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【バイクパッキング】自転車キャンプツーリングにおける装備一覧

神楽坂つむり

自転車, 機材紹介, ロングライド, キャンプツーリング, ノウハウ, テント, アウトドア,
自転車旅における装備に正解はない!(突然)

走る場所や日程、季節、装備に対する考え方でいくらでも変わる。
なので質問をされても困ることが多いのだけれど、本記事では私なりの最適解を紹介します。

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参考程度にしていただければこれ幸い。


まずこれだけは書いていこうと思う。

自転車旅における装備はバッグありきではない、ということ。

出発点は手持ちの道具が何かだとか持ってるバッグの容量がどれくらいあるか、ではなく

どこへ行って何をしたいのか

に尽きる。

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つまるところそこについてよく考えればどんな道具を持って行けば良いのかが見えてくる。
そして次にそれらの道具をどのようにして収納すれば良いのか=どんなバッグを用意すれば良いのかが見えてくる。

バッグに求める性能は様々だけど、忘れてはいけないのが

「何を持っていくかが重要でバッグはそれを運ぶためのケースにすぎない」ということだと思う。


パッキングは荷物ありき。そのためのバッグを探す。
だから「パニアバッグが良い!」だとか「大型サドルバッグ最高!」などと手放しに評価することなんてできない。
実はサコッシュだけで事足りるのに無駄にバッグをつけているのは個人的にはちょっと宜しくないと感じる。ダサいというか野暮ったい。
私はバイクパッキングスタイルが大好きで導入以来ずっと活用している。
のだけれどこれもただ手放しで良いぞ良いぞと言えるわけではない。
正直なところコンビニの充実した日本においてフル装備のバイクパッキング装備なんてオーバースペック甚だしい、とさえ思うことがある。


バイクパッキングの良いところは次にあると思う。

・システム全体で捉えたときの荷物量に合わせたアレンジのしやすさ
・最小公倍数的な容量運用が可能なところ


サドルバッグ、フレームバッグ、トップチューブバッグ、ハンドルバッグ、フォーク横マウント、フードポーチといった選択肢が多いコトにより、重量、容量、使用頻度といったそれぞれの道具に合わせた最適な運搬方法を実現することができる。ここにバイクパッキングの良さが詰まっていると私は思う。

従来のパニアバッグスタイルだと細分化が難しく、ちょっと着替えたいだけなのにバッグをひっくり返すなんてことも珍しくなかった。


旅が変われば必要な装備が変わる。
それに対応するために様々なバッグを用意しておく。IMG_9233_20180315214905111.jpg 

いつでも自由な旅をするためを思えば安いもの'`,、('∀`) '`,、
少なくともカーボンホイールを1本買うお金があればこれらを全部揃えてもお釣りがくると思えば安いものだ。

うん、安いよね?

安い。

安いに違いない(迫真)


ちなみに私の手持ちのツーリングバッグは数えてみたらこんなにあった。我ながら驚きだ。

・サドルバッグ(apidura、ORTLIEB L、ブラックバーンSサイズ)
・フレームバッグ(apidura2種類、リベレイトデザイン、montbell)
・トップチューブバッグ(apidura、トピーク)
・フードポーチ
・ハンドルバッグ(apidura、オーストリッチ、ORTLIEB、GORIX)
・フォークマウント(USB、あさひ、ブラックバーン)
・パニアバッグ(ORTLIEB、オーストリッチ)

これらを必要に応じて組み合わせてストレスのない快適ツーリングを実現する。
あれこれ悩んだり考えたりするのもまた楽しい。
もちろん中身ありきで何を持っていくか云々を語り出すとまた長いので割愛させていただく。


御託を並べるのはこの辺りにしてじゃあ実際どんな感じなのかを紹介して終わろうと思う。

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これで最低気温5度程度までなら対応することができる。
天気予報で最低気温が5度ということであれば、現地での体感気温は0〜2度程度と思っていた方が良い。テントを張るような場所は大抵冷え込みが激しくまた地面と接して寝るわけだから底冷えからは逃れられない。さらに風が吹くこともある。

パッキングすると下のようになる。
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氷点下まで冷え込むようなシチュエーションの場合、のシュラフが厳冬期用になり、野営時用のダウンパンツやダウンシュラフが必要になる。暖をとるための燃料やお湯を沸かすための水を運ぶ必要も出てくる。
感覚的には夏に比べて2倍近くの荷物になる。のでフォークマウントシステムを加えることで積載能力を向上させるソリューション。

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さらにロクな補給所が期待できない林道や山奥を冬にキャンプツーリングするとなると荷物量はさらに増える。
そんな時は迷わずパニアバッグを導入する。
これの積載能力は大型サドルバッグなぞ相手にならない。安定感もすごい。
なんだかんだでパニアバッグは切ってもきれない重要な装備の一つだと思う。
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圧倒的積載能力。

これらもただの一例であって私自身、ツーリングをする度に装備が変わる。
旅の装備とは目的ではなく手段であるが故に一つのスタイルに固執する必要はない。
選択肢が多いと旅の自由度が増すから
つい色んなアイテムを使いたくなってしまうのはもう仕方ないんだ・・・・(今日もポチっ

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終わり。


         

      
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Comments 2

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ボーマ

とても参考になります。そして旅に出たくなります。

ところで一つ気になるのですが自炊道具って具体的にどういう内容なんでしょうか。
自転車とは少し離れてしまいますが教えていただけたら幸いです。

神楽坂つむり
>ボーマ さん

> とても参考になります。そして旅に出たくなります。
>
> ところで一つ気になるのですが自炊道具って具体的にどういう内容なんでしょうか。
> 自転車とは少し離れてしまいますが教えていただけたら幸いです。

自炊道具ですが毎回内容が変わります。
主に湯沸かし用のアルコールバーナーとコッヘルを主体とし
自炊内容に応じてクッカーやバーナーを追加して行きます。
大した料理はできないので、インスタント食品を大いに活用していますw
自炊道具については改めてまとめてみようと考えています。

  • 2018/03/24 (Sat) 21:35
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