【シマノバイカーズフェスティバル2日目】E-BIKEで激坂ヒルクライムチャレンジ
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マウンテンバイクがずらりと並ぶ様、かっこいい。
昨日に引き続き雨・・・・ということはなく、比較的天気は良くなっている!
午後に向けて天気は回復するということで青空を期待して会場に到着。
この日もイベント盛りだくさん。
朝から帰るまでの間ずっと何かしらのイベントに参加していたと思う。
メインのレース会場では早速試走が行われていた。
子供から大人まで混じってスタートするようで、各人準備の余念がない。
富士見パノラマと言ったらダウンヒルコース!
というマウンテンバイク仲間もいるくらいには下りが有名なココ。
そういえばどんな風に人と自転車を上に運んでいるのかと気になったのでチェックしてみた。
スタッフさんが自転車を手際よくチェーンでゴンドラに固定して・・・・
その次のゴンドラに人が乗るというスタイル。
なんとも合理的'`,、('∀`) '`,、
こんなスタイルが取れるのも常設コースの強みだろうか。福井和泉のコースに行った時はジープロードをトラックで上がって行ったっけなあ・・・・。
一番上から下まではかなりの距離と高度差があるみたいで、なるほど、これは下って遊びには最高の環境だと感じた!
私も機会があったら自分のマウンテンバイクを持ち込んで富士見パノラマで遊んで見たい。
さて、メイン会場に戻ってみるとレースが始まるもよう。

トップ選手たちへのインタビューが一通り終わると・・・・
スタート!
自転車レースのスタートシーンはその種目問わず迫力があるけれど、特にオフロード系のレースは見ていて面白い。ケイデンス、トルク、トラクション、身体の使い方、やっぱり上手い人はめちゃくちゃ上手くて恐ろしいスピードで加速していった。土埃を上げながら遠ざかっていく姿がかっこいい・・・・・。
レースの模様を軽く観戦した後は再び企業ブースや試乗ができるエリアへ。
こちらはマウンテンバイクツアーのために自転車をトラックに積み込んで運ぶ様子。
なんともワイルド!
人はバスに乗って移動するもよう。
メイン会場から離れたトレイルまで移動して、自走ではなかなか行けないような場所も楽しめるらしい。いわゆる「ワンウェイツーリング」海外ではメジャなやり方だけれど、まさかここでもお目にかかれるとは・・・・・!!
こんなことができるのもこのイベントの魅力だろうか。個人ではなかなかここまではできない。
私はE-BIKEを借りて目一杯試乗を楽しむ!
オフロードでの走破性、楽しさはやはり別格。特に「登りが楽しい」のは革命的。
体力的な心配はせずにバイクコントロールや身体の使い方に集中することができる。
そのことでフォームが安定したりペダリングを最適化できたり、もしかするとアシストされることでそれらの要素がいい感じに矯正されるのでは?とも感じた。
この辺りは試走だけじゃなく、長いスパンで試してみると効果が分かるかもしれない。
少なくとも従来の自転車の常識とは違う楽しみ方ができるのは間違いない。
おそらくそう遠くないうちにE-BIKEでロングライドや自転車旅・・・・なんてのも珍しくない時代が来るんじゃないだろうか。
私は来て欲しいと思う。
自転車の良いところは楽しみ方がたくさんあることだと思う。
純粋にスピードを求めてロードバイクを愛でるも良し、
競技に身を置いて人と競ったり自身のレベルアップを目指すのも良い。
機材としての美しさに惹かれてコレクター的発想で盆栽バイクを愛でるのも良いし、
カスタムすることに喜びを感じるのも良い。
また、ロングライドの手段として、
もっと言うならば旅の手段として、
見たことのない景色を見に行くための手段として選ぶ人もいるだろう。
私はどの楽しみ方も好きだけれど、あえて「あなたにとっての自転車の楽しさは?」
と聞かれたらやっぱり「見たことの無い景色を見に行くこと」に落ち着くと思う。
バイクや車じゃ無い、自転車だからこそのコンパクトさ、気軽さ、速度域が私の目にはちょうど良い。
ただやはりそのためには体力がいる、スキルがいる、経験値がいる。一朝一夕では手に入らない。
けれどE-BIKEがあれば助けてくれる。
旅をするにあたっての体力的な不安を取り除いてくれる。
ちょっと今まで行けなかったルートなんかにも挑戦できるようになるだろう。
見える世界が広がる。
それが私にはすごく魅力的なことに思えてならない。
新型のシマノアルテグラRXのDi2ディスクブレーキ搭載車があったのでついでに試乗して見たり。
驚くべきはこのハンドル周りにスッキリさとブラケットのコンパクトっぷり。
これは手の小さな人には願っても無い仕上がりなんじゃ無いだろうか。
油圧ディスクブレーキで制動力はピカイチだし少ない力で指一本でコントロールが可能。長い下りでも握力が失われることもない。さらに変速も電動だからボタンを押すだけ。機材の進化を感じずにはいられない。究極のストレスフリー。
お腹が空いたらすかさずバイカーズマルシェコーナーで地元のパンをいただくなど。
これがまた美味しいんだ・・・・
家族連れで来ても楽しめそう。お父さんだけ楽しむじゃなかなか家族の理解を得られないものね!最近いろんなイベントに参加してみると、こう言う要素はとても大事だと思う。
さて、なにやら大きな鉄板と薪が準備されていますがなんでしょうかね・・・・(後ほど)
そして再びレース会場へ。
あっちこっちを行ったり来たり。
気になるものをどんどんつまみ食いできるのが嬉しい。
シマノにサポートされているトップライダーと一緒に走ることができるのもこのイベントの魅力。
観戦していても参考になるけれど、一緒にコース走ったら色々勉強になるだろうなあ・・・・。
後方のお二人はシマノ社員のスタッフさん。
サポートが充実しているようで万が一トラブルが発生した時は助けてくれるのだとか!
レーススタート前の様子。程よい緊張感が伝わってくる。
ダウンヒル後はドロドロ。
離れた場所には自転車を洗浄することができるスペースもあったりして、至れり尽くせり。
いぬ。
これだけのマウンテンバイクを見るのは初めてかもしれない。
RUN FOR THE WIN!!
仲間とワイワイ楽しんでいる人が多かったのが印象的。
家族連れも多かったかしらねー。
見ていて楽しい競技なんだなあと再認識。
そうこうしている内に空が明るくなって来た。
ふと振り返ると・・・・・
八ヶ岳!!!
あー美しい。
さすが信州。こういう景色が当たり前のように出てくるのだから羨ましい。
一昨年はあの山の上を右から左へと自分の足で歩いていたと思うと感慨深い。
一度でも登った山は遠くから見た時、より美しく見える。
で、再び試乗。
隙あらば試乗。何度も乗って何度も良さを再確認する。
ネガがあるとすればやはり車体の重量。担ぐのは流石に厳しい。
のであくまで乗車率が高いところに限りたいところではある。
例えばこれで北海道のグラベルツアーとかしたら絶対楽しいと思う・・・・。
さて、お昼時ということもありお腹が空いて来たなーと思っているとちょうどどこからともなく良い匂いが・・・・・
良い匂いが・・・・・(ふらふらとその方向へ足を向ける
あれは・・・・・
豚の丸焼きだああああああああああああああああああああああああ!!!!!
半端ないって、シマノバイカーズフェスティバル半端ないって。
豚の丸焼き出てくるもん。
そんなん食べられへんやん、普通。
絶対、美味しい。
ああ〜〜〜〜〜ビジュアルだけで魔法のレストラン
というわけで私もいただきました。
いや、めっちゃ美味しかった。うん、書くまでもない。美味しくないわけがない!
どうやら毎年恒例らしく、例年は初日の夜に振る舞われるそうだったけれど、昨日は生憎の天候不順により2日目に延期されたのだとか。
これ目当てに来る価値がある'`,、('∀`) '`,、
ここで某自転車有名サイトのカメラマンさんに「もしかしてつむりさんですか?」を声をかけられてめちゃくちゃビックリした。
昔からずうっと見ているワイヤードさんだったから恐縮も恐縮で・・・・
いつも楽しい記事をありがとうございます。
さて、ここでいよいよ私の出番が・・・・・
見てくださいこの激坂!!!
何を隠そう富士見パノラマが誇るダウンヒルコース。
そこを逆に登るというぶっ飛んだ企画「ゲレンデ激坂ヒルクライム」なるものが開催されたのです。
いや、正気じゃないよね。ぶっ飛んでるよね。
しかも見ての通りのダートコース。
まずはキッズ達のレースを観戦して様子見。
そう、冷静に分析したら大丈夫なはず・・・・
私にも登れるはず・・・・
押してるじゃねーか! ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
いやそうなるよね、だって写真見てくださいよ。斜度おかしいって。
しかも雨上がりのマッドコンディションだからね。
そうこうしているうちに私の出番です。
えっ、斜面の途中からスタートなの?
平地じゃなくって?
最初から最後まで登りっぱなし?????
いや漕ぎ出しからしてやばい予感しかしないんですがこれは・・・・
けど大丈夫。
そう、シマノSTEPS搭載E-BIKEならね(露骨な宣伝)
今回特別にサポート枠でミヤタのリッジランナーを用意していただきました!!!
これで私でも登れるぞ〜〜〜〜(悪魔の微笑み
で、他のサポートライダー枠はガチのプロ選手達です。
さっきまでレースでトップを争っていたのになんでまだ走れる体力が残っているんでしょう。
でもこれで「E-BIKEに乗ればプロ選手にも勝てるのではないか?」という検証ができます。
しかもオフロードで登りっぱなしです。
人力だけではトラクションをかけにくいはず。
アシストの能力を最大限に発揮できるシチュエーションです。
ここは遠慮せずに勝ちに行きたい。
プロ選手に勝てるチャンスなんてこの先の人生で訪れっこない。
アシストモードを最大にしてスタート。
坂道発進だ、バランスを崩さないようにペダルに足を乗せて・・・・
踏み込む!
と同時にぐぐぐぐぐっと超絶パワフルアシスト。キタキタキタキタ。
この反応の良さ、凄まじい。
踏み込む度にものすごい追い風でバイクと身体全体を押されているような推進力が足元から生まれているのが分かる。
登れる!いける!
荒れた路面でもトラクションしっかりとかかってる。
力の限り漕ぎ続ける。
ふと前を見るとプロ選手達のお尻が見える。
「えっ・・・・まじで?」
ってなりましたよね、いやリアルにね、絶句したよね。
半端ないって。プロ選手、半端ないって。
アシスト無しで荒れた激坂めっちゃすごい速度で登るもん。
そんなんできひんやん普通。
結果としては6番着とかそんなところでした。
でも何人かの選手よりは前でゴールできたかな・・・・・!
つまりプロ選手に絶対に勝てる!というわけでもないけれど、良い勝負が出来るのは間違いない。
彼らが厳しいトレーニングを積んで到達した領域に近づけると考えるとやっぱり凄いと思う。
いやあ楽しかった・・・・ちゃんと疲れるし集中力もいるしE-BIKEレース、今後も増えていくと面白そうだ'`,、('∀`) '`,、
(あとやっぱりプロ選手はすごい)
ここまで楽しんだところで、目一杯楽しんだところで私のシマノバイカーズフェスティバルが終わった。
思い返して見ればフェスティバルの名前にふさわしい充実っぷりだった。
試乗コースの豊富さ、長さ、じっくり乗られる車種の多さは他のイベントと比べても国内トップクラスだと感じた。なんなら手ぶらで行って試乗をガンガンするだけでもいい運動になりそうw
もちろんレース自体も白熱。仲間でワイワイ参加したら絶対楽しいと思う。
それに加えてツーリング、ツアーの充実っぷりがものすごい。今回はあいにくの天気でいくつか中止になってしまったけれど、それでもあのボリューム。
もし晴れていたらそれこそ最高の夏の思い出と言っても過言ではないと思う。
シマノバイカーズフェスティバル、ポテンシャルの高さが半端ない。
ああ、楽しかったなあ・・・・・と感慨に耽りながら会場を後にした。
あとはおまけ。
帰りは富士見駅から。
駅舎が可愛い。
タイミングが悪かったようで次の電車まで1時間近くもあるので駅周辺を散策。
この駅前のビルがもう味がありすぎてたまらない。
角建築物としては最高のフォルム。
ビルの1階部分に設けられた休憩スペース。
いったい今までどれだけの人々がここで腰を落ち着かせたんだろう。
駅舎の中には立ち食いそば屋さんがあった。
丸政の富士見駅改札横そば店。
ちょうど小腹が空いていたので注文するのは・・・・
山賊そば!
これがもうビックリするくらい美味しくって、コシのある麺も鶏肉もネギはもちろんなんだけれど、出汁がとにかく旨味成分たっぷり。こんなの家の近くにあったら毎日通ってしまいそう。
普通電車に揺られて、塩尻駅で特急に乗り換え。名古屋駅からは新幹線で帰宅した。
帰りの電車内で「(E-BIKE買ったら部屋のどこに置こうかな・・・・・)」と真面目に考えていたのはここだけの話。
終わり。
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