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【関東遠征】自転車で富士五湖越しに富士山を眺める旅をするだけの一日

神楽坂つむり

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飯能の天覧山から眺めた富士山をもっと近くで見るために河口湖駅まで移動。
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こんな天気が良いんだから富士山、期待できるぞ〜〜〜〜〜!
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この日は2月というのに気温は高く日差しもあったおかげで寒さは皆無。
風もないしね。
最初はグローブをしていたけれど写真を撮ったりiPhone操作するために外して走ったけれど問題ないレベル。
お昼前に到着したということもあってまだ雲は出ていない様子。
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まずは富士五湖の代表格、河口湖の北岸を走ることにした。
県道714号ということは714以上の県道があるのか・・・・すごいぞ山梨県。
甲府、笛吹きという看板を見て思わずゆるキャン△聖地巡礼もしたくなったけれど、いやいや今回はヤマノススメなんだ!
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そして湖岸道路にはずっとブルーラインが引かれていてサイクリングコースのマークが記されている。
さっきの河口湖駅もそうだったけれど、外国人環境客の数がものすごい。
八王子から大月、大月から河口湖へと輪行したけれど95%は外国人だった。
発車や到着時のアナウンスも英語しかなかったのには思わずワロタ。
レンタサイクリに乗って観光している外国人の方もいたし、こういう分かりやすいコースは好まれるのかしらね。

そしてこの河口湖北岸から眺める富士山がこちら
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ビューティフォー・・・・!!!

うっすら雲が出てくるところだったけれど、ギリギリセーフ!
ちゃんと山頂までくっきりと見える。
あれが日本最高峰・・・富士山・・・・・
風もなく穏やかだった。
木の枝は新緑に備えて力を蓄えているように見える。
湖は穏やかで相当冷たいんだろうけれど瀬戸内海の海のような穏やかさを感じられた。
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これは太古の昔から日本人が心の拠り所にしていたのも頷ける美しさ。

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大雪渓。よくよく見ると登山道らしきものも確認できる。
富士山は眺める山と思っているけれど、いつか機会に恵まれたら登頂してみたい。
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TADA車202号機と。

30分ほどゆっくりと堪能したところで再び湖岸道路へ。
ここから先も今までもだけれど交通量は少なくって道は広い、綺麗で走りやすい!
これはサイクリングにもってこいです間違いない。
多少のアップダウンもあるけれどね。
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見てくださいこの景色。
こんなの眺めながら走ってるとまあ心が穏やかにならざるを得ないよね。
ぴょんぴょんするんじゃ。

そういえば朝ごはん以来何も食べていないことに気づいた私。
この頃は補給食を持つことはほとんどなくって大抵地元のご飯屋さんやらコンビニでつないでいる。
本当にライドに集中するときだったりよほどの僻地に行く場合は絶対に必要だし油断するととんでもないことになるけれど、基本的には荷物を減らしたいから必要なければ持参しないスタイル。

ふらりと立ち寄ったところでいただくのは
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甲州名物ほうとう鍋!
何気に初めて食べるけれど野菜たっぷりで美味しい。
小麦を練って作られた超太麺も食べ応えがあってお腹が満たされる感があって腹ペコサイクリストにはありがたい。
何より暖かいお鍋料理。たまりません。
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ここから先は200mくらい上がってからひたすらポタリングダウンヒルタイム。


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は、ハッピードリンクショップだああああああああああああああああ!!(ドコドコ

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う、うまだあああああああああああああああああああああああ!!(馬好き

ここから先は普通であれば国道139号線、本栖湖経由で行くのだけれど今回はちょっと気になる場所があったから「富士樹海ルート」で南下することにした。
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超絶ざっくり図解。つむりの軌跡。

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こちらの県道71号線、最高標高地点は1,200m程度になるから流石に冬季の通行は凍結注意かもしれない。
この日も暖かいとはいえ路肩に少しだけ雪が残っていた。
でも問題ないレベル。
車が少なくってとにかく静か。

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樹海の中を突っ切るルートだからだろうか、森の深さが他とは違う気がする。
屋久島とか白神山地とも違う、何か独特のわびしい雰囲気が・・・・
樹海といえばアレの名所だけれど、うん、なんとなく分かる。
雰囲気。


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微妙なアップダウンを繰り返して到着して見てた景色にテンションが上がってしまった。

これを見るためにこちらのルートを採用したんだ。

ありがとう、アルプス。
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はいドーン!

ちなみに写真に写っているグローブはRaphaのウインターグローブ。
今回の遠征はあらゆる気温のところを走るということで最低気温に合わせたグローブを用意した。
個人的にはこういう気温の変化が激しい場合は最低気温に合わせるようにしている。
暑ければ脱げばいい、の発想。
ちょっと嵩張るけれど、いざという時のことを考えると安全側に対策を取っていた方が結果として助かることが多いというのが経験則です。
無理に軽量化して寒さで凍えたことが幾度となくあった・・・・・。


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そしてドーン!

本栖湖と北アルプスを一望できる!
いやー、このコントラスト、湖と山とさらにその背後にそびえる圧倒的高さのアルプス。
美しい、絵画的。
来てよかった。
このために来たんだ!
なぜかグーグルマップ上にも記されていないこの場所。ちゃんと展望台はあるんだけれどね。
このルートを通れば間違いなく迷うことなくここに辿り着けるので、富士五湖に来られた際にはまじでおすすめです。

さらにこっから先の1,200m、30kmのダウンヒルは走りに集中すれば1時間弱で富士市内まで移動できるというボーナスタイム。

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まあ当然景色の良さに行き足が止まるわけでして・・・・・


うっかり見えてしまう
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THE日の丸構図。
はいはい美しい美しい(脳内ドーパミンどくどく
なぜか河口湖から眺めていた時よりもどんどん天気が良くなって今や雲ひとつ霞ひとつない状態。
最高か。

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アレが、、、、日本最高峰・・・・!


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富士山を眺めながらのグラベル走行をして見たり


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とんでもないワインディングロードを走って見たり


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牧歌的な風景に出会ったり


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完璧構図の道を見つけてしまったりともうお腹いっぱい・・・・!
富士山をここまでちゃんと満喫できる機会って人生で初めてだ。
関西に住んでいるとなかなかね。
機会と天気に恵まれないことには難しい。今回はあたりだ。まちがいない。

ひたすらダウンヒルを続ける。
今回からブレーキをBR-9000からBR-R9100へとグレードアップ。
同じDURAACEだけど機構が変わって明らか効きが良くなった。
もうこれ以上進化しないと思っていた機材がさらに進化するなんて嬉しい限り。
ディスクブレーキが台頭してくる中でもまだリムブレーキの勢いはある。
どっちもあっていい。どちらだけを選ぶ必要なんてないと思う。

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富士ミルクランドで富士牧場ミルクソフトクリームをいただくなど!


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富士市内から眺める富士山。
あれ?なんか富士山の見え方が全然違う、と思ったけれど確かに今日は朝に飯能から眺める北東方面から、八王子〜大月の東方面から、さらに河口湖、樹海とあらゆる方向から富士山を眺める一日だったんだと気付かされた。

我ながら変な行程だったけれど、もうこれ以上望むまい!
あとは無事に家に帰ればいい。
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なんだか新しく綺麗になっている新富士駅から輪行で帰宅。

思えば東京駅に着いてから長い旅路だった。
新幹線の中で沈む夕焼けを眺めながら思い出に浸る。
お世話になった人たち、出会い、ごはん、景色、天候、すべてのものにありがとう。

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終わり。




   
例のポンプは本当にすごかった。
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