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ちょっと自転車で大阪から京都へライド【いなこん、ユーフォ聖地巡礼】

神楽坂つむり

近畿, 自転車, 写真, 1day, 聖地巡礼,
マイフェイバリットコースである大阪~伏見~宇治を走ってきたのでその様子を。

「いなり、こんこん、恋いろは」
「響け!ユーフォニアム」
聖地巡礼を兼ねることができるのでいつもお得感があるなあと思いながら走っている。
ちゃんと走りも楽しめる、グルメも困らない、観光地も盛りだくさん。
そんなコース。

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実は大阪市内から伏見稲荷大社までほぼ信号ゼロで移動することができる。
ちょうどいなこん放映後に毎週のように伏見稲荷大社へ通っているときに発見したルートだ。
STRAVAを見ていただいたらわかる通り、基本的に川沿いのサイクリングロードを利用している。
神崎川沿いの「なにわ自転車道」と淀川沿いの「淀川サイクリングロード」を基本としてまずは八幡まで北上する。

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この道は大阪と京都をつなぐ大動脈と言っていいサイクリストの主要道。
車止めが多いとか野犬が出るとかネガ情報も飛び交っているけれど、なんだかんだで一番走りやすいのは間違いない。私も京都へ行くときに限らず、京都を経由して琵琶湖や敦賀、名古屋や白川郷まで走る時にもまずはここを利用している。
風向きさえ味方してくれれば大変気持ち良く走れるところだけれど、たいてい向かい風なのは気のせいだろうか。

八幡まで到着すれば御幸橋を渡って桂川沿いの「桂川サイクリングロード」へ。
ここは三川合流地帯であり、木津川、桂川、淀川それぞれのサイクリングロードに連絡している。便利な場所だ。

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ちなみに昨年オープンした「さくら出会い館」なる施設が鎮座していて、ここにはサイクルラックがこれでもかというほど並んでいる。施設内では簡単な休憩ができるほか(トイレもきれい!)空気入れの貸し出しも無料で行っている。なにげにこのあたりは自転車屋がないので、これは嬉しいニュースじゃないだろうか。


桂川を北上すること10km弱で、実は鴨川と合流する。
ほとんどのサイクリストはこれに気付かず、そのまま桂川を進んで嵐山に行くと思う。私もたまたまこっちに入ったらどこにいくんだろう?という好奇心で突っ込んで見つけたルートだ。区間入り口は未舗装路だし、途中も路面が荒れていて走りやすいとは言えないけれど、かといって市内を走るよりは断然楽チン。伏見稲荷大社のほぼ真西2km地点くらいに出ることができるんだから文句は言えない。

あとは多少の町中を走ればもう伏見稲荷大社だ。
つまり、淀川→桂川→鴨川とつなぐことで、大阪市内から信号なしでアクセスすることができるというわけ。
距離にして吹田あたりの私の家から40km程度。
時間にして1時間20分で到着することができた。家から伏見稲荷大社までドアトゥドアでこれだけの時間というのはなんとも嬉しい。思い立ったらすぐにでも行ける。


伏見稲荷大社は今や平日土日関わらず観光客で溢れかえっている。
外国人が訪れて良かったランキング堂々の一位を毎年獲得し続けているせいもある。外国人向けのガイドマップには漏れなく掲載されているのだ。
事実、私は今回訪れたのも真冬のくそ寒い平日の朝にも関わらず、参道は人で溢れかえっていた。日本語が聞こえない。


そんななかでも!私は静寂を求めていつものお気に入りの場所へ・・・。
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このあたりであれば、人は少ない。いつも少ないから迷わずこっちに来ている。
自転車を停めて、鳥居の群れの中をゆっくり歩くだけで、なんともいえない心地よさを感じることができる。神社は全国にあれど、やっぱりこの伏見稲荷大社の雰囲気は格別。それを来るたびに思う。ちなみにこの辺りはいなこんの作中でも描かれているところで、いなりの通学路にあたる。
第一話の朝の通学シーンの描写とBGM、あれはすごかった。一気に作品の世界に引き込まれた。「空気感」を重視したアニメは聖地巡礼をしたときのフラッシュバックも格別。

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うか様の御神体が納められている場所も分かったので満足!


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お昼はあらかじめブックマークしていたラーメン屋、「ラー麺 陽はまた昇る」でとりとんこつスペシャルラーメンをいただいた。レアチャーシューとメンマのレベルが高すぎてこれだけでご飯3杯いけそうだったあぶねえ。とりのさっぱりとした旨味ととんこつのパンチのあるこってりさが絶妙にマッチする素晴らしい一杯でした。


ここから宇治はそう遠くない。
そのまま街道沿いを南下し、観月橋から宇治川沿いに30分ほど走れば、もうばっちり宇治の中心部に到着する。
「うまくなりたい橋」「黄前さんらしいね交差点」「あすかがユーフォを吹いた水道橋」などなど、響け!ユーフォニアムの聖地のオンパレード。
正直、たまりません。

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私が一番好きなのが「久美子ベンチ」なのだけれど


この日は様子が違っていて、目の前を流れる川の水が

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ない!!!

どうやら治水工事中らしく、それはとても重要な工事なのでお疲れ様ですぜひよろしくお願いいたしますという気持ち反面、あの景色がしばらくお預けと思うとちょっと残念。
フォロワーさんのフォロワーさんから情報が入ってきた。宇治市職員さんということで間違いはなさそう。
どうやら「上流のダム(天ヶ瀬ダム)に新しい橋ができたために、水量があふれるため、いったん水を抜いてから深く穴を掘って、水の流れをよくする工事をやっているのだとか。2019年の3月ごろまでは続くのだとか。仕方ない。聖地巡礼予定の人は要注意。


ユーフォファンが見たら泡吹いて倒れそうな景色。
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ちなみに観光案内所内ではユーフォのポスターや劇場版のパネルが置かれています。
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交流ノートもあるので、よろしければ二月五日のページをご覧ください。


そのまま宇治川沿いを南下するのも芸がないので、宇治田原町方面へ上がる3号線を経由して南下することに。こっちはダムがあったりそのまま走ると大津に抜けたりと、単純に市内に戻って信号を多いところを走るよりは断然楽しいルート。ダム沿いの絶壁コースなんかは結構見ごたえがある。標高も200m弱と程よいヒルクライムも楽しめる。走っていると枚方、井出町への青看板が出てくるのでそれに従って南西方面へダウンヒル。
木津川沿いに南下し、そのまま精華町を抜けて、ジャパンカップのコースを逆走して清滝峠を抜けて帰るのがいつものコース。163号線に下手に出てしまうと交通量が多いのであまりおすすめはしない。

ちなみに井出町で大正池ヒルクライムをしてから帰ろうと思ったけれど、上のほうの路面が凍っていたということで撤退。生駒山脈より東はやはり大阪市内とは気候が違う。同じ標高でもこっちだと凍っていた、なんてことも珍しくない。ついでにたなか家うどんで一杯ひっかけてきた。ここのうどんは本場香川のさぬきうどんに引けをとらない美味しさだと思う。香川に行けないときはこっちで満たしているくらいだ。


清滝峠手前、くろんど池近くでまさかのフォロワーさん(@cap_pac)による迎撃イベント発生
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信号待ちをしているところを後ろから「もしかしてつむりさんですか?」を声をかけていただいて私びっくり。まさかこんな時間にこんなところで遭遇するなんて。お話をした後、一緒に清滝峠を越えて大阪市内まで同行することに。途中いきなり吹雪いてきて二人してたまんねえ!という感じでなんか盛り上がった。誰かといるとイベントごとに騒げるのが楽しい。


そんなこんなで104km。
しっかり走れてしっかり食べれて、いろいろ見て楽しめる良いコースでした。

      
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