私、神楽坂つむりは自転車に出会い、この世界から抜け出せずにいた・・・!旅のこと、写真のこと、山のこと等を綴り連ねます。

【新時代】ディスクロードバイクで旅したり輪行したりヒルクライムした感想

2018年11月14日
自転車旅のあれこれ 0
昨今、自転車界隈を賑わしているディスクロードバイク。

10速が11速になったり、電動コンポーネントが登場したり、チューブレスタイヤが登場したりと目まぐるしく変わる自転車情勢だけれど、その中でも一際物議を醸し出しているのがディスクブレーキだと観察してて思う。

私自身、気になったのでとりあえず買って試しに乗り込んでみた。

購入動機は「気になったから」
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「使わないと分からないでしょ!」ということで使ってみての感想をつらつらと。
そもそもディスクブレーキのメリットについて今更語る必要は無いと思う。同じ自転車ならマウンテンバイク、シクロクロス、グラベルロード。なんならオートバイでもいい。

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グラベルロードGT GRADE。
こちらも導入以来大活躍している愛車で、当然ディスクブレーキ。

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荷物を満載しても安定した制動力を誇るわけでして。ちなみにバッグ類の装着も用意。ケーブルルーティンに注目。


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SANTACRUZ。こちらも当然ディスクブレーキ。割とガチなダウンヒルもこなせるマシン。


ディスクブレーキの優れている点はみんな知ってると思う。パッと挙げるのであれば

・制動力が安定している
・ブレーキタッチが安定している(軽い)

という2点が代表例。
この2点については実際に使ってメリットと感じた点なのは間違いない。

例えば10分にも及ぶ長いダウンヒルでも減速すべき箇所では狙い通りにちゃんと止まってくれる。このちゃんと止まってくれる安心感って物凄いんだなあと改めて気付かされた。今思えばリムブレーキだと何処と無く不安を感じながらブレーキをかけている節があった。もちろんちゃんと止まるんだけれど、止まるためにブレーキを強く握らないといけないあの感じ。シューーーーーーーって音を鳴らしながら徐々に制動していくあの感じ。
ディスクブレーキだとそれが一切ない。止まりたいポイントで指をかければ、狙い通りの制動距離でブレることもなく安定して減速してくれる。指をかけるだけで良い。強く握りこむ必要はほとんどない。

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だから結果として伊豆半島で西伊豆スカイラインから標高差1,000mをダウンヒルした時でも、ダウンヒル特有の疲れがほとんどなかった。ブレーキの握り込み、制動距離を頭に入れた上での緊張感のあるヘアピンカーブ、そういったセクションが続くと身体が強張って、変な力が入って、肩が凝ったり腰が痛くなる経験が誰しもあると思う。そこが軽減される。なんというか身体的にも精神的にも余裕を持ってダウンヒルに専念できる。山が多い日本でのロングライドにおいてこれは大きなメリットだと言わざるを得なくって、いかに楽をして走るかを考えている私にとっては嬉しい結果となった。
もちろんこれは市街地でもメリットになる。ストップアンドゴーが多い地域ならなおさらに。

小気味良い加速と巡航が魅力のロードバイクだけれど、止まることについては他の車種に一歩引けを取っていた。
けれどディスクブレーキを採用することで、加速も巡航も制動もオールグリーンになった。


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スルーアクスル化も大きなトピックだろうか。ディスクブレーキと混同しがちだが、でも確かにセットで語らざるを得ない気もする。思えばディスクブレーキであること、スルーアクスルであること、チューブレスタイヤであること、この辺りは相互関係にあるのだから、それぞれを単体で評価するのは難しい。ただ言えるのはどうせやるなら全部セットで導入すべき。

スルーアクスル化を遂げることでフレームとホイールの一体感がめっちゃ上がった。これはもうびっくりするくらい上がった。加速する時、ダンシングする時、止まる時、曲がる時、つまりホイールに負荷がかかるあらゆる場面でその差を実感した。比較した際にはどうしてもクイックだとズレを感じてしまうようになった。例えるならば折り紙を半分に折ったけれど微妙に紙が重なり合わない時のあのちょっと気持ち悪い感じ。
ただこればっかりはまだ私は慣れていなくって、スルーアクスルはつまり剛性がめっちゃ上がるということ。だからなんかちょっとリズムが取りづらくなった。スポークの編み方が違うホイールに乗った時の違和感に似ている。構造体としてもうクイックの比じゃないのは明らかで、いっとき流行ったDTSWISSのRWSですらあれだけ実感できるのだから、軸を強化することを意味合いは大きい。でもきっと慣れ切ったら戻れないんだろう。慣れるのに時間がかかりそうだけれど。


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重量は重くなる。ディスクローター、ブレーキキャリパー、オイル、タンク、諸々のシステム全体として300g程度はプラスになるだろうか。ホイール自体も重たくなるし、特に許せないのがスポーク本数が多くなることで、見た目がちょっと煩雑な感じ。流石に前輪のスポーク数を16本とかにするのは難しくなるだろうか・・・・。重心も下がるから、ちょっと野暮ったくなるというかもさっとした感覚がある。多分タイヤ幅も関係していて、最近のディスクロードは当然のように28Cとか履いていて、例えチューブレスタイヤだったとしてもリムブレーキホイールの25Cと比べたら・・・・なので25Cのチューブレスタイヤにしたらめっちゃ改善された。というわけで重量については問題なし。そもそも300gなんてライトとGPSサイクルコンピューター付けたらチャラになる程度。無視しよう。


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輪行は流石にしづらい。リムブレーキホイールのノリでやったらダメ。やり方を変えないといけない。私はやり方を変えたら比較してプラス5分程度まで抑えることができた。
リムブレーキだと収納するのに4分、展開するのに2分程度。
ディスクブレーキだと収納するのに10分、展開するのに7分程度だった。もう少しブラッシュアップしたら短縮できると思う。少なくとも年間100回は輪行している私にとってここは絶対になんとか改善しないといけないところ。
輪行については改めて記事にしたいところだけれど、こないだ「油圧で自転車逆さまにして大丈夫なの?」と聞かれましたが、当然、大丈夫。だって自転車の油圧は密閉型なんだもの。そのあたりの知識もまだまだ広がっていないんだなあと実感。


他には
・ディスク化によってホイールのリムが摩耗しなくなるから結果としてホイールの寿命が伸びる
・リムブレーキ本体があったスペースが空くことでバッグ類を装着しやすくなる
・ホイール交換の際にリム幅を気にしなくても良い(カーボン⇆アルミを気にしなくても良い)
・ワイヤーを使わないことでブレーキ調整という概念がなくなる
・ケーブル性能を無視できる
・フレームの掃除が楽

などなど。

デメリットもいくつかあるけれど、得られるメリットのことを思えば些末な問題と言い切ろう。
輪行しにくいとか、重くなるとかあるけれど、だったらリムブレーキだってディスクブレーキに比べたら止まりにくいっていうブレーキシステムとして根本的なデメリットがある。めっちゃ根本的。ブレーキの役割は止まることなんだから。リムも摩耗する。ワイヤーも劣化するし、パッドもゴミを拾い易いし汚れやすい。(でも今まで許容していたんだから人間ってそんなものね)


あとは移行コストだろうか。まあそれは諦めよう。そもそも私は移行するつもりは今のところなくって、使い分ければいいやという結論に達した。
軽やかに、気軽に、輪行したり、サクッと走るときは今まで通りのリムブレーキ車で。
環境的に少し過酷な(登りとか路面が荒れてるとか雨とか)ときはディスクブレーキ車で。

自転車旅、ロングライドをするなら、ディスクロードを選択しない理由がない。


結論:とりあえず乗ればいいんじゃないかな

     
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神楽坂つむり
Author: 神楽坂つむり






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