【滋賀県】ちょっと自転車で余呉湖を一周サイクリングしてきた【ブロンプトン】
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滋賀県で湖と言えば、真っ先に思い浮かんでくるのが琵琶湖だけれど
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実はその北側に、大きさは琵琶湖の比じゃないけれど、自転車で一周するならこの上ないくらいお手軽な湖がある。
ので、折り畳み自転車でちょろっとサイクリングしてきました。
その湖の名は、余呉湖。
余呉湖は小さい。
どれくらい小さいかというと、歩いて一周しても1時間20分くらい。
自転車だったらシティサイクルでも30分〜40分あれば十分だと思う。
琵琶湖はフルで一周するとおおよそ200kmなのに対して余呉湖はその距離わずか6.8km。
なんと琵琶湖比1/30サイズ。(琵琶湖が大きすぎるのもある)
ロードバイクで真面目に走ったら15分くらいで一周しまいそう。
ちなみに琵琶湖を6時間で走り切る化け物もいるらしい。
だから今回は余呉湖に合った自転車ということで、折り畳み自転車、ブロンプトンで走ってきた。
それにもう一つの理由として最寄駅の余呉駅まで輪行したかったから。
そう、余呉湖は駅から近い。
それだけ聞くとアクセス良好!って感じがするけれど、余呉駅がそもそもマイナーだし、電車の本数も少ないローカル感溢れる駅だから、駅近だけれど駅に着くまでにすでに旅気分を味わえてしまう。
でもありがたいことに新大阪駅からは乗り換えなしで直通しているからとても便利だった。
JR京都線新快速近江塩津行き乗りさえすればOKなのだから。
毎度思うけれど、新快速、もはや特急列車といってもいい。
ふと気になって調べてみたら運行距離は133kmで、1時間54分で到着する。
朝起きて、身支度をして、駅に向かって自転車を漕ぐ。
改札口の横で自転車を折りたたんで、袋に詰めて、そのまま電車に乗る。
あとは車窓を楽しみながら、2時間弱の電車旅。この時間が、たまらない。
少しうとうとする時間もあったりしながら、余呉駅に着いたのは午前10時すぎ。
朝の空気、というには少し時間が経っていたけれど、それでも電車のドアが開いた瞬間に感じた空気は、清涼感にあふれていた。
自然の匂い・・・。草とか、森とか、山を連想させる、あの自然の匂いを、ホームに降り立った瞬間に感じることができた。
駅はとても小さく、乗っていた電車が過ぎ去るともう何も残っていなかった。
一緒に降りたのは数えるほど。5人くらいだったと思う。
雑音がないせいか、過ぎ去った電車の音が、随分遠くからもまだ聞こえていた。障害物が少ない。
その人たちも私が写真を撮っている間に姿をなくして、駅のホームに一人。
なんてことないけれど、贅沢な時間だ、と思う。
こういうのが、この時の私にはちょうどよかった。
線路を越えて、駅舎を通過して、駅を出た。
最近はこういう駅でもちゃんと交通系IC対応の電子タッチが設けられているから助かる。
導入された当初、私はいち早く電子対応するために、デバイスと環境を整えたのだけれど、
いざ都会から電子マネーで乗車しても、降りる駅では対応していない、みたいなことが何度かあって苦労した覚えがある。
さて、余呉湖を一周するのに、何の準備もいらない。
駅から見えているから、地図もいらないし、迷う要素が何一つない。
何せ道路がそれしかないのだから。
最初だけ少し上り坂があったけれど、あとはひたすら延々の平坦路で、サイクリングするにはちょうどいいコースプロフィール。
余呉湖は小さい湖なだけあって、道路との距離がとても近い。
というか何も遮るものがないから、湖面に手を触れることも、泳ぐこともできる(実際に泳げるかどうかは知らないけれど割と綺麗だったと思う)
それに当然だけれど、湖面は穏やかで、静かだった。
常に対岸が見える、というか全貌がわかる。一周しながら、これから走る道と、これまで走った道が、肉眼で確認できるサイズ感。
一周系でこの小ささは三方五湖とか中海、似島、屋島を思い出した。
というわけで、あっと言う間に一周終わり。
あっと言う間、だけれど確かに一周したという実感と、静かで落ち着いた穏やかなサイクリングができた。たまには・・・こういうのも良いものだなって思う。絶景とか眺望!って言う派手さはなくても、本質的な良さを再認識できる。
最後に湖畔に佇むオシャレなカフェレストランでランチ。
正直言って、下手なホテルランチより美味しかった。近江牛を使ったロールキャベツをいただきました。雰囲気とかお店の人の暖かさ抜きにして、純粋に味が良かった!
ビズトロさくら-yogoさん。間違いなく名店でした。
ちなみに今回は奥琵琶湖キャンプ場でキャンプするためでもありました。
他のメンバーは車。私だけ自転車。
ということで余呉湖を一周したあとは琵琶湖に向かって走り、いわゆる北湖、奥琵琶湖ゾーンをロードバイクと同じように走ってキャンプ場へ。
ブロンプトンはこれくらいの距離なら楽に走れてしまうからポテンシャルがものすごく高い。
キャンプ場ではそれぞれが腕を奮って素晴らしい夜となりました。
あと・・・
奥琵琶湖の夜と朝はそれはそれは格別な景色が見られるので、ぜひ肉眼で見て欲しいと思う。
小さな湖と、折り畳み自転車と、輪行で、キャンプもして。
濃い時間を過ごすことができた。
終わり。
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