fc2ブログ

【ディスクロードユーザーへ】オーストリッチの「ダミーローター」がパッドスペーサーの最適解だった

神楽坂つむり

自転車, 機材紹介, ノウハウ, バイクパッキング, グラベルライド, 輪行,
ディスクブレーキユーザーが増えてきた今日この頃ですが皆さんパッドスペーサーはどうされているでしょうか。

純正品、サードパーティ、プラダン、ダンボール、色々と使えるタイテムがありますし、私も色々使ってきましたが最適解を見つけましたのでご紹介します。

aaaIMG_5065.jpg
こちらのオーストリッチ製のダミーローター。

パッドスペーサーの役割

「そもそもディスクブレーキパッドスペーサーって何?」って言う方もいらっしゃると思いますが、分かりやすく言うとダミーローター、つまりオーストリッチのこの商品はそもそも商品名の時点で優れていることが分かります。分かりやすい。

ディスクブレーキ車は車輪を外した状態でブレーキを握ると大変なことになっちゃいます。大変と言うと大袈裟に聞こえますが、実際結構面倒な事態に陥ります。車輪を外した状態、つまりディスクローターがない状態でブレーキレバーを握ると、一度閉じたブレーキパッドが貝の口のように閉じっぱなしになってしまって、車輪を装着しようとしてもディスクローターが閉じたパッドに阻まれてしまいます。つまり車輪が装着できなくなります。

aaaIMG_5067.jpg

よくあるのが
①輪行や車載のためにホイールを外す
②何かの拍子でブレーキレバーを握ってしまう(あるいは逆さまにした時にたまたまそうなってしまう)
③ブレーキパッドが閉じっぱなしになる
④( ´゚д゚`)

何故そうなるのか?の仕組みについての詳しい説明は割愛しますが、ピストンの位置が出すぎてしまう、と言うことです。油圧ディスクブレーキ車はパッドが減ってもブレーキの遊びが一定に保たれますが、これはピストンの仕事量が一定に保たれるバネとオイルのおかげ。ですが、本来あるべきディスクローターがないと閉じ切ってしまう。そうなると元に戻すためにはよく脱脂したマイナスドライバーなどでコジコジしてパッドの位置を初期位置まで戻してあげる必要があります。

さて、そんなこと外でやってられない!面倒くさい!
そのためにパッドスペーサーがあるのです。
つまりディスクローターの代わりですね。サイズはちっちゃいですが。
これを挟んでおけば、万が一ブレーキレバーを握っても大丈夫。ピストンの位置は正常な状態が保たれます。

aaaIMG_5068.jpg


前置きが長くなりましたが、そんな地味だけど大切な役割を果たすパッドスペーサー、残念ながら純正品のその多くは挟むだけのもので、ちょっとした拍子に外れ易かったりします。一部メーカーのものは「カチッ」と爪が引っかかるようにできていて外れにくいように出来ていますが、装着しにくかったり、それでも外れるリスクがあったりと、輪行が多い私としてはどこか不安を抱いていました。

そんな問題を解決するのがこのオーストリッチのダミーローターでした。



装着が簡単

この製品は言うなれば「ゴムループ付きパッドスペーサー」です。

パッドスペーサー自体にヘアゴムのようなゴムが装着されているだけの、シンプルなアイテムです。
使い方は簡単、ディスクキャリパーにこいつを突っ込んで、ゴムをキャリパー本体に引っ掛けるだけ。
aaIMG_5064.jpg
これで固定は完了です。10秒もかかりません。

後述した爪を引っ掛けるだとか、キャリパーの構造に合わせて角度を調整する、位置を決めるなんて必要はありません。突っ込んでゴムを引っ掛けるだけです。このシンプルさ、最高です。


信頼性の高さ
パッドスペーサーの存在意義は言うまでもなくディスクローターの代わりとして常にディスクキャリパー内でその時まで大人しく居続けてもらうことです。たとえ飛行機輪行でものすごい衝撃が加わろうが、居続けてもらう必要があります。外れてしまうと、ダメです。

その点でこの子は信頼できます。なにせヘアゴム的なあれでキャリパー本体に対して固定されているのですから。もちろん気をつけるべき点は2つあって1つはそれでも固定が甘い状態。実際に使ってみてわかりましたが、ゴムをそのままキャリパー本体に引っ掛けるだけでは緩いです。なので輪ゴムをくるくるっと二重にするのと同じ要領で固定力増し増しで引っ掛けるとバッチリ外れません。もう1つの気をつけるべき点は劣化。ゴム製品なのでいつかは伸びるし切れます。輪行中に切れたら最悪なので、その状態には気を配り、まずいと思ったら新品に交換することをお勧めします。安いですしおすし。


汎用性が高い

地味に嬉しい点です。
grhhr.jpg
ディスクブレーキの多くは純正のパッドスペーサーが用意されていますが、それぞれのキャリパーに綺麗に収まるように作られています。純正だから当然なのですが、これが仇となるのが汎用性の低下。他のメーカーのキャリパーに使うことができなかったり、フィット感を追求している割には固定力が甘い、固定が面倒臭いと言ったメーカー毎の差に付き合う必要が出てきます。ユーザー側としては納得しつつもそんなことに付き合う必要性を感じない、と言うのが正直な感想です。私がサードパーティ製の製品を使うときの最大の理由はここにあり、逆に言えばこれを解決するため以外には純正品に拘りたいとも考えています。

本製品はキャリパー挿入部分の形状はごくごく平凡な板状と言うこともあり、特に受け側の形に制限されることがありません。おそらくほぼ全てのメーカーに対応しているのでは?と期待して買ったら実際に手持ちの全てに問題なくフィットしました。

aaaIMG_5076.jpg
と言うわけで信頼性や汎用性、脱着のしやすさと言う点でディスクブレーキ車使いとしてはベストバイなアイテムでした。


     
関連記事
自転車, 機材紹介, ノウハウ, バイクパッキング, グラベルライド, 輪行,

Comments 0

There are no comments yet.

バイクパッキング関連はこちら

FC2カウンター

【自転車シューズカバー】シマノSHIMANO S3100R NPU+ のレビューインプレ
【イヤホン】Apple AirPods Proがアウトドア趣味と相性最高だった