【広島】ちょっと自転車でとびしま海道走ってきた【7つの島】
自転車, 写真, ロングライド, 機材紹介, 1day, 山陽, 島旅,
「信号のない場所を走りたい」
「海を見ながら走りたい」
「島と島をつないでみたい」

そう思った私は久しぶりにとびしま海道行くことにした
とびしま海道はしまなみ海道の近くにありながら訪れるサイクリストの数は10分の1程度だと思う。
けれど個人的にはしまなみ海道よりも好きだ!! 交通量が少なくて
海が近くて
どこかのどかな時間が流れている
そんなゆったりとした雰囲気が原因だろうか
場所は広島県、竹原と呉の間ぐらいにある安芸灘大橋と言う橋を渡ればもうそこからとびしま海道の始まりだ。
フェリーを使う必要もないのがポイント。
全部自走で完結する。
下蒲刈島から上蒲刈島、豊島、大崎下島までの4つの島は広島県、
平羅島、中ノ島、岡村島は愛媛県という構成だから何気に県境越えができる。
せっかくだから広島市内から自走で往復することにした。


呉ではこんなお店に出会うことができる。海上自衛隊員御用達の歴史あるお店。
広島市内から海沿いに呉まで南下。
この日は天気が良く海沿いを走っているだけでどんどんテンションが上がっていく。
真冬だったけれどしっかりと着込めば問題ない。
今年の冬は厳しいライドをし過ぎたせいか多少の寒さは耐えられるようになってきた。
広島市内から安芸灘大橋までは40キロ強。
安芸灘大橋は車は料金がかかるけれど、自転車は無料。
それなりに長いし風も強いし歩道を走るのが吉。というかそういう道になっている。
ツイッターに投稿したらバズった謎の建物。
そろそろお腹も空いてきたと言うところで橋を渡ってすぐの場所にあるお好み焼き屋さんでお昼ご飯を食べることに。

「きしな」さん。
実はここのお好み焼き屋さん、2年前に香川県でうどんを食べた後に呉に行く途中に立ち寄ったことがある。
お店のふいんきと味が良くてもう一度訪れたいと思っていた場所だ。

もちろんいただくのはお好み焼き!!
大阪のものではなく広島スタイルのおいしいやつだ!!!
個人的にはどっちも違ってどっちもおいしいと思う。
大阪と広島のお好み焼きは別の料理だ
と言ってしまってもいい位両者の違いは大きいと実感している。
ちなみに広島でお好み焼きを食べるならうどんよりもそば派。

お腹も満たされたところでいよいよとびしま海道を走る。
気合を入れて走ると言うよりは流れゆく景色を楽しみながらゆっくりとマイペースで走る。
それぐらいがちょうどいい。
多少のアップダウンはあるけれど、ロードバイクならこれを言う程度。
海沿いの道って結構アップダウンが多くて厳しい場所が多いけどとびしま海道は本当にゆるい。
だから体力的な事は心配せずにただひたすら景色を楽しめば良い走ることを楽しめばいい。
だからここが好きだ。
もともと交通量は少ないけど島を奥へと奥へと走るごとにどんどんその長閑さが増していく。
島全体が実家のような安心感に包まれているみたいだ。
途中の橋の上で県境越え。

県境越えでは写真を撮らずにはいられないタイプのサイクリストです。
岡村島にはちょうどお昼過ぎぐらいに到着した。
とびしま海道の終着点だ。
だからといって特別何かがあるわけじゃないけれど岡村港からフェリーが出ていてここから愛媛県の今治まで渡ることができる。
お金も時間帯によってはしまなみ海道へと接続することができるけれどこれについては便数が少なくで利用しにくいというのが正直な印象だ。
特にすることもないからここから折り返すことに。
ただ折り返すだけじゃ面白くないから往路と復路は違う道を行くことにした。
つまり島と島を結んで走る時は橋を渡った後右折するから左折するか選ぶことができるけれど片側走るともう片側の道を知らずに終わってしまう。
それもなんだかもったいないから帰り道は全部来た時と違う側を走ることにした。

途中大崎下島にある御手洗地区に立ち寄ることにした。
ここは江戸時代から昭和の初期にかけて建てられた民家やお寺、商家が立ち並ぶ風情のある街並み。
国の重要伝統的建築物群保存地区に選定されている。

確かに走ってみると狭い路地の空を覆い隠すように古い建物が立ち並んでいる。
そのふいんきは京都や金沢、あるいは竹原や萩と似ているけれどどっか違う。
それはきっと実は歴史的にはそれほど古くなく(他の観光地に比べてと言う意味だけれど)
どこかパリッと新しい糊付けがされているようなそんな感じ。

元々狭い土地に庄屋や茶屋、住宅、船宿、神社仏閣、その他生活用水路、小路を全部突っ込んだから、そこはもう迷路と言ってもいいくらい入り組んでいて、網の目のように張り巡らされた路地裏歩きができる。
路地裏好きにはたまらない場所だと思う。
個人的に感動したのはここのある建物の中では伊能忠敬さんが書いた日本地図の人物が保管されていることだ。
私が歴史上最も尊敬する人物、伊能忠敬。
人生50年とされていた当時においてまさに50歳になろうと言うそのタイミングで日本全国を歩いて測量士日本地図を作ろうなんてある意味馬鹿げただが偉大な業績を残した彼のその行動力には脱帽せざるを得ない。
そんな偉大なる地図をこうして目の前で見ることができるなんて。
これだけでもこの場所に来たかいがある。


それにしてもここの資料室は歴史的に価値のあるものがたくさんあるように見える。
こんなに無造作に置かれていて大丈夫なんだろうか、と心配になる位には。
結局1時間ぐらいいたけど管理人さんや観光客に会うこともなくその建物を後にした。
思ったより時間がかかってしまった。
まぁ別に急ぐ旅でもない。

ゆっくりと広島市内に向かって走ることにした。
ただやっぱりそのまま来た道を戻るも面白くないかな呉市内は通らずに音戸の瀬戸方面へ走ることにした。
そのつもりが気付いたら広駅と新広駅の間のよくわからない道を通ってしまい、一瞬ぐるりと半島のように出っ張ったところを折り返してまたとびしま海道に向かうところだった。危ない危ない。
海沿いを走っていると似たような景色があるからたまに道を間違えそうになる。
音戸ノ瀬戸を抜けたあたりで自衛隊の基地を眺めることができる。
「宇宙よりも遠い場所」で登場したこともある位の潜水艦停留所、造船ドック、その他船舶関係の工場を横目に見ながら走ることができる。


うっかり聖地巡礼。
それだけでも見ごたえがある。
ただもうこの時間真っ暗、さすがに冬は日が落ちるのが早い。
広島市内へ帰る頃にはもうすっかりと夜になってしまった。
夏場だったら出発からゴールまで明るいままだったかもしれない。

気がついたら200キロとなかなかの距離だったけれど少しも疲れることもなく走り終わることができた。
それはきっと距離の割に坂道が少ないだとか交通量が少ないと言うのもあるけれど、何より景色に癒された。
ふと思い立ったときにふらっと走りたい。
とびしま海道はそんな場所。
おたふく手袋のインナーがコスパお化けだった。ぱない。
自転車,
写真,
ロングライド,
機材紹介,
1day,
山陽,
島旅,
「海を見ながら走りたい」
「島と島をつないでみたい」

そう思った私は久しぶりにとびしま海道行くことにした
とびしま海道はしまなみ海道の近くにありながら訪れるサイクリストの数は10分の1程度だと思う。
けれど個人的にはしまなみ海道よりも好きだ!! 交通量が少なくて
海が近くて
どこかのどかな時間が流れている
そんなゆったりとした雰囲気が原因だろうか
場所は広島県、竹原と呉の間ぐらいにある安芸灘大橋と言う橋を渡ればもうそこからとびしま海道の始まりだ。
フェリーを使う必要もないのがポイント。
全部自走で完結する。
下蒲刈島から上蒲刈島、豊島、大崎下島までの4つの島は広島県、
平羅島、中ノ島、岡村島は愛媛県という構成だから何気に県境越えができる。
せっかくだから広島市内から自走で往復することにした。


呉ではこんなお店に出会うことができる。海上自衛隊員御用達の歴史あるお店。
広島市内から海沿いに呉まで南下。
この日は天気が良く海沿いを走っているだけでどんどんテンションが上がっていく。
真冬だったけれどしっかりと着込めば問題ない。
今年の冬は厳しいライドをし過ぎたせいか多少の寒さは耐えられるようになってきた。
広島市内から安芸灘大橋までは40キロ強。
安芸灘大橋は車は料金がかかるけれど、自転車は無料。
それなりに長いし風も強いし歩道を走るのが吉。というかそういう道になっている。
感性に語りかけてくる謎マンション…めっちゃいい…全室オーシャンビュー… pic.twitter.com/NNp5VS9cWH
— 神楽坂つむり (@tsumuri_f5) 2018年12月24日
ツイッターに投稿したらバズった謎の建物。
そろそろお腹も空いてきたと言うところで橋を渡ってすぐの場所にあるお好み焼き屋さんでお昼ご飯を食べることに。

「きしな」さん。
実はここのお好み焼き屋さん、2年前に香川県でうどんを食べた後に呉に行く途中に立ち寄ったことがある。
お店のふいんきと味が良くてもう一度訪れたいと思っていた場所だ。

もちろんいただくのはお好み焼き!!
大阪のものではなく広島スタイルのおいしいやつだ!!!
個人的にはどっちも違ってどっちもおいしいと思う。
大阪と広島のお好み焼きは別の料理だ
と言ってしまってもいい位両者の違いは大きいと実感している。
ちなみに広島でお好み焼きを食べるならうどんよりもそば派。

お腹も満たされたところでいよいよとびしま海道を走る。
気合を入れて走ると言うよりは流れゆく景色を楽しみながらゆっくりとマイペースで走る。
それぐらいがちょうどいい。
多少のアップダウンはあるけれど、ロードバイクならこれを言う程度。
海沿いの道って結構アップダウンが多くて厳しい場所が多いけどとびしま海道は本当にゆるい。
だから体力的な事は心配せずにただひたすら景色を楽しめば良い走ることを楽しめばいい。
だからここが好きだ。
もともと交通量は少ないけど島を奥へと奥へと走るごとにどんどんその長閑さが増していく。
島全体が実家のような安心感に包まれているみたいだ。
途中の橋の上で県境越え。

県境越えでは写真を撮らずにはいられないタイプのサイクリストです。
岡村島にはちょうどお昼過ぎぐらいに到着した。
とびしま海道の終着点だ。
だからといって特別何かがあるわけじゃないけれど岡村港からフェリーが出ていてここから愛媛県の今治まで渡ることができる。
お金も時間帯によってはしまなみ海道へと接続することができるけれどこれについては便数が少なくで利用しにくいというのが正直な印象だ。
特にすることもないからここから折り返すことに。
ただ折り返すだけじゃ面白くないから往路と復路は違う道を行くことにした。
つまり島と島を結んで走る時は橋を渡った後右折するから左折するか選ぶことができるけれど片側走るともう片側の道を知らずに終わってしまう。
それもなんだかもったいないから帰り道は全部来た時と違う側を走ることにした。

途中大崎下島にある御手洗地区に立ち寄ることにした。
ここは江戸時代から昭和の初期にかけて建てられた民家やお寺、商家が立ち並ぶ風情のある街並み。
国の重要伝統的建築物群保存地区に選定されている。

確かに走ってみると狭い路地の空を覆い隠すように古い建物が立ち並んでいる。
そのふいんきは京都や金沢、あるいは竹原や萩と似ているけれどどっか違う。
それはきっと実は歴史的にはそれほど古くなく(他の観光地に比べてと言う意味だけれど)
どこかパリッと新しい糊付けがされているようなそんな感じ。

元々狭い土地に庄屋や茶屋、住宅、船宿、神社仏閣、その他生活用水路、小路を全部突っ込んだから、そこはもう迷路と言ってもいいくらい入り組んでいて、網の目のように張り巡らされた路地裏歩きができる。
路地裏好きにはたまらない場所だと思う。
個人的に感動したのはここのある建物の中では伊能忠敬さんが書いた日本地図の人物が保管されていることだ。
私が歴史上最も尊敬する人物、伊能忠敬。
人生50年とされていた当時においてまさに50歳になろうと言うそのタイミングで日本全国を歩いて測量士日本地図を作ろうなんてある意味馬鹿げただが偉大な業績を残した彼のその行動力には脱帽せざるを得ない。
そんな偉大なる地図をこうして目の前で見ることができるなんて。
これだけでもこの場所に来たかいがある。


それにしてもここの資料室は歴史的に価値のあるものがたくさんあるように見える。
こんなに無造作に置かれていて大丈夫なんだろうか、と心配になる位には。
結局1時間ぐらいいたけど管理人さんや観光客に会うこともなくその建物を後にした。
思ったより時間がかかってしまった。
まぁ別に急ぐ旅でもない。

ゆっくりと広島市内に向かって走ることにした。
ただやっぱりそのまま来た道を戻るも面白くないかな呉市内は通らずに音戸の瀬戸方面へ走ることにした。
そのつもりが気付いたら広駅と新広駅の間のよくわからない道を通ってしまい、一瞬ぐるりと半島のように出っ張ったところを折り返してまたとびしま海道に向かうところだった。危ない危ない。
海沿いを走っていると似たような景色があるからたまに道を間違えそうになる。
音戸ノ瀬戸を抜けたあたりで自衛隊の基地を眺めることができる。
「宇宙よりも遠い場所」で登場したこともある位の潜水艦停留所、造船ドック、その他船舶関係の工場を横目に見ながら走ることができる。


うっかり聖地巡礼。
それだけでも見ごたえがある。
ただもうこの時間真っ暗、さすがに冬は日が落ちるのが早い。
広島市内へ帰る頃にはもうすっかりと夜になってしまった。
夏場だったら出発からゴールまで明るいままだったかもしれない。

気がついたら200キロとなかなかの距離だったけれど少しも疲れることもなく走り終わることができた。
それはきっと距離の割に坂道が少ないだとか交通量が少ないと言うのもあるけれど、何より景色に癒された。
ふと思い立ったときにふらっと走りたい。
とびしま海道はそんな場所。
おたふく手袋のインナーがコスパお化けだった。ぱない。
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