【RIDEAIDinASO】絶景!牧野カフェライド【阿蘇箱石峠 自転車】
RIDEAID, 九州, 自転車, 写真, ロングライド, アウトドア, バイクパッキング, カメラ, グラベルライド,この日のスケジュールは下記の通り。
12:00 受付(道の駅阿蘇)
12:45 ブリーフィング
13:00 牧野でカフェライド ⇦プログラムA
16:30 道の駅阿蘇帰着
18:30 阿蘇の精肉店謹製超激レア激ウマBBQ ⇦プログラムB
今回のRIDE AID in ASOでは頼れるサポートライダーさんがついてくださった!
みなさんこの辺りが地元あるいはゆかりのある人ばかりで阿蘇に住み阿蘇を知る人たち。
こういった地元の人から支えられるイベントは得てして良いイベントであることが多い。コース設定や休憩ポイントといった走るうえでの重要な要素はもちろん、場の雰囲気というか空気感というか。余所から集まった人だけでやるとこうはいかない和やかな雰囲気で、こうして初対面の人ばかりでちょっと不安だった私にはとても安心できる要素の一つだった。
何より皆さんフレンドリーで、接しやすいのが印象的。
これなら前を任せていても何も不安はない。
ライダーとしてのスキルもさすがの一言で、参加者の人も含めて熊本の人はライドスキルが高い。それは何も速いという意味ではなくて自転車に乗り慣れている。
大自然に囲まれて長距離を走ることが多いからなのか、少し走ればいやでも獲得標高が上がる土地柄なのか、男性女性問わずこの土地で走っているライダーはタフネスさがつくようだ。日常的にこんな場所を走ることができるなんて羨ましい!
ライダーのスキルごとにグループが五つに分けられた。5人のサポートライダーそれぞれに参加者が並んでそれを一つのパックとして走ることとなった。あくまで目安だけれど、でもこういうカテゴライズは終始うまく機能していたと思う。
いよいよ道の駅阿蘇を出発して向かうは牧野。
箱石峠をクリアして山岳地帯を抜けるコースで、全体的に距離は短いもののバラエティに富んでいるとのことで期待が高まる!
天気が良いおかげで景色の抜けがよく、今朝上ったばかりの草千里方面や仙酔峡が肉眼でもよく見えた。外輪山をはじめとして数キロから数十キロ先の道路までもが肉眼で確認できる障害物のなさ、立体感、そして景色の広さは日本全国探してもなかなかない。この景色ばかりは今こうして文章を書いている時でもはっきりと思い出せるくらい印象的で、好きだ。
10km弱の平坦区間を経ていよいよ山岳地帯へ入ると景色も一変する。
標高がそこまで高くないけれど木々は少なくあるいは背が低く、荒涼とした岩肌や土が目立つようになってきた。話を聞くとちょうど今が野焼きの季節らしく、野焼き後の茶色と黒が混じった阿蘇が見られるのは今だけと思うとなんだかお得に感じてきた。5月も過ぎると次は新緑の季節になって緑のじゅうたんを堪能できるらしい。
それはそれでぜひとも見てみたいので、また来ようと決心。
箱石峠付近からはもはや別世界だった。
あたり一面茶色と黒の世界。野焼きの範囲の広さに驚かされたのと、この峠の景色の広さに感動した。
グランツールの中継で見るような・・・
山岳地帯を貫く道路の中に私たちはいた。
試されて、走っていた。
確かに結構な登りで標高もそこそこあったように思えたけれど、そんな些細なことはどうでもいいと思える程度には、ダイナミックでエキサイティングな風景だった。
そこを駆け抜けるライダー達。
はるか前方に見えるライダーはジロデイタリアの峠道を行くプロトンのように見えた。
このような広い景色にあってちっぽけなサイクリストというのはしかし妙な存在感を放つな、と一人感心してしまった。
圧倒的な自然の前にアナログな乗り物で立ち向かうような構図はなんだか見ていて気持ちが良い。
自分もその構図に飛び込んだ。
Photo:JOYさん
箱石峠を無事クリアーしてからは牧野方面までは通常であれば立ち入りが許されていないエリアを走ることなる。
本ブログを読んで行きたい方もいらっしゃるかもしれないけれど、そこはぐっと我慢していただきたい。
もちろんなにもここに拘らずとも素晴らしい景色の場所は阿蘇にはたくさんあるから杞憂かもしれないけれど一応記しておく。
振り返れば先ほどまで走っていた場所をワイドビューで見渡すことができた。いやほんとすごい景色。スケール感。半端ない。
Photo:JOYさん
25kmほど走っただろうか、すっかり異世界に迷い込んでいるところで牧野に到着!
ここでいよいよ本日のメインイベントである牧野キャンプ、マウンテンバイクライド、僭越ながら依頼を受けた私のバイクパッキングキャンプ講座、そしておおやようこさんによるサイクリストヨガが執り行われる。
いやあ豪華。濃い、内容が濃いぞ!
ランチは地元食材をふんだんに使ったハンバーガーとプリンが提供されました。
これがお肉おいしいパンおいしい野菜もおいしいで大満足のボリューム。
プリンも濃厚で食べごたえがあって、自転車であんな景色の中を走って、さらにこんな大草原でおいしいランチが食べられるなんて・・・!
これだけでも参加してよかったと思える内容だった。ありがたい・・・!
その他にもチョコレートや塩飴、大福や充実の飲み物類(淹れたてのコーヒーまで!)至れり尽くせりという感じ。
そして僭越ながらわたくし、バイクパッキングキャンプ講座を開かせていただきました。
今回はこのために実際にテント泊ができる装備で参戦した私。
なのでここまでちょっと重たかったのはここだけの話・・・・。
どこに何を収納しているのか、寝床はどうやって見つけるのか、実際にテントやマットをどのように展開するかなどを実践しながら解説させていただきました。
これを機に自転車でキャンプツーリングをする人が増えればこれ幸い。
興味のある参加者さんから具体的な質問もいただいてキャンプトークもできたりしてお互いに得るものがある有意義な時間になったと思います。
Photo:JOYさん
Photo:JOYさん
テントは私がずっと愛用しているモンベルのドームシェルター。
三脚はVelbonのCUBE。これもめちゃくちゃ便利で実際に紹介した時の皆さんの反応も良くってアイデア商品だなあと。紹介しておきます。
そしておおやようこさんによるサイクリストヨガレッスン!
!?
続く。
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