【バイクパッキング】グラベルキャンプツーリングの装備紹介 【GT GRADE】
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秋が深まってきた11月中旬。
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グラベルキャンプツーリングに行ってきました。
と言う訳で、久しぶりの装備紹介です。
ちょっと装備も新しくなったので!つむり的最新スタイルという事です。
問い合わせをいただく機会も多く・・・最近のスタイルです。昔とは少し違うかな・・・。
毎回変わるスタイル
自転車旅のスタイルは毎回変わります。基本は一緒だけれど、時と場合によって変えるというのが正解かなと思います。そもそもバイクパッキングは他でも書きましたが「荷物ありき」だと考えています。つまり先にバイクパッキング用のバッグやキャリアがあるのではなく、何を持って行くかをまずは考えて突き詰めて、最後にそれを運ぶための装備を構築するというものです。これが逆だと装備がチグハグになってしまって・・・ぱっと見はスタイルがあるように見えて中身がついてこない、なんて事態になりかねません。
必要なギアは何か?
なのでまずは「何が必要か」が重要。
これを考えるのが、とても重要。シミュレーションです。その際に役立つのが過去の経験であって、つまりまずは実践してみないと次の装備も分からないと言うのが私がたどり着いた結論の一つです。じゃあ初めはどうしたら良いのかと言うと、まずは基本的な最低限の装備からスタートするのがおすすめです。いきなり高価なギアやバッグ類を一通り揃える必要はありません。見栄えを無視すれば、最近では数千円でテントやシュラフ、バッグも手に入ってしまいます。概算ですが3万円以下で一通り揃えられると思います。揃えたらとりあえず近場の河原やキャンプ場でも良いので一泊でもしてみると、何が必要で何が無駄かが見えてくると思います。
運ぶのは衣食住
キャンプツーリングは何と言っても「衣食住」をすべて運ぶアクティビティなので、100人いれば100通りのスタイルがあると思っています。なので、基本装備から先はもう無数に枝分かれします。自炊一つとってもそれは然りで、インスタントで済ます人もいれば凝った料理をする人もいます。それだけで自炊道具のウエイトは変わってきますし、収納方法も変わってくるので、全体のバイクパッキングシステムも変わってきます。いきなり「これが正解」なんて言えない理由がこの辺りにあるのです。まずは一泊でも良いので実践してみてギアを見極めながら揃えて行く。その上でいかにスマートにパッキングするか、格好良くパッキングするかに、醍醐味が詰まっていると思います。
装備一覧
季節は秋。場所は近江国。条件が決まらなければ装備も決まらない!と言う事で前提は大切。
・11月中旬
・想定 最高気温15度 最低気温0度
・野営地は山の中
・水無し
・電気無し
・輪行移動あり
・グラベルで山越え
・標高は600m弱
・野営地は300m前後予定
実際の装備を並べてみました。
こうして見ると結構大げさな感じがします。これが夏場だったり、自炊をサボるならば、半分以下にまで抑えられると思いますが、今回は割とちゃんとしようと思ったからと言うのも大きいです。ウルトラライトスタイルで行くなら半分以下でしょうか・・・・。
実際に文字を入れてみました。なんだかそれっぽくなってきます。
焚き火台や3つあるランタンなど、明らかに最軽量スタイルではない感じですが、この日の夜はこれらのおかげで楽しむ事ができたので「ヨシ!」です。
シュラフは真冬用のNANGA 600を持って行ったのでめちゃくちゃ嵩張りました。これが夏場だったら250だったら容量も三分の一くらいだったのでもっとシステムを簡素化できたのですが、寒さに震えるキャンプだけは2度としたくないと冬の青森で実感したので、こればかりは仕方ありません。マット、テント、ランタンあたりも過去記事にまとめていますので探してみてください。(サイト上部のサーチ機能で調べる事ができます。)
バイクパッキング
実際に荷物を積み込んでみました!
荷物バラバラな状態この状態まで持って行くのにおおよそ5分程度かかりました。
ちなみにベースはGT GRADE CARBON。グラベルロードが流行しだす前に買ってしまったので若干規格が古いですが、それでも乗り心地の良さ、所有欲からしてなかなか手放せません。良い買い物をした!
サドルバッグやフレームバッグは定番ですが、フロントフォーク横のバッグはいわゆるドライバッグを応用しています。やはりこのスタイルが一番安定感があり積載能力の向上にも寄与すると感じています。この辺りのギアについては過去にまとめていますので宜しければご覧下さい。
さて、実際にこちらも文字を入れてみました。
今思うとドライバッグ一つ分は省略できたかもしれません。実際に撤収する際にはパッキングの段取りが上手くなったおかげか随分とコンパクトにできた結果、ドライバッグ丸々1つ分のスペースが空きました。不思議なものですが、行きより帰りの方がパッキングがスマートになっていることも珍しくありません。これはつまり回数を重ねれば重ねるほど練度が上がることを意味しています。
ランタンも3つ必要かというと正直なところなくてもいいですが、今回はグループキャンプだったので持参しました。他の人が持ってこないとの想定。
過程をまとめるとこんな感じ。
シミュレーションする(時間、場所、季節など)
↓
持って行くギアを決める
↓
収納するバッグを決める
↓
パッキング方法を考える
↓
パッキングをする
こんな感じです。
ちなみにドライバッグはこんな感じに拡張します。流石にこのサイズでパッキングはしませんが、いざという時に拡張できるシステムは応用が効くので便利です。この時は思ったよりも買い込みすぎたので放り込んでぎちぎちに締め上げて納めました。最後は力です。
タープを張るかどうかはその場で決めます。私が使っているzerogramのウルトラライトタープは収納時のサイズが350ml缶ほどのサイズなので、毎回必ず持って行くようにしています。今回も雨が降る事が予想されたのであらかじめタープを張っておきましたが、案の定降り出したので助かりました。夜露防止にも有効ですし、タープを張っている絵が好きなので、やっぱり好きです。
最後にメシテロ写真を載せておきましょう。
キャンプ肉はいいぞ!!
終わり。
↓紹介したギア一覧!
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