【Rapha チャリティライド】RIDE FOR NISHINIHON in尾道を写真で振り返る。
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「Rapha prestige 尾道」の翌日も私はONOMICHI U2にいた。
自転車,
写真,
グラベルライド,
1day,
山陽,
チャリティライドに参加するためだ。
「RIDE FOR NISHINIHON」と名付けられたこのライドイベント。
皆さんご存知の通り、2018年6月 西日本を中心に起こった豪雨災害により、多くの地域で大きな被害があった。私も実は避難指示が出る区域に住んでいたこともあり一日だけだけど避難生活をしたし、生活圏内の道路が文字通り寸断されているのを目の当たりにしていた。
広島、岡山、山口、鳥取、四国と見知った地域の被害はなかなかのものだった。
Rapha主催の本イベントは、参加費がそのままチャリティとして寄付されるイベント。
ただただ自転車に乗っているだけの私だけれど、こういう形で何か貢献ができるのなら一石二鳥じゃないか!という軽い気持ちで参加した。
間接的にではあるけれど、私のブログを読んで広島に興味を持って遠くから誰がか来てくれるかもしれない。
その人は家族や同僚に話しをして、その人ももしかしたらそれがきっかけで旅行に出かけたくなるかもしれない。
どこかで誰かが見ているそんな時代だからこそ、情報発信することの意義は大きいと私は思う。
ライドの先にあるもの。
こればっかりは実際に走ってみないと分からない。
ディスプレイの向こう側じゃ分からないことを知るために。
当日朝、おおよそ60人の参加者が集っていた。
昨日のメンバーだけかと思いきや、今日だけ参加する人も結構いるみたいで、見知らぬ顔が多かった。
というか厳密にいうとこの日は私はソロでの参加で、ETTのみんなはそれぞれの帰路についてしまっていた。
特に気にしないけれど、何となく収まりが悪いなあと思って立ち尽くしていると、幸いにもいろんな人に声をかけてもらえた。
基本的に受身な私はこういう時、ありがたい。
自転車とカメラと自分がいれば何とかなる気がする。人と話すことは嫌いじゃない。
山コース、川コース、海コースに分かれてのライドだった。
昨日、プレステージということで散々山を走ったし
「まあ今日は緩い感じで海か川かな・・・・」
と思っていたのに、気づいたら山グループの方へ足が向いていた。
自分でもよく分からないけれど、多分、ちょっと癖になってしまっていたんだと思う。
あの厳しくも美しい山岳ステージを明るい時間に走り直せば新しい発見があるじゃないか、という気持ち。
海とか川は普段からよく走っているしどうやら知っているところを走りそうだった、というのもある。
そういえば昨日はイベントとはいえ仲間内のチームで走るものだったから気楽なものだった。
今日はRCCメンバーもたくさんいる混合集団。
知らない人たちと集団で走るのは久しぶりかもしれない。
ちょっと緊張。ちょっとワクワク。
期待を胸に山へ向かった。
流石にライドスキルが高い人ばかりで、集団は生き物のようにどんどん山の奥へと進んでいく。
自然とトレインができることもあれば、自然と別れていくこともある。
わざわざ声をかけることもなく、スッと位置が入れ替わったりするそういうところが何だかカッコいい。
昨日のKingOfPainの件もあってか、私に声をかけてくれる人もいて、幸いにも話は弾んだ。
コースは相変わらずマニアックなもので、地元民の、それもシリアスなライダーしか知らないような小道を突き進んでいく。
BETTER BICYCLEの方が牽引してくださっていて、コースも監修。
さすが尾道初のサイクル集団だけあって、説得力が違うなあと感じる。
ちなみに昨日のプレステージでは真っ暗で何も分からないところを通ったのだけれど、完全に新しい道として認識できたからある意味二度美味しいと言える。
寒さと暗さで記憶が改ざんされているのかもしれない。
今思い返しても身体が震え上がるのだから、相当寒かったんだなあと思う。
プレステージでは真っ暗な中通過したのでその存在が分からなかったパン屋さんに立ち寄り!
めちゃんこ美味しいミルクパンをいただきました。
こだわりを感じる香ばしさ。たまりません。
RCCベーカーリー爆誕。
道中、台風の影響で道が崩れている箇所を通る。
最初は何が崩れているのか分からなかったけれどよくよく見ると道路が半分、橋ごと落ちているんだということが分かった。
とんでもない被害だとは思うけれど、こんな場所が実はあちこちにまだ残っている。
行政、自治体も頑張っているけれど、まだまだ手が回っていない状態なのだとか。
それはそうだ、ボタン一つで修復されるような簡単なものじゃない。
道路を復元するにしてもたくさんのお金と手続きと労力と時間が必要という当たり前のことを再認識させられた。
私は直接、復興支援ができる訳じゃない。
出来ることといえば全国各地を旅して、その場所の良いところ、面白いところ、旅情あふれるところ、その様子、そこで得たもの、出来事、そんなことをこうして書くことだけ。
読んで感じて足を運んでもいいし運ばなくてもいいけれど知ってもらうだけでも一つ、支援になるのだと思って書き記す。
濃厚な二日間でした。お疲れ様。
今回のライドで活躍したアイテムたち。
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