的には有難いです。国内需要と消費をどんどん伸ばしていく方向で成長していければいいな、なんて思ったりします。

個人的に大好きな食堂が年初から開いていたので迷わずに飛び込みました。
宇治初詣サイクリング-32
御食事処「いなり」さんです。
訪れるのはもう4回目くらい?
何を隠そう「いなり、こんこん、恋いろは」で出てきたあの食堂です。

食事いなり0
墨染さんに変身したいなりがお腹を空かしてへばりついていた食堂です。

先ほどの藤森神社もそうだけれど、周辺には墨染、丹波橋、丸太町など、登場キャラクターの名前の由来となった場所がたくさん存在します。かつては聖地巡礼のために毎週のように伏見に来ていたことを思い出す。

当時の聖地巡礼記事はこちら
【聖地巡礼】「いなり、こんこん、恋いろは。」の舞台である京都伏見界隈を訪れてみた【伏見稲荷大社】

宇治初詣サイクリング-31
天丼ではなく親子丼をいただきました。
寒い身体に染みるーーー!
窓越しにたくさんの参拝客を見ながらのご飯でした。ご馳走様でした。

伏見稲荷大社でしかも初詣ともなれば物凄い人の数ですが、私お気に入りのいつもの穴場スポットで心ゆくまで静かな稲荷の雰囲気を堪能しました。
宇治初詣サイクリング-34
相変わらずここは人がいない。

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雪化粧と赤い鳥居のコントラストが美しい。

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この入り組んだ鳥居群が伏見稲荷大社の魅力の一つ。
もっともっと上まで行くと異世界感を味わうことができます。

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新年の厳かな空気の中、初詣ライドを楽しむことができました。

大阪市内までは再び川沿いを繋いで一気に愚直走り。
地図を確認することもなく知った場所を繋いだライドだったけれど
改めてその土地土地の魅力や見所、そして訪れる度に見つかる新しい発見に
心躍る新年一発目にふさわしいライドでした。

今年も良い一年になりますように。



    
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