自転車のいろんなこと綴るブログです。旅のこと、写真のこと、山のこと等を綴り連ねます。

【沖縄自転車旅】宮古島をたっぷり堪能一周旅〜来間島〜東平安崎【灯台】

2020年01月05日
2019年12月 沖縄自転車旅 0
知らない天井だ。

二段ベッドの底を見るなんて、いつぶりだろうか・・・。
覚えている限りでは、一番最近ではワイキキの安いドミトリーに泊まったとき以来・・・。そういえばあの時も12月だったけれど、何せ南国だったものだから気温は高くむしろ暑過ぎて夜寝られなかった。それに宿代をケチったせいか立地が最悪で毎晩下のフロアからダンスミュージックが聞こえて来て睡眠の質としては最低だった。そんなことを思い出しつつ、でも今日は大丈夫。ぐっすりと眠ることができた。目覚めはバッチリ。

時刻は7時。窓を開けると空が明るくなり始めていた。急に血圧が上がったように感じた。
「早く走りたい」
そんな思いを胸に前日に洗濯して乾かしていたウエアを回収。完璧に乾いていたわけじゃ無いけれど、ほぼ問題なし。洗剤の香りがしたけれど、これもなんだろう、どこか南国の匂いがした。同じゲストハウスに泊まっている旅人に分けてもらったものだった。もしかしたら沖縄に来てから買ったものなのかもしれない。

部屋を出て中庭に出るとゲストハウスのオーナーさんがセメントをこねくり回して屋根の修繕をしていた。何でもかんでもご自身でされているようだった。荷物だけ置かしてもらって早々に出発することに。

いよいよ宮古島旅、本格スタートです。

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宮古島一周ライド、こんな感じになりました。
距離115km
獲得標高839m
走行時間05:04:56
実際にかかった時間は朝の7時にスタートして最後は16時くらいだったので実質9時間程度。写真を撮ったり景色を眺めている時間が大半だったような気も・・・・'`,、('∀`) '`,、


さて、概要はこんなところにして旅の様子へ。


昨晩、寝る前に降っていた雨は一晩かけてたっぷりと雨を落としきったらしく、うっすらとコーティングしたように全てのものが濡れていた。写真を撮る上ではこれはとても絵になる、、そう、悪く無い。太陽も見る見るうちにその高度を上げて、濡れた全てを照らしてくれた。

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「今日は絶好の写真日和だ」

内心、めちゃくちゃワクワクしていました。知らない土地、知らない景色で、天気の狭間、晴れを勝ち取ることができた運にも感謝しつつ。

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ゲストハウス入り口のシーサー。可愛い。

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洗濯済みのウエア達。洗濯をすることでウエアを減らすことができるちょっとしたライフハック。


小さな楽園、来間島へ

まず向かうは来間島。宮古島の南に位置するとてもとても小さい島。地図を見ているだけでワクワクする。

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ゲストハウス近くの港から来間大橋が綺麗に見られた!


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とても小さな島で、車でも自転車でもあっという間に隅々まで走れてしまう程度の大きさ。小さいながらもカフェが点在していて、ちょっとしたおしゃれリゾート地のような雰囲気もありますが、それはごく一部で少しメインの通り(と表現するのも躊躇われるくらいにはローカルだけれど)を外れてしまうとそこはもうただただ自然体でいられるどこか懐かしい田舎道が広がるばかり。そこそこのアップダウンと狭い道ばかりだからむしろ自転車の方が回りやすいかも。。

前回の記事で紹介した通り、この島ももれなく海峡大橋でつながっています。来間大橋。これを渡ってしまえばあっという間に到着します。
時間が時間だったおかげか、観光客も皆無でこの橋を渡る間はほぼ貸し切り状態。

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気持ち良さしかない!

これだけ巨大な箸を作るのだから数億円の話では無いはずですが、一体どこで元を取るんだろう・・・・回収計画はどうなっているんだろう・・・と下世話な妄想をしてしまう。

来間島はサイクリングで訪れる人もちらほらいると聞くけれど、そんな雰囲気は皆無というか、橋を渡るのがハイライトで後はおまけ程度かもしれない・・・。と思っていたけれど、私に取っては先述した離島ならではの何も無い雰囲気が大好きで、訪れる価値があると感じました。

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竜宮城展望台という、その名の通り竜宮城をモチーフにした展望台があり、ここから宮古島〜来間島の美しい海峡と橋を眺めることができます。私は景色もそうだけれど、建物の周りをぐるっと囲っている石垣の積み方にばかり目がいってしまった・・・・。

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本州のそれとはずいぶんと異なることが分かる。沖縄に来てからというものの、こういうちょっとした細かい違いが目につく。「なんでこんな風に違うんだろう?」とあれこれ妄想するだけでも楽しい。

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ちなみに展望台の上からは来間島の全景を見ることができる・・・くらいにはコンパクトということ。もう端っこ見えてるやん!

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青すぎて笑う。


せっかくだから島を一周してみようと適当に走っていると、スムリャーミャーカに出会った。全くもって意味が分からないけれどそう書いてある。

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スムリャーは長間家、ミャーカは巨石を使ったお墓。つまりお墓です。
15世紀ごろの遺跡だそうです。自然の中にあり明らかに風化して行っているその様は時間の流れを感じさせずにはいられない、なんだか説得力のあるものでした。私の知らない遠い場所でも確かに歴史と時間は流れていてそこには私の知らない生活があって・・・なんて当たり前のことに思い浸りつつその場を後に。

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馬です。

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バスです。


ダイナミックな県道235号線

さて、来間島を後にして次はひたすらと海沿いを走ります。
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何せ今日は島を一周するだけの日だから、右手に海を見て走るだけ。迷いようが無いし、それに迷うような道がないのが宮古島の良いところ。何もないとも言えるし、ノイズが極めて少ないから何のストレスもない。サイクリストに取っては最高の環境とも言えますが、補給できる場所も極めて少ないのがネックかも・・・。でも、シンプルで美しい。真に美しいものはシンプルで飾りっ気がない。

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楽園の入り口感がすごい。イムギャーマリンガーデンというところ。名前からして楽園。

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岩肌から植物が生えてるやつ、好きです。


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断崖絶壁を眺めながら走る。ムイガー断崖絶壁というところ。宮古島の景色のダイナミックさは全国の離島の中でも随一だと思う。

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竹山中展望公園近くより。なんだかなあ・・・何もないのに良いんだなあ・・・。


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メガソーラー発電所近くには風力発電機も。
そういえばこれだけ沖縄本島から離れているし、宮古島はいろんなことを自給自足しないといけない。物資を運ぶにも、水道も電気もガスも限りがある。人の営み、そのコストは何かを考えさせられる。


とにかくでも景色は良いし、適度なアップダウンのおかげで見通しが良い。
ドイツ村だったりメガソーラーパネルだったりなんとも言えない名所が出てくるけれど、そういうのはまあ普通の観光の時に立ち寄りたいなあということで取っておくことに。自転車旅と普通の旅行は根本からして求めるものが異なるから、同じ場所でもアプローチが異なることが多い。自転車旅は見たことのない景色を、気持ち良く見ることができたらそれでいい!くらいの気持ちです。。

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農業も盛ん。


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どこを走ってもとにかく水が綺麗。なんでこんなに色ついているのか不思議になってくる。


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走ってて最高に気持ちが良いやつ!!

走れば走るほどまた違う景色が出てくるこの道はなかなかに異色。
決して長い距離でもないのにちゃんとバリエーションを持してくれる道って意外とないものです。
おかげで計画していたペースよりもずっと遅い、1時間に15kmほどしか進まない!まあよくある話・・・'`,、('∀`) '`,、



東平安名崎と平安名埼灯台

今回の旅において、最も気分が盛り上がった場所はどこかと聞かれるとここ東平安名崎。何と言ってもここに至るまでの道が良かった!
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島の一番端っこという事実も良い感じに心が盛り上がるスパイスになってくれたように感じます。

岬としては百点満点の眺望の良さと最果て感。半島の先端へと続く道も長く伸びる一本道で気分が高揚するやつ!
何よりここは国内でも珍しい実際の登ることができる灯台の1つ、平安名埼灯台があるのです。
灯台ハンターとしてはここを訪れないわけにはいかない。もちろんお金を払って100段近い階段をビンディングシューズでひたすら登り続けました。例に漏れず私以外誰もいなくて借り切り状態・・・。

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岬の先端の灯台、ロケーション完璧、天気良し。
道路を走っている時と見える範囲がもう違い過ぎて驚きです。ずうっと先の水平線の先まで見えるような・・・。もちろんロケーション的には沖縄のしかも宮古島に位置するということで、日本国内で登ることができる灯台のうちでは最南端のもの。

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そう、実は全国で登れる灯台って16基しかないんです。こうして眺めてみるとどこの灯台にも思い出があって、本当灯台って良い。

突然だけれどここで「なんで灯台が好きなの?」「灯台の魅力って何?」について書き殴っちゃいます。(聞かれてもないのに語り出すタイプのオタク)

ロケーションが好き
その役割ゆえ、大抵僻地にある。海が近い、当たり前だけど、
ただの海じゃなく、交通の要所であることが多い。
少し小高いところにあって、眺めが良い。抜けの良い景色。好き。
灯台によっては灯火層まで上がることができるけれど、その景色の良さたるや!!


そこに至るまでの道や町の雰囲気が好き
なぜか寂れていることが多い。なんともノスタルジックな雰囲気になる。
大抵、名前も知らないような小さな漁港だったり、寂れた観光地だったりする。
その雰囲気が、たまらない。
それならまだいい方で、本当に何もないというか、灯台に来る人しか来ないような場所にあったりすることもある。


建造物としての灯台が好き
その高さ、規模、建築材料や工法の違いたるや!!
橋梁好きと通じるものがあるかもしれないけれど、灯台の魅力は何と言ってもそのシェイプ。
セクシーなものからかっこいいもの、ずんぐりむっくりなものまで多種多様、千差万別、十人十色。


灯台の歴史が好き
灯台は要所に設置されている。要所とは平和な現代なら単なる「交通量の多い場所」という意味だけれど、昔はそうじゃない。「軍事的価値のある場所」ゆえに設置されている灯台もある。
「なんでこんなところに?」気になった人は調べてみると面白い歴史が垣間見れるかもしれない。

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灯台の灯火方式とどのようにして灯りを点滅させているのか、そういった構造を間近で観察することができる灯台は貴重だからめっちゃテンション上がりました。


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あああ・・・・!!


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沖縄の天然記念物「テンノウメのジュウタン」に覆われた地面にそびえるその姿は、確かに南国に来たことを再確認させてくれた。

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訪れる価値、あり。


吉野 売店

さて、来間島からここに至るまで、ご飯どころらしいところは1つとしてありませんでした。
そもそも宮古島の東海岸沿い、走ってみてわかったけれど西と比べて何もなさがすごい。
だからこその眺望、景色の良さですが、自転車乗り的には結構な死活問題・・・だけれど、一軒ありました!半ば覚悟しながら西方向へ折り返し始めたくらいで、道路脇にポツンと立っている倉庫・・・かと思いきやちゃんとしたお店発見!しかも営業中!(これ大事)
ありがてえありがてえ・・・。
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店内に入ると南国チックな空気に溢れた素敵なカフェバーでした。カレーライスやハンバーガーもあったけれど、せっかくこんな雰囲気だしということでロコモコ丼をいただきました。最高に美味しかった。ごちそうさまでした!



これにて前半戦終了と行ったところ。まだ宮古島全体の半分を走っただけ。
ここから先もどんな景色が待っているんだろうか。
楽しみで仕方がない・・・!

続く。


    
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神楽坂つむり
Author: 神楽坂つむり






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