私、神楽坂つむりは自転車に出会い、この世界から抜け出せずにいた・・・!旅のこと、写真のこと、山のこと等を綴り連ねます。

【そらちグルメフォンド参戦記】その試される大地は・・・【試走〜前夜祭】

2017年08月27日
2017年8月 北海道そらちグルメフォンド 0
北海道そらちグルメフォンドにゲストライダーとして招かれました

上記事で書いた通り、2017年8月20日、北海道そらち地方で開催された
「そらちグルメフォンド」に参加して来ました。

一般参加ではありません。
なんとゲストライダーとして招かれたのです。(!)
なんということでしょう。

さらに今回はせっかく北海道に行くのだから、ということでアフターライドでいつもの旅も付随しています。
出会いあり、前夜祭あり、本番あり、グルメあり、絶景あり、トラブルあり・・・
そんな全部の様子を、つらつらと書き連ねていきます。

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2017.8.19 AM4:00

iPhoneのアラームが鳴るよりも早く目が覚めた。
それくらい不安、緊張、ワクワク、楽しみ・・・。
一言では表現できないと思う。全部正しい、ミックスされている。
強いて言うなれば「非日常が始まる予感」

前日の夜には完璧に準備していた。
朝ごはん、着替え、装備の全てを。
鉄道と違って、絶対に乗り遅れる訳にはいかない。
伊丹空港 7:55発 札幌行き JAL3911便に乗るという今日一番のタスクをこなさなければならないのだから。


自宅から走ること30分程度で空港に辿り着けるというのは大きなアドバンテージだと思う。
素早く飛行機輪行の準備をし、手荷物預けをこなしたのち、保安検査場を通過して飛行機の到着を待つ。
一行で書いてしまうとそれまでだけれど、まず飛行機輪行準備に15分程度、手荷物預けに30分程度かかっている。
前者については隠岐の島ツーリング、オアフ島ツーリングでもこなした飛行機輪行ネタとして後日別述しようと思う。
手荷物預けについてはさすが休日の朝ということで長蛇の列だった。
早めに来て正解だったようだ。
手荷物預けから保安検査場の通過、搭乗口手続きまでは全てタッチアンドゴーサービス(eチケット)利用なので全てiPhone-ApplePayだけで事足りる。
キャッシュレスツーリングについては何度か書いたけれど、飛行機輪行においても財布がいらない時代がとっくに来ている。
荷物はどんどん少なくて済むようになっている。

ちなみに今回の私の装備はこちら!
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我ながら少なすぎると思う。
これを移動中はサコッシュ、自転車に乗っている間はsaddle bagに詰めて走る。


大阪から札幌まではわずか1時間50分。
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松尾芭蕉の「奥の細道」の現代訳を読んでいるうちに到着してしまった。
あまりに早すぎて窓越しに北海道の大地、特徴のあるパッチワークの大地が見えても、北海道に着いたという実感が全く湧いてこない。
早すぎる移動というのは意識がついてこない。
浮き足立ったような、宙ぶらりんなような。
自転車で行ったことがある場所に車で行った時のあの感覚。
大事なものがすっぽり抜けているような感覚。


そういう意味では自転車はいつだってリアルな距離を突きつけてくれる。


さて、この日の予定はコースの試走と前夜祭の参加。
今回私をイベントに誘ってくださった運営のけーすけさんと、全体のサポートを務めてくれるたぬぷんさんが新千歳空港で待っていてくれた!!
2日間よろしくお願いしまああああああああああす!
(この時点でおおゲストライダー感あるすごい・・・・とテンションが上がる)

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車載車載(^ω^三^ω^)


軽く挨拶を済ませた後、まずは車に乗って試走コースへと向かうことになった。


ちなみにけーすけさんは運営側の人であり、私が参加するにあたってあらゆるサポートをしてくださった。プロフェッショナルなアナウンスがあり、事前手配があり、細やかな配慮ありだった。
「ああ、こんな人が運営をされるのであればイベント自体も楽しくないわけがない。」
という予感が、メールでやり取りをしている時からあった。
そしてその予感は期待以上のレベルで的中することになる。


たぬぷんさんはサポートライダーとして試走から本番まで随伴して走ってくださった。けーすけさんの配慮で私の変な走り方(いきなり写真を撮りだしたり、それをカバーするために飛ばしたり)にも対応できるようにとタフなサイクリストを、ということだったらしい。
実際に彼はめちゃくちゃタフで、いわゆるブルベを愛するサイクリスト。
GWに300km/dayペースで日本を縦断しているのだから、そのタフネスさは言うまでもない。

土地勘も人脈もない北の大地においてもこのように頼もしい人達が助けてくれるとあって、私の旅は順調に滑り出し、最後まで困ることがなかった。こうして書いている今でも、また会いたいという気持ちが強く湧いてくる。


今回同じくゲストライダーを務められる竹谷賢二さんと合流するかもという話になり、ちょっと緊張する。
何せあの竹谷さんである。
知っている人も知らない人も改めて竹谷さんのオフィシャルブログにアクセスしてみてほしい。
プロフェッショナル中のプロフェッショナルで、人としても物凄く尊敬できる方。
強さがあって、礼儀があって、気遣いがあって、親しみやすさもあって・・・・いろんな意味でああ、プロだな・・・・と思える人だった。
私のような一般人が肩を並べるのはおこがましい限りだ。


けれど、きっと、私にしかできないこともたくさんある。
例えばこのブログだってそうだ。
自分にしかできないことがあるからこそ、自分という人間の存在理由がある。


北海道といったらアイスだ。
突然何を言い出すのかと思われるだろうけど、とにかく私にとっての北海道とは?に対する答えの大きな一つにアイスが挙げられる。
本州とは根本的に違う。一度でも食べたことがある人なら分かってくれると思う。
それはけーすけさん曰くアイス/ソフトクリームに含ませることができるミルクの量の違いにあるのだと。
つまり気温も湿度も高い本州ではその形状を保つためにクリームの量を増やさなければならない。
溶け出さないように、キンキンに冷やして(場合によっては氷のように)提供する。
当然、そういうことをすればミルク本来の味は薄れてくる・・・・
味の違いには環境の違いが根幹にあり、それは仕方のないことである。

だから道中にけーすけさんがアイス屋に立ち寄ってくれたことには本当に感謝した。
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千歳地方名物のハスカップアイス!美味しくて笑える'`,、('∀`) '`,、

そらちグルメフォンドのメイン会場であるキタオンに車を置いて、いよいよ試走が始まる。
このタイミングで運営に携わる方達と挨拶を交わすことになる。何だろう、みんな雰囲気が似ている。同じようにあたたかいのは、類は友を呼ぶということなんだろうか。
いや、きっと、何か大きなことを成す人達というのは根源的なエネルギーがあって、エネルギーっていうのは熱量のことだから、嫌が応にもあたたかくなるんだ、と思う。
それはいろんな場面で最近感じることだから間違っていない。


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今回もカメラは常に装備。フルサイズ機にLレンズ!

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コースディレクターの人は相当道に詳しいらしく、素人ではまず選ばないようなローカルな道を繋いでいくコースだった。
交通量は少なく、道は綺麗で、景色は最高という、申し分のないロケーションの中を走る走る!素晴らしい。
ストレスフリーで北海道の大地を堪能することができる。
これだけでも参加する価値があるのでは。

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さて、試走をしただけで、泣きそうになるくらい嬉しかった。
ロードバイクで北の大地を走るということが。
ツーリストである限り「北海道を走る」というのは特別感がある。
旅人は北を目指すものだ。本州に住んでいるサイクリストはきっと皆少なからず北海道に対する憧れのようなものがあると思う。何を隠そう私がそうだから。

7年前に知識も経験もないままこの試される大地をキャンプツーリングをした時のことがふと頭によぎる。あの頃は「試される大地」という言葉のままに、あらゆる場面・要素で試されていたなあと実感した。
けれどこの7年間、数週間途切れることは全くないといっていいペースで自転車ツーリングをしてきてノウハウを自分の中に蓄積した私の気持ちは変わっていた。
北海道はどんなものだろうか、とむしろ私が北海道を試すくらいの気持ちになっていた。
そういうわけで今回は「試される大地」という言葉の頭に「私に」という主語をつけることにしよう、と決めていた。(おこがましいかもしれないけれど、それくらいの自信は付いている)
目一杯、楽しんでやろうじゃないか!


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けーすけさーん!

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たぬぷーん!と、丘陵地帯を行く。

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途中、コースから寄り道をして達布山(たっぷやま)の展望台へ。

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さすが北海道、はるか遠く札幌ドームまで見える。


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月形や三笠といったこのあたりの土地と収監施設は切っても切れない関係にある。
収監施設の発展がそのまま街の発展を意味していた。
これはその名残のレンガ作りの煙突。


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ぜっけーかな!な道をひたすら走る。飽きるくらいに。


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良質なグラベルもたくさんあるのが北海道のすごいところ。
本州だったら泣いて喜ぶような道がそこら中に伸びている。
来年はグラベルツアーとかやりたいなあ・・・・(意味深)


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晩夏。

たぬぷんと走っているうちになんだか楽しくなってきて試走のはずが普通のツーリングになっていたのはここだけの話。
いやあ、だってねえ、何もかも良すぎるもの(^ω^三^ω^)
具体的にいうと、うん、とにかく全部。
40kmの試走だけでこの満足感なのだから、明日の120kmコースは一体どうなんだろう・・・と胸が踊る。
このあたりは本編でたっぷり書こうと思う。


さて、試走を終えた後はホテルに移動して前夜祭の準備!

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私のTADA車も展示することに。熱心な自転車オタクからの質問責めにあいました。


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7年ぶりに食べる岩見沢名物天狗まんじゅう!差し入れでいただきました。

ここで初めてゲストライダーの竹谷さんやAIR-G'(エフエム北海道)の松尾亜希子さん、DJ龍太さん、前田幸さんとお会いすることに。
正直緊張しっぱなしだったけれど、皆さんのあたたかい雰囲気でだいぶほぐれたところで前夜祭は始まった!

私のお仕事は参加者との交流と、トーク枠では写真を交えたロングライド・旅にまつわるスライドトーク。
軽く打ち合わせはしたもののほぼほぼアドリブで話が進んでいったけれど、なんとか収まったと思う。むしろ喋ろうと思っていたことは10倍くらいあったけれど、これについては幸いにもいろんな参加者と交流している時にアウトプットすることができた。(メモ帳にひたすら書き連ねて予習していたのはここだけの話)
私が大阪で出展・参加した同人イベントの「やっちゃばサテライト」でお会いした人とばったり再開したり、以前からツイッターで交流があった人と話をしたり、あるいはツーリング界隈の人たちと情報交換をしたりと、大変に有意義な時間を過ごすことができた。
気づいたら参加者のごとく普通に楽しんでしまっていた'`,、('∀`) '`,、

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各地の名産品や自転車用品など、参加者全員に何かしらの景品が当たる抽選会の残念賞、ハブ毛。


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素晴らしい雰囲気の前夜祭でした(^ω^三^ω^)


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けーすけさんの部屋で軽く二次会をしてから部屋に戻ってこの日は就寝。


随分長い一日だったなあと知らない天井を眺めながら思うも、肝心の本番は明日だ。
明日を全力で楽しもう・・・・、というよりも楽しみで仕方ない。意識の問題じゃない。
楽しい気持ちが湧き上がってくる。
この純粋な気持ち、高揚感、これらばかりは文章にも写真にも残すことができない。
だから価値がある。
思えば旅をする魅力というのは、ほとんどこれに尽きるといってもいい。
本当に全部を残すことができるのであれば、何度も旅に出る必要なんてない。
ただ・・・刹那の感覚、感情・・・そういったもののほんの一部でもここに書き記していきたい。
そんなぐるぐるとした思考ゲームもフェードアウトするのに5分とかからなかった。

続く。


    
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神楽坂つむり
Author: 神楽坂つむり






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