【ホイール】CHRISKING R45 DISK×ENVE SES3.4 DISK 常用決戦ディスクホイールとして使い続けた感想
自転車, 写真, 機材紹介,
ディスクロードバイク運用を始めてから結構経った。
自転車,
写真,
機材紹介,
私は完成車を買わずに2台ともフレームから組み上げた。
その中で一つ、正解だったことがある。
それがホイール。
一度も沼にハマることなく、最適解にたどり着いたので。
私のホイール遍歴はこんな感じ。
シマノ・・・・・・・WH-9000 C24 , WH-7900 C24 WH-7850 C50 , R500
カンパニョーロ・・・ZONDA , BORA ONE , BORA ULTRA , KAMSHIN , EURUS ,SHAMAL , NEUTRON
フルクラム・・・・・RACING 3 , 5 , ZERO , ZERO CARBON
SRAM・・・・・・・・S40
MAVIC・・・・・・・R-SYS SLR , キシリウムエリート
ZIPP・・・・・・・404 , 340 , 202
レイノルズ・・・・アサルト , THIRTY TWO
COLE・・・・・・・C50 LITE
ENVE・・・・・・・CHRISKING×ROAD45 , PHILWOOD×ENVE SES3.4
ROLF PRIMA・・・・Vigorα, ARES3 DISK
EASTON・・・・・・EA90 TT , EA90 SLX
A CLASS・・・・・ALX360
TOKEN・・・・・・C55A
トレカ・・・・・・バトンホイール
CORIMA・・・・・・ディスクホイール
PRIME・・・・・・・RP50
CRANKBROTHERS・・・COBALT
LightWeight・・・・STANDARD G3
XENTIS ・・・・・・Squad5.8
Stans・・・・・・・CHRISKING×StansNotubesα340
こりゃひどい'`,、('∀`) '`,、
何が言いたいかというと、まあ色々遊んできて、そろそろ落ち着いても良いのかなって(遠い目)
現実問題、ディスクブレーキへ移行するにあたっての障壁の一つに機材の互換性問題があって、ホイールはその中でも最も高価なパーツの一つであるから、悩む人も多いんだと思う。
結局色々と揃えていくと結構な金額がかかるからいわゆる「完成車」を買ってホイールだけアップグレードする・・・なんてまるでロードバイク を始めたばかりの人へのアドバイスをそれなりに乗り込んできたサイクリストが実践していたりする。
まあそれも間違いではないし、そもそも最近の中価格帯、2~30万円クラスのディスクロード完成車についているホイールも悪くない。特に交換するなく楽しめると思う。
ハイエンドクラスのディスクロードバイクともなるとハンドルやステム、シートポストだけでは飽き足らず、ホイールやタイヤまでもトータルで開発している、オールインワン専用設計みたいなモデルも珍しくない。
でも私の中ではそんな選択肢は毛頭なく、初のディスクロードバイクであったTADA3号機はそもそもオーダーフレームだからヘッドセットもBBもコンポーネントもコックピットもホイールも何もかも自分で揃える必要があったし、直近で組んだCOLNAGO C64もフレームセットで購入してあとは全部自分でパーツを揃えて組み上げた。
完成車買うよりもよっぽど手間がかかってるし、余計な遠回りもしているかもしれない。
けれど完成車を買う気はなかった。
どのメーカーのラインナップを見ても、そうだった。
理由は単純でやっぱり100%満足できそうになかったから。
どうしてもどこかが気になる。ある部分では良くてもある部分では気になる。
そしてそれは100%の自転車を知ってしまっている私には、
どうしようもなく致命的だった。
微妙に要求を満たしてくれない。
ホイールは特にそうで・・・だからと言って完組ホイールで、しかもディスクホイールとしてちゃんと成熟していて・・・私の使い方にバッチリ合うホイールって・・・・・
・・・
・・・(あったとしても価格とか見た目とかブランドも込みで気に入らないと使う気になれない)・・・
・・・・
探すより組んだ方が早いよね〜!!
ということで選ばれたのが
CHRISKING R45 DISKハブ
×
ENVE SES3.4 DISKリム
でした。
実はリムブレーキホイールとしてこれに近い組み合わせはしたことがあった。
・CHRISKING R45 ハブ× ENVE ROAD45
・Philwood ROADハブ × ENVE SES3.4
クリスキングハブの性能の良さも、ENVEリムの信頼性の高さも、もう身体で完全に理解していた。
世界に名高い、知る人ぞ知るコンポーネントメーカー“クリスキング”
アメリカ国内で生産されるその製品はすべて自社生産。
たとえばハブに関してはシェルやシャフト、リングだけではなくベアリングまで生産しているというのだから驚き。
ハブの性能はさすがで、漕ぎ出しの軽さ、かかりの良さは過去に使ったホイールの中でもトップクラス。
特に登りでその恩恵を感じることが多かったかしら。
ダンシングを多用する私にとってはこの軽さとかかりの良さは有り難いったらない。
少しでも脚に力を加えるとそれに完璧に追従してトルクが生まれる。それが気持ち良い。
ロングライドにおいてハブの性能はタイヤの次に大事かもしれない。
ENVEリムはとにかく頑丈、堅牢、軽くて剛性抜群。
この上なく信頼することができるプロダクツの一つ。
空力性能、ダウンヒルの安定感が特に気に入っていて・・・
つまりこの組み合わせで叶うことは
あらゆる場面で「サボる」ことができる万能軽量高剛性ホイール。
完璧を目指している同士で組み合わせるとこんなにカッチリしたホイールに仕上がるんだねー、と感動した。
かかりの良さ、加速の良さ、巡航のしやすさ、登りやすさ、曲がりやすさ、下りやすさ、どれをとっても今のところ不満が見当たらないあたりもう価値しかない・・・。なんか詳しく解説する気すらない。いいぞ、とだけ言っておけばいい気がして来た。
ディスクロードバイクは登りにくいなんて話はもう過去のものでOK。
ちゃんと突き詰めたら大丈夫。
思えばSESのこの前後でリムハイトが異なる、というのもすごく理に適っている。
重量増を抑えつつ、空力性能とかかりの良さと剛性とスタビリティの最大公約数を狙いに行ってる感じ。
見た目の良さもサイコー!!
というわけでクリスキングとENVEはいいぞ!ということでした(結論)
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