【しまなみ海道自転車旅】春の瀬戸内海を駆け巡る旅の1日は竹原で休息を。【生口島〜尾道〜竹原】
自転車, 写真, 機材紹介, ロングライド, 輪行, 山陽, 島旅,もうすでに、まだお昼だと言うのに圧倒的満足度・・・・!
天気もよければ旅路も順調。お互いにペースも合うし、気も合う。
写真を撮れば立ち止まり、良い景色に出会えば感動の声を漏らす。
でもまだ旅は続く。お昼ご飯を食べた後も北上を続けていざ本州方面へ。

改めて今回の旅のパートナーであり友人であるかとせんさん。

ブログにて彼も今回の旅路を面白く鮮やかに描いてくれています。
二人旅だけれどこうしてみてみるとお互いに同じ道を走っているのに感じ方も見るところも違っているのが面白い。
ぜひ見比べてみてください。
瀬戸内海といえばみかん。
至る所にみかんいろを見る事ができる。と言うか箱で積んでいるところめちゃくちゃ多かった。
特に急ぐこともなくゆったりと走り続ける。
だってこの景色だもの。
ああ、瀬戸内海はいつだって優しい。
多島海の魅力って時間の流れ方にあると思う。
都会の喧騒、世間のこと、俗世から離れてただただ目の前の景色と向き合えば良い優しさのようなものが心を包んでくれるような。
世間ではどうもいろんな暗いニュースが流れている「らしい」
幸いにもそう言ったニュースに触れる機会がほとんどない生活を送っているから(と言うよりも意図的にシャットアウトしている)「ああ、なんか大変なんだな」くらいの認識でいる。
本当に必要情報はちゃんと入ってくるし、そうじゃない情報は無視すれば良い。
そんなことよりもよっぽど興味を引くものが現実の世界にはある、と言うこと。
残念ながら毒にも薬にもならない情報に時間を割けるほどの余裕はない。
赤が映える!
まあ先を急ぐ必要もないと言うか、幸にして二人ともそこそこの脚力がある・・・はず!
うん。でもね、止まって写真撮ったりしているせいでクロスバイクの集団と抜きつ抜かれつつと言う有様'`,、('∀`) '`,、
良いんじゃない!(めちゃくちゃ気持ち良い)
それはそうと季節は春。
そんなことを気付かせてくれる光景もたくさんあって、自転車ってばほんとこう言う季節感を感じるのには最高の趣味だと思う。
いっぽんだけ咲く桜と自転車をどうやって組み合わせようか迷った挙句のローアングラー。
たまゆら・・・?(露骨な伏線
桜は順光と逆光でもう全く別物に写るよね。面白いよね。
生口島を超えてもはやここまできたらウイニングラン。
尾道はもうすぐそこ。
ブルーラインに導かれて!
しまなみ海道は基本的にこのブルーラインに沿って走ればまあ迷うことはないのも親切設計。
たまに変な坂道登らされるけれどね・・・。レンタサイクル借りるならママチャリタイプじゃなくてスポーツタイプをお勧めしますよ。
\\\\ ٩( 'ω' )و ////
貯金たまったらこう言うところでなんかお店やりたいなあと妄想しつつ。
(՞ਊ ՞)
波打ち際で遊んでみたり。
きれい・・・
ああ、そう、瀬戸内海っていわゆる磯臭さが全然ないんですよ。
これが関東方面から来た人に結構驚かされる。大阪湾とか愛知の海とかとも全然違うの。
本当に何の匂いもしない。
沖縄とかもそう、海が綺麗で、収支のバランスが取れていて、生態系としても良い循環ができている証拠。
この海を大事に思いながら楽しみ続けられることを祈る。
因島では定番の立ち寄りスポットで小休憩。
はっさく屋!
ここでは名物のはっさく大福をいただく事ができます。
この日は休日の午後だったけれど結構作っていたのかそれなりに在庫もありました。
昔は結構午前中で売り切れることもあったのよね・・・今でも団体さんが来たり予約が重なったりすると無くなっていることも・・・。
どうしても食べたい人は予約するのが無難かも。午前中なら間違いなく残っているはず。
味は抜群に美味しいです。ちゃんと和菓子屋さんが作ったちゃんとした大福。
お餅も柔らかくて食べ応えがあって疲れた体に最高。
向島はしまなみラストラン。
フェリー乗り場まで直行して尾道へ。

長かった!
大阪から一晩かけてフェリーで四国へ渡り、朝から自転車でしまなみ海道を使っていくつもの島を渡りつないでようやく今、本州に戻ってきた〜!
まだ終わりません
せっかくなので尾道観光もしちゃいましょう。
自慢じゃないけれど瀬戸内海一帯はほとんど廻り尽くしている私。
尾道なんてもはや庭みたいなものなので・・・
かとせんさんを連れ回すよ!
自転車でも回る事ができるルートがあるんだよなあ・・・・。
ここはカメラ片手にフラフラと散策しているだけでも楽しい街。
今回は旅の途中に立ち寄ると言う贅沢な楽しみ方をしたけれど、腰を据えて巡るのが本当はお勧め。
尾道水道がたまに見え隠れするのが好き。
深淵。
ちなみにここまで、鋭い方なら気付いていたかもしれないけれど、かとせんさんの自転車にボトルが刺さっていないのですよ。気付いていましたか?
実は彼、大阪に着いたときにこんなことを言っていました。
「ボトル忘れたわ'`,、('∀`) '`,、」
おいおいおいおい
まあ、なんとかなるでしょう。どっかで買えるでしょう。
って適当に流したけれど、結局、どこでも買えないまま気づいたら尾道・・・・
と言うことでここでゲットしようず!
BETTER BICYCLESさんにて無事にボトルゲット!
尾道で自転車に困ったらここ!と言うお店。私も過去に何度もお邪魔した事があるナイスショップ。
さて、この時点で時刻は16時前。
宿をとっている竹原まで頑張って走るぞ〜〜!
ラストランだ。
よしよし・・・・距離的にも時間的にも余裕・・・・
うん・・・・
!?
????
良い写真だね〜〜〜
おいおい熟睡だよ
しまなみ海道満足し過ぎてたったの30km輪行余裕でした
竹原です。
言うまでもなく、今更説明するまでもなく、たまゆらの舞台ですね。はい。
ちなみに三原から竹原までの間、爆睡していました。
初めてこの土地を訪れる彼をほったらかして寝てしまったせいで
一体どこの駅で降りたら良いのか分からない問題が発生している間も寝ていました。
よく、寝ました。
過去にブログにまとめていますのでこちらもどうぞ。
でもこうして夕暮れ時に竹原に着くのは初めて。
駅前から竹原町並み保存地区までの商店街。
たまゆらファンなら定番の場所で、みんなここを通っていくだろう。
夕暮れ時ともなると誰もいない、ちょっと寂しい商店街になってしまうんだけれど、私たちがここを通るときにちょうど坂本真綾さんが歌うたまゆら一期OP「おかえりなさい」がスピーカーから流れていてね・・・・夕暮れ時の空気と、ここが竹原であると言う事実のダブルパンチで泣きそうになってしまった。
ガルパンファンが夕暮れの誰もいない大洗で劇場版のEDソングを聴くようなもの・・・と書けば伝わるだろうか。
今もうこう言う雰囲気のアニメーション作品もなくなっちゃったよねえ。
本当、良い作品。
ちなみに
「竹原を一度でも訪れたらもう勝手に聖地巡礼が終わっている」
と言っても良いくらいに、竹原と切っても切れない作品です。
ちなみにここに来るまでに乗った三原〜竹原間の線路なんてまさにその通りだったり。
や、オタクではありませんね。
うんうん。
ここから夕暮れまでのわずかな時間だけれど
かとせんを勝手にたまゆら聖地巡礼の刑に処しました。
多分訳分かんなかったと思う。ごめんね。
後で宿帰ったら第一話見せてあげるから許してね。(確信犯)
キービジュアルも簡単に回収できるし、日帰りでも十分に楽しむ事ができる竹原だけれど、こうして夕暮れ時にも居られることを考えると、宿泊するのも良いなあと。
写真を撮るだけでも楽しい街。
それはそう、作品通りの街。
最後はたまゆら観光の定番中の定番、「ほり川」さんでお好み焼きをいただきました。
私はそれなりにお好み焼きを食べてきたので広島のお好み焼きの中でも複数ある流派も理解しているし、トッピングやオーダーの仕方についてもそれなりの知識があるので、ここではホームみたいなものです。
関東から来たかとせんさんがメニューを見てパニックになっているのをニヤニヤしながら眺めるのは楽しかった(詳細は彼のブログを)
もちろんシーフードそばダブルで。
お腹いっぱい満たされた後は今日のお宿へ!
(ちなみに冷静に考えてうちら、「補給」と言う概念が全く欠落したまま旅をしてたせいでめっちゃお腹空いていた。)
神か!?
そして部屋に戻ってダラダラしながらすることは1つ。
たまゆら第一話鑑賞会
「まあまずOP見てみんさい」
「あっ、あっ」
「ここもほら、さっきね」
「ああ〜〜〜」
続く。
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