【大阪〜金沢ポタリング280km】ちょっと自転車で大阪から金沢まで走ってきた【ルート、装備紹介】
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福井県あたりであまりにも楽しくって気づいたらそのまま次の街・・・次の街・・・
ざっくりと今回のルートを紹介するとこんな感じ。
自転車,
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と走っているうちに金沢にいた。
'`,、('∀`) '`,、
振り返ってみれば良いルート、良い景色の連続で
ツーリングにはもってこいのプランニングができるなあと思いながら走っていたので
その備忘録。
天気にも恵まれて最高でした。越前しおかぜラインにて。
きっかけ
ある日の昼下がり。
なんとなく2〜300km走りたいなあ・・・と思っていつものように地図を眺めていた。
瀬戸内海も良いし旧東海道なんかも面白そうだな・・・・
でもこないだ沖縄行ったし・・・島はいいかな・・・
琵琶湖とか淡路島はもう飽きたし・・・
「そうだ、日本海行こう」
と、言う訳で日本海です。
「久しぶりに五右衛門のパスタが食べたい」
程度の頻度で思いつく行き先の1つ、日本海。
2020年1月11日に行ってきました。
まあ福井県くらいだったら余裕もって行けるでしょ!
と思って走っていたら楽しくなっちゃってテンション上がっちゃって気づいたら金沢にいました。
いやほんとに。
なんだろうね。人間ってたまに北上したくなる生き物なのかな。
大阪から金沢までの自転車ルート
走行距離286km
獲得標高1,361m
走行時間10:33:09
平均時速27km/h
経過時間12:37:05
グロス平均時速22.8km/h
出発時刻6:12
到着時刻18:44
場所 距離 スタートからの経過時間(休憩含む)
大阪 0km 0:00:00
↓
八幡 26km +1:20
↓
観月橋 33km +1:40
↓
六地蔵 37km +1:45
↓
山科 45km +2:00
↓
大津 48km +2:25
↓
近江高島90km +4:00
↓
国境峠 120km +5:30
↓
敦賀 135km +5:55
↓
越前しおかぜライン(国道305号) 150km~210km +6:30〜+9:10
↓
あわら市 220km +9:37
↓
能美市 260km +11:10
↓
金沢 286km +12:37
石川県に入ってからのルートが正直なところ行き当たりばったりというか、そもそも予定に入っていなかったので青看板とGARMINのマップ、あとは当て勘で何となく「金沢駅はこっちだろう」という予測をしながら走ったので適当。もっというなら福井までも特にルートを入れていなかったので全行程、そんな感じです。
まあ何とかなるのが日本の道のいいところで、しかも今回はひたすら北上するだけだったのと、多少間違っても並行する違う道に乗り換えればオッケーだったこと、そして川沿い、琵琶湖沿い、日本海沿いに行けばヘーキヘーキ!というめちゃくちゃ分かりやすいルートだったということもあって地図なしでも問題なしという訳です。
逆に福井までは自分の中ではこれがベストルートであり最短コースでもあるのかなあと。
交通量、景色、路面状況のバランス、信号の少なさ的には二重丸。
距離的にも大阪〜敦賀が135kmに収まったのは今回が初めて。現段階での永久保存版。
ちなみに何箇所かポイントがあったので簡単に解説、という名の備忘録。
私は知っている。
つむりブログ、このブログ記事のほとのどは私のために書かれているということを。
実際に過去の記事を見直すと驚くほど発見が多い。
使っている機材だったりポジション、ウエア、ルートの選び方、トラブルの回避の仕方、さらに言えば物事に対する考え方とか生き方のスタンスとか・・・そういう「自分史」を俯瞰するのにちょうどいい。
と言いつつも日記だと続かないけれどブログ形式だからこそ続いているあたり
誰かに見られている、読んでくださっている人がいると言うことがモチベーションにつながっているのです。
●全体像
全体的に俯瞰すると川沿い、琵琶湖沿い、日本海沿いというのがよく分かるかと思います。
大阪から琵琶湖まではほぼ川沿いです。
琵琶湖は琵琶湖です。湖西をひたすら北上。
敦賀以北は日本海沿いですがこれがびっくりするくらい長い。もうお腹いっぱいになります。
あわら市以北はちょっと走りにくくって車も多いし信号も増えたから、次回は最後の最後まで海沿いルートを検討してみようかなあ。
●京都市内回避ルート
大阪方面から琵琶湖に抜ける際のベストルートはこれだと思っています。
間違っても国道1号線を突っ走って京都市内を抜けない!
という大原則があります。
まあ昔の私はそれが普通と思って普通に走っていたけれど、こっちを知ってからはまず選びことはなくなりました。
京都市内は信号も多いし車も多いし自転車の人権が低い・・・のとそもそも走っていてあまり楽しいものでもなく・・・。セーフティファーストで私は基本的に幹線道路を走らないようにしています。必ず一本逸らすだとか止むを得ない場合は歩道を選択するとか、とにかくリスクヘッジ。自衛と車目線でのプレッシャーを考えると「一緒に走る状況を極力なくす」に尽きる。
八幡から宇治川沿いにルートを取ることでその回避術、「山科ルート」を取るためのアプローチが可能です。
●六地蔵から山科経由で大津へ
六地蔵から山科の看板が見えたらそれを頼りに北上、ここはちょっと我慢タイム。
それなりに車も通るし信号も多い。けれど京都市内を走るよりはよっぽど楽ちんで安全。
多少距離が伸びてかつ山登りをしてもいいなら、観月橋から六地蔵に向かわずにそのまま宇治まで走って天ヶ瀬ダムを経由して川沿いに琵琶湖の真南、石山に出るのが本当のベストルートで、そうなるとそのまま琵琶湖の東側を北上することになるかしらね。おおよそプラス30km程度も見込んでおけば行けるから時間と体力が余っているならそちらでもOKかと。
●敦賀のトンネル回避
国境の峠を下るとそのまま敦賀市内にドーンと入ります。ひたすら北上できるので迷う余地ナシ。
だけれど、途中、逆くの字型にクイッと曲がって港沿いを走ってから右に90度曲がっている区間がありますが、ここはトンネル回避ルート。
と言うよりは今回、ここが思い切り通行止めだったのでこう言うルートを取ることになったけれど、次回以降も例え通行止めが解除されてもこっちを走ろうと思う。
理由としてはまず安全。トンネルはやっぱり危険だからなるべく避けたいところ。
それに変な坂道がない。トンネルルートは山を抜けるのだけれど、ちょっと傾斜があってプチヒルクライムっぽい。
あとこっち経由すると昔の敦賀駅を見ることができたり、海上保安庁の格好良い船舶を眺めることができるので!
●越前しおかぜライン
あまりにも海沿い。
はい、迷いようがない。
左手に海!以上!
天気が良ければめちゃくちゃ良い景色です。
気持ち良さしかない!
自転車乗りになぜかあまり知られていませんが、個人的には一押しです。
注意点、気づいたことメモ
・所々飲食店があるものの、軽食というよりはちゃんとした食事処がほとんど。海鮮丼とか刺身定食とかめちゃくちゃ美味しいからおすすめだけれど、ぱっと済ませたい!と言うお店はない。
・コンビニは二軒ほど。ないことはないけれど、感覚めっちゃ広いからちょっとでも不安があるなら必ず立ち寄っておくべき。もしくは敦賀市内で買い込んでおく。
・トンネルがいくつかあって歩道も狭いから車道を抜けるしかない。車はそんなに多くないものの、前後ライトは必須。
・海近すぎて風が強いと波かぶる。
・向い風だと地獄
・天気が悪いと走ってもイマイチかも・・・
・アップダウンはいわゆる海岸線の中では比較的マシな方
・景色は最高。岩好きにはたまらない
・エスケープルートがないし、自転車屋も皆無、タクシーもナシ。セルフレスキューの備えは必須。
●バイパスor下道
金沢方面に向かうサイクリストが必ずと言っていいほど直面しそうなバイパス問題。
福井バイパス、小松バイパス、金沢西バイパスがあるけれど、一応全部、自転車は通行可能です。
自転車通行不可の看板もないし、一部歩道もあるので。
ただし
結論から言うと
「どうしても時間短縮したいとかスリルを味わいたい人以外は回避すべき」かと。
実際に小松バイパスを走ったけれど実質高速道路だった・・・。
もちろん信号もないしひたすら飛ばせるけれど、すぐ隣を80km/h近い速度で車がバンバン通り抜けていくのはシンプルに「死」を連想させるし、ドライバーからの心証も良くなさそうだし・・・。
左からは結構な頻度で合流車線が現れるから後方確認する機会も多いし、結構なストレス。
路肩も綺麗じゃないし、万が一こんなところでパンクしたらと思うと・・・
素直に305号線を走ることをお勧めします。
※小松バイパス以外は比較的マシと言うか、高速道路ではなく幹線道路、って感じなので通行しても良いと個人的には思いました。
装備
結局のところロングライドの装備ってもう定番化してるところがあるので、基本的にいつも通り。
だけれど細かいところで微妙に持ち物が違ったりウエアが違ったりする。
それは例えば気温差に合わせてグローブを2つ忍ばせたり、フロントライトを増設したり、輪行袋をコンパクトにしたり。そしてこう言う細かいところでライドの快適性が左右されることも結構あったりもします。
旅の神は細部に宿る、です。
●自転車
フレーム :ECO謹製TADAクロモリフレーム
フォーク :EASTON EC90SLX
ヘッドセット :ChrisKing NoThreadSet1-1/8",Gold
ホイール :FULCRUM RACING ZERO CARBON
タイヤ :コンチネンタルGRANDPRIX5000 700×25c
ハンドル :ENVE COMPACT400mm
ステム :THOMSON EliteX2
バーテープ :Rapha
シートポスト :THOMSON Masterpiece
サドル :Fabric SCOOP SHALLOW TEAM
レバー :SRAM RED eTAP
ブレーキ :SHIMANO BR-9100
Fディレイラー :SRAM RED eTAP
Rディレイラー :SRAM RED eTAP
クランク :SRAM RED 50-34T 172.5mm
スプロケット : SHIMANO CS-R8000 11S 11-28T
BB :SRAM GXP
ペダル :SPEEDPLAY
チェーン :SHIMANO CN-HG901
●その他
フロントライト : キャットアイVOLT800 ×2
リアライト : MOON ARCTURUS AUTO PRO
ボトル1 : Rapha ブルベビトン
ボトル2 : ツールケース(チューブ2本、携帯ポンプ、予備クリート、工具等)
ログデバイス : GARMIN EDGE530
フレームバッグ : APIDURA (モバイルバッテリー、鍵、補給食、電池)
サドルバッグ : ORTLIEBサドルバッグL(輪行袋、サコッシュ、予備グローブ、ジャケット)
ライト2灯装備はロングライドにおいては標準装備。万が一の充電切や故障リスクを考えるとね・・・。夜の山道、ライトが切れたらそれすなわち走行不能に陥るし過去にやらかしたこともあるので・・・。個人的には予備のチューブを持ち歩くのと同じくらい大切と思っています。
そして相変わらず役に立つGARMIN EDGE530のルートマップ。
これがあれば知らない土地でも迷うことなく目的地まで行ける!道の選択をする際にわざわざアイフォン取り出して・・・ということが圧倒的に少なくなった。捗る!
次回は実走編をお送りします!
続く。
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