【ディスクロードバイク】COLNAGO C64 DISCが完成したので写真で紹介【SRAM AXS組】

神楽坂つむり

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ついに完成!

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COLNAGO C64 DISCをSRAM eTAP AXSで組んでみた。
今回紹介するこちらのCOLNAGO C64 DISCのフレームセットについては過去記事で詳しく紹介しているのでまずはこちらをご覧ください。


フレームセットの段階で完成度が高いという稀有なフレームです。
正直なところ自室に飾っているだけでも価値があるくらいですが、やはりロードバイクですから、走らせてあげないと可哀想です。
何よりこのC64、ただ美しいだけのバイクではなく、その性能も半端なく官能的で・・・
それはまた追々。


さて、とにかく完成図。

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COLNAGO C64 DISC Artdecor BUSL アンティカートカラー SRAM eTAP AXS組

フレームとフォークは完全メイドインイタリア。
コックピット類は全てイタリアメーカーで。
足回りとコンポーネントはアメリカで。
消耗品は日本製で。

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フレームの状態でもそのあまりのセクシーさにため息が出たけれど、こう組み上がった状態でのロードバイク然としたこの佇まい、なんなんでしょうね。
COLNAGOのずるいところ。整然として凛として均整が取れていて・・・

趣味としての自転車=COLNAGOと言ってしまっても良いくらいの魔力があると組んでいて感じずにはいられませんでした。
どこが、と言うよりは、細かいところ全てに。神は細部に宿る。


今回私が選んだC64はケーブル完全内装型。ラインナップ自体は二種類あって、ケーブル内装と外装を選ぶことができるようになっています。
カーボンディスクロードを選択するにあたって、これまでのフレーム組と同じ話で、パーツアセンブルも含めてフレーム選びをした経緯がある。ここがちぐはぐになると良いバイクには仕上がらないと過去の経験上思う次第。何を選んで何を捨てるのか。これを考える時間が最も楽しいとも言えるのだけれど、伝わる人と伝わらない人がいるみたい。人それぞれ。

以下スペックをまとめてみました。

フレーム      
COLNAGO C64 DISC Artdecor BUSL 480S

フォーク      
COLNAGO C64 ストレートフォーク 12mmスルーアクスル フラットマウント D型コラム

BB        
スレッドフィット82.5 SHIMANO SM-BB92-41B

ステム       
DEDA スーパーレジェロ RS シュレッドレスステム 100mm

ハンドル      
DEDA SUPER ZERO DCR CARBON 400mm

シートポスト    
COLNAGO C64専用D型シェイプカーボンシートポスト(ヒドゥン・インテグレーテッド・クランプ)

サドル       
Selle Italia セライタリア SLR チタンレール

レバー       
SRAM FORCE eTAP AXS

リアディレイラー  
SRAM FORCE eTAP AXS

ブレーキ      
SRAM FORCE  AXS

クランクセット   
ROTOR 3D24 CRANKS for ROAD 170mm

チェーンリング   
Wolf Tooth 110PCD 5アーム リング 36T フロントシングル

チェーン      
SRAM Eagle 12S

ペダル       
SPEEDPLAY チタンシャフトモデル ブラック

バーテープ     
SUPACAZ SUPER STICKY KUSH CLASSIC ブラック

ハブ        
CHRISKINGクリスキング ロードDISC用ハブ F100mm R142mm  

リム        
ENVE SMART ENVE SYSTEM 3.4

スポーク      
SAPIM CX-RAY ブラック

スプロケット    
SRAM XG-1290  10-28T

タイヤ       
PANARACER RACE A EVO4 25Cブラック

チューブ      
PANARACER R-AIR

ディスクローター  
F SHIMANO SM-RT800 160mm  R SHIMANO SM-RT900 140mm



B編成
ホイール 
ROLF PRIMA ロルフプリマ ARES3 DISC

タイヤ 
PANARACER RACE C EVO4 28Cスキンサイド

チューブ 
PANARACER R-AIR

スプロケット 
SRAM XG-1270  10-33T


B編成と書きましたが、ENVEをメインホイールとして、もう1セット、ロルフプリマを用意しています。
スプロケットの歯数を大きくし、かつタイヤ幅をPANARACER RACE C EVO4 28Cとすることで、よりオールラウンダーとして活躍することができる組み合わせです。
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当然、前後のディスクローターも合わせて組み付けています。
走るシーンに合わせてホイールを履き替えることで1台で2通りの乗り味を楽しむことができるようになりました。

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実測重量。

「えっ、嘘?」

ってなった・・・ディスクロードバイクで6kg台に到達するとはまさか・・・。
フロントシングルとは言えこの結果には我ながら驚き。
うん、実際に持った時の軽さは異常だなあ、とは思っていたけれど・・・。

極端に軽くする必要はないと思っているけれど、軽い方が何かとメリットが多いのは間違い無いので、これはもう大歓迎。最高。

ディスクロードバイクは重い、ディスクロードバイクは軽量化が難しい、
そんなことを言う時代でももう無いのだなあと実感。

さて、細部を見ていきましょう。

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さて、今回は「あえての」SRAM FORCEに決めたのはもう見ていただいたらお分かりだろうか。フレームと色を合わせたかった。REDを選ぶ程度の予算はあったけれど、でもね、実際に合わせてこれは絶対FORCEじゃ無いとダメだな、と思ったので。

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「REDの方が明らかに性能が上」とかだったらめちゃくちゃ迷うところだったけれど、形状も構造もおんなじだったからここは即決ができてある意味良かった。
リアディレイラーも同様の理由でFORCE AXSを選択。
フロントディレイラーがないから・・・・実質レバーとリアディレイラーのみ。シンプル。

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ステムとハンドルをDEDAのDCRシステムとすることで汎用品ステムとハンドルを使いながらもケーブル類の完全内装化を実現しました。
まあeTAPを使っている時点で内装すべきケーブルがたったの2本であること、そして油圧ブレーキを採用したことでケーブルが曲がったときの抵抗を気にする必要がなくなったこと。これが決定的だった。
eTAPの最大のメリットと言っても良いのがこの無線変速であることによるケーブルの廃止。もうね、逆にこれ以外に組む気がないと言っても良いくらい。

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汎用ステムとハンドルなので、当然左右方向に何の抵抗もなくハンドルを目一杯まで切ることが可能に。実際に走ってみてそのハンドリングのあまりの軽さに笑ってしまった。

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それにしてもこのスッキリ感!たまんない〜〜〜〜。
あとやっぱりFORCEが似合う〜〜〜〜。


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実はエアロトップ。


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唯一ケーブルが見えるポイント。



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ギア構成はこだわりのフロントシングル化に。
これについてはまた詳しく別記事で解説しようと思います。

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「なぜそのギア比にしたのか」
「あれ、チェーンが・・・・」
「実際に互換性はどうなっているの」

あたりも含めて。


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B構成のタイヤ、RACE C EVO4 28C。こちらについてもまた別記事で詳しく。
笑っちゃうくらいの実測重量で焦りました。(215g)


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コルナゴメーカー公称値でもタイヤクリアランス28CまではOK。
確かに。この感じだと流石に30Cは入らなさそうだけれど、そもそも30Cは選択肢になし。


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ペダルは思い切ってスピードプレイのチタンモデル。
強いぞ!軽いぞ!


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実は初めて使うselle italia SLR。
結論から言うと、もうこれでいきます。
あとこのCOLNAGO定番のサドル固定方法、大好き。


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フロントのディスクローターは160mm。
正直、140mmにしようか迷っています。(でもTADAディスクと合わせておきたい)


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ボトルケージはプロ選手の利用率も高いあれを注文済み・・・。


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BBちゃんまじマッシブ。
フロントシングルにして余計なものがなくなったおかげでめちゃくちゃフレームが目立って良い感じです。あと掃除がしやすい。


詳しい実走した感想なんかはまた後日詳しく・・・。
と言いつつ、今のところの感想としては「もう最高」と言うことだけは記しておこう。
いやほんとに、これだけ走っていて楽しいフレームは久しぶり。

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これからの活躍に期待せざるを得ない。




     
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