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【九州旅】雄大な阿蘇を抜けて別府へ至る自転車ツーリング【熊本阿蘇〜九重〜別府〜大阪】

神楽坂つむり

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知らない天井だ。

自転車旅も何日目かになると身体が慣れてくるのか、この日は起きた瞬間から旅の頭になっていた。自宅と勘違いするような寝坊気頭ではない。それはもしかすると良質な睡眠のおかげかもしれないし、美味しい晩ご飯でしっかりと回復したからかもしれない。

あるいは今日が景色的にはハイライトで昨夜から楽しみだったから、かもしれない。
九州旅day3-26
阿蘇から始まる絶景旅。そして今日は最終日。

昨日洗濯したウエアは完全には乾いていなかった。絞りと水切りが足りなかったのかもしれない。あるいは阿蘇の気温が低いせいかもしれない。とりあえず少しでも乾くことを願って部屋干ししたまま、とりあえず朝ごはんをいただくことに。

昨夜の晩ご飯の豪華さからして、ちょっと期待しちゃったけれど、期待以上の朝食をいただいてしまってとても丁寧な朝だった。
九州旅day3-1
朝から美味すぎた!!

ペンションロワさん。大変お世話になりました。
満足度半端なかったです。阿蘇旅するなら間違いなくおすすめできるお宿。
ちなみに自転車は屋根付きのガレージに入れさせてもらうことができました。

九州旅day3-2
3日目、スタート!
さて、この日、まず向かうのは大観峰。
阿蘇随一の絶景ポイントであり、別府方面へ抜ける道路上の立ち寄りスポットの一つでもある。

早速ヒルクライム!の前に、どうしても立ち寄りたい場所が道の駅阿蘇。
RIDE AID IN ASOイベント時のハブスポットであり、お世話になったことがあったから。
というのと、その時にお世話になった方達が参加するカペルミュールのイベントがあって、その集合時間が見事に私たちの行動時間と合致したから。

当時のRIDE AID IN ASOの様子はこちら

というわけで道の駅に行くと早速知った顔の方達がいらっしゃってテンションが上がってしまった。
お久しぶりです!なのに久しぶりな感じもあまりしない。
記憶が鮮明だったっていうのもあるかもしれない。
RIDE AID IN ASOはそれくらい私の中で印象深いイベントだった。
イベントというと少し違うかも。そういう日々だった、って言ったほうがいいかもしれない。
数日間の滞在で阿蘇を大好きになってしまった。

#RIDEAID #rideaidinaso #papicross

九州旅day3-5
この日はカペルミュールイベント。
予想以上にたくさんいらっしゃって、この自転車もほんの一部。
なぜか記念撮影会が始まってしまって、たくさん写真を撮っていただきました。

九州旅day3-3
お久しぶりでした!
また必ず遊びに行きます。
楽しみにしています。

九州旅day3-4
「これ本当に美味しいから食べてみて!」
とお土産までいただいてしまいました。
実際に食べると、うん、これは一気に食べてしまうくらい美味しかった。
栄養満点っぽいし、味も良いし、おやつにも補給食にも良い。
ありがとうございました!

さて、大好きな道の駅阿蘇を出ればすぐにこの景色が迎えてくれる。
私が阿蘇が好きな理由が目の前に広がっていた。
天気も申し分なかった。
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秋の訪れを感じさせる彼岸花と田園風景。
夏にも晩秋にも来たことがあるけれど、訪れるたびに違う表情を見せてくれるから何度来ても飽きることがない。
自然景観の有り様によって季節ごとの表情の変化も決まる。
阿蘇はカルデラ、農業、畜産、そして巨大な盆地、外輪山といったさまざまな要素があるけれど、そのどれもが四季折々で変化していく。その様が面白いと思う。

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外輪山のスケール感に圧倒されながら田園風景の中を走る。

※これからヒルクライムをしてあの外輪山の上部分まで登る

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草千里、阿蘇中岳方面は今回はスルー。
この一ヶ月後に阿蘇山で大規模な噴火が発生するとはこの時は思ってもいなかった!
(けど阿蘇では噴火は割と日常茶飯事だったりもする)

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平野部から外輪山上部まではおおよそ600mUP。
標高1,000mを越えるおかげで、ひんやりとした空気を味わうことができる。
10年前にツーリングした時は確か1月だったと思うから、今思うとよくそんな時期に走ったなぁと思う。装備も知識も経験も今と比べると全然だったのに。

さて、外輪山を登ったら向かうのは定番スポット、大観峰。
観光客は間違いなく訪れる場所。
これまでのツーリングで観光地と呼ばれるメジャーな場所はほとんど訪れたことがあるから、最近ではいちいち立ち寄らずにスルーすることが多い。その分のリソースを他のディープな場所に当てて旅の深みを出していくスタイル、だけれど今回は立ち寄らざるを得ないというか、ここである人と待ち合わせをしていた。

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もしかしてこーへーさんですか!??

これまた久しぶりです。こーへーさん。私のブログに登場するのはもう何度目か分からない。初めてお会いしたのは白川郷だけれど、それがきっかけ、なのだろうか。その後も何度もご一緒することになる縁に。淡路島、琵琶湖、伊勢、北海道、九州各地、瀬戸内海各地と、振り返れば何度か本当に分からないくらいだけれど、その理由としてはお互いのフットワークの軽さにあると思う。

今回もTwitterで連絡が来ていた。
要約すると
「行程次第ではどっかで迎撃するからよろしく」
というものでした。

結論から言うとこの大観峰で落ち合うことに。
福岡に住んでて自走でここまで走ってきてジャストオンタイムで現れるフォロワーナニモンだよ…((´゜ω。`))ブルブルッ
と言うわけでここから先は3人旅へ。
終着点である別府港までツーリング開始!
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photo:ko-he-

道の駅阿蘇にいる時に教えていただいた週末限定の移動販売車が現れるという知る人ぞ知る絶景スポットへ行ってきました。普段は閉鎖されていて入ることができないそうです。

扇谷展望台跡。跡、と書いてあるように、ずっと閉鎖していた模様。

「人が多い大観峰よりこっちがいいよ〜!」
と地元の方がおっしゃっていたので間違い無いんだろうな、と思っていたけれど、本当に間違いなかった。素晴らしい眺望でした。
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阿蘇のスケール感。半端ない。

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噂に名高い「蛇の道」もこうして真正面に対峙することができます。
自転車で絶対に登りたくないし、それ以上に下りたくない。
目測でも余裕で斜度が20%超えちゃってる。

絶景展望台を後にしてここから先はやまなみハイウェイをひた走る。
ただただ気持ちの良い景色を堪能するだけの時間。
由緒正しいツーリング。
そういえば最近こういう分かりやすい景色の良い道を走っていなかったから逆に新鮮だった。

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photo:ko-he-

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やまなみハイウェイ。
何度走っても気持ち良い。
とにかく眺望が良い。
はるか先まで景色が続く。その様を目の当たりにしながら、走ることができる。
草原の中を突っ切る道路を走ると言うのは、国内でも結構珍しい。
高い樹木がないからこその抜けの良い景色。
そして路面状況も良く、信号もない。ストレスフリーで走ることができる。

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道中、道の駅でソフトクリーム補給。うまー!でした。

さて、ここからはさらにもう一息入れて登る。
目指すは標高1,330mの牧ノ戸峠。
朝から登り続けてきた道もようやく終わりを見せようとしていた。

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登りながらも最後まで飽きることがない景色。
まるでヨーロッパの丘陵地帯を走っているかのような感覚。
熊本県は海から山まで景色の変化がものすごい。
天草、熊本市内、阿蘇の写真を並べて見せてそれが同じ県だと思う人もそうそういないと思う。

斜度はそこまでキツくない。
だからマイペースで登りさえすれば気づいたらたどり着くことができた。

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photo:ko-he-


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牧ノ戸峠クリアー!!!

そしてここ、まさに10年前に訪れたことがあった。
思い出した。
私はここを見たことがある。
当時の写真を引っ張り出してきた。

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初のカーボンバイクであるFELT F5にあさひで買ったシートポストを装着して、そこに荷物一式を全部括り付けるスタイルで走っていた。1月だからか雪が写り込んでいる。

当時のこともブログ記事に残っていた。
こうして自分の記録を思い返すことができるという点で、ブログを続けていて良かったなぁと最近よく思う。ただの備忘録として始めたけれど、こうして色んな人に見てもらえるのも、なんだかんだ嬉しい。

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さて、定番スポットである長者原に到着!
もはやここは停まって写真を撮らずにはいられない。
雄大な山々へ続く一本の道路。この構図のダイナミックなこと・・・。

ここでこーへーさん
「ちょっとあそこまで行って戻ってきてもらっていいすか!?」

つむり
「了解(いつものやつだ)」

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photo:ko-he-
自転車×写真クラスタは良い絵を収める為に同じ道を往復させがち。

そんなこんなでここでわちゃわちゃしてると、数分前にすれ違った爽やかなサイクリスト2名が折り返してきた。
「往復練習でもしてるのかな・・・」
と思って見ていると突然声をかけられた。

「もしかしてつむりさんですか??」

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まさかのもしつむいただきました。
こんなところで!!
熊本市内から走って来られたと言う二人組サイクリスト。

「つむりさんがTwitterでこのあたりにいるって聞いてたからもしかしたら会えるかも・・・って思ってました」と言うことで、いや、お声がけいただいてありがとうございました。
本当に偶然。ってまぁ道が少ないからどこかですれ違うことは確かにあるけれど、これがちょっと前のタイミングならダウンヒル中だったわけでそうなるときっとこうして会うこともなく終わっていたと思う。ちょうどここで停まっていたから・・・と思うと不思議な縁。
旅の出会いに感謝しつつ、リスタート。

して間もなく到着したお店でお昼ご飯をいただくことに。
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牛ー!丼ーーー!!
熊本県、食の宝庫。阿蘇といえば牛。ジャージー牛。お肉。美味しい!(語彙力の低下)

お腹いっぱいになってお店を出たところで、思い出しました。
このアングルで思い出した。
店内でご飯を食べている時は全然だったのに。
ここも10年前に訪れていた。
こうして見比べるとちょっとずつ変わっているところもあるけれど(木が生長してるのがよくわかる)

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10年前。

九州旅day3-31
今。

旅の思い出に浸りつつ、新しい思い出を刻む旅。
こうしてるうちに気付いたら人生終わるんだろうなぁ・・・。
これだけ好きに生きてたら、死に際にはきっと後悔することもないだろう。

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今回は3人旅。ひとり旅とは違う良さをもたらしてくれる。

そしてたどり着くは湯布院。由布院。
観光地化に成功した街。
地図で鉄道の湾曲具合を見ているだけでも過去の試行錯誤がよくわかる。
かつての寂しい時代を知っていると余計に感動してしまう。

九州旅day3-34
残念ながらこの日は由布岳を見ることができなかった。

当時のツイートは残っていたけれど、まさかのツイピクだった。
リンク先のURLをコピーして貼り付けたら一応まだ見ることができた。

由布院ではこれまた今朝道の駅でおすすめしていただいた「ぷりんどら」をゲット!
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名前の響きだけ聞いてあとは現地で走りながら探していただものだから、無事に発見できて良かった。冷蔵の温度が低すぎたのかちょっとシャリシャリしてたけれど、程よい甘さと生地のふわふわ感相まって良い補給食となりました。ごちそうさまでした。

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こーへーさん一押しのコロッケもいただくことに。
これが本当に美味しくって、普通に一人一個でも良かったな、と後になって思った。
今度訪れた時はたっぷり堪能しよう。

さて、ここから鶴見岳に向かってのヒルクライムとダウンヒル。
これが今回の九州旅最後の文字通りの山場。
別府側からは登って頂上で折り返す、と言うのを去年にやったからそんなに新鮮味はなかったけれど、それでも眺望の良さで期待値は相変わらず高い。

のだけれどなぜかここで雨に降られるという罠。
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いやまぁこれはこれで幻想的というかローキーな雰囲気で絵にはなったから良いんだけれど、どうせなら最後まで晴れてて!って思った。

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photo:ko-he-

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けどこの美しいコントラストを見た瞬間に「あ、ラッキー」と思ったのだから現金である。
実際、雨雲の隙間から太陽の光が差し込んで由布院の町が照らされる様はとても幻想的だった。

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急に気温が下がったのとダウンヒルということでジレを着込んで別府しへ凸する私(photo:ko-he-)

さて、最後の絶景を堪能した後はいよいよゴール地点、別府!
なんだかんだ途中でゆっくりしすぎたせいで、思ったよりも時間がない!!!(フェリー出港時間まで1時間程度)
けど温泉は入りたい!!
だってそこら中から湯気が出てるし!
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と言うわけでこーへーさんに頼って「温泉入りたい!」とリクエストだけをしてあとはアテンドしてもらう始末'`,、('∀`) '`,、(ありがとうございました!)
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フェリーの中にもお風呂はあるけれど、せっかくだからね。
大分県に来て温泉入らないとかないからね。
とても気持ち良かったです。

さっぱりしたところで、フェリー乗り場へ。
あとはフェリーさんふらわあが大阪まで連れて行ってくれる。
大分別府港から大阪南港までを繋いでくれるこのさんふらわあ。
大阪に住んでいて使わない手はない。
夜に出港して朝に着くから時間も有効活用できるしね。

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こーへーさんにこの場所でこうして写真撮ってもらうの何度目かの気がする(photo:ko-he-)

九州旅day3-43
こうして九州旅が終わりました。

福岡県の博多駅に新幹線で到着してから・・・思い返すといろんな場所を巡った。
最後にルートをまとめたので是非ご覧ください。

九州旅day3-46
甲板から離れ行く九州を眺める。
今回も良い旅でした。

食堂でバイキングをいただいて、ベットで就寝。
4人のツーリスト部屋だったけれど、貸切でした。
旅の終わりのフェリー、筆舌に難い余韻感が毎回たまらない。
飛行機や新幹線とはまた違った時間の流れ方と感じ方。
旅の余韻に浸るのにはフェリーはやっぱり最高だと再認識した。

九州旅day3-50
無事に大阪に到着。
都会の喧騒に一気に引き戻されながらも、心はどこか九州のまま自宅までウイニングラン。
こうして秋の九州旅は終わりました。

旅の行程振り返り。
九州旅day3-49


1日目 博多〜三瀬峠〜佐賀〜祐徳稲荷〜嬉野温泉
2日目 嬉野温泉〜彼杵〜雲仙〜島原〜熊本〜阿蘇
3日目 阿蘇〜九重〜由布院〜別府〜(フェリー)〜大阪

また次の旅へ。
終わり。


   
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