【サンソサンソウ】酸素カプセル初体験!【シマノスクエア】
自転車, 写真, 機材紹介, 1day, 近畿,大阪城を攻め上がります。
ええ、大阪城って実は自転車で中まで入ることができるのです。
豊臣秀吉もまさか自転車に攻め入られるとは想像もしていなかっただろう'`,、('∀`) '`,、
大阪城はこの角度から見るのが一番好き。
美しい天守閣はもちろんなんだけれど、手前の堀とそこから高くそびえる石垣の美しさと言ったら!!
大阪城の石垣の規模は日本最大級。美しさで言ったら金沢城の方が優れているとは思うけれど、歴史的背景や規模感、そして地元ということもあってやっぱり好きやねん大阪城。
総延長にして12km、高さが30mにもなると言われるここ大阪城の石垣は観察すればするほど築城するためにどれだけの時間と労力が割かれたかが見て取れる。
ちなみに瀬戸内海の島々を旅しているとちょくちょく大阪城築城のための採石場に出会うことがある。それもそのはず、築城のために使われる石は加工しやすい柔らかいものが求められる。
日本にはそのような石は少なく、花崗岩が数多く存在する瀬戸内海の島々が自ずと採石地に選ばれたという経緯がある、と旅をしているときに地元のおじいちゃんに聞いたことがある。
ちなみに城の石垣というのは私たちが観察している面は実はごく一部にすぎない。
実際のところ目に見えている部分は四角錐の形をした石の「底面」にあたる。氷山の一角とはよく言ったもので。また覆いかぶさっているだけ、とも言われる。つまり剥がして見ると中にはもっとギュギュッと詰まっているのだ(剥がしたことはない)見た目の美しさと攻め入られにくくするためにこれだけ滑らかに加工するだなんて凄まじい。
ちなみに場所によって積み方が違うのは、それぞれ担当した人と時間が違うから、という説がある。現代の建築技術じゃ考えられないけれど、当時は職人も交代しながら作業を進めていて、技術レベルに少なからず差があった。あるいは作業をしているうちに技術水準が上がって、より美しく積み上げることができるようになった。そう言った年月の経過を石の積み方一つからでも感じ取ることができると思うと城を見る目が変わってきませんか?
こちらは2代目城主の頃に建てられた空掘。
緑との調和の美しさと言ったらない・・・・。嗚呼。
ちなみに最も大きい石で36畳あるそうです。私の家より大きいです。
そんな大阪城の堀の中を自転車でゆっくりと走るなんてめっちゃ贅沢じゃないですか。
でも私はもう石垣にしか目がいきませんでした。他の参加者さんに笑われましたが石垣の前ではそんなの気になりません。
そして大阪城真正面。いやあ美しい。均整。妖艶。荘厳。
ここで記念撮影的なことをして(普段そういう写真をあまり撮らないので違和感)大阪城を後に。
いい石垣でした。
ここで自転車乗り換えタイム。せっかくシマノさんが用意してくれた自転車なんですからね、色々乗っておかないと!ということでお次にチョイスしたのはカーボンベルト+内装8段変速、オートライト装備のリアルコミューターバイク。アルフィーネいいね!
実際の乗り味はスムーズそのもの。めちゃくちゃ切れ味の良い包丁のような気持ち良さがある。これはロードバイクにはないフィーリングだ・・・・。
いろんな自転車を乗り比べられるっていうのも何気に貴重な機会だと思うのです。
それぞれの用途、それぞれの特徴がある。全部違って全部良い。
コンポーネンツって奥が深い。
桜ノ宮公園を北上。
この辺りは道が狭いし散歩している人もいるしスピードこそ出すことはできないけれど、ゆっくり流す分には気持ちの良い場所。
こういうところ自転車で走るだけで気持ち良いのだから、単純だなあ・・・・と思う。というかシマノさん、さすがルートめっちゃ研究してはる。身体にも心にも優しいルート選び。なかなかちょっとかじっただけではできない。
日本一の商店街、天神橋筋商店街を横切って・・・・
(ちなみにこの商店街、リアルな食い倒れができるので大阪に初めて来た人はおすすめです。)
(春駒さんのお寿司おすすめ)
ディープな街、天満の一角に本日のメインイベントである酸素カプセルのお店があるようです。
駐輪場に自転車を停めて、通りに面したビルの一つに入り、エレベーターで上がっていくと・・・・

なんだか元気モリモリになりそうな看板が出迎えてくれました。
お邪魔するのは「カプリラ扇町店」さん。
効果を見る限り「現代人にとって夢のような機械」であることは間違いなさそうです。
一家に一台ないのが不思議なくらいです。(値段の話はしない)
全員初体験ということで、お店のお姉さんに色々と説明を受けます。
・30分コースでも数時間熟睡したのと同じ効果が得られる
・体験後72時間は調子良くなるよ
・その日の夜はぐっすり眠れる
・お通じよくなる、トイレが近くなる
・代謝が良くなる
ということで、本当にそうならもう魔法みたいな話では!?とまあ戸惑い半分期待半分でいざ酸素カプセル体験スタートです。
(ちなみに酸素カプセル料金もライド参加費用に含まれている)
カーテンを開けると
なにこれめっちゃかっこいい
思いもよらずSFの世界に迷い込んでしまいました。
それでは人生初タイム酸素カプセル体験スタート。
あ、何これ、すごい、めっちゃ圧かかってる
耳が圧迫される
耳抜きする、マシになる、でもまた圧迫される
数分かけて圧力をあげていくようだ。水深3m程度の圧がかかるらしい。
あ、気持ちよくなって来た・・・
ちょっと目を瞑って・・・
瞑って・・・・
・・・
_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…
( ゚д゚)ハッ!
気づいたら30分経過してました(まじで
なんだろう、めっちゃ深い眠りについていたような感覚。身体は軽いんだけど頭がぼーっとして、まだ夢心地のような感じが。他の人たちも同じようでなんだかぼやーっとしている。超回復!というよりは身体の奥のほうからじわーっとバイタリティが溢れてくる感じ。高酸素ってこういうことなのか、とわかったような気がする。
とりあえず水を飲む。身体を伸ばす。嗚呼〜〜〜〜〜〜って思わず声が出る。
うん、酸素カプセル、いい。
めっちゃスッキリする。
半信半疑だったけれど、確かに効果がある!と言える。
すっかりリフレッシュしてしまった。ビルから出る。ほんのちょっと前に来たばかりなのに外に出るのが久しぶりのような気がしてならない。
再び大阪のディープなエリアを走り抜ける。
中崎町とかそのあたりね。オシャレスポット・・・・というよりはカオススポット?
こうして自転車で走るとその景色の移り変わりの早さにびっくりする。
色んな土地を走って来たけれど、やっぱり大阪は濃い。
一点集中で濃いんじゃなくって、次から次へとエリアが変わっていく。エリア、というよりRPGのダンジョンみたいな。マップの端までいくと画面がフェードアウトしてまた次の街にフェードインしていく。気づいたら景色が変わっている。自転車だとその移り変わりが遅すぎず早すぎず、ちょうどいい。
そしてグランフロント大阪のシマノスクエアへ無事帰還!
ここで1本目の記事にあるようにシマノスクエアの隅々を体験させてもらえました。
うーん、最後の最後まで濃厚な時間。
せっかくなのでシマノスクエア内のカフェで軽食をいただくことに。
ライド後の食事にこれ以上ないという感じ。
美味しさと栄養と見た目とバランス良し。
終わってみれば大満足な一日だった。
単純にシマノスクエアという施設を訪れるだけでも面白いけれど、
せっかくならこの散走に参加してみるとよりディープな一日になることは間違いない。
知らない土地を、大自然の中をツーリングするのもいいけれど、
たまにはこうして都会の中を自転車でゆっくり走りながら美味しいご飯を求めたり、街の景色を見つめ直したり、いろんな体験をしたりする「散走」
いい一日だった。
終わり。
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