【キャノンボール】ちょっと下関から大阪まで自転車で走ってきた 国道2号線【530km】
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というわけでちょっと走ってきたのでその記録を。
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近畿,
山陽,
九州,
結果としては・・・・・
うらああああああゴール!
— 神楽坂つむり (@tsumuri_f5) 2017年12月30日
走行距離 532km
獲得標高 2,456m
タイム 21時間35分 pic.twitter.com/4QCpqbohqC
無事に走破すること叶いました。
目標タイムの24時間以内に走り切ることができたのでもう思い残すことはありません。
また走りたくなったら走ろう'`,、('∀`) '`,、
さて、今回は国道2号線キャノンボール。
私自身、これを走るのは2度目。
前回は「鹿児島〜大阪1,048kmキャノンボール」の時だったので、そのことを考えると半分ちょっとしかない。
そう思うと気が楽です。
「関門トンネル」を通る必要があり、この海底トンネルでは自転車を押して歩かないといけない。
よってキャノボ的なことをするのであればスタート地点は関門トンネルの本州側出口、ということになる。
そこからひたすら東に進めば大阪。
国道2号線がほぼほぼメインになるけれど、私は今回いくつかアレンジルートを通った。
理由としては距離と標高と交通量、バイパス回避を鑑みて。
ルート解説
セクション①山口県下関市〜岩国市150km
・3つあるバイパスを理解する
・アップダウンが多めなので無理をしない
・平坦は快適、信号は少なめ
・危険箇所はなし
前半の150kmを担う区間。
この区間は他の区間に比べても特別アップダウンが多い箇所でもある。
距離は150km、獲得標高は1,135mとキャノボにしてはまずまずな登りっぷりだ。
後半にいくにつれてアップダウンが少なくなる国道2号線、ここでは無理にタイムを追わず、いかに体力を温存するかにかかってくると思う。
最初の登りで体力を使ってしまい後半の平坦で踏む足が残っていないというのは最も侵してはいけない愚策だ。
そうなるくらいなら、多少タイムを失っても坂道では体力をなるべく温存し、後半で解放する方がよっぽど良い。
とは言ってもその他の平坦区間はめちゃくちゃ走りやすく、信号も少ないおかげで、35km/h維持が最もしやすいのもこの区間だった。
なにせ足を止めないで良いというのは助かる。
ちなみに下関をスタートしてから15kmほどで「小月バイパス」「厚狭・埴生バイパス」と続くけれどどちらも自転車通行可能なのでご安心を。
ただしその先の「小郡道路」は途中から一部自転車通行不可になるので要注意。
私は335号線を使って一瞬回避した後に、自転車通行可能再開区間にて合流するようにした。(45〜55km地点)
セクション②広島県廿日市市〜岡山市内200km
・山岳地帯のルート選びは得意分野に合わせて
・冬の夜間は凍結注意!
・それ以外のアレンジルートは少なめ
・市街地は回復と思って割り切る
広島県に入ってしまえばしばらくは体力回復ゾーンが続く。
というのも信号が多く、何をどうしたってペースが上がり切らないので。
こういう区間はおとなしくイーブンペースで信号待ちを体力回復の良い機会と思ってゆっくり進む。
当然コンビニも多いのでここいらで補給をする人がほとんどだと思う。
市内を抜けて海田あたりから三原市までの山岳地帯がこのセクションのハイライトと言えると思う。
距離にしておおよそ200km地点から山に入る。
標高は最大で250m程度と、対して高い山はない。
なのでここも気合いを入れるほどでもないけれど、アップダウンが続くので多少の体力低下は覚悟していくべきだ。
夜間でもそれなりに車は通っているため、それなりに要注意だ。
昼間の下りなんかは確かストレスが貯まることになると思う。
ちなみに私は国道2号線の一本北、山陰本線沿いの59号線を進んでいる。
こちらは道幅が狭く交通量が極端に少ないため、例えば止むを得ずこの区間を交通量の多い昼間に通らなければならないライダーにお勧めできる。
距離は国道2号線ルートと1km長く、獲得標高もやや多めだけれど、スムーズさを鑑みてこちらをチョイスした。
ちなみに最後のダウンヒルはめちゃくちゃ楽しい。標高差250m距離差5km。
三原、尾道と気持ちの良い海沿いの道が続く、松永あたりで赤坂バイパス回避の54号線に入る。
再び国道2号線で金光まで進み、玉島バイパス回避の429号線に入る。
あとは岡山市内まで、広島と同じように市内を突き進む。
再び体力回復ゾーン。
最後のセクションに備えられたし。
セクション③岡山市内〜大阪梅田新道180km(ゴール)
・ラストは平坦区間。
・峠もほとんどなし。
・250号線を活用
いよいよラスト。
個人的には岡山まで来たらもう完走したと言ってもいいくらい。
「大阪と岡山は隣町」
それほどまでに、これまでの道のりを考えると比較的イージー。
180km走っても獲得標高は500m弱。
それもアップダウンというよりは小高い丘と峠を3つ越えるだけ。
ちなみに岡山を出発し、備前に入ったあたりからは西明石までほとんど2号線を走らなくなる。
250号線を大いに活用することが肝になってくるのがこのセクション。
2号線をそのまま走ると大回りになるだけでなく、バイパスに行き場を阻まれて二進も三進もいかなくなる。
ただ250号線も相生〜網干間は一旦国道2号線に戻って回避ルートを取っている。
理由としては海側のアップダウンを避けるため。
キャンボじゃなかったら景気が良いのでオススメするところ。
明石を越えれば大阪までもう60kmぽっち。
信号が多いのでこれまた止まりさえしなければ、誰が走っても大きくタイムは変わらないと言ってもいい。
三宮、西宮、尼崎を越えて淀川を渡ればもうゴールはすぐ目の前だ。
TADAクロモリオーダーバイク
フルクラムレーシングゼロカーボン
SRAM RED eTAP
まあいつも通りってやつです。
いつものロングライド装備にライトと補給食入れ装備だけはマシマシで。
思い切ってサドルバッグを外したのは正解だった。
ボトルケージには輪行バッグとボトルを。(1枚目に輪行バッグがないのは、この時は背中ポケットに移していたから)
ステム横のフードポーチには1本満足バー的なやつが7本とモバブー。
フレームバッグにはジェル系飲料が4個とおにぎり、工具、鍵類。
ポケットに財布と携帯、おやつやおにぎりといった配置で臨んだ。
おかげで休憩は尾道で1回、岡山市内で1回の合計2回で済んだ。
夏場だったら倍にはなっていたかしらね・・・・。
続く。
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