私、神楽坂つむりは自転車に出会い、この世界から抜け出せずにいた・・・!旅のこと、写真のこと、山のこと等を綴り連ねます。

【2017そらちグルメフォンド参戦記3】色んな意味でお腹いっぱい120kmコース

2018年02月28日
2017年8月 北海道そらちグルメフォンド 1
次から次へと現れるエイドステーションをちぎっては投げちぎっては投げ・・・
もとい堪能しつつも、まだまだメインではない。あくまでサブエイドしかまだ登場していない・・・・。

メインエイドに到達して理解した。
“本当の”グルメフォンドはまだ始まったばかりなんだ・・・!

IMG_0024_20180228165241f3c.jpg 


岩見沢から三笠山沿いを走り北海道の空気を胸いっぱいに吸い込んで早くもテンションが上がりっ放しのまま、私たちの集団は美唄へ。

img1674_20180228165238497.jpg

「美しい唄」と書いて美唄。学生の頃、初めてこの土地を訪れたときはその地名の響きの良さだけで好きになった記憶がある。それくらい地名というのは旅をする人にとって大きな意味があると思う。
思い出せば印象に残っているのはやはり印象に残りやすい地名であることが多い。特に海外と違ってひらがなの「響き」と漢字の「意味」を併せ持つ日本の地名は、調べてみると様々な蘊蓄が含まれていて、それだけで研究のテーマとなり得るくらい奥深い。特に北海道はアイヌ語を語源としている地名が多い。
一つ一つ解説しだすとキリがないけれど、この空知エリア専用のマップを見ればその由来について勉強できるかもしれない。気になる方は現地の観光案内所へ!
 
そして名前も知らない人たちとあれこれ話をしながら「そろそろですかね〜〜〜」と話しているうちに到着第一エイドステーション!ここで距離としては40km程度。最初の休憩としてはベストな設定。

IMG_9862.jpg 
IMG_9860_201802281652198eb.jpg 
第一メインエイドステーションはアルテピアッツァ美唄
ここは彫刻公園といえばいいのか・・・自然公園といえばそれまでなんだけれど、ただの自然公園ではない。
敷地内にはかつての炭鉱町として栄えていた頃の美唄を物語る、今はもう閉鎖してしまった旧栄小学校がある。自然の中にひっそりと佇む木造校舎を見たとき私は何ともいえない懐かしい気持ちになった。
大阪の鉄筋コンクリートの校舎で育ったにもかかわらず懐かしさを感じるのはなぜだろう。山間の田園風景、寂れた漁港、狭い路地に連なる木造住宅。どれも都会育ちの私には無縁のはずなのに。
きっとそれは「憧れ」でもあるんだと思う。思い出補正、ではなく妄想補正、とでもいえば良いのか。そう言った情景を映画や漫画で眺めているうちに記憶の底に溜め込まれて言ったのだと思う。


ここは安田侃という彫刻家が手を加えているこの施設。いたるところにその作品を垣間見ることができるという。


IMG_9865.jpg 
絵画みたいな空間。

残念ながらゆっくりみることはできなかった!機会があれば再訪してじっくりとその世界を堪能したい。

IMG_9879_20180228165233a2d.jpg 
IMG_5473.jpg 
小学校の校舎内でご飯をいただく

焼きそば、お餅とジュースもいただいてお腹がいい感じに落ち着いた。腹持ちの良いメニューを出してくるあたりよく分かってらっしゃる。

腹ごなしをした後は、しばし談笑タイム。

IMG_5476.jpg 
こんにちは〜〜〜

急ぐようなイベントでもない。頃合いを見て好きなタイミングで小集団でどんどんリスタートして行く感じ。


ここから先、美唄から田園エリア、宮島沼を抜けるコースは本イベントのハイライトと言っても良いくらいの素晴らしい景色の連続。
なんかもう私はこれぞ北海道!っていう景色に笑いっぱなしだったと思う。
周りのみんなを見ると、同じようにテンションが上がっていて、そんな集団で走るのだから楽しくないわけがない。

IMG_9966.jpg IMG_9898.jpg IMG_9919.jpg 
IMG_9979_20180228165407f65.jpg 
IMG_9977_20180228165240050.jpg IMG_9973_2018022816521722c.jpg 

IMG_9932_20180228170248f85.jpg ぜっけーかな!!!


北海道の隅々まで知らないと、意外とこういうところをスマートに見つけるのは難しいと思う。
おっきな道路だけ選んで旅をしているとどうしても交通量が多かったり景色もそれなりで終わってしまうことが多いし、かといってよく知らないまま細い道をチョイスするのはそれはそれでリスクが大きい(ハイリターンなこともあるし、私個人としてはそういう挑戦も大好きだけれど)
この辺りはさすが地元のことをよく知っている方がコースを組んだだけある。
本州から参加して「絶対に北海道らしい景色を見たい!」と思っている参加者にとってはこれ以上ないくらいのプレゼント。

集団もこのセクションばかりはペースが落ちてみんながみんなそれぞれ景色を堪能している様子。
私に至ってはもう自転車降りるは歩いて写真撮り出すわで同伴ゲストライダー
さんには申し訳ないことをした'`,、('∀`) '`,、


写真を撮っているときに思い出すのは過去の自転車旅の数々。

「あっ、こういう景色(あるいは構図)(空気感)、あそこに似ている・・・・」

というような感覚に陥ることが良くある。
でもしばらく考えて観察するとやっぱり全然違うことに気づく。
一緒だ、いや微妙に違うか、いやいや全然違う、それぞれの良さがある、という風にディディールに目を凝らせば凝らすほど、あるいは五感をちゃんと使うほどにその違いがつかみ取れる。
ボーッと過ごしているだけでは見つからないものが、日本全国各地にある。そういう違いを認識することが、自転車旅の醍醐味の一つと言っても過言ではないと思う。


なので、美唄の良さというものは、やっぱり美唄にしかない。


IMG_5501_20180228165410d9c.jpg IMG_5498.jpgIMG_9985_201802281705059d9.jpg 
70km地点にある月形皆楽公園エイドステーションでは豪華メニューが続々。
じゃがバター、ジンギスカン丼、トマトジェラート、まんまるトマトジュース。
ありがとう試される大地、ありがとう北海道の大地の恵み。
いや全部が全部美味しすぎたんですよね。許されるならお代わりしたいくらいに。
お土産にトマト、買って帰りたいとしか'`,、('∀`) '`,、


ご飯を食べながら周りの参加者の皆さんと談笑。
ペダリングやフォームについてのアドバイスを求められるも竹谷さんみたいに理論的に科学的にアプローチしているわけではない私なのでフィーリングでの解説になる。
けれどそれはそれで伝わったらしく安心した。
自分の自転車に関する色んなことをもっとわかりやすく人に伝えられるように言葉にすることも大切だなあと実感。
文字だけじゃなくてね。

どこから参加しているか?って話になったときには周りの皆さんバラバラで北海道の人ももちろん多いけれど、距離が遠すぎて同じ道内といえどもはや他県のような感覚という言葉になるほどな〜〜〜〜と思わされた。
確かに北海道の距離感からするとむしろ本州の密集具合には違和感があるかもしれない。

北海道の人に「大阪から名古屋までいうて180kmしかないですよ」というとものすごく驚いていた。
確かに北海道感覚だと隣の隣の町くらいの感覚かもしれない。
大阪-京都-滋賀-(奈良)-三重-愛知なんて近い近い!
私の普段の感覚もあながち間違っていないようだった。


IMG_9987_2018022817082060c.jpg 
月形からはゴールまでは残り45km程度。




なのだけれど、ここでそらちグルメフォンド名物!?の「坂バカ」オプションコースが登場。

IMG_0001_2018022817082125e.jpg 
お昼ご飯を食べた後にこんなのを設定するなんてなんて鬼畜なんだ・・・・!
1kmもない800m程度の距離の坂。標高差は70m程度。
だから一瞬で終わるといえば終わるけれど、斜度が15%はくだらない。

「狂ってやがる・・・・・!」

と一同、怖気つきながらもなんだかんだ登って行くあたり自転車乗りのマゾっ気が垣間見える。
(みんな楽しそうでした)

IMG_9997_20180228165215b72.jpg 
登りきったところでは坂バカ認定スタンプがもらえます。
私ももらったのでこれで坂バカと名乗っても良いのでしょう。


あとは岩見沢までの40km少しを走り切るのみ!
ここまで来るとみんな走りについては満足しているようだったけれど、どこか名残惜しい雰囲気も出ているのはそれだけ良い場所だからだろうか。
思いの外向かい風が強く、小集団を形成しながら、時折先頭後退をしながら突き進む。

 img3971.jpg 


最後の最後までしっかりとエイドステーションがあり、場所によっては牛乳ラーメンなるものをいただけるともあって、抜かりないなあ・・・・・・と感心するしかない。
IMG_9831_201802281652363da.jpg 
IMG_0037.jpg 
IMG_6931.jpg 
もちろんしっかりといただいた!


IMG_5505_20180228165413fb8.jpg 
最後は街中をゆっくりと走って、いつの間にかミドルコース・ビギナーズコースの参加者の人たちとも合流したりして和気藹々とした雰囲気でスタート地点兼ゴール地点であるキタオンに到着!!!


img1070.jpg 
いやあ〜〜〜〜大満足。
景色もグルメも堪能しまくった!

ステージでインタビューに答えた後は・・・・・・


IMG_0060_201802281653494c3.jpg IMG_0034_20180228165402704.jpg IMG_5509.jpg IMG_0061_20180228165356009.jpg IMG_5510.jpg 
またしてもグルメづくし
ここメイン会場でもいろんな物が食べられるというか、ここが一番種類も豊富。
リカバリーのことも考えてくれるなんてなんていいイベントなんだ!と一緒に回った人たちと感動。


「もうお腹いっぱいと思ったのに不思議と食べられる」
「私設エイド含めたエイドステーション全部回ってたら時間が足りない」
「摂取カロリーの方が多い気がする」
「ダイエットしたくて自転車始めたのに減る気配がない」
「北海道の素材ずるい」
「そもそも景色が良すぎた」
「本州帰りたくない」
「そらち地方、地元に持って帰りたい」

といったこのイベントならではの名言がたくさん生まれました。
いやあ、面白いイベントだ。
関係者の方たち、参加者の方たちと談笑をしているうちに日が暮れてきた。
そらちグルメフォンドがいよいよ終わる。


IMG_0063.jpg 
自転車の楽しみ方って本当にいろいろあって 
仲間と走るもよし、 
ひたすら山を登るもよし、 
超長距離に挑むもよし、 
エクストリームライドをするもよし、 
人と違うことを求めるもよし。

だけれどやっぱりグルメとは切っても切れない関係にあるなあと。 

美味しいものを求めて自転車で走るというのは、愚直だけれど、シンプルで、幸せになれる良い組み合わせ。

北海道らしい美味しい食材、ご飯、
北海道らしい雄大な景色、
そこに集まるサイクリスト、
彼らが織りなす文化、交流。

それら全部がこの「そらちグルメフォンド」に詰まっていた。


お誘いいただいたけーすけさん、サポートライダーとして支えてくれたたぬぷんさん、その他運営に関わる全てのみなさんに感謝しかない。
 IMG_5527_20180228165404e76.jpg 


これは2018年も楽しみでしかない。


そう、なんと2018年も私、神楽坂つむりはそらちグルメフォンドにゲストライダーとして参戦します!

しかも今回は私だけでなくTwitter、SNS界隈の有名人多数ゲスト参加。
いやあ、毎年成長するイベントって素晴らしい。ただただ開催するだけじゃあこうはいかないもの。その努力を尊敬してしまう。だからこうして宣伝したくなる。



2018年8月19日 
北海道でお会いしましょう。



IMG_0076_20180228165222628.jpg 

ちなみに今回の旅はまだ続きます。
せっかく北海道に来たのだから!ということでアフターライド。
それはまた別の記事で。


関連記事
神楽坂つむり
Author: 神楽坂つむり






Comment(1)

There are no comments yet.

hira

ブログがリニューアルされており、見やすく、オシャレになっていて驚きました。

またそらちグルメフォンドの魅力があふれており、おもしろく読ませて頂きました。

2018/03/02 (Fri) 23:20
未分類 (11)
雑談 (0)
自転車 (53)
日記 (8)
写真 (49)
2010年7月 夏ツーリング (0)
2010年7月 夏ツーリング 実走録 (0)
2011年2月 瀬戸内海一周 (6)
2011年2月 九州旅 (6)
伊勢旅(随時追加) (13)
ORiBIKE (10)
ライト (0)
F1 (5)
2011年7月 大阪~山口 キャノンボール (4)
2011年9月 山陰ツーリング (3)
自転車パーツ、小物 (101)
2011年10月 大阪~九州 キャノンボール (2)
2011年12月 鹿児島ツーリング (3)
オフ会 (22)
自転車のある風景 (1)
2012年3月 和歌山ツーリング (1)
2012年4月 白川郷ツーリング (3)
2012年7月 鳥取ツーリング (1)
2012年10月 四国ツーリング (3)
2013年1月 伊勢志摩ツーリング (1)
1dayライド (21)
2013年5月 金沢旅 (2)
2013年8月 中部ツーリング (5)
2013年10月 関東遠征 (1)
2013年11月 青森ツーリング (4)
2013年1月 鹿児島〜大阪1,000kmキャノンボール (4)
2013年12月 広島~大阪festive500 (1)
登山 (24)
いなり、こんこん、恋いろは (0)
いなり、こんこん、恋いろは。 (2)
2014年3月中国地方ツーリング (4)
2014年5月長野群馬ツーリング (0)
2014年5月信州ツーリング (3)
自転車旅のあれこれ (27)
2014年8月 江ノ島〜富士ツーリング (3)
2014年9月大阪〜倉吉ツーリング (1)
ふぉたろぐ! (4)
カメラ機材 (12)
動画 (0)
2014年12月 鹿児島ツーリング (5)
2010年夏 北海道旅 (16)
2015年4月 香川うどん旅 (0)
香川うどん旅 (5)
2015年5月 大阪〜白川郷400km旅 (3)
TADAフレーム (13)
2015年7月 乗鞍ヒルクライム (0)
2015年7月 乗鞍ツーリング (2)
2015年7月 能登半島ツーリング (2)
MTB (2)
2016年2月 欧州旅 (11)
2016年3月 伊豆半島ツーリング (3)
2016年5月 大阪〜新潟キャノンボール (3)
2016年5月 信州山岳ツーリング (3)
2016年6月隠岐島キャンプツーリング (4)
2015年5月 大阪〜白川郷400km旅 (0)
2016年7月 大阪〜白川郷450km旅 (3)
グラベルライド (5)
2016年9月 乗鞍紅葉ライド (1)
2016年11月 徳島林道ツーリング (4)
2017年ホノルルツーリング (0)
2017年1月 ホノルルツーリング (3)
2017年2月 西九州ツーリング (3)
2017年3月 大阪〜静岡さわやかライド (1)
2017年4月 瀬戸内海ツーリング (2)
2017年8月 北海道そらちグルメフォンド (6)
2017年5月 四国カルストツーリング (2)
2017年6月 男木島旅 (1)
2017年6月 夏至ロングライド (1)
BikeupRiver (1)
2017年7月 大阪〜白川郷ライド (2)
2017年8月 瀬戸内牛窓ライド (2)
2017年9月 日間賀島旅 (2)
2017年9月 滋賀県湖西グラベルライド (2)
2017年11月 剣山スーパー林道 (3)
2017年12月下関〜大阪キャノンボール (2)
2017年12月 雪マキノツーリング (1)
2018年1月 広島呉〜江田島旅 (2)
グルメネタ (3)
2018年3月 周防大島旅 (2)
2018年3月 山口ツーリング (3)
2018年8月 北海道そらちグルメフォンド (6)
2018年4月 竹原たまゆら旅 (1)
2018年6月 うさぎ島 (1)
2018年7月 天草島原ツーリング (2)
2018年 7月シマノバイカーズフェスティバル (3)
2018年8月 房総半島ツーリング (4)
2018年10月 伊豆半島ライド (2)
2018年12月 Raphaプレステージ (2)
2019年1月 ゾンビランドサガ巡り (3)
2019年1月 似島ライド (1)
2019年2月 志賀島ライド (1)
2019年2月 関東遠征旅 (3)
2019年4月 RIDEAIDinASO (6)
2019年3月 フランシュシュライブ (1)
2019年3月瀬戸内海ライドオフ (3)
2019年4月 国東半島ツーリング (4)
ブロンプトン (1)
2019年5月 津和野旅 (2)
2019年6月 ファンライド鏡野 (2)
2019年7月 周防大島旅 (2)
2019年9月 ホノルルセンチュリーライド (1)
2019年6月 オホーツク遠征 (1)
2019年 8月瀬戸内海ライド (2)
2019年8月 北海道そらちグルメフォンド (2)
2019年9月 RIDE&CAMPin鹿児島 (2)
2019年7月 シマノバイカーズフェスティバル (1)
2019年11月 熱海「きにして」聖地巡礼 (2)
響け!ユーフォニアム (3)