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コロナ(COVID-19)騒動における自転車サイクリングのあるべき姿を考える

222IMG_8374自転車旅はいいぞ!ツーリングはいいぞ!

と年がら年中凝りもせずに言い続けたり書き続けている私ですが、今回はそんな自転車旅を愛する者目線で、昨今のコロナウイルス騒動における自転車サイクリングのあるべき姿について書き連ねようと思います。

コロナウイルス(COVID-19)と付き合っていく必要性

各種対策や報道を見ているとコロナが収まる、収束することを期待しての対策措置などが見られますが、個人的にはもはや収束するようなものではなく、例えばインフルエンザのように毎年のように流行して、生活を脅かすようになると予測しています。人類は賢いのでワクチンの開発やより高度な対策(リモートワークやリモート授業、無人配送等)も実施されていくことが予想されますが、完全なる撲滅は現段階では期待しない方が良いと思っています。例えA国で、あるいはA地域で収束したとしても、また外部から侵入してくる可能性がありますし、そうなれば収束したのにまた再発・・・もぐらたたきのように続いていくことが予想されます。そうならないためには「完全なる移動制限」をしなければなりません。欧州の国によってはもうそのレベルにまで達していますが、そうなった場合にはサイクリングなんて悠長なことを言っていられませんので、諦めます。そうならないためにも、コロナウイルス感染拡大しないように細心の注意を払った上でサイクリングを楽しみたいと私は考えます。間違ってもサイクリストが感染拡大の温床にならないことを切に願いつつ。ある程度長期戦になることを踏まえた場合「うまく付き合っていく必要がある」とも思うので、やはり運動不足解消やストレス解消のためにもサイクリングはランニングやウォーキング同様に推奨できると考えます。少なくとも完全外出禁止、都市封鎖などに陥らない限りは。1~2ヶ月で収まるならまだしも長期戦ともなると今のうちから戦術と戦略を立てておく必要があると思い、この記事を書いている次第でもあります。


サイクリングについて

「終始ソロで誰とも接触しないなら大丈夫」と言う人もいるでしょうし、私もそうだとは思いますが、本当に全員が対策を徹底して振る舞うかどうかの保証は全くありません。100人サイクリストがいればその振る舞いは100通りです。ですので全体の言い方としてはやっぱり「自粛した方がいい」になります。が、コロナ対策を徹底すればOKというのも確かです。また、そこまで気にしなくても良い場所、シチュエーションもあります。思想も環境も状況も異なる対象に対しての一律設定なんて不可能ですから、個人個人の判断力が問われます。

「コロナ対策を徹底すればサイクリングはOK」

「コロナ対策を徹底すれば」

「徹底すれば」

この「徹底」が大事です。この注釈が守らなければやはりNGだと考えます。
「徹底」をした上で楽しむ。バランスが要求されると思います。
それに地域や状況によって刻一刻と変わる事案ですから、偏ることなく正しく情報を集めて正しく対処することも重要だと思います。



3密回避の手段として有効
サイクリングはいわゆる「密集・密接・密室」の3密とは対極にあるとされています。実際にソロライドであれば密集することもありませんし、密接することもあり得ません。そもそも外ですから密室もあり得ません。風でウイルスが付着するリスクも少ないと考えられています。人が集まらないと実施することができないスポーツや、室内で取り組む必要がある趣味に比べると、昨今の状況下においては非常に恵まれていると思います。ただ注意しないといけないのは「自転車はあくまで移動手段でありそこには様々な活動が付随する」という点です。コロナ(COVID-19)感染拡大問題におけるサイクリングのリスクというのはほとんどがこの「付随する様々な活動」だと考えられます。例えばお腹が空いて飲食店に立ち寄る、サイクリングコース上でたまたま仲間と出会って一緒に走る、輪行する、宿泊する、などが挙げられます。


行き先には注意

サイクリングは行き先があってそこへ向かうことを目的とした手段です。つまり行き先によってコロナウイルス拡散リスクの程度が大きく異なってきます。当然ですがせっかく「3密」を避けることができる趣味なのですから、「3密」地帯へ向かうことはやめておくべきです。例えば自転車通勤は良いことですが出社することは良くないと思います(静かな警告)。自転車旅は良いことですがライブハウスに寄ってはいけません。一方で誰もいない山奥や、海、川、大草原、渓谷などは最高の行き先です。むしろ普段からそう言ったところばかりを走っているアドベンチャーサイクリストは、今回の騒動についてはほとんど影響を受けていないのでは、とさえ思えます。そもそものフィールドが自然なので。ただ自由度が高いサイクリングなので気を付ける必要はある、という事です。自由が過ぎるので、サイクリスト一人一人の生き方や思想が問われていると感じます。実はこれは平常時も同じです。自由であるからこそその人のスタイルが問われる。

飲食店の出入りや観光地への立ち寄りについては、サイクリングだからどうこうではなく日常においてもあり得るシーンで対策は同じです。絶対に禁止!と言うわけではないと思いますが、やはりマスクの着用やアルコール消毒をした上での立ち寄り、そして他者との距離をとること。あまりに自粛しすぎて経済が回らなくなるのもまた隠れた弊害だと思います。このバランスがとても難しいとは思いますが、最善を探して行くことが大事だと考えます。

もちろんグループライドは色々とリスク大なので避けることが望ましいですが、これもやりようによると思います。実際河川敷に行けば団体で野球をしていたり家族でピクニックをしていたりするわけです。さて、彼らは危険因子でしょうか?安全でしょうか?残念ながら絶対的な答えはありません。少人数で距離を保つ等の各種対策を実施した上であれば、何がなんでも絶対禁止!と言う訳ではないと思います。ただこれも状況に応じて判断するしかないでしょう。大事なのは自分が感染しないことと、無自覚のうちにウイルスを拡散させないことです。例えば全員朝に検温をして37度以上ある場合は参加を控える、事前に手指のアルコール消毒をする、マスクあるいはネックカバーで喉エチケットをする等の対策を徹底することが大事だと思います。


自分がウイルスを撒き散らしている可能性を頭に入れておく。

自転車は移動を伴います。よって万が一、自分がウイルスに感染していた時には、サイクリングを通じてウイルスを撒き散らせる非常に危険な存在となり得ます。「自分だけは大丈夫」と思っている人は自転車に乗らないことが望ましいのが現在の情勢です。よって自身の体調管理とエチケットは絶対です。先述したように毎日検温した上で、体調が悪い時、身体がだるい時には自転車に乗らない、咳が出るときはライドを控えるといった防衛策を施すことが必要です。



輪行

「付随する様々な活動」の一つに挙げられるのが輪行です。「輪行」というとサイクリングの延長線上のように捉えられがちですが、それ単体で見れば単なる「電車移動」です。ご存知の通り電車移動はリスクが伴う事ですから、少なくとも混雑するシチュエーションでは避けるべきですが、そもそも平常時でも混雑時の輪行は避けるべき事です。輪行中はエレベーターに乗ったり手すりを持つことも増えがちです。大事なのは自分が感染しないことと、自分が感染ウイルスを撒き散らさないことです。本人が正確に情報を集めて判断すべきとも言えるでしょう。少なくとも利用前、利用後はアルコール消毒などを徹底するべきですしマスクの着用も必須。私はパッキングアイテムに除菌グッズを追加しました。


宿泊

自転車旅をするならば宿泊を伴うこともあります。私自身、そうです。泊まりの自転車旅は日帰りに比べて満足度が数倍跳ね上がります。今はホテル業界も悲鳴を上げている状況です。ですので応援する気持ちも込めて宿泊しにいくぞ!と言う声もありますが、これもまた気を付けるべきところは気を付けて、と言う注釈付きになるでしょうか。宿泊施設に向かうまでに感染リスクが伴う行動をしているようであれば避けるべきですし、宿泊施設内での感染リスクもあるため、宿泊後の行動も他者に感染させるリスクを伴う行動は避けるべきだと考えます。これも考えたら自転車旅に限らない話ですね。


洗う

ウエアも自分も自転車もよく洗うようにすることが大事だと思います。私は普段からライド後には手洗いうがいを徹底していたのでこれまでと変わらないのですが、それに加えてハンドルやサドルにも気を使うようになりました。グローブやヘルメットも当然洗います。自転車って結構鼻水出たりしてそれを汚い話ですが手で拭ったりグローブでグイッとしたりすることもあるかと思いますが、「汚物は消毒だ!」の気持ちでささっと洗うようにするのが最善だと思います。


怪我をしない無理をしない

当たり前といえば当たり前です。普段から意識しないといけないこと。だけれどこの局面では特に気をつける必要があります。病院はどこも余裕がなくなってきています。コロナウイルス対応はもちろんですが、コロナウイルス以外でも色んな事情で病院が必要な方がこの国にはたくさんいらっしゃいます。その中で趣味の自転車で怪我して病室を埋める・・・なんてことは避けたいものです。アウトドア関連の大規模イベントが自粛されているのも、感染拡大防止観点の他にこの怪我・事故が起こった際のリスク回避という観点もあると聞きました。サイクリストにおいては、いつも以上に落車、怪我、事故が発生しないようにルート設定やライド計画、あるいはこれを機にスキルアップするのも有効でしょうか。平常時にも役立つ意識とスキルです。


正しくIYHしよう

「巣篭もり消費」と言う言葉がありますが、サイクリストがそれに陥ると大変危険です。金銭感覚がずれたままこの巣篭もり消費に陥ると、とんでもない数字が来月のクレジットカード請求明細に記載されることになります。もちろん「良い道具は良い人生をつくる」と私も常々言っているのでモノを買うななんてことはまず言いませんが、正しく経済を回すべきでしょう。せっかく事態が収束したのにカード請求が収束しない、なんてことにならないように。


楽しみ方

結論としてはやはり「3密」を避けつつサイクリングに「付随する様々な活動」において細心の注意を払った上で楽しむべきだと考えます。サイクリング自体は先述した通り、今の状況下でも比較的低リスクで運動することができる数少ないスポーツの一つです。ランニングやウォーキング、バイクツーリングも同様の方針でしょうか。あまり神経質になり過ぎるのもどうかと思いますし、例えば誰もいない山の中を走っている時なんかは「コロナウイルス何それ美味しいの?」って気持ちになっちゃうくらいには、何のリスクもありません。何の気兼ねもなくライドができる環境・状況であれば走ることを諦める理由もありません。

普段は自由に走ることができるサイクリングですが、今の局面においては自分自身だけの問題ではなく、社会全体の、世界全体の問題と捉えて、一人一人が正確に対策を実施した上で楽しむべきだと思います。完全にロックダウンや外出自粛がされた場合には大人しく室内で遊びましょう。ZWIFTなどのバーチャルサイクリングも大流行しています。有名選手も今はVR上に流れていると聞きますから良い機会かもしれません。(私は自転車に乗る目的がバーチャルには一切ないので辛いところですが・・・。)

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気負いし過ぎず、油断し過ぎず。
何の憂いもなく自転車サイクリングができる日まで、皆さんで乗り越えていきましょう。
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