【ロードバイク フロントシングル】SRAM eTAP AXSを1x運用して分かったこと。【ギア比と互換性】
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この度、新しく組み上げたCOLNAGO C64についていくつか新しい取り組みをしてみた。
実際に100kmほどのライドを3回繰り返してみた結果。
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その一つがSRAM AXSでのフロントシングル運用。
SRAM的に言うと1x(ワンバイ)。
フロントシングル自体はAlchemyでやっていたけれどAXSでは初めて。
今回はその中で気づいたSRAMコンポの互換性だったり、ギア比についての話。
「SRAM AXSでフロントシングルにするなら対応するクランクセットはSRAMだけ?」
いろいろ調べたけれど、情報があまりなくて困ってしまった。
ええ、当然、正しい運用としてはコンポーネンツは全て揃えるのが鉄板です。そうすればなんの問題も起きない。こんな記事も存在しない必要がない。
なのになぜわざわざサードパーティ製を組み合わせたのか。
理由は2つ。
1つ目は見た目。手持ちのROTORのクランクを使いたかった、という動機にあります。これは完全に好みですが、フロントシングルにしたときの格好良さって、クランクセットとチェーンリングの選択肢によってかなり左右される気がします。要するに見た目です。
あと個人的にはAXSシリーズのクランクでフロントシングルにしたときの見た目がそんなに好みじゃなかった。
私は未だにクランクセットは5アームが格好良いと思っていて、ダイレクトマウントも良いんだけれど、まだまだ選択肢が少ない。EASTONやROTORの新作もチェックしたし、画像を合成して装着したときのイメージまで確認してみたけれど、残念ながらいまいちだった。
2つ目の理由は理想の歯数がAXSラインナップになかったから。
AXSはフロントシングル用のチェーンリングを用意しているものの、今のところ最小ギアで40Tまでしかない。
厳密に言えば対応するBBシステムによってラインナップが変わる模様。下記の通り。
GXPクランク・・・36T〜46Tまで2T刻みでラインナップ
DUBシステム・・・40T〜46Tまで2T刻みでラインナップ
なぜかDUBシステムになるとラインナップが減るという謎現象。一体どういう事情があってこんな逆転現象が起きているのかさっぱりだけれど、少なくとも今回、私がいろいろと悩んだ挙句に採用することになったフロントチェーンリングの端数は「36T」だったので、そうなるとわざわざGXPに対応するPF BBを入手するのも大変面倒だし、そもそも一つ目の理由で選択肢になかったから、別の方法を探すことになった次第。
試行錯誤の結果
さて、以上の理由、つまり見た目のことと歯数のことを考えると、以下の組み合わせで運用することが見えてきた。
クランクセット・・・手持ちのROTOR 3D 24mmクランク
チェーンリング・・・WOLFTOOTH 36T(真円タイプ)ナローワイド 12S対応
チェーン・・・????
クランクセットはSHIMANOのプレスフィットBBをインストールすれば何の問題もない。
問題はチェーンリングとAXSチェーンの互換性。
ネットで調べた限り、WOLFTOOTHのチェーンリングは12S対応、と書いていたけれど、この12Sが一体どこまで許容してくれるのかがわからない。
2020/5/3追記
Twitterでかりかりさん(nogucchi )にWOLFTOOTHのチェーンリングとAXSチェーンの互換性について情報をいただきました。FTロゴありの新型であればフラットトップチェーンに対応するようです。が、せっかくなので私はこのままEagleチェーンを使い続けようと思います。
このWolfTooth、"FT"って刻印がない旧型(FlatTop未対応)なので12sEagleまでの対応で正しいと思います。
— かりかり (@nogucchi) May 3, 2020
”FT"ロゴ有り新型:https://t.co/MwneXNVgwW
40Tですが浮いてない事例:https://t.co/jy55d4pkm4
コンパチリスト画像:https://t.co/RLtaFR6XZc
今や一言で12Sと言ってもCampagnoloもあればSRAM AXSもあればSRAM EAGLEもあればSHIMANOのMTBコンポもある。そしてそれぞれチェーンが異なる。スプロケットも異なる。チェーンのピッチも幅も異なる。うーん。試すしかねえ!ということで試したみた。
まずはこちらの組み合わせ。プランA。
フロントチェーンリングWOLFTOOTH × SRAM AXS 12Sスプロケット × SRAM AXS 12Sフラットトップチェーン→NG
ダメでした。
スプロケットはSRAM AXS同士だったので当然大丈夫だったけれど、フロントチェーンリングがダメダメ。対応ピッチが異なるのか、ナローワイドの高さが適合していないのか、クランクを1/2回転ごと回す度にチェーンが浮いてしまった。しっかりと噛み込んでくれていない。
つまり12S対応と書いているけれど、SRAMのフラットトップチェーンには対応していないということが分かった。やれやれ。
次に試したのがこちら。プランB。
フロントチェーンリングWOLFTOOTH × SRAM AXS 12Sスプロケット × SHIMANO DURA ACE 11Sチェーン→NG
これもダメでした。
さっきの問題からとにかくフロントチェーンリングにチェーンが噛み込まないことには話にならねえ!ってことで間違いなく使えるSHIMANO11Sチェーンをインストール。なんと言ってもAlchemyを組んだとき歯数は違ど同じWOLFTOOTHチェーンリングとSHIMANO11Sチェーンを組み合わせて問題なかったことは確認済み。だから後はAXS 12速スプロケットに対して、SHIMANO 11速チェーンが使えるかどうかの検証。で、ダメでした。
症状としてはスプロケットの特定の歯数に変速したときに、チェーンが隣の歯に接触してしまった。軽く擦るとかそんなレベルではなく思いっきりチェーンが浮くくらいに接触していた。これはつまりSRAM AXS 12速スプロケットの歯と歯の感覚が11速に比べて狭いことを示しているし、SRAM AXS 12速チェーンはそれにあわせて薄く作られている(これは目視でも分かるレベルだけれど)ことが分かった。11速チェーンの厚みは12速スプロケットには使えない。10~11速チェーンは共用できるのに・・・。やれやれ。
次に試したのがこちら。プランC。
フロントチェーンリングWOLFTOOTH × SRAM AXS 12Sスプロケット × SRAM Eagle AXS 12Sチェーン→OK
やったぜ!
「WOLFTOOTHチェーンリングは12Sに対応って書いているけれどさっき失敗したのはフラットトップだったから」という仮説に基づいて、じゃあ「同じ12SだけれどフラットトップじゃないSRAMの、しかもシリーズとしては一応同じAXSの名前がついているEAGLEのチェーンだったらいけるのでは?」と思って試してみたらこれが正解でした。
ナローワイドチェーンリングに対してチェーンはしっかりと噛み込んでいるし、一方でスプロケットの全段数チェックしたけれど、隣の歯に当たることなくスムーズに回転を続けていた。
ちなみにもしこれもダメだったら次はプランD、SHIMANOの12Sチェーンを試そうと思っていたけれど、その必要はなかった。考えてみればロードバイク用とマウンテンバイク用の違いはあれど、同じSRAM同士、AXS同士、RED/FORCEとEAGLEシリーズの互換性に期待して間違いはなかった。
ちなみにプランEは「wolftooth以外の5アームクランクで使える12速対応のチェーンリングを探す。かつ格好良くて入手製が高いもの」だったけれどまあその必要がなくなってほっとした。
こんな紆余曲折を経て、私のC64の駆動系は以下のように纏まった次第。
クランクセット・・・・・・ROTOR 3D 24mm
フロントチェーンリング・・Wolftooth 36T ナローワイドフロントシングル用
スプロケット・・・・・・・SRAM AXS
チェーン・・・・・・・・・SRAM EAGLE
スペイン/アメリカ連合。
フロントシングル化におけるギア比の話1
採用されたギア構成は
フロントチェーンリング 36T
スプロケット 10-28T(10-33T)←ホイールセット2つあるので
これで成功しました。
以下経緯。
正直なところ最後の最後までフロントダブルにするかシングルにするか悩んでいた私。実はSRAM eTAP AXSにして以来、ずっと「これ、フロントディレイラー必要なくね?」「いっそシングルで良くない?」って思っていました。薄々ね。確信ではなく。11S時代にはそうはならなかったけれど・・・。
と言うのも導入以来、全国各地を走って、いろんな路面状況の中を走ったけれど、AXSにしてから明らかにフロントディレイラーの操作回数が従来のeTAPに比べて減った。理由は簡単で12速化してスプロケットがワイド化したから。一つのスプロケットで対応するギアレンジが増えた。カバー域が広がった。
具体的にはトップ10Tの存在がものすごく大きい。
別に12速がどうこうではなく。トップ10Tであること。これが全て。極論、11速で10Tが実現したならば12速はマストじゃないと思う(けれどまあそういうわけにはいかないメーカー事情もある)
フロントチェーンリングが50Tだったと仮定して、10Tと11Tだとたった1Tの違いだけれど、ギア比率としては「5.0」 と「4.545」と約10%も違ってくる。スプロケットの歯数は小さければ小さいほど1Tあたりのギア比変化が大きくなるという現象が如実に現れるのがこの辺り。
AXSのスプロケットは今のところ下記の三種類がランナップされている。
10-26T 10-11-12-13-14-15-16-17-19-21-23-26
10-28T 10-11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-28 ←これと
10-33T 10-11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-33 ←これを持っている
フロントシングル化におけるギア比の話2
さて、そもそもフロントダブルにおいて私が使っていたギア比はどのあたりか考えてみた。
言い換えれば「フロントシングルにした時に捨てるギアレンジはどこか」を探るためでもある。
もっと言えば「本当に必要なギアを探し当ててそれ以外は全部捨てる」行為であって、行き着くのはシンプル化、簡素化で、これは美しさにも繋がると思っている。むしろこの題材について考えていて最終的に行き着いたのはこの部分で。つまり道具として洗練すること。その先にある美しさを追求すること。シンプルであることは、トラブルフリーにも繋がるし、弱点が減ることは、信頼に繋がる。
普段私が使っているギアは50-34Tのコンパクトクランクに、スプロケットは11-28T。
TADA車ディスクロードに至ってはすでにSRAM eTAP AXSを導入していて、こちらは46-33Tに上記のAXSスプロケットを組み合わせている。
ベンチマークをフロント46-33T、リア10-28Tと仮定してみよう。
ギア比で言うと「4.60」〜「1.17」。
さて、ギアレンジを削るならば当然、ハイギアとローギアに分けて考える必要がある。
まずロー側、つまり軽いギアは正直なところめちゃくちゃ使っている。
TADAディスクロードに至ってはインナーチェーンリングが33Tで、スプロケットも10-33Tだから、最も軽いギア比では「1.0」が実現している。これがもう効果大で、おかげでどれだけの山岳コースを走ろうと、疲労軽減、元気百倍、東奔西走し放題と言うわけ。
10-28Tを使っている時でもギア比は「1.178」うーん、一昔前だったら間違いなく「乙女ギア」なんて言われていたと思う。
逆にハイ側、つまり重いギアについては未だにアウタートップを使う出番なんて全行程の1%にも満たないんじゃないだろうか。と言うことで実際に100kmほどのライドで、今自分がどのギアを使っているかを意識しながら走ってみたら、アウタートップどころかハイ側の3〜4枚はほとんど使っていないことに気づいた。もちろんハイ側を目一杯ダウンヒルで使うこともあるけれど、別に必須でもなければ、足を止めることも多いので・・・。
こんな状況だったので切り捨てるならハイ側であることは確定した。
捨てるべき歯数を見つけ出して捨てる
続いてこの流れで出番の少ないハイギア4枚のそれぞれのギア比を見ると次のようになる。
(条件:フロントアウター46Tの場合)
10T 4.6
11T 4.1818
12T 3.8333
13T 3.5384
流石に14Tは実際に出番が多かった。14Tというとギア比で言うと「3.285」で、これはフロントチェーンリングが50Tだった場合にはスプロケット「15T」がそれに該当する。これを捨てるのはちょっと厳しい。高速巡航時に出番がある。
簡単な計算で出るけれど、タイヤ幅を25C、常用ケイデンスを「85rpm」と仮定した場合、
35km/h巡航をするならギア比は「約3.26」必要
40km/h巡航をするならギア比は「約3.70」必要
まあ百歩譲ってケイデンスを「90rpm」まで上げるとしても
40km/h巡航をするならギア比は「約3.57」必要
これ以上は私の脚力では無理!だから結論としては
「ギア比3.5」が確保できればOK
という答えが出た。
つまり
「最小スプロケットが10TであるSRAM AXSスプロケットを使用するならフロントチェーンリングの歯数は35TあればOK」
というわけで今回私は36Tを選択した次第である。
36Tであればロー側も問題ない。AXSスプロケットは最も軽い歯数が33T。ギア比で言うと「1.09」だからほとんどの坂道をシッティングのまま登ることができる。
改めて今回私が採用したギア構成は
フロントチェーンリング 36T
スプロケット 10-28T(10-33T)
ギア比は大きい側で「3.6」小さい側で「1.09」
私の乗り方であれば必要十分なギア比だしむしろ今までほとんど使っていなかった3.7以上のギア比を捨てることができたからスッキリした。無駄なものを排除することで道具はより洗練される・・・。そしてやっぱり割り切ることが重要。ギアだけに。
以上経緯。
一方でフロントシングルにして結局ギア比足りないとかなったら辛いな〜〜〜とも懸念していたけれど、フロントシングル→フロントダブルへの移行もさほど手間ではないから抵抗感が少なかったと言うのもある。特にこれはSRAM eTAPのメリットで、フロントディレイラーの増設なんてそれこそ2分もあれば終わる。1固定して 2ペアリング 以上。後はフロントチェーンリングをダブルにしてチェーンをつけるだけ。全部作業しても15分程度。今のところ、その予定もない。
2020/11/26追記
少しギア比が足りない場面が出てくることがある。具体的には超追い風の時とか、下り基調の時とかで、巡航速度が40km/h以上に迫る時。もちろん機会としては多くないけれど、そう言う時には「ああ、流石に厳しいなあ」と思う次第です。ので試しに36Tから38Tに変更してみようと思います。これによってハイ側に余裕ができて、ロー側のギア比が切迫するわけですが、今のところ一番軽いギアを使う機会がほとんどないことに気づいたので、微修正ということです。こういった修正もチェーンリング変えるだけで済む、つまり15分もあれば換装できるのがフロントシングルの楽なところだなぁと思います。結果についてはまた実際にロングライド、ツーリングをしまくってまとめてみようと思う。
実際にフロントシングル化してから走ってみての感想
実際に100kmほどのライドを3回繰り返してみた結果。
コースプロフィールは以下の通り
1 95km 獲得標高430m 最大斜度6%
2 140km 獲得標高1,290m 最大斜度12%
3 70km 獲得標高590m 最大斜度19%
・変速性能
びっくりするくらいスムーズ。
チェーンラインが綺麗に出てくれたおかげか、そもそもラインがめっちゃ真っ直ぐで、「ナローワイドチェーンリングじゃなくてもチェーン落ちないんじゃ・・・?」ってくらい。(実際は絶対必要だとおおう)
SRAM eTAP AXSも前作のeTAPより反応速度上がってるから気持ち良い。懸念していた「EAGLEチェーンとRED/FORCEスプロケットでスムーズに回転するか問題」も大丈夫だった。
eTAPはボタン押しっぱなしでも変速し続けるから、ヒルクライム→ダウンヒルで多段変速する時も手間じゃないのも嬉しいポイント。紐だったら嫌かな・・・。
チェーン落ちはこれだけ走って一度もない。
何よりフロント変速を気にしなくて良いのは想像以上に気楽。後ろの変速とブレーキ操作さえすれば良いと言うのはシンプルだ。
・平地巡航
私の脚力ではせいぜい38km/h巡航が関の山で、追い風の時には45km/hとか。
ここまでなら大丈夫だった。
追い風下り基調で50km/hとかになるとケイデンスも100近くあげないとカラ回ってしまう。
だからこの領域をガンガン回す人はフロントの歯数を40T程度にすることをおすすめ。
まあ100km走ってもせいぜい下りの1km程度だけだしそんなに急いでもないから足を止めればいいだけの話・・・。
・ヒルクライム
単純にギアが足りてさえいればOKだから当然問題なし。
ここでもやっぱりフロントシングルのシンプルさは良いな、と思った。「今フロントギアがインナーで(アウターで)、ここからは変速した方がいいかな」みたいなダブルの時の思考回路が一つなくなったので。どんどん頭使わなくなって、他のことに気を向けられる、と言ったらこじつけみたいだけど、でもシンプルになるとはそう言うこと。
後これは気のせいかもしれないけれど、踏み応えが良いと言うか・・・10S時代の79コンポのような・・・気持ちの良い剛性の高さを感じた。フロントシングルにするとそうなるのか、Wolftoothのチェーンリングのお陰なのかは分からないけれど、でも実際にヒルクライムでそう感じた。最初だけかと思ったけれど、登る度にやっぱり分かる。副産物かな。
・ダウンヒル
これもさっきの二つの話と一緒。フロント変速を気にしなくていいこと、超高速域ではギアが足りなくなること。足を休めればいいだけのこと。
それにしてもディスクブレーキかつケーブルフル内装の効果、ものすごい。ライン取りが3レベルくらいアップしたのは確かです。
・整備性
組み付けるときにめちゃくちゃ楽だったのは間違いない!
しかもeTAPだから変速ケーブルもない。
1 リアディレイラー付けて(10秒)
2 クランク固定して(5分)
3 チェーン通して(5分)
4 ペアリング(30秒)
以上。
掃除するのも楽ちん。BB周りもアクセスしやすいし、チェーンの脱着も楽ちんだし。
・重量
ダイエット内容をまとめてみる。
→フロントディレイラーがなくなる
(SRAM AXSのフロントディレイラーの重量は170g)
→チェーンリングが2枚から1枚になる
(参考 Wolftooth 50Tで125g 36Tで58g)
→チェーンがちょっと短くなる。5g分くらい。
もしこれが紐式だったらケーブルもなくなるからそれも軽量化になるかしらね。
合計 170g+125g+5g=300gの軽量化。
って話だけれど、スプロケットが大きくなるからその分の重量増がどれくらいかは気を付けた方が良いと思う。過去にも書いたけれど、フロントディライラーとチェーンリングが軽くなって、スプロケットが重くなると言うことはつまり重心が後ろに寄ってしまうことに繋がる。これは挙動に結構な影響がある、と私は思うので。
(まあ大丈夫REDスプロケットを買えばいいんですよ・・・・たったの180gです・・・)
デメリット
美味しいご飯を食べることすら挙げようとすればやれ食費だのカロリーだのと言うデメリットを挙げることができる。ただ本人がそれをどう捉えるかは他人には分からない。全くそんなことデメリットに感じていないかもしれない。何が言いたいかと言うとどんなことにもメリットとデメリットがあるし、その観測も主観であれば、評価も主観だから、それぞれが判断するしかないと言うこと。
その上で書き出してみると
・変速回数が増える=バッテリーの減りが早くなる って書いたけれど、ダブルの時と何も変わらない
・輪行するときにチェーンが外れそう
・ナローワイドチェーンリングはチェーンの寿命が短くなる=ランニングコストがかかる(気がする
・レースに出るときに絶対的にギアが足りない(レースに出ない私が語る)
・せっかくeTAPなのにフロント変速機能が無駄になる
・チェーンリングが小さいと横から見た時の迫力がなくなる(でもフレームが見える面積が広いぞ!)
・チェーンリングが小さいと回転抵抗が増える説(ビッグプーリー的な話(何も感じない
まとめ
SRAM AXS になってようやくフロントシングル化に成功した・・・!
旧時代のSRAMじゃダメだった。
やっぱり先述した通りスプロケットトップ10Tの存在が大きい。
このまま調子良く使えればもしかすると他の自転車もフロントシングル化、進めていくかもしれない。
今後もこの恩恵にあやかろうと思う。
運用する中で気づいたことがあれば改めてまとめてみたい。
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