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【移行しない運用】私がディスクブレーキ車とリムブレーキ車どちらも乗り続けている理由【ディスクロード時代だけど】

神楽坂つむり

自転車, 写真, 機材紹介, 輪行, ノウハウ, クロモリ, TADA車,
タイトル通りです。

私自身、てっきりディスクブレーキ車に完全移行すると思いきや、今のところどちらも乗っています。

そんなお話。

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人によるけれど、私にとっての自転車、ロードバイクの役割は

「旅の道具」

です。


それはもう私が自転車を始めたきっかけと言ってもいい。
とにかく旅がしたかった。
このゴミゴミとした大阪から飛び出して、今まで見たことがない景色の中に身を投じてみたかった。

私とっての自転車は

「手段」

に過ぎない、と言うと言い過ぎかもしれないけれど、でも突き詰めればそう。



そしてその手段に求めることは

「もっといろんな景色を見たい」「行ったことがない場所に足跡を残したい」

って言う欲求を満たすために

「楽に遠くまで行くことができる道具であること」

が求められるようになった。


そのために当ブログでも何度も登場しているTADA車、いわゆるクロモリオーダーロードバイクをオーダーするに至り、自分の納得のいくジオメトリ、パーツで最高の一台を組み上げることで、今のところ幸せな自転車ライフを送ることができている。

この前提があった上で、タイトルにも書いているお話。
結論から言うと、

ディスクロードに移行することなく、結局リムブレーキ車にも乗り続けているし、なんならその出番はちょうど半々くらいでした。

と言う話。





うん。最初は「リムブレーキ車からの卒業!」なんて考えていたけれど、全然そんなことなく。
いや、まあ、分からない。数年後にどうなっているか。少なくとも今の話。
私も自転車始めた頃はカーボンフレームとか電動変速とか小径車とか興味なかったのにこの有り様なので。

理由は簡単で、私が自転車に求めることは

「楽に遠くまで行くことができる道具であること」

だから。

つまり、行き先によって道具は使い分けると言うこと。
極端に言うと近所のコンビニへ行く時と、100km先まで走るのとでは、服装もアクセサリも自転車も違う選択肢になるはず。





例えそれでも同じ自転車を使うとしよう。
まあ、分からなくもない。これだけの条件では。

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じゃあそれが山岳地帯だったら?
輪行ありだったら?
あるいは宿泊込みだったら?
グラベルが登場する険しい山岳コースだったら・・・?
無数のアップダウンが存在する200km越えの海岸線ルートだったら・・・?


もうお分かりいただけたと思う。

結局のところディスクブレーキ車とリムブレーキ車は
今のところ双方それぞれが相手に勝るメリットを有しているから
どちらかに天秤が傾くことはない

と私は思う。


デメリットを挙げるのではなく、メリットで考えるのが大事なことで
だって趣味なんだから眉をしかめて向き合う必要なんてない。





具体的に言えば、例えば輪行前提のロングライドで険しい山岳地帯を走ると言うわけでもないのならリムブレーキ車の方が

・輪行するための道具が少ない
・そもそも輪行作業が楽
・軽い
・リムブレーキで十分



あるいは輪行せずに山岳中心あるいは路面が荒い場所を走る、ダウンヒルが長い、斜度がきつい場所を走るならばディスクブレーキ車の方が

・制動力が安定している
・下りでの圧倒的な安心感
・ブレーキングによる疲れがない
・リムの摩耗を心配しなくて良い
・ディスクブレーキ最高!

となる。



さらにあるいは輪行するけれど何日も走ることになり雨が降るかもしれないし結構長い下りもある。どうせ荷物もそこそこ持っていくし多少輪行アイテムが嵩張っても影響が少ないならディスクブレーキ車を選ぶこともある。


と言うこと。
私がここで記しておくことがあるとすれば、

リムブレーキやらディスクブレーキやらはあくまで「選択肢」が増えただけの話であって、それぞれのメリット・デメリットを突き合わせて戦う必要は全くない

と言うこと。
何故なら、何故ならばそれはあくまでそれは道具だから。



もちろん、用途が特化していたり、いやいや互換性を考えたり長い目で見たらディスクブレーキ一択だよ!それも良いと思う。

絶対的評価や正解なんてない。

結局のところそう言ったいろんな判断材料があってその人が自分にとって何が最良かを考え抜いて出した答えなら、誰も何も言うまい、と思う。

道具の本質を見誤ってはいけない。
道具を活かすのも殺すのも、使う人次第だから。





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気がついたらディスクロードバイクを作ってからリムブレーキ車を増やしてしまったり、ホイールまで新調してしまったりでもう我ながら呆れるしか・・・'`,、('∀`) '`,、

でも、おかげでより楽に遠くまで走ることができるようになった。
きっとそれらは私に今まで以上に面白い経験をさせてくれるだろう。

きっと、
その事実だけは正解だと思う。


以上、
規格やらなんやらで迷われている人の参考になれば幸い。


終わり。




      

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