【静岡〜山梨】ちょっと自転車で三国峠ヒルクライムしてきた〜その2〜【グルメツアー】

神楽坂つむり

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主目的である三国峠からの絶景を見ることが叶ってほくほくの私。

さ、後は適当にいきましょう。
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プラン、行き当たりばったりだ!
「お腹がすいた」

自転車旅をしている時はよほどの僻地じゃない限り補給食を持たない私。

国内であれば大抵コンビニやら何やらお店があるからそこでご飯が食べられるっていうのもあるけれど、最大の理由はせっかく旅をしているんだから「その土地の食べ物」をいただきたい。

旅の楽しみと言ったら、あらゆる面でのご当地を体験すること。それは景色だったり文化だったり人との交流だったり。そして外せないのがこのグルメ。

と、いうわけで山梨県に入ったのだから、山梨らしいものが食べたい!
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山中湖沿いの自転車道を走りながら、頭の中はご飯のことしかない。


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こんな垂れ幕を見ながらも頭の中はご飯のことでいっぱい。

というわけでたどり着いたのが山中湖から自転車で5分ほどの場所にある大豊さん。




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営業時間も確認せずにたどり着いたら、お昼時ラストギリギリだった。セーフ!

山梨県に来たのだから

お昼ご飯なのだから

あれを食べないわけにはいかない!

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ほうとう鍋!

ここは結構有名店らしくお昼時は普段並ぶくらい人気なのだとか。ランチ終了ギリギリということもあってすんなり通してもらってすぐに出てきたのはラッキーだったかも。名物はもちろんこのほうとうなんだけれど、このお店の特徴はこの「塩ほうとう」。

鶏ベースに塩がきいたあっさり出汁で、中には大きな鶏の手羽先がたっぷり入っててこれがホロホロしてておいしー!柚子胡椒入れて味がまたね、一段階変わるの。ボリュームもそこそこあって大満足な一品でした。

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これはノリと勢いで注文したらお腹一杯になってしまった天ぷら盛り合わせ。


さて、この日はとりあえず甲府の町まで行こうと思っていたので、国道137号線でとりあえずOKかな?と思いつつ北上。これが後々、大失敗だったことに気付くのだけれど、今はそんな予兆もなく・・・。


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富士河口湖経由で国道137号線、通称「御坂みち」へ。

何が失敗かというとね・・・・

この137号線、確かに甲府の町へ至る最短ルートなんだけれどこんな区間がある。

御坂トンネル。

いやね、すっかり見落としていたよね・・・。
というより気づいてはいたけれど、まさか3,000m弱も続く長いトンネルだなんて思ってもいなかった。
流石にこの距離でしかも結構狭いところに自転車で突っ込むのは非常識だ・・・って思ったのはもうトンネルに突入した後。後の祭り。うん、トンネルに入ってしまった5秒後には後悔したけれど、今更逆走することなんてできずに腹を括って出口まで突き進む。

のだけれど、何せ距離が距離だから、そう簡単には脱出できない。
何より南側、河口湖側から入ると登り基調だから速度も大して出ない。
けれど交通量は結構あってひっきりなしに横すれすれを車が通る。

やれやれ、こんな失敗をするなんて。

こんなことなら多少遠回りでも他のルートで甲府にアプローチするんだった・・・!
と後悔しながら、結局10分弱かけてなんとかトンネルを脱出。


こう言った長くて交通量が多くて狭いトンネルを自転車で走っている時は着衣水泳しているようなもどかしさがある。

富士五湖から甲府エリアへ抜ける時はトンネルを回避して峠を登ることをおすすめします。


さて、そんな苦戦を強いられながらもトンネルを抜ければひたすらダウンヒル。
15kmくらい一気に降ったらもうそこは笛吹市。

笛吹市!何を隠そう、そう、ゆるキャンの聖地である。


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夕暮れの時刻。何気ない橋の上から見上げる空が綺麗だった。


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笛吹川だ!

まあでもこの時間から聖地巡礼というのも少しハードだから、この日は甲府市内に宿泊。
この日は、というよりは、正確にはこの日から。
そう、今日はあくまで山梨満喫旅の1日目に過ぎないのだから・・・。


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季節は春。私はそれを思い出す。


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舞鶴城公園。


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石垣好きとしては、このお城の積み石もなかなかのものでしたよええ・・・。
(ここで30分のロス)



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残念延期になっちゃったね・・・。


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甲府駅到着!

さて、ホテルにチェックインするのは良いとして、せっかくだし甲府グルメをもっと堪能しておきたい・・・というかやっぱりお腹が空く。
厳密にはお腹が空いて大変というわけではないけれど、食べようと思ったらいくらでも食べられる感じ。自転車旅をするときに胃腸が丈夫というのはこういうときにありがたいなあと思う。食べられる量に限界はあるけれどね・・・。

というわけで、甲府にきたら絶対に食べたいと思っていた支那そばの名店、蓬来軒さんにお邪魔することに。



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おいしー!!!!

なんだろう、見た目はただの中華そばっぽいんだけれど、スープはちょっと甘め?醤油ベースだけれど、野菜やお肉の旨味がたっぷり溶け出してコクを感じる。
一番スタンダードな支那そばなのに極厚チャーシューが二枚どん!と。繊維が解ける感じのお肉で、二郎系・・・とは違うんだけれど、食べ応え歯応えもある。
そして赤メンマ!ネギ!海苔!
うーん、バランスがめちゃくちゃ良い一杯でした。いや普通に家の近くにあったら通いたいやつなんだが。


続いて向かったのは鳥もつ煮と蕎麦で有名な


奥藤本店さん。

いや、鳥もつが有名なんて全然知らなかったんだけれど、道の駅で休憩しているときに地元の人に話しかけられて、旅のこととか自転車のこととかで盛り上がっているうちにグルメトークになって

「山梨で何か食べた?」

「はい、ほうとうをいただきました。」

「他には?」

「他に何かあるんですか?

「(ここから怒涛のご当地グルメ情報)」

というわけで教えていただいた場所でした。
ちなみにさっきのラーメン屋さんもやっぱりご存知だったし、行っておいてよかった・・・・。

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もつ煮というと煮込んだらどうしてもパサパサになる印象だったけれど、概念が変わった。
甘辛タレがたっぷり絡まって食感はコリコリ!
部位もよくよく食べてみるとレバーだけじゃなくてハツ、キンカンも含まれていて、どれも味が違って美味でした。味が濃いからお酒のアテにできるレベル。薄味好きな人はこんな感じでセットが良いと思うけれど、思い切り食べたい人は丼もあるようなのでぜひチャレンジを・・・。


流石にお腹がいっぱいになったところでお宿にチェックイン。


さて、ここからの山梨旅の様子は別の記事で紹介しているので良ければどうぞ。

【ゆるキャン聖地巡礼】ちょっと自転車でほったらかし温泉に行って来た【夜景】

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Comments 1

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ノブ

富士山の絶景美とかも素晴らしいけど
美味しそうな料理も素晴らしいです(*´∀`*)
行ってみたい!!って思いました★

また、寄らせていただきますm(_ _)m

  • 2020/05/14 (Thu) 08:05
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