【タイヤ】コンチネンタルGRAND PRIX グランプリ5000 が明らかに進化していた話

神楽坂つむり

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ロードバイク用タイヤの雄、ど定番タイヤであるところの
コンチネンタルグランプリ4000S2。

軽さ、グリップ力、耐久性のバランスの良さに加えて
入手性の高さやラインナップの豊富さ、デザインの良さもありで
それはそれは人気なのも納得のタイヤだ。

そんなコンチネンタルグランプリがモデルチェンジをした。
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今回導入したのはGRAND PRIX5000 25Cタイヤ。
チューブはTubolite、ホイールはフルクラムレーシングゼロカーボンの組み合わせ。
10年近くトップクラスの性能を誇っていただけあって、それをモデルチェンをするとなると勇気のいることだと思うけれど、それでもモデルチェンジするだけの価値があるクオリティが手に入ったということだろうか。

実際にGRAND PRIX5000はタイヤを構成するほぼすべての部分においてアップデートがされているもよう。
トレッドパターン、耐パンク層やケーシング、コンパウンドが変わっている。
明らかに変わっている。



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メーカーによると耐パンク性能を20%向上、転がり抵抗を12%削減、重量を10g近く軽くしているのだとか。
それが本当に本当ならすごいことだと思う。ただでさえ使い勝手の良いコンチネンタルグランプリシリーズがそうなったのであれば。


実際に使ってみた感想、インプレッション


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明らかにグリップ力が上がってる。

もうこれが一番感じたところで、ここに一番価値があると思う。
漕ぎ出した瞬間に分かった。タイヤが路面に食いついて「ぎゅぎゅっ」とグリップしながら、食いつきながら、転がっていくのが手に取るように分かる。

そのせいか少しばかり、ほんの少しばかり重いという勘違いをしてしまいそうだった。
実際には重いなんて事はないのだけれど、でも感覚的にはグリップ力が上がるということは、そういう風に感じてしまう。
人間の感覚ってばとにかくアナログだなあと我ながら実感する。
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コーナー時の安定感、特に下りコーナー時の安定感はものすごい。
今まで乗ったことがあるどんなタイヤよりも安心感がある。
「タイヤのグリップ力でライダーのスキルが補われる」
それはマウンテンバイクだったりグラベルロードと言ったオフロード系のタイヤでは何度も感じてきたことだけれど、ロードバイクでここまで感じることができるっていうのは驚いた。
コンパウンドの進化を感じずにはいられない。

それ以外の要素、転がり抵抗や乗り心地については大きな差は感じなかった。
相変わらずコンチネンタルらしい乗り心地というか・・・芯がしっかりとしていて、周囲の皮の部分がほのかに柔らかい・・・・やわこし。

耐摩耗性能、耐久性については聞くところによるとそのままらしい。

と、言うことであれば単純にグリップ性能が爆上がりしたということで文句なしの万能タイヤ。
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見た目がシンプルになったのは好みが分かれるところだろうか。

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個人的にはPanaracerのRACEシリーズみたいなロゴが結構好きだからちょっと物足りないかも。

でも、とにかく買いだと思う。
レースだけじゃなくて私みたいに町乗り~ロングライドばかりする人でもその安定感、グリップ力については十分に恩恵が受けられると思う。
ロングライドや自転車旅でグリップ力によって得られる安全マージンはちゃんとお金を払って享受しておくに越したことはない。

28CタイヤはPANARACER RACE Dシリーズ。
25CタイヤはコンチネンタルGRAND PRIX5000というように使い分けていこうと思う。

   
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