【輪行袋】OSTRICH オーストリッチ L-100を8年使い続けた感想。
自転車, 機材紹介, 輪行, ロングライド,
最近はツーリング・ロングライドするときに輪行しないことの方が珍しい。
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自宅周りはもう走り尽くして飽きてしまって・・・
知らない土地までワープすることができる輪行はまさに魔法の絨毯。
年間50回以上は輪行している私だけれど、8年間使用していまだに現役でい続ける輪行袋ってすごくない?すごくないですか?すごいですよね。
それがオーストリッチ L-100輪行袋。
コスパコスパと騒ぐのはみっともないと思いつつ、コスパ半端ないと言わざるを得ない。
志布志〜大阪のフェリーで荷物を預けようとしたらなぜか車のトラックに押し込まれたの図。
自転車in輪行袋in車onフェリー。
新大阪駅。大きな駅で輪行するときに一番大事なのは、改札口が近い新幹線口を把握しておくこと。
輪行状態にしてから歩く距離が長いとやっぱり辛いので。
始発輪行はただそれだけで冒険感があって好き。
空いている時間を狙うのも、輪行をする上でのマナーの一つだと思う。
これを買って以来、他にもいくつか輪行袋を試したけれど結局これに落ち着いてる。
私が輪行袋に求めるのは
・耐久性
・軽量性
・コンパクトさ
・作業のしやすさ(これが一番重要)
でオーストリッチL-100は全部を高いレベルで実現してくれる。
コンパクトさはやはり大事。
L-100は縦型輪行袋でサドルとリアエンドが下に来る。
よってリアエンド金具が必要になってくる。
サドルとハンドルが下に来るタイプだとリアエンド金具が要らない(でも保護のためには使用推奨)から荷物を減らせるかもしれないけれど、輪行時のコンパクトさを犠牲にしてしまうというデメリットがある。
残念ながら日本の輪行事情を考えるとコンパクトさは何より大事であると感じる。
在来線特急、新幹線、フェリー、快速、特急・・・・何に乗っていても感じる。コンパクトさに何度も助けられてきた。
横置きタイプだと荷物スペースからはみ出ることがなんだかんだで多い。
新幹線の最後部座席と壁の間に入れるにしても、縦置きだと2シート座席にも収まるけれど、横置きタイプだとはみ出てしまうことがある。このはみ出る分を個人的には許すことができない。
他のお客さんのカバンが不意に引っかかって倒してしまうかもしれない、怪我を負わせてしまうかもしれない、不快な気分にさせてしまうかもしれない・・・。
そういう不安は全部取り除いてきた。
だから今まで何百回と輪行してきてトラブルになったことがないのだと思う。
「不具合が生じる可能性のあるものはいつか必ず不具合を生じる」
というのはあまりに有名な法則の一つ。
作業のしやすさも申し分ない。
久しぶりに輪行タイムを計ってみたら収納するのに3分、組み立てるのに3分半だった。
この時間の短さは輪行を何度もしているとありがたいなあと感じる。
例えば新大阪駅を例にとると、
輪行に必要な時間を多めに見積もって5分。
そこから切符を買うまでの道のりと購入作業を含めて5分。
改札を入ってホームに移動し列車に乗り込むのに5分。
ロスタイム5分。
発車時刻の20分前に駅に着くことができれば、安全マージンを確保した上で輪行作業から乗車までをこなすことができる。
というような目安時間を自分の中でしっかり持っていると、最寄り駅だけではなく旅の途中で輪行を挟む場合なども精神的な余裕を持って作業をすることができる。
ちなみにSL-100を用いた輪行手順は下記の通り。
・駅に着く直前にアウタートップにギアチェンジしておく
・輪行袋を取り出し、自転車を乗せやすいように広げておく
・前輪を外す
・リアクイックを抜き取り、エンド金具に通す
・後輪を外す
・自転車を逆さまにし、エンド金具を取り付ける
・広げた輪行袋に自転車を乗せる
・袋を上まで上げて一度自転車を包み込む
・前後輪をフレームと袋の隙間に入れ込む(後輪はスプロケットは袋側になるように)
・肩掛け用のストラップをヘッドチューブとチェーンステーに通す
・輪行袋の紐を縛って完了
これでおおよそ3分。
ちなみに前後輪とフレームをストラップで固定することはしない。
フレームパッドを用いることもない。
スプロケットカバーも使ったことがない。
つまり上に書いた手順の通り。何も細かい手順を省いたわけではなくそっくりそのままこの手順通り。
レーゼロカーボンやENVEホイールでも同様の扱いなので褒められたものじゃないと思うけれど、私はこれでいいと思ってるのでこれからもこうすると思う。実害があるならば改めると思うけれど、なにせトラブルがないのだからそうする気持ちが起きないというのが正直なところ。
ちなみにバイクパッキングキャンプツーリングスタイルでも輪行することが多い私。
「バッグ類をどうしてますか?」
という質問を受けるけれど、解決策はシンプルにこれ。
「輪行袋にまとめて放り込む」
いいじゃない、それで。輪行袋を自転車を包むためだけに使うなんて勿体無い。
ヘルメットもバッグもシューズも全部まとめて放り込めばいいと思う。
無理して手に持つ必要はない。輪行中に身に付けるのはサコッシュ一つ。それでOK。
放り込んだ諸々が下部にずれ落ちてしまうのを防ぐためならば、そのバッグについているバックルやマジックテープを使って上部に位置するハンドルやフォークにでも巻きつけてしまえばいい。(上の写真は実際にキャンプ用品を満載したサドルバッグをそのストラップを使用してフロントフォークに巻きつけて固定している)
これもL-100を選ぶ理由の一つ。
私が袋を上から被せて下でしぼるタイプの輪行袋を敬遠する最大の理由がここにある。
下が開いていると、荷物をポンポン放り込んだ時に下から落ちてしまうリスクがあるからだ。
そうではくても不意に外れてしまったバーエンドキャップやライトが落下して紛失してしまうかもしれない。もし輪行中にクイックレバーが外れて紛失でもしてしまったら、それだけで走れなくなってしまう。
そういったリスクヘッジのためにも下から覆うタイプの輪行袋を愛用している。
オーストリッチ製品を使っていていつも思うのだけれど、耐久性が良すぎる。
買い替え需要を自ら無くしているのでは・・・・と心配してしまうほどだ。
私もいい加減汚れがひどくなってきたという理由で買い替えを検討しているけれど「どうせまた汚れるしいっそ破れるまで使い続けよう」と思ってからはや数年が経過した。今のところまだ破れる気配がない。
困ったものだ。
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