fc2ブログ

【北海道】晩秋の支笏湖と恵庭市のオデコ唐揚げを堪能する1日【#裏馬サイクリング】

神楽坂つむり

北海道, イベント, オフ会, 自転車, 写真, 輪行, ,
先日紹介した #馬サイクリング ですが例の如く前日入りしてサイクリングを楽しんできました。

例の如く、と言うのは私が毎年のように参加している「そらちグルメフォンド」でも恒例だからです。せっかく北海道まで来てイベントやツアー行程だけで終わるのは勿体無い。前日或いは後日も滞在して北海道の未踏の地を満喫するようにしています。

と言うわけで今回は支笏湖方面へ。
新千歳空港からもアクセスが良く、1日あれば楽しむことができるエリアです。

uraumacy-2.jpg
大阪だとこれから秋、と言うのにさすが北海道はすでに秋が終わり冬が近づこうとしていました。

#馬サイクリングについての記事はこちら。我ながら良い記事が書けたと思うので是非ご覧ください。


出発は伊丹空港から!
私が最もよく使う空港の一つで、自宅から自走で来ることができると言う点が強すぎる。
鉄道を使うこともできるので荷物の量に合わせて選択できるのも嬉しい。
今回はいつものように普通の輪行袋で飛行機輪行するので、自走で来ました。
輪行袋はサドルバッグに収まっています。
urauma0012.jpg
出発時間の1時間前に無事に到着。
20分で輪行〜荷物預け入れ〜保安検査を済ませてから空港内をプラプラしつつ目に入った喫茶店で朝ご飯をいただくことに。

urauma0013.jpg
正しい朝食。ハーフサイズで注文してこのボリュームでちょっと焦りました。サンドイッチのボリュームがすごい。


urauma-1.jpg
いつものJALの翼です。総合的に見て航空会社の中ではJALが一番好きです。

今回はずっと晴れていたから飛行機の中からの景色も最高でした。
7割くらいの時間は窓から外を眺めていたと思います。
単純に景色が良いと言うのと、地形を実際に目視することができると言うのもお楽しみポイント。
特に全国旅をした場所を上空から見てその位置関係をおさらいしたり、スケール感を確認することができると言うのは空の旅ならではです。Googleマップの航空写真でも同じような景色は見られますが、眼前にした時のスケールの感じ方は段違い。

urauma-2.jpg
特にこのアングルには痺れました。最高です。
糸魚川静岡構造線と断層の「ズレ」により生まれた諏訪湖、そして富士山まで至る道を一枚の写真に収めることができました。写真には写っていませんがちょうど真下あたりにはアルプスの山々が綺麗に目視できてまた登山もしたいなぁ・・・なんて思ったり。

と言うわけでずっとソワソワしながら北海道入りです。
いつも思うけれど、一旦海を挟んでからめちゃくちゃ大きい大陸が出てきたかのような感覚になる北海道のスケールには毎回驚かされる。キタキタ〜〜〜!とテンションが上がる瞬間です。

そして上空から見る大地は彩度が落ちてすっかり秋の色。
urauma0014.jpg
お邪魔しまーーーーす!

そして今回はけーすけさんご一行がお出迎えしてくださいました。
urauma-3.jpg
お世話になります〜〜〜!

けーすけさん(右から二番目)は私のブログにももう何度も登場されているお人です。何を隠そうそらちグルメフォンドのボスでありリーダーであり立役者でもあります。気がつけばもう5年のお付き合いになりますが、振り返ると毎回ものすごいボリュームのコンテンツを提供していただけています。今回もなんだかそんな予感しかしない・・・!と内心思いながらやってきました。ちなみに今年ロードバイクに乗るのは2回目だそうです。

そらちグルメフォンフォが気になる人はこちらをどうぞ!

鶏キャベツさん、ハンサムさん、しょべべさんとも合流して支笏湖方面へ。

urauma001.jpg
ここからスタートです。
給水ボトルに水を入れてくるのを忘れたのですが「そこの水、飲めるやつです」と言われて無事に補給。普通の公園のランナーとかが良く口を濡らしている蛇口捻ったら水が出るやつですが、これがものすごく美味しい水でビックリした。

今回は「走っても50km」と言うことだったので、レーパンも履かずにアウトドア用のハーフパンツに、上だけサイクルジャージを羽織るスタイルで行きました。最近は100km超えない限りはこんな感じで、場合によっては上も普通のアウトドアジャケットなことが多かったり。

結局68km走ってる件。

urauma0015.jpg
いきなりこの看板はこわすぎるんよ。

urauma0017.jpg
こんな感じで走ります。

urauma-4.jpg
走ってものの数分でこの路面です。

見えねえ!!!
路面が見えねえ!!!

uraumacy-3.jpg
穴どこ!?

支笏湖まで20km弱、ひたすらこんな感じです。
落ち葉の絨毯。
気持ち良い。音が良い。ロードタイヤで枯れ落ち葉を踏み締める時のサクサク感、たまんないです。
ただ見えねえ!!

uraumacy-1.jpg
自転車乗りはすぐ地面に這いつくばる。

urauma-11.jpg
天気がとても良く走るとすぐに身体が暖まりました。
グローブもなしにジャージのファスナーを開けながらの走行。
この季節の北海道だからとちょっとビビってきましたが、なんてことない大阪の冬とほぼ同じでした。
(油断してると本格的な冬で死ぬ)

urauma-10.jpg
晩秋。初冬。そんな季節の狭間を一足先に感じることができました。
澄んだ空気と青空が気持ち良い。


urauma-13.jpg
あとこの辺りはグラベルの宝庫だそうです。
この辺り、というか北海道全体が、です。
ニセコグラベルやグラベルパーティなどグラベルイベントが増えてきているのも北海道というフィールドならではだと思います。そもそも開拓されてようやく全道に道路が行き渡っているとはいえ、点と点と線で結んだだけ、みたいな地方はまだまだ多く、線と線の間に広がる広大な面はまだまだ未開の地です。また、その線にしても舗装の限りではありません。いくらでも走る場所がある、と言える感じでした。

ただ熊だったり補給だったりトラブル時のリカバリだったり、致命傷になりかねない懸念事項がいくつかあるから、準備だけは入念にしないと試される大地で本当に試されて終わってしまうことだけは要注意。

無事に支笏湖に到着しました。
自分でも意外だったけれど、支笏湖初めて!
urauma-15.jpg
どうやら温泉もあるみたいでちょっとした観光地化されているようです。


以下北海道千歳市のホームページより

支笏湖は、およそ4万年前に支笏火山の噴火でできた陥没地に水が溜まって形成されたカルデラ湖です。名前の由来はアイヌ語で”大きな窪地”を意味する「シ・コッ」が語源と言われ、古くから千歳の貴重な水源とされてきました。 長径13km、短径5kmの東西に長いマユ型の湖で、周囲は約40km、最大深度約360m、平均水深約265mと国内では、秋田県の田沢湖に次いで2番目の深度を誇り、日本最北の不凍湖です。水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高く、水質は2018年度まで11年連続日本一に評価されています。
この透明度と水質を誇る支笏湖の澄んだ水は光に照らされることで「支笏湖ブルー」と言われる青色の輝きを放ちます。

また支笏湖の清らかな水は周辺の自然も豊かにしています。オコタンペ湖や苔の洞門、標高1,000mを超える風不死岳、恵庭岳、樽前山など美しく雄大な自然を育み、新緑、紅葉、雪景色など四季折々に表情を変え、訪れた人を癒やし楽しませてくれます。

(https://www.welcome-to-chitose.jp/attractive/shikotsu.html)


水深深っ。
あと周りの山々の雄大さがこの地形を特長付けているなぁと思いました。
樽前山、恵庭岳、風不死岳の存在感がすごい。

urauma-16.jpg
花より団子、ではないけれど、お腹が空いたので補給がてら北海道らしい芋チーズ餅をいただきます。
こんなの近所にあったら毎日食べちゃいそうです。
美味。


urauma-17.jpg
足湯に浸かったり談笑しているうちになんだか雲行きが怪しくなってきました。
今回の行程、滞在する3日間を除いたらその前も後も天気がかなり怪しい予報でした。
ちょっと気圧配置が変わればすぐにでも雨が降ってもおかしくない状況でこの晴れ具合は我ながら晴れ男パワーモリモリ。
とはいえ長く滞在しているとまずそうだったので(みなさん曰く支笏湖の天気は本当に変わりやすく、立地的にも雨が降りやすいのだとか)支笏湖沿いを走ってヒルクライムコースへ至ります。

urauma-20.jpg
お腹いっぱいけーすけさんはここで離脱(´・ω・`)

見る見るうちに雲が動き出しました。
急げ!!
urauma-21.jpg

急げ!!

鶏キャベツさんトレインで!


urauma-23.jpg
速すぎるからやめて!!

ついていくので精一杯!!

urauma-24.jpg
「向かい風で40km/h辛いからやめて!!」

必死でついていきました。

そしてここから先は恵庭市に向かうために峠を越えるそうです。
この時点で最初に伝えられていた「50kmくらい」と言う距離を確実に突破したわけですが、自転車乗りはそういうものなので気にしません。

「どれくらい登る峠ですか?」と聞くと「結構長いかな〜〜〜」と言われたのでこの辺りも察しました。自転車乗りはそういうものなので気にしません。

uraumacrime-1.jpg
つむり、気合いのヒルクライム。


(ちなみに標高600mまで登らされた)

urauma-25.jpg
支笏湖方面は一気に曇り空。反対方向は青空なのに・・・!

さて、ここからは恵庭市までダウンヒルです。

ここでまた鶏キャベツさんがその特急ぷりを発揮します。

私の体感ではカンチェラーラばりに速かったです。
2コーナーで置いて行かれて笑ってしまった'`,、('∀`) '`,、

urauma-26.jpg
おそろしいその背中。

urauma-27.jpg
これは一人旅するつむり。

urauma-29.jpg
これもうマイペースでいいや、と完全にポタリング気分です。

流石にダウンヒルだとめちゃくちゃ寒かったのでモンベルのトレントフライヤーを着込みました。
とにかく大好きなウエアで、私のブログ中の旅での登場率は相当高いです。ゴアテックス製で防水、と言うのもあるけれど、実際には雨天使用というよりは普段使いに近い。こういうちょっと体温調整したい時とか輪行時、観光する時、旅先で休む時、いろんな場面で着込んでいます。シルエットも好き。
それでいて軽量でわずが195gしかありません。そして丸めたらジャージのポケットに収納できるサイズ。ペラペラのジャケット、豪雨で結局ダメになる薄手のレインウエアを持ち出すくらいなら、これ一着でOK、ということで愛用です。もうだいぶ使い込んでいるので、ダメになったらまた買い換えようと思います。

恵庭市まで来ました。
思えばスタートからずっと山の中にいたので、突然街に出て少し戸惑いました。
urauma-31.jpg

さて、恵庭市でやってきましたので、ここも何気に初めて伺いますのは・・・

urauma0018.jpg
山沢仕出し店!

通称、オデコさんの唐揚げで有名な、あの山沢仕出し店です。


過去にそらちグルメフォンド絡みでその絶品唐揚げを口にする機会はありましたが、こうして実際にお店に訪れるのは初めてでようやく念願叶った感じです。

お弁当などをメインでされていますが、唐揚げもメイン張れる美味しさ。専門店に負けないこだわりのお肉と味付けです。間違いありません。差し入れでいただいただけであの美味しさなんだから出来立てはどれだけ美味しいことか・・・・。


urauma-30.jpg
自転車店か!?


urauma-32.jpg
宣伝!
同人誌、置いています。私が作らせてもらった「ふぉたろぐ!北海道そらちグルメフォンド編」です。イベントの様子や北海道の大地、人々、グルメなどなどを収めています。買ってね(露骨な宣伝)
ぱいそんさんの本も置いています。独自のタッチ、情景を想像させるタッチ、構図、そしてストーリー、セリフ。旅好きにはたまらない一冊です。買ってね(露骨な宣伝)

さて、当然ご飯を食べにきたわけですが、注文する際のやりとりがユニークでした。

「何食べますか?」
「何があるんでしょう?」
「そうですね〜唐揚げは味付けが醤油と味噌と・・・あとチャーシューとかつくねとかもありますね」
「迷うなぁ・・・」
「じゃあいろいろ食べますか?」
「それで!」
「量はどれくらいにしましょう」
「そこそこお腹すいています」
「わかりました」

なんだこれ'`,、('∀`) '`,、


で、出てきたのがこちら
urauma-33.jpg
祭りじゃ(^ω^三^ω^)祭りじゃ

写真じゃ伝わらないかもしれませんが、一つ一つがめちゃくちゃ大きいです。
唐揚げ一つでコンビニ唐揚げ3〜4個分には匹敵します。それでいてジューシーで食べ応えたっぷりです。期待以上の美味しさでちょっと感動しました。あとボリュームに遠慮なさすぎて笑ってしまった。

念願の出来立て唐揚げを食べることができて感動しました。
恵庭市までわざわざ食べに来る価値のあるお店であることは保証します。
機会があれば是非!

こうしてこの日のサイクリングは終了しました。
みなさんとお別れして(本当にありがとうございました!)
けーすけさんの自宅にお邪魔します。

札幌市内の地面も秋の終わり。やたらと綺麗だったので思わずパシャリ。
urauma-34.jpg

忘れてはいけないのがこちら。
uraumacy_al-1.jpg
僕らの約束の地。セイコーマートです。

唐揚げてんこ盛りでお腹いっぱいだったけれど、これだけは食べないと北海道に来た!という気分が上がりきらないので必須です。

uraumacy_al-2.jpg
様式美。

こうしてドタバタはちゃめちゃな北海道1日目が終わりました。
明日からは#馬サイクリングということで今日という日が本当にただの序章に過ぎないことを分からせられますが、この時はそんなことも知らずに用意いただいた寝床で就寝。

続く。



    
関連記事
北海道, イベント, オフ会, 自転車, 写真, 輪行, ,

Comments 0

There are no comments yet.