【BikeupRiver】沢登り×自転車(グラベルライド)のクロスオーバーな遊び。
自転車, グラベルライド, バイクパッキング, ノウハウ,
BikeupRiver.
自転車,
グラベルライド,
バイクパッキング,
ノウハウ,
勝手に考えた造語です。
端的にいうと「自転車で沢登りをする」アウトドア遊び。
我ながらよくわからないけれど、なんだか楽しくって最近夢中になっています。
写真を交えて紹介。
GT GRADEを手に入れてからというものの暇があればグラベルライドをするようになった私。
オンロードを走り過ぎて少々マンネリ化してしまった環境を打破するためのソリューション。
オモテ面をクリアーしてしまったので、ウラ面を楽しんでるような感じです。
そんな折、林道やトレイルを走っていると、高い確率で川と並走します。
季節によりますが、汗が吹き出るような登りも珍しくはなく、清流とも呼べるような川が横を流れているのを見ると・・・・
見ると・・・・
入りたくなるんです!!
走りたくなるんです!!
上りたくなるんです!
うだるような暑さの中、氷のように冷たい川に足を踏み入れた瞬間の冷たさ、気持ち良さといったら唯一無二。
小さいの頃から何度も体験しているはずなのに、慣れることがない、いつだって新鮮な喜びを与えてくれる。
そんな日本の清流を身体いっぱいに浴びながら登っていく沢登り。
シャワークライミングとも呼ばれるこの遊びです。登山をする人たちの間では静かなブームというか割とトラディショナルな遊びなようで、専用のギアやテクニック、ノウハウが数多く存在するようです。この辺りは全くの素人なので、少しずつ習得していきたいなあと考えています。ちなみに調べて見るとそれなりに危険な遊びであり、死と隣り合わせくらいの気持ちでいた方が良いということらしいので、肝に銘じましょう。冷静に考えたら普通に自転車に乗ったり登山をするよりもリスクが大きいのは理解ができます。川は危険。
それにしたって林道、上り、砂利などなど、グラベルライドとの相性も良いことに気づいてしまった。
オンロードを走って山の麓まで移動し、
林道や山道、トレイルをヒルクライムして、
川沿いを水浴びしながら沢登りして、
最後はグラベルダウンヒルを楽しむというフルコースを味わうことができるのです。
もちろん自然との距離感という意味ではこれ以上ないくらいのシチュエーション。
釣りやキャンプとの相性も抜群です。
疲れたらタープを張って椅子を組み立てて昼寝するくらいがちょうどいい。
お腹が空いたらご飯を作りましょう。
この日は持参したお米とお肉で、焼肉定食と相成りました。(魚が釣れなかった)
そして何より、目の前に広がる緑の深さがたまりません。深い深い自然の中に吸い込まれていくように突き進んでいくときの精神状態というのは、文章にするのがとても難しい。
そこには間違いなく自然に対する畏怖の念があって、ただ単純に「楽しい」「気持ち良い」だけでは片付けることができない奥床さがあるように感じます。
進めば進むほど戻れなくなるという確かな事実。
けれども特別な感覚を得ることができるのも間違いない。
乗ったり担いだりたまにはこけたりびしょ濡れになったりしながら自然と戯れる。
思いつきで始めた遊びなだけあってルールも不文律もこうあるべきという姿もなく、
あれこれ考えて試行錯誤をしていく過程もものすごく有意義で面白くって、
こういう幸せっていうのは今までの乗り方にはなかったなあと我ながら感動。
先にも書いたように釣りやキャンプと言った他の遊びとの組み合わせの相性も抜群。
これをきっかけにアウトドアな楽しみ方の幅を広げることで、自身の自然力を高めていきたいところ。一緒に楽しみたいという人がいれば、ぜひ。