【グラベル】ちょっと自転車で兵庫県丹波市〜朝来市のロングダートを満喫してきた話
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「週末グラベルどう?」

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って感じで誘われたのでホイホイついていったら最高のグラベル体験をしてしまいました。
今回の舞台は兵庫県の丹波市〜朝来市です。
丹波といえば私が愛用するタイヤメーカー「パナレーサー」のお膝元。
TADA車の故郷、自転車工房エコーがある三田市から程近いと言うこともあり
何かと縁を感じる地域でもあります。
今回はそんな丹波市にある道の駅あおがきを基点とした周遊ルートで日帰りのグラベルライドを堪能してきました。そう、「堪能」と言える程度にはとても上質で満足度が高い1日だったので、こうして備忘録としてブログに残す次第です。
丹波地方は兵庫県の中央付近に位置していて、南北方向では瀬戸内海に行くよりは日本海に行く方がちょと近い、くらいの場所です。
名産品としては栗、黒豆、蜂蜜、そしてジビエ料理など。
昔この辺り農家民宿で頂いた牡丹鍋がとても美味しいことを思い出しました。
実は大阪からほど近くそれでいて「その土地のもの」を楽しむことができる場所ということで、田舎暮らしに憧れる人にも最近人気が出てきている場所です。
ハブステーションとも言える篠山口駅であれば新大阪から1時間ちょっとです。
輪行して走り回るにも良い場所です。

今回はお誘いを受けたのでせめてもの役割ということで気合を入れて一眼レフカメラを背負って行きました。オンロードなら平気だけれど、流石にグラベルライドとなると一眼レフカメラを背負った時の身体へのダメージはちょっとしたもの。
具体的には愛用しているCANON EOS6D mark2にEF24-105mmレンズを装備した状態でおおよそ1.4kgの重量物を背負って走ることになります。
結論から言うとそれでも平気だったけれど、流石にダウンヒル中は腰回りへのダメージを感じました。
かといって自宅に置いていく選択肢などなく、おかげで良い写真がたくさん撮れて備忘録を残すことができたので結果オーライです。
青垣峠というなかなかハードな峠を越えました。
なかなかハードです。
久しぶりに息が上がりきりました。
国道427号線から入って国道429号線に該当する峠ですが、どう見ても国道に見えない。
コースプロフィールとしては距離5.2km、標高差405m、平均斜度7.8%です。
東から西に向けて登ると後半になるにつれてキツさが増す嫌らしい峠で、ラスト1kmは斜度12〜14%。
今回の参加者は全員なかなかタフなメンツでしたが、全員息が上がるほど。
私も久しぶりに追い込んだ気がして、気持ち良かったです。
さて、休憩がてら機材撮影をしたのでこれも備忘録として残しておきましょう。
@nowoll Ridley kanzo fast
@sekiyu_works___ Cannondale topstone carbon
@wondergeppe Surly midnight special
@tsumuri_f5 Ribble gravel al
偶然にもカーボンからアルミ、クロモリまで各素材が揃いました。
同じ場所を走るにしてもそれぞれのパーツアセンブルやポジションが違っていてとても参考になりました。
全員ファッション的にもスタイルが確立されていて見ていて気持ちが良かったです。
何より機能的だった、ので。
グラベルライドとなるとどうしてもオンロードセクションが冗長になりがちですが、今回はそこも一切無駄がなかったのが良かった。
丹波地方にも見所がある、というより丹波地方だからこその見所のようなものを垣間見ることができて、網の目の隙間を旅することの面白さみたいなものを再認識することができたのも大きな収穫。
特に黒川ダム〜多々良木ダムについてはダム好きとしてもたまらない光景を目にすることができてこれだけでも大満足。
だけれど本番はこの辺りから。
いよいよ本格的なグラベルセクションに突入。
タイヤの空気圧を下げてグリップ向上。
この辺りのことを自然とできるメンバーが集まっていた。
ちなみに私は滅多に空気圧を途中で変えることはない。
今回は前輪2.4ber、後輪2.7berでセッティングしてきた。
43Cフックレスリムのチューブレス運用だからこそ。
踏み固められた程よいグラベル。
自動車も通るくらいの幅があってライン取りもしやすくて、おお、これはたまらないな、とテンションが上がってしまう。
舗装路でグッと標高を上げたものの、まだもう少し登る、登る、登る。
ダンシングをすると後輪が滑る程度の荒れ具合。シッティングだったら大丈夫。
だけれど体幹を意識しないとスムーズに登ることができないから、身体全体でコントロール。
これが楽しい!
photo:@nowoll
photo:@nowoll
photo:@nowoll
photo:@nowoll
登った後は下りのご褒美です。
安全マージンを確保しつつ、前輪のグリップだけは抜けないように。
機材の性能がいかんなく発揮されているのを実感できます。
決して速く走る必要なんてない。スリッピーな状況と眼下に広がる丹波地方の美しい山々と、スリルと楽しさと目に入ってくる景色とで、脳内物質がガンガン分泌されていくのが嫌でも分かった。
長い長いダウンヒルを終えて、総距離13kmのグラベル区間が終了。
久しぶりに腕がプルプルになってしまった。
教えてもらった昔ながらのラーメン屋さんで絶品チャーシューをいただいて、帰路途中ではクラフトビールをお土産に購入して無事に帰宅。
素晴らしい1日でした。
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