【滋賀県〜福井県】ちょっと紅葉を見に自転車でおにゅう峠までヒルクライムしてきた【見頃】

神楽坂つむり

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おにゅう峠。

その特徴的な名前を知ってから何年経っただろう。

行こう行こうと思っているうちに、数年が過ぎてしまっていた。

そのことに気づいたのがつい先日。

なぜ先送りにしていたかって?

紅葉シーズンを待っていたのです。

おにゅう峠-37
そこは紅葉の名所。頃合いを見計らっていざ大阪の自宅をスタート!

さて、おにゅう峠の場所は滋賀県と福井県の県境に位置します。
アプローチは滋賀県側からになるので、滋賀県の高島市、朽木あたりからのアプローチ。
実際に地図で見てみるとこの辺りです。
〒520-1443 滋賀県高島市朽木小入谷

うん意外と近いな!と思っていたのだけれど、実際に走ってみると全然そんなことなく、帰り輪行じゃなかったら300km超えのライドになるところでした。まあそれはそれで良いのだけれど、今回は同行者もいたし、それに風向きがよくなかった・・・。ので間違ってなかったはず。ルートを引く時に福井県側に降ることも考えたけれど、福井県側から大阪まで帰ろうとすると輪行時間が劇的に伸びる(ついでに言うと運賃も)ことがわかったから今回は断念。でもいつかやってみたいなあ。。

大阪〜伏見稲荷〜おにゅう峠〜安曇川
  • 距離148km
  • 獲得標高1,437m
  • 走行時間6時間13分



昼過ぎには到着したかったから7時半頃にはスタート。それでもちょっと遅かったかも?おにゅう峠までの距離はきっちり100km。想定所要時間は休憩も含めると5時間半くらい。ちなみにおにゅう峠は雲海でも有名なところだけれど、それがみられるのは早朝。ベストコンディションで迎えるために6時に到着するとして逆算したら・・・と考えたらうん、前泊するしかないことがわかります。うーん。ハードル高い。

おにゅう峠-1

おにゅう峠-2

おにゅう峠-3

まずはひたすら淀川サイクリングロードを北上します。自転車で走る、ロードバイクで走る、ただそれだけならそんなに面白くない道だけれど、バイパス的な役割は十分果たしてくれるし、便利な存在。風向きはよくなく、じわじわと体力貯金を使いながらもひた走る。朝の空気が気持ち良く、走り始めは肌寒かったけれど、徐々に身体も温まりつつ・・・とはいえ、やっぱり寒かったこの一日。終始気温は12〜14度あたり。時間が経つにつれて気温は上がるはずだけれど、何せ北上しているのだから、当然気温は下がっていく。でも、悪くない。季節が確かに巡っていることを感じるのは、悪くない。

おにゅう峠-6
道中、私の大好きな伏見稲荷大社に立ち寄ることに。今回のルートではここまで信号ほぼゼロでワープすることができる・・・。その道は昔、私が「いなり、こんこん、恋いろは。」にはまっていた時に毎週のようにその舞台であるここ伏見稲荷大社に通っていた時に開拓したルートだったりします。いや、本当、あの頃は「通っていた」と言う表現がぴったり来るくらい・・・。

おにゅう峠-4
お気に入りのお店でいなり寿司をいただきました。このごま油がしっかりと効いたジューシーな揚げで包まれた伏見稲荷のいなり寿司大好きです。優しい味。懐かしい味。ほっこりする。

おにゅう峠-5
手書きのメニューが当然のようにある昔から続く良い雰囲気の定食屋さんです。ここのいなり寿司が一番好き。

その後は京都市内を抜けて行きます。五条、四条、三条、二条と数字を若くしながら鴨川や八坂神社への参道を横目に見ながら出町柳を越えてさらに大原方面へと向かう鯖街道へ。

おにゅう峠-8

さて、鯖街道といえば当ブログにも何度も登場しているルートの一つ。福井県は小浜〜敦賀で獲れた海産物を京都錦市場へ運ぶための昔からある主要街道。そしてちょっとした山越えでもある。

おにゅう峠-9

距離20kmくらい、じわじわと400mくらいの登り。
シッティングとダンシングを織り交ぜながら、リズムよく登っていく。
この季節はオーバーヒートすると汗びえがこわい。だから決して急ぎ過ぎず、マイペースで淡々と。それが一番早いことは経験則でわかっている。景色を楽しみながら確実に前に進む。どうせ踏んだところで5km/h変わるくらい。そんなの15分休憩したら吹き飛ぶ。たいしたアドバンテージにならない。コンスタントに出力するのがロングライドにおいては何より大切。

おにゅう峠-10

クリアー!!!

滋賀県入り!

ここから降り基調で10km弱飛ばしまくって、いよいよおにゅう峠の入り口・・・へのアプローチ道へ突入。

そう、ここからはあくまで本格的なヒルクライム開始ポイントまでのアプローチなんだけれど、これが長かった・・・!いや、体感的に長かった・・・。ほんとに。。。

おにゅう峠-11

おにゅう峠-13
滋賀県道781合線。麻生古屋梅ノ木線。

おにゅう峠-14

長閑な道が続くのだけれど、商店も自販機も一切ない限界集落?に近い雰囲気の村・・・とも呼べない小さな集落をいくつもいくつも通過しながらどんどん山奥へ。

ちょっと一人でくると不安になるレベル。
初めてだったから余計かな。
18kmかけて150m登るような道。路面状況が結構悪くって、走れないことは全然ないんだけれど、ガタガタだったりボコボコだったりで、かつ登り基調で、なんともだらだらペースにしかならない。ジャブのように体力を削ってきて「いっそ一気に標高稼ぐような坂の方がいい・・・!」と久しぶりに思いました。

おにゅう峠-16

おにゅう峠-17

ちなみに補給できる場所はめちゃくちゃ限られているので、準備は万全に。下の地図に書かれている現在地までは一切何もないので夏場なんかは本当に注意した方がいいかな・・・。自販機もないので。言ってしまえばこの場所は琵琶湖と日本海の間の未開の地、くらいの位置づけ。実際に総面積は相当あるにもかかわらずお店のあるエリアはごくごく一部。その分自然が豊かで山は深く川は綺麗で美しい場所がたくさんあるのも事実。良い場所。訪れて改めて思いました。

おにゅう峠-19
すごいぞ朽木。

さて、いよいよおにゅう峠ヒルクライムの本格スタートです。
おにゅう峠-20
じわじわ標高を上げていたおかげで、この時点での標高はすでに480m。
山頂地点の標高は840m。
距離は5kmの標高差360mと考えると全然OK!それまでのアプローチで体力を削れることできついと感じる系の峠です。実際私も大阪からだとこの時点で100km超えてたから、(後向かい風だったので)地味にダメージを受けてたけれど、まあ許容範囲内。

それに・・・

紅葉が綺麗、と言うことは知っていたけど、実際にどんな道かは知らなかったから・・・

まさかこんなに魅力的なレイアウト、光景だとは・・・

景色が良過ぎて前に進まない現象が起こりました。

おにゅう峠-21
ヒュー!ここは乗鞍か!?

こんな道が、このおにゅう峠ヒルクライムでは延々と続きます。
自転車でもバイクでも車でも、ツーリングするには最高の場所と、すぐに思いました。

おにゅう峠-22
見える景色も立体感があって面白い。

すっかりテンションが上がってしまった私。
ヒルクライムそっちのけで写真撮影をしながら、もう登りはただの手段と化していた。

おにゅう峠-23
ヒュー!ここは乗鞍か!?(2)

おにゅう峠-24
最高〜〜〜


おにゅう峠-26
ぜっけーかな!!


おにゅう峠-27
300mm望遠レンズでバイクと紅葉をセットでパシャリ。
うーん、もう本当の紅葉見頃は後一週間くらいだったかも?
(2020年11月初旬)


おにゅう峠-37
いやあでもこの景色が見られただけで満足です。

で、峠としてはまだもう少し先。
ここまできたらもう後は適当に登るだけでも頂上はもうすぐそこ。
斜度もそこそこ。気持ち良い。けれど、ここ、どんどん気温が下がっているように思える。
ってそりゃそうか。もう随分北に位置するし、標高も800m超えた。
後、頂上に行って初めて知ったのだけれど・・・・

おにゅう峠-28

最後の上りをクリアーすると・・・・

おにゅう峠-31
ハイ、ドーン!!!!

背景わかりますでしょうか。これ日本海です。なんと福井県側の景色はまさかのオーシャンビューです。めっちゃ開けていた!!!すごい!思わずこの笑顔になってしまいました。だってこんな景色が待ってるなんて思ってもいなかったから。


おにゅう峠-29
うわあ〜〜〜たまらない〜〜〜

おにゅう峠-30
日本海側の方が色づきが良いな!?

って考えたら当然でした。明らかに寒い。ちゃんと装備してきた良かった。

【備忘録のための装備一覧】
  • 最高気温15度 最低気温10度 平均気温12度
  • モンベルジオラインLW長袖+Raphaブルベロングジャージ+ジレ
  • RedWhiteビブショーツ+メリノウールソックス+Giroニットシューズ
  • ネックゲーター 長指グローブ


おにゅう峠-32
京都〜小浜の看板。厳密にはこっちは京都じゃなくて滋賀なんだけれど。


おにゅう峠-33
いやでもまさか日本海を見られるなんて思ってなかったから嬉しかった。
見てるとあっちにダウンヒルしたくなってくるけれど、この日はぐっと我慢。
福井県側はつい最近までダートだったらしいけれど、今はもうすっかり整備されて舗装路に。まあちょっと残念な気持ちもあるけれど、ロードバイクで普通にツーリングするならまぁ助かるのかな。

おにゅう峠-35
おにゅう峠。
滋賀県側は朽木村。
福井県側は小浜市。

さ!堪能した後は帰路へ。
ここから琵琶湖は安曇川まで一気にダウンヒルです。
距離にして45km程度。標高差850m。登り返しほぼなしのロングダウンヒルです。

おにゅう峠-36

さっむ!

さっむい!!

何度も叫びながらのダウンヒルでした。

ちなみに私も同行者も若干ハンガーノック気味でした。だってお昼ご飯食べてないもの!
下り基調だけれど漕がないと進まない系の路面とやっぱり風向きが悪かったので・・・。

お腹空いたを連呼しながらたどり着いたのが「道の駅くつき新本陣」
最高のご褒美が待っていました。


おにゅう峠-42

おにゅう峠-39
バイキング最高〜〜〜〜〜!!!

久しぶりにがっつきました。1,100円でしたが、余裕で元はとったと思います。(4周くらいした)
おかずもたくさんあったりカレーもあったりしたし、簡単なデザートもコーヒーもあったりして、これライド最中の補給としては最高では!?と思いました。二階のレストランにあります。いつも通過していたからここは覚えておこう。良いところを見つけてほくほくです。

おにゅう峠-43

ここから最後の安曇川駅までも良い道でした。
田園風景の中を、太陽が沈みゆき、光が斜めになる中、最後の疾走。

おにゅう峠-44
駅に着く頃にはこの空でした。

ああ、、、良い1日だったなぁと思う瞬間。

空のグラデーションを見ているうちに、充実した気持ちで胸がいっぱいになりながら

おにゅう峠-46
大阪まで新快速で1時間20分ほど。さくっと帰宅しました。

おにゅう峠、それそのものはもちろん、日帰りツーリングとして満足度がめちゃくちゃ高い一日でした。

ちなみにこの日はハロウインということで・・・・

この後は自宅に帰らずその足で・・・

lavaggio_halloweennight-2.jpg
こうなりました。


長い1日でした。

終わり。

    
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