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【北海道】ウマ娘きっかけでリアル馬に興味を持って北海道まで乗馬やら牧場見学をしてきた話【馬xサイクリング】

神楽坂つむり

, イベント, 北海道, 自転車, 写真, 輪行, ロングライド, 聖地巡礼,
#馬サイクリング

謎のタグが昨今TLを沸かしています。

馬、サイクリング。
馬と自転車。
この二つを組み合わせて起こる化学反応。相性の良さから来る新しい体験の在り方。

本州では秋が始まるころ。
秋が終わりを告げようとしているころ。
馬と自転車を求めて、新千歳空港に降り立ちました。

馬サイクリングプロローグ-13
北海道での馬体験記、レポートです。

少し長くなりそうなので、そもそものきっかけ話です。

私は今回「馬xサイクリング モニターツアー」に参加してきました。

馬サイクリングプロローグ-12

「馬」と言うとどんなイメージを持たれるでしょうか。競走馬が、つまりサラブレッドが一般的かもしれません。あるいは体験牧場などで目にする乗用馬を思い浮かべる人もいるかもしれません。

ですが、それらはほんの一部であることが、このツアーに参加して分かりました。
ただただ走る姿を応援するだけでもなく、乗って楽しむだけでもなく、こと北海道においてはそれは開拓の歴史と結びついておりその土地の文化形成と切っても切れない関係であること、経済発展を担う存在であったこと、人にとってなくてはならないパートナーであったこと、そして人と馬の関わり方は多種多様であることなどなど。

馬サイクリングプロローグ-4

実際に牧場を訪れたり、乗馬をしたり、歴史を勉強することでその理解をグッと深めることができました。あと多分と言うか間違いなく馬が新しい趣味になりそうです。(趣味に留まればいいですが・・・)

私なんかはミーハーなもので「ウマ娘」がきっかけでこの世界に興味を持ったに過ぎません。アニメから入ってひたすら2期を繰り返し視聴して、特にライスシャワー回、ツインターボ回(「見事に決めたぞ!逃亡者ツインターボ!で涙腺崩壊)が大好きですが、なんだかんだで最終話の「ユメヲカケル」には何度も泣かされました。チームカノープスきっかけでナイスネイチャやマチカネタンホイザにも興味を持ちました。

馬サイクリングプロローグ-2

ある程度、有名な馬ならそれ以前から知っていました。
例えばオグリキャップ、ディープインパクト、トウカイテイオーなどは競馬ファンじゃなくてもその名前を知っている人も多いと思います。なのに今では何十頭もの馬の名前をソラで言えるようになりましたし、名馬と言われる馬たちの生い立ちや活躍の歴史、同世代の間で繰り広げられたドラマや名勝負、産駒として受け継がれた血統の行方など、気がついたらただただアニメに留まらずに馬の世界そのものに惹きつけられていました。

(20世紀の名馬,Dream Horses2000に挙げられた名馬100頭全部を調べるまでに至とは自分でも思ってなかった'`,、('∀`) '`,、)

史実的にはテイエムオペラオーと和田竜二コンビのエピソードが一番好きだったりする。「テイエム来ないのか!」「2018年宝塚記念ミッキーロケットでの17年ぶりのG1勝利」岩本氏の頑固なまでの弟子を長い目で見て育てようとする姿勢・・・。

馬サイクリングプロローグ-5

競馬って馬と騎手だけではなく、馬主や生産牧場、厩務員や調教師などいろんな人が関わって、いろんな関係性の中で成り立っているスポーツで、だからこそドラマが生まれてそこに人々は惹かれるのだと、私も少しずつ分かるようになって来ました。というか、うん、ここが好きな所以です。

と言うわけでウマ娘きっかけで馬そのものに興味を持つようになり、さらには先日は阪神競馬場で開催された秋華賞を観に行くなど、我ながら順調にその沼にハマっていっていると思います。


幸いにも今のところ良くない方の沼(良くないと言う表現も良くないですが、ずばり賭け事としての競馬)にはどっぷりハマらずに馬を追うようになっています。(とはいえ馬券はやっぱり買っちゃいました(結構ドキドキハラハラ、楽しめる範囲内であればめちゃくちゃ面白い)

そうなってくるといよいよ次のステップ、牧場見学や乗馬も気になってきます。

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私は昔からこう言う性分なので、気になったら我慢できずに好奇心に任せて動いているうちに気付いたら趣味が増えている、遊び方が散らかる傾向にあります。ツアーが終わってこうして自宅で文章を書いている私ですが、今日もサイクリングをした後で阪神競馬場に馬を観に行って来たところです。(京都ジャンプSJ,G3、ケンホファヴァルト、単勝一点買いが的中してホクホクしてる)(ドグマ頑張った!)

そして「馬の聖地」とも言える場所が北海道です。そこで本ツアーの登場です。

北海道と一言で言っても広いですが、特に今回巡った日高地方や十勝地方は、数多くの名馬を生み出した牧場があり、観光地化されている馬関連施設もあれば、純粋に産業として運営されている施設、牧場も物凄い数、面積で展開されています。

また、今回訪れた場所はそれらのほんの一部であり、惜しむべくは近くまで行ったけれど時間の都合上、全部に立ち寄っていては一週間は余裕で時間がかかってしまう!と言うくらいには魅力的な場所が多かったです。馬の世界を語り学ぶ上ではやはり北海道に行くしかありません。

それくらい密度の濃いエリアを巡り、馬を知り、馬を愛で、馬に触れることができるのがこの「馬xサイクリング」

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具体的には牧場見学から始まり、馬車体験餌やり体験功労馬訪問引退馬のお世話体験、さらには乗馬、ホーストレッキング、昔の厩舎を改築したホテルでの宿泊、温泉、さらには帯広競馬場でのばんえい競馬観戦と、もうこうして書き出しているだけでカロリー過多のツアーがこの#馬サイクリング

また、今回は馬に関するプロフェッショナルな人も帯同しており、正しい馬との触れ合い方やマナー、ルールについて学ぶ機会でもありました。昨今の馬ブームで実際の牧場を訪れる人も多いと思います。特に行動規制が緩和される来年以降、その数は必ず増加し、少なからずルールやマナー関連でのトラブルが起こることも予想できます。故意にしろ、無知にしろ、過失にせよ、そういったことが起こらないような啓蒙活動にも繋がれば幸いです。みんな純粋に楽しみたいはず。

もちろん北海道といえばツーリングの聖地でもあります。自転車旅では私自身も何度も訪れていますが、何度訪れても新しい魅力が見つかったり、今までにない経験ができたりと、ただただ楽しいだけではなく、旅が終わるごとにまるで新陳代謝されるような感覚。

馬サイクリングプロローグ-6

今回訪れた日高〜十勝地方も美しい丘陵地帯や海岸線が広がり、特に十勝地方はナショナルサイクルルート、「チカプチ400」としても登録されているくらいサイクリングに力を入れている地域です。

〜以下トカプチ400紹介ホームページより抜粋〜
「日本最北端の都道府県であり、特有の気候や風土をもつ北海道。トカプチ400は北海道東部に広がる十勝平野を8の字に結んだ、400㎞の基幹ルートです。
十勝地方は、帯広空港を空の玄関に、西に北海道唯一の山脈である日高山脈、東には雄大な太平洋、そして山脈から海へと流れる十勝川や湖、温泉など、広大かつ豊かな自然風景があります。日本最大の食糧基地と呼ばれるにふさわしい肥沃な大地に広がる農業・酪農の風景があります。土地が生んだ風土や魅力的な産品を活かし伝える人の営みの風景があります。そしてすべての風景のスケールの大きさが、十勝を走る人々を驚かせ、楽しませます。」


そして北海道を旅していると嫌でも牧場に出会います。けど、それまではただただ「牧場があるな〜」で終わっていました。今は違います。その土地の文化や歴史をひっくるめての馬文化を知った上で走るその土地は、何も知らない時とはまるで見え方が異なっていました。

ここに、馬と自転車と言う二つのジャンルをクロスオーバーさせる価値があると感じました。

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今回私が参加したのはモニターツアーですが、来年以降、本格的なツアーとして用意されるとのこと。
ぶっちゃけ今回かなり駆け足で回ってしまって時間が足りないと感じたから本ツアーが用意されたら普通に参加してみたい・・・'`,、('∀`) '`,、
それくらい内容盛り沢山です。本当に。
馬好きは泣いて喜ぶ内容になっているし、馬にちょっと興味がある人は馬が絶対好きになると思うし、別に今のところ興味も何もない人も興味を持つきっかけになると思う。

さて、というわけで今回は登場人物や関連団体が多種多様です。
次回以降、具体的な詳細レポートを書いていこうと思いますが、ちょっとネタバレ含めて以下紹介。

【登場人物】
参加者:マラソンサニーさん、鶏キャベツさん、natsuさん、kaoriさん、神楽坂つむり
企画:小川さん
ツアー企画・ディレクション:けーすけさん
カメラマン:西野さん
アテンド:しょべべさん

【関連団体】
メムアースホテル
株式会社ノーザンホースパーク 
遊馬らんどグラスホッパー
とかち馬文化を支える会(資料館説明)
帯広市農政部ばんえい振興室(競馬場内撮影許可等)
帯広市経済部観光交流室観光交流課(帯広競馬場関連各調整)
株式会社フォトフィールド(スポンサード)

うーん、ボリューミー!
ありがたし〜〜〜!

ってこうやって書くとめっちゃお堅い雰囲気出ちゃうけれど、ご安心ください、いつものつむり旅です。
普通にサイクリング楽しんだし、旅としてのレポートに仕上がる予定。
ボリューミーなだけあってどうやってまとめようか迷うところですが、いつも通り、魅力を最大限伝えられるように等身大の目線でお送りしたいところ。

次回、「裏馬サイクリング〜支笏湖編〜」

続く!

   
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