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【GT GRADEで】京都の山奥で極上グラベルライド

神楽坂つむり

グラベルライド, GT, 写真, 自転車, バイクパッキング, 1day, 近畿,
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京都の山奥のグラベルロードを楽しんできました。(Photo by エリート@nowoll )
冬に一度チャレンジしたものの雪のため撤退した苦い思い出のある林道、というよりはグラベルを攻めてきました。
対義語はターマック(舗装路)ですが、その名にふさわしい良質なグラベルだったので、かなーり楽しかったです。


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5月。新緑の美しい季節。
一年で最も緑が美しい季節。
暑すぎず寒すぎず、絶好の自転車シーズンです。(毎シーズン言ってる)

グラベルロード、あるいはシクロクロスでこういったところまでアクセスするのはなんだかんだ疲れるので、距離にして30km程度が自走限界だと考えています。
それ以上だとやっぱり6輪スタイルで登り口まで張り付くのがベストかなあ・・・・。
そういった遊び方に限定するのであれば、車も欲しいなあと思うけれど、今の所シェアカーとレンタカーで事足りしてるのが現状。
最もこういった類のサービスは今後もっと進化して行くだろうから、ますます車を所有する選択肢がなくなってくると思う。
きっと近い将来、スマホでワンタッチで自動運転の車がやってきて、目的地まで運んでくれる、そして乗り捨てられる。そういった時代が来るんだろうなあと思います。
早く来い。


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あまりに大きい自然物を目の前にすると、ちょっとした恐怖が湧いてきます。
湧いてきませんか?
「畏怖の念」



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体感で平均斜度8%、最大斜度は15%近いえげつないタイプの登りをこなしていきます。
さすがエリートさん、シクロ車でも速い。
というか実際にシクロクロスのレースに出ているのだからバイクさばきの上手さはいうまでもないわけ。
私はというとすっかり速く走ることはできなくなってしまった。
ただ、イーブンペースで走ることは得意だ。
そこそこ速いカメ、を意識する。


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「数字は必要ない」

最近はもっぱらGARMINはルート確認のためのデバイスに成りました。
本当に楽しいライドには、距離も速度も重要じゃないのです。
サイコンの中に景色はない。

逆説的に、ただひたすらに数字を追い求めるライドは、それはそれでかっこいいと思う。
一番ダメなのは、数字を気にしすぎて、木漏れ日の眩しさや、風の音、土の匂い、流れる雲、
そういった諸々を見落としてしまうことにあると思います。
アナログな自転車だからこそ。
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お昼ご飯は私がよく作る即席アヒージョ。
市販の鯖缶にオリーブオイル、チーズ、塩コショウ、にんにく、唐辛子を投入して煮込むだけ。
クッカーも水もいらないからアウトドア飯として重宝しているのです。
コンビニで全部揃う気軽さも好き。

ふと気がつけば、自分たちの発する以外の音が全く聞こえない。
直線距離では町からそう離れているわけでもないけれど、
ちょっと山に入るだけでも、空気が全く違う。
自然との距離感をぐっと近づけれくれる乗り物って、やっぱり素敵だなあと思うばかり。


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特に意味はありません。


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エ「ヘッドバッチがかっこいいんですよ。」
つ「う、うわ〜〜〜〜〜〜!(パシャパシャ」


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つむりバイク。まあ、信頼しています。
きっと日本で最もグラベルしてるGT GRADE CARBONだと思います。


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ダウンヒルはまあアドレナリン出っぱなしのタイプ。
岩、石、砂利、穴ぼこのオンパレードで、正直28Cだとちょっと厳しいって感じのガレ具合。

〜前日〜
エリートさん「シクロ車でもいける感じですか?」
つむり「まあ28Cもあればヘーキヘーキ!!」


'`,、('∀`) '`,、


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コンビニも自販機もない山奥だけれど、ここは日本。
「湧き水」という最高の水分補給スポットがあるのです。
良い島だと思う。



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エリートさん待って!!!




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ダウンヒル中のエリートさんのラインどりキレイだから好き(EOS6Dで追いかけながら撮影)



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下りきった後は噎せ返るような暑い日差しにふと気づく。
木々の中を走っていたせいか、体感気温は随分と低かったようだ。
目についたお茶屋さんで一服して、二人でライドを振り返る。
オンロードでは感じることのできない、アドレナリンがふわっと湧き上がる濃密な時間でした。

終わり。

      
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