【マット】NEMOニーモ TENSORインシュレーテッドエアマット【20R】が一年中使える優秀なマットだった
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マット、それはキャンプ道具においてシュラフとセットで語られる安眠する上で重要なアイテム。
エアマットのサイズと実用性
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本当に重要で・・・
だからこそ良いものを使いたくって・・・・
選ばれたのは、NEMOニーモ TENSOR インシュレーテッドエアマット20Rでした。
エアマットの中ではちょっと重いけれど、それは全長183cmというゆとりのある長さと
厚みが8cmありかつ寒さ耐性を表すR値が「5以上」という圧倒的な断熱性、保温性を有しているのも理由の一つ。エアチャンバー内にプリマリフトという素材を採用することでこの性能が備わった。
インシュレーテッドモデルを選んだ理由はとにかく年中使いたいから!
夏はもちろんだけれど、極寒の冬山でも安心して使えるようにと言うことで選んでみた。
実際に冬のアルプスで使ってみたけれど、底冷えを感じるようなことはなかった。もしノーマルタイプだったら・・・・と考えるとやっぱりこっちを選んでいて良かったと思う。
寝心地
断面図を見てみると両サイドがわずかにせり上がっていて、これのおかげで身体が自動的にセンタリングされるような構造になっていると言う優れもの。
実際に眠ってみるとこれが効果抜群で平面タイプと比べると明らかに安定感が違う。
裏を返せば寝返り的な動作がしにくいとも取れるけれど、そもそもテント泊で寝返りを打てるようなシチュエーションってそうそうないし、それよりも変にずれないことの方が大事だと思う。
ちなみに中身がサイコロみたいな小さな部屋がたくさん詰まっている構造体のおかげなのか、体重が局所的に集中しても変な沈み込みがないのも特徴。これも快適な睡眠につながっているような気がする!
私が購入したのはニーモの中ではもっとも全長が長いレギュラーモデル【20R】
これはまあ色々と考え方があると思うけれど、当然、短ければ短いほど収納サイズはコンパクトになるし、軽量化ができる。
ピンとこない人のために説明すると、つまり敷き布団の長さをどうするかという問題。
一般的には頭から足先までカバーできるサイズを選ぶのが当然と思われるかもしれないけれど、キャンプの世界では先述した軽さとコンパクトさを追求するためにあえて短いものを選ぶことが珍しくない。
かくいう私も元々はモンベルのU.L.コンフォートシステムエアパッド120を使っていた。
全長が120cmのタイプで収納サイズが非常にコンパクトになるのが特徴だ。
「えっ、じゃあ身体がはみ出た分はどうするの?」
と言うと、
足元はザックや着替えの入ったスタッフバッグなどでカバーし、頭は別途で枕を用意したり、こちらも着替えを入れた袋なんかで対応する。
つまりここがトレードオフで、軽量化の代償というわけだけれど、何度かテント泊をしてみてこれがやっぱり地味にストレスだった。
というわけで結局、身体を全部覆うことができるサイズのものを選んだというわけです。
もちろんショートサイズ265gに比べるとレギュラーサイズは410gと一気に150g近い重量増になる。
決して小さい数字ではありません。
が、長さが足りない部分を着替えなどでカバーすると言っても、致命的な欠点として冬場はそこが弱点となって身体の冷えに繋がってしまうということ。
正直なところ、地面からの冷えというのは驚異的で、テント内の気温がいくら低かろうがマットさえしっかりしていればあとはシュラフとの組み合わせでなんとか凌ぐことができるけれど、下が冷えているともうどうしようもない。
そんな時には断熱性の高い十分長さのマットの存在が重要で、快適性のためには多少の重量増は甘んじて受け入れるべきだと考えるようになった。
それに・・・短いマットを使う場合の前提条件である「足りない部分は何かしらでカバー」の何かしらを持っていないことも多かった。余分なアイテムを削ぎ落としたキャンプスタイルでは、当然余分なものなんてないのでマットの代わりになるようなものも満足になかったりする。
一度無理やり輪行袋をグシャグシャにして袋に詰めてマット代わりにしたけれど、まあ全然仕事しなかったよね!
と言うわけで、トータルで判断するとやっぱり多少嵩張ってでもマットは全身をカバーできる長さのものを選ぶべきと言う判断になった。
これが大正解だったと思う。やっぱり色々と試してみないと自分の最適解なんて分からないものだな、とも実感した。
ヤマノススメメスティンの上にある黄色のスタッフバッグがTENSORインシュレーテッド。
サイズとしては500mlペットボトルを持ち歩くような感覚。
・寝心地の良さ
・断熱性
この二つのメリットだけでもこのマットを選ぶ理由としては十分だったと思う!
重量やサイズについては多少嵩張るけれど、それでも他社に比べてコンパクトかつ扱いやすいこのNEMO TENSORマットシリーズ。エアマットに求められる本質的な性能である「寝心地」については今まで試したマットの中で最も安定しているのは間違い無いと言うことで、当分はお世話になろうと思う。
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