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【ホイール】カンパニョーロニュートロンウルトラを使ってみた感想【Campagnolo Neutron】

神楽坂つむり

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久しぶりに軽量アルミクリンチャーホイールを使った。
カンパニョーロのニュートロンウルトラ。
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TIME VXRを組み上げたので、見た目的に相性抜群だろうと言うことでアセンブル。


過去にはFELT F1やTADAクロモリにもあわせていたことがあるので、継続してツーリングやロングライドで使ってみた感想を。


見た目がかっこいい
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というのもやっぱり趣味の品ですからね、重要なことです。
まずカンパニョーロホイールという時点で私は好きです。ただ単に見た目がかっこいいというだけではなく、性能的な裏付けのある格好良さというか・・・リムの精度やシェイプ、ハブの造形がたまりません。
特にこのニュートロンはこのローハイトのリムでありながらニップルは内蔵、しかもG3スポークではないということで、カンパニョーロらしいデザインでありながらカンパニョーロらしくないという奥深さがある。
クラシックで懐古的でかといって大人しすぎない戦闘力を内に秘めている感じ。

リム幅は20.5mmと昨今のワイドリム一択時代に合って貴重な選択肢なんじゃないだろうか。23Cタイヤの良さを忘れてはいけない。

エアロフレームには絶対似合わないと思う。


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軽くて柔らかい
というのが実際に乗ってみた印象です。
この軽さはおそらくリム。そしてハブが助けてくれている。
前後で1,500gアンダーというのは今や珍しくないけれど、リムの軽さがあるおかげか、漕ぎ出しや登り坂がほんとに得意。スルスル加速していく。剛性で稼ぐのではなく、リムの軽さとほどよいスポークのしなりで上っていくイメージ。


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柔らかい、というのはリムハイトが低い&ニップルが内蔵ということもあって、スポーク長が長い。ゆえにしなりが生まれているという単純な話。加えてスポークがレーゼロやシャマルがアルミなのに大してニュートロンはステンレス。おかげで適度なしなりと得ることができている。実際、レーゼロから履き替えて乗ってみたところ乗り味は劇的にマイルドになり、身体への負担が激減した。ここまで優しいホイールはいつぶりだろうかと考えるほどに。レーゼロカーボンみたいなのを求めたらダメということ。そういう意味で使い方が分かっていないと物足りないという感想で終わっちゃうかもしれない。


使いどころ
実際のところ100km、獲得標高1,000mといったそこそこ距離と山があるコースロングライドなんかもう最高です。
平坦はディープリムホイールと比べたら伸びないけれど、急がない、レースじゃないのなら不満なレベルではないし、むしろ足に優しい。
登りは言うことない。昔から長いことヒルクライムレースで愛用されている理由がよく分かる軽快さと安定感。ZONDAよりも剛性をやや下げて軽さに振ったという感じ。
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そして下り。これも秀逸で、カーボンボディのハブとスポークのおかげでぬるぬるするする下ることができる。

欠点を挙げるとすればやっぱり平坦の伸び、絶対的な剛性感が不足しがち。
脚力に自信のあるライダーには物足りないかもしれないけれど、
体力をセーブしながらより遠くまで目指す人や、
下りを心配することなく気持ちよく登りたい人なんかには、
まさにおすすめといった感じ。


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思いがけず今更名ホールに出会ってしまったということで、最近ではマイベストホイールであるところのレーゼロカーボンと使い分けるにまでなった。山岳コースや速度域が高すぎないライドではニュートロンが良い。

カンパニョーロのアルミホイールの中では一番好きになってしまった'`,、('∀`) '`,、


   
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