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【岡山県】ちょっと自転車で瀬戸内海のグラベルオフロード「虫明林道」を走ってきた

神楽坂つむり

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岡山県のグラベル、虫明林道を走ってきました。

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瀬戸内海グラベル、と呼ぶにふさわしい海とグラベルが一体化したユニークな場所でした。

場所は岡山県瀬戸内市。
虫明という土地で、今回グラベルを開拓するまでその名前は知りませんでした。
瀬戸内市とあるけれど、位置的には備前市の海沿いといった方がわかりやすいかも。
ブルーラインから程近く、ただ自転車乗りはなかなか用事がないと来ない土地でもある。

ブルーラインが自転車通行可能だったらもしかすると大阪方面や岡山からもアクセスしやすいのかもしれないけれど。

この辺りも確かに海景色は綺麗で穏やかなんだけれど、この地域一体全部がそうだから、それなら比較的アクセスが容易な牛窓や赤穂、日生が普通のツーリングコースになるわけで、やっぱり虫明まで来る人はそうそういなさそう。


グラベルとは言えルートは結構単純だったので心配なさげ。
虫明ビュー
該当エリアをストリートビューで見れば林道、グラベルがうっすらと目視で確認できる。
ということは鬱蒼とした森の中ではなく比較的景色の抜けが良いルートである、ということが推察できた。


入り口は座標で言うと「34.685947, 134.209656」あたり。
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しばらくは舗装路を使ってアプローチするけれどすぐにグラベル区間へと突入する。

ちなみに入口にはこんな看板が。「迫門の曙」と言うのがベンチマークになっているみたい。
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道路が狭い、と言うこと以外には注意書きはなく、バイクや自転車、徒歩なら大丈夫そう。実際にこの日も平日だったけれどバイクと一台、すれ違った。その人は地元の人らしく、ここにはよく来るのだろう。

「動物に気をつけた方がいいよ」と言われて、ギョッとする。

ギョッとしたけれど、景色の良さ、眺望の素晴らしさの前には瑣末な問題のように思えた。

瀬戸内海沿いのグラベル、何箇所か走ったことがあるけれど、ここの景色の良さはトップレベルだと思った。

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岡山駅から牛窓経由でずっと走ってきたから達成感もひとしお。
夕暮れ時で少し時間を気にしながらだったけれど、それでも時間ギリギリまで堪能したいと思えるくらいには、穏やかで救われるような景色だった。

ちゃんとグラベルで、いわゆるガレ場がなかったのも嬉しいポイント。
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頑張ったら28Cのロードタイヤでも走ることができなくはないけれど、個人的にはやめておいた方がいいと思うし、私は43Cチューブレスタイヤだったから安全マージンを十分に確保して走ることができた。別に無理することに美徳は感じない。

先ほどの海沿いの開けたグラベルはまさに「瀬戸内海グラベル」「瀬戸内オフロード」と呼ぶにふさわしい景色だったけれど一方で後半の景色もそれはそれは素晴らしく、こっちの雰囲気にこそ私は惹かれてしまった。

まさか国内でこんな空間があるなんて!とちょっと感動したくらい。
まるで荒野のような雰囲気。
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枯れた木々の間を抜けるとサバンナ!?と錯覚するような道のひらけ方で、その後は瀬戸内海が目の前に広がる不思議な光景だった。

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岸のギリギリまでオフロードが続いていて、海沿いを走ることができた。
これだけでもかなりユニーク。

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バラエティ豊か、と言う表現がぴったりのグラベルセクションだと思う。
それは景色の変化もそうだし、生えている植物だとか、路面状況だとか、そう言うったいろんなことを総合的に見て。

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もちろんこんなところでトラブルに見舞われたら街が近いとはいえ結構致命的だから、十分な準備がなかったら絶対来たくない。前後一度にパンクしてもリカバリできるくらいは、最低限。

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日本的でもあるし、昔訪れたラオスだとか東南アジアの田舎道にも見える、不思議な空間だった。

周回コースで走ることができたから、ぐるっと回る。
反時計回りで走ったけれど、後半にはよくわからない建物がいくつかあった。
完全に廃墟みたいなところもあれば、県が所有しているインフラ関係の施設もあった。
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夕暮れ時だったから、少し不気味だ。
夜に見たら泣いてしまうかもしれない。
それ以上に泣きたくなったのが野生動物の多さで、バイク乗りの忠告が決して嘘ではないことが身に沁みた。
具体的には立派な鹿が4頭いてそれだけでも結構な恐怖だったけれど、立派な猪がさらに同じくらいいたから泣きそうだった。目の前を横切ることもあったし、つい先日ヒルクライムレース中に猪に真横から突っ込まれて落車する動画を見たばかりだったから、それがフラッシュバックした。

こんな何もないところで猪タックル喰らって怪我でもしたら終了・・・っ!

そんな心配をしながらの後半戦だった。

不思議なもので野生の気配ってものすごく伝わってくる。
草むらに「いる」のがよくわかった。緊張していたというか、神経が尖っていたせいかもしれない。
誰もいない、何もない、自分ただ一人で自然の中に放り出されると、そう言うことがたまにある。

とにかく無事を祈りながら駆け抜けた。

ふと木々の隙間から瀬戸内海の美しい紅葉が見えた時には、なんだか安心できた。
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派手さはないけれど、綺麗だった。

総じて走りやすい道だった。ちゃんとグラベルを走ることができる人ならそこまで苦労しないと思う。
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とはいえ油断していると遭難するから、装備はちゃんと。

あと一部立ち入り禁止区間があるから、メインの道からは外れないように注意しないといけない。
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ただ正直かなり分かりにくい。
方角が分かる目印が何もなく、境界線も当然だけれど目視できないから、どこからどこまで立ち入って良いのかもよくわからなかった。あやしい箇所には近づかないのが無難。

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遊歩道もあるようで、階段コースが整備されているところもあった。
ハイキングでわざわざ来る人は少ないんだろうな、と言う階段の苔具合だった。

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いこいの村は見つからなかった。

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入り口と同じ看板が出口にもあった。「迫門の曙」への距離が1.5kmから5kmに変わっていた。あっちからの方がだいぶ近いみたい。

このエリアの走行15kmのうち、純粋なグラベル区間は7km程度だったと思う。
程よい難易度、アクセスも決して悪くはない、景色は間違いなく素晴らしい部類。
この日はそのまま自走で西片上駅まで走ってそこから大阪まで輪行で帰宅。

今度また訪れてみようと思う。
(その時はせめてもう一人以上の道連れが欲しいと思う程度には動物が多かった・・・。)


    
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