私、神楽坂つむりは自転車に出会い、この世界から抜け出せずにいた・・・!旅のこと、写真のこと、山のこと等を綴り連ねます。

ちょっとオアフ島にツーリングしに行ってきた【ホノルル国際空港〜ハワイカイ】

2017年01月06日
2017年1月 ホノルルツーリング 2
年末にちょっとオアフ島にツーリングしに行ってきました。

下調べもろくにしていない初の海外自転車旅。

発見の連続、
気持ちは揺れっぱなし、
トラブルありつつも詰まりに詰まったその様子を連ねていきたいと思います。
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自転車旅の根源的な楽しみの一つに「知らない土地を走る」というものがあると思う。それを満たすために国内を走り尽くしてしまった結果

「知らない土地がない」

というジレンマに陥っていた私。
そんな状況を打破すべく、とりあえずどこか海外へ行こうと思っていました。

目をつけていたのは日本からほど近い台湾ですが、なんだか天気予報を見ると良くなかったのと見られる景色のスケール感が意外と大きくなさそうだったので、今回はパスして、急遽、オアフ島にしました。なんでオアフ島にしたかというと、グーグルマップを眺めていて目についたからです。あとなんかあったかそうだなあ・・・・日本寒いしちょうどいいかあ・・・・くらいのノリ。

というわけで準備らしい準備もろくにできないまま、最低限以下の準備だけは。

・航空券の予約
・宿の手配
・現地で使えるwi-fiルーターの手配
・50ドルを用意

まあ1日あればできるような準備。出発日まで一週間を切っていました。ろくに下調べもしないまま、気付いたら関西国際空港にいた私。


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国内旅だってもう少し準備するよ!?と自問自答しながら、まあなんとかなるだろう精神で臨みます。

飛行機輪行についてのノウハウは別記事にまとめています。


ちなみに日本とハワイの時差は19時間。

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22時30分に日本を出発して「同じ日の」10時10分にホノルル国際空港に到着した。寝ていたら朝になっているという意味では時差ぼけはほとんどなかったんだけれど、日付が1日前。(この時差計算を勘違いして1日余計にオアフ島に滞在することになったのはここだけの話)


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まずはホノルルはワイキキに位置している宿に向かいます。
今回はずっと同じ宿にしました。(年末のせいか他が空いていなかった)

ちなみに同じタイミングで安倍首相が現地入りしていたようで、それっぽい黒い車がたくさん止まっているのを見てしまった。パールハーバーだったっけ。

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知らない土地を走るというだけでこんなに楽しいのか!とテンションが急上昇。
自転車ツーリングの醍醐味・・・・この知らない土地を走る喜びを久しく感じていなかった私、感動。
地図を開いても現在地も目的地もわかるけれど、その過程が何もわからない。
流れる景色、街並み、人、海、空、全部が真新しい。
五感をフルに使っても余りある新鮮さを目の前にして、たった数キロ走っただけで心が満たされてしまったけれど、まだ始まったばかり。

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THE南国!!ここは逸る気持ちを抑えて、まずは宿に向かいます。
何せ靴とか着替えとか輪行袋とかホイールバッグを全部背負っているから重いのなんの。

多少迷いつつも無事に宿に到着。ちなみにワイキキは通常のホテルに泊まると一泊1〜2万円はザラだけれど、そんな中で格安の宿を見つけることができました。


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ドミトリー(相部屋)8人部屋

驚異の一泊25ドル。
場所もワイキキのビーチに近く、歩いて30秒にはABCストアがあって(お土産屋兼大きいコンビニ見たいなところ)拠点にはもってこい。この価格設定はありがたい!

こちらに来て初めての英会話シーンが宿の受付だけれど、ただの旅行英会話なので問題なし。だけれど先に部屋に泊まっていた40歳くらいのカナダ人との会話はかなり苦労した。ネイティブの発音は聞き取れないワードが随所に挟まれてくるから、いちいち意味を確認しないと会話が進まない。どうやら完全にバカンス目的で来たようで、暇なら一緒にサイクリングしないか?と誘われたけれど、どう考えてもレンタサイクルで街中を走る感じのニュアンスだったので丁寧に断っておいた。


初日は特に予定を決めていなかったので、適当に島の東の方へ向かうことにしました。西は市街地を抜けるのが億劫だったので。


このタイミングで予約した宿がワイキキの東端というのが分かりました。
ちょっと走るだけで市街地から一変、朝はジョギングをして昼は昼寝をするようなアメリカ的な広大な公園や、海を眺めながら走ることができる快走路なんかがこちらの方に集まっています。閑静な住宅街もあったりして、通学する学生たち、買い物に繰り出す女性、犬の散歩をする老人など、リアルな生活風景が目の前に広がっていて、眺めているだけでも楽しい!

旅の醍醐味は色々あるけれど、その土地のリアルな生活を垣間見ることができるというのも魅力の一つだと思います。「THE・観光地」を巡るのも楽しいけれど、もっと小さなその土地を構成する要素のひとつ一つに目を向けて、自分の住んでいる土地との違いを感じ、ゆっくりとそれらを堪能するのも良いなあと思う日々。



ちなみに公園の周りでは本当にランニングしている人が多くてびっくり。
日本ではランニングブームだけれど、ここでは完全に習慣として根付いているような印象を受けました。
その証拠に若い女性だけではなく、60代は過ぎているであろう初老の男性から小さな子供まで、老若男女問わずに気持ちよさそうに走っています。ラフなTシャツにショートパンツを履いてナイキのランニングシューズでコーディネートしているおばあちゃんを見たときにはちょっとした衝撃。なんて元気なんだろう!結局オアフ島にいる間は島のあちこちで同じような光景を見ることができました。

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道中にあったBananというバナナ系のスイーツを出してくれるお店。

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バナナアイスと果物たっぷり入った南国らしいアイス。
フルーツの旨味がギュッと濃縮された一品。ごちそうさまでした。


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ダイアモンドヘッドを横目に見ながらカラニアナオレ・ハイウェイに入ると交通量は一気に上昇。
モータリゼーション大国アメリカの車事情を垣間見ることができます。
走る車の多種多様っぷりがすごい!日本みたいにコンパクトカー、SUV、エコカーで8割。なーんてことはなく、本当に色んな車がガンガン走り回っている。特に印象的だったのが「何かに特化した車」がたくさん走っていること。例えば「サーフボードを運ぶための車」だったり「後ろにキャビンを牽引して石材を運ぶための車」だったりキャンピングカー、スクールバス各種、馬鹿でかいモンスタートラック、チョロQみたいな超コンパクトカーなどなど・・・・。同じ車を見つける方が難しいくらいでした。


そんな車の横をハイウェイと名のつく道路を走るんだからいったいどんな道なんだろう?危なくないだろうか?

という心配をしていましたが、杞憂に終わったのが自転車レーンの存在のおかげ。
事前情報もなく来てしまったものだから地図上で「ハイウェイ」と表記のある道路は自転車が走れるのかどうかすら分かっていなかったけれど、自転車も走れます。しかもかなり安全・快適に。理由は簡単、自転車専用レーンがあるから。これのおかげでオアフ島全体を快適に移動することができます。交通ルールも特に難しいものはなく、日本の道路を走る感覚で移動することができます。
車社会と言われつつもしっかりと各交通機関の住み分けができているのは本当に羨ましいなあと感じたのがこのハイウェイを始めとした「本物の」自転車レーン。日本でも最近自転車レーンは増えているけれど、車線の端っこに一本線を引いただけの「名ばかり自転車レーン」は遠くない未来に改善されるといいなあと期待するしかない。

ただし日本と違っててなかなか慣れなかったのが「常時右折OK」というルール。交差点の多くがこれを採用していて、幹線道路を直進していると右からどんどん車が入ってくる。最初は「こっちが青信号なのになんで??」と思ったけれど、どうやら車線数が多くて道路が真っ直ぐなアメリカでは、右折合流するのにいちいち信号なんかは要らないもよう。だけれど自転車はキープライトをせざるをえないので、右から来る車がいるとすごく気になってしまいます。
もちろん、車のほとんどが自転車が見えた瞬間にピタッと止まってスマートに譲ってくれるような文化なので、実際にはストレスなく走ることができました。2〜3日すれば慣れた上に、合理的なシステムだなあと感じたくらい。

10kmほど進んだところで右手に美しい公園が現れたので休憩も兼ねて立ち寄ることに。
カワイクイ・ビーチ・パークというところで、これから向かう先のコーコーヘッドやハナウマを一望できる素晴らしい立地。IMG_0637.jpg
そのあたりにいたおじいちゃんに撮ってもらったら予想以上にカメラを使いこなしていて驚いたらカメラ歴30年とのこと。

時差ボケこそあまりないものの刺激が多すぎてちょっと疲れていた私はここでしばしの小休憩・・・・。ワイキキのように観光客がほとんどいなに静かな公園で、アロハの精神を感じるなら断然こっちの方が向いてるなあと感じた。
自転車旅の良いところはこういうニッチなスポットにも簡単にアクセスすることができるところにもあると思います。
ガイドブックやブログにも載っていない、けれどそれらに負けず劣らずときには勝るようなスポットに思いがけず出くわすことができるのは旅をしていて決して珍しい事ではありません。
むしろそういう発見の積み重ねにこそ価値があるとも思います。
今回は発見しかないから若干の心労?

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今回の仕様。

フレーム・・・TADAクロモリオーダーフレーム
コンポ・・・・SRAM RED eTAP
ホイール・・・フルクラムレーシングゼロカーボン
タイヤ・・・・コンチネンタルグランプリ4000S2 25C

このクロモリフレーム+アルミスポーク+カーボンリムという組み合わせが今の所、私の中での最適解。


再びハイウエイに乗ってハナウマ湾方面へ。この辺りは常にコーコーヘッドが視界に入ってくるのだけれど、これがなかなかの迫力!
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標高でいうと400m弱と決して高いとは言えないけれど、辺りに高い建物や山がないから、存在感がすごい。
どうやら歩いて登ることもできるようなので、時間があったら滞在中に登ってみたいなあと思いつつ、先へ進む。

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そろそろお腹が空いてきたなあ・・・と思っているとちょうどハナウマ湾の入り口に。実は宿の人に「どこか美味しいランチが食べられる場所はないですか?」と聞いた時に「ハナウマ湾のベイロックカフェがいいぞ!」と聞いていたのでいざ入ろうとするとなんと定休日!

「湾に入るのに定休日があるの!?」と完全に虚をつかれたというか予想外というか・・・・宿の人、そこまで教えてほしかったなー、と自分の下調べのなさを棚に上げつつ、守衛をしていたお兄さんに話しかける。

「今日って入れないんですか?」
「ソウナンデスヨ、チューズデーハテイキュウビデス」
「!? 日本語お上手ですね」
「京都の大学に1年間、リュウガクしていました。」

というようにまさかの日本語での会話が実現!こっちが英語で喋ろうとすると、たまに日本人が来るとこうして日本語の復習になるから、日本語でしゃべって!と逆にお願いされてしまいました。
それにしてもしっかりとした発音をされていて、日本人として嬉しくなる反面、自分の英語力の低さがに恥ずかしくなってしまいました。

多少の英会話はできるけれど、ネイティブの発音なんかはとても聞き取ることができないし、そう、聞き取りが難しい!と度々感じていた。頭の中で用意した言葉を話すのは簡単だけれど、それに対して返って来る音を拾うのが難しいと感じますが、こればっかりは慣れるしかありません。確かに昔よりは聞き取れることが増えてきたので進歩しているといえばしているのですが、まだまだです。海外旅の壁の一つに言葉の壁があるけれど、何はともあれぶつかるしかありません。最初は恥ずかしいとか怖いとかあったけれど、今はもう何も気にせずにぶつかっています。
「どうせ1日経てば私のことなんて覚えてないだろう!」と思うようになってからは恥ずかしげもなくガンガン話すようになりました。
多少文法が間違っていたり単語が出てこなくても、それに近いワードを投げ続ければ会話は成立します。数撃ちゃ当たる!と割り切って知っている言葉をはっきりと発音します。
このはっきりと発音というのが大事で、一度ドイツのハイデルベルグの大学で受付の人と話をする時に、分からない言葉があってごにょごにょと誤魔化すように話すと「いいからはっきり話しなさい。知っている言葉でいいからとにかくはっきり話すの!」と叱られたことがあります。
曰く「日本人は自信がないからといって小声になりがちだけれど、それが印象を悪くしているわ。分からなくてもいいから思い切って話してごらんなさいな」と。
そういうわけで、分からなくても自信がなくてもはっきりと発音する!というのを海外では意識するようにしています。


昼ごはんのアテが外れたけれど、まあ我慢できないことないのでこのまま辺りを散策することにしました。

どうやら近くにトレイルっぽい道がある予感がしたので、道路から外れて海沿いに出ると予想通り、オーシャンビューのかなりテクニカルなオフロードが現れました。
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日本ではなかなかお目にかかれないシチュエーションに私のテンションは急上昇!ロードバイクということも忘れてガンガン攻めていきます。下手な突っ込み方さえしなければロードバイクでもある程度はこなせるというのは生駒の林道で経験済み。慎重に遊びます。
それにしても海の青さが本当にすごい!
同じ海なのに日本とはなんか違うなあと思ってしまうのはプラシーボ効果だろうか。


そのあとはハワイカイ方面をぐるっと回って、これ以上行くと暗くなる前に帰れなくなる気がしたので、ワイキキに戻ることに。
途中にあったコーコーマリーナセンター内にあるハンバーガー屋でハワイカイバーガーというものをいただいた。
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なんか知らないけどめちゃくちゃ美味しい!
ピクルスと野菜がシャキシャキ!
これがハンバーガー大国のハンバーガー・・・・さすがレベルが違う・・・・


腹拵えをしたあとはゆっくりとワイキキに戻りました。全くもって急ぐ旅ではないので、ワイキキ動物園の近くの公園でぼーっとしていたら夕暮れの時間が。

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パンフレットで見たことあるやつだ


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とりあえずパチリ。


写真を撮っていると地元のサーファーっぽい人に話しかけられたけれど、会話の内容が日本にいるときと全く同じでした。
「どこから来たんだ?」「どこへ行くんだ?」「その自転車はなんだ?いくらするんだ?」「良かったら飯でも行くか?」「良い旅を!」
世界共通の会話なようで。その後は英語の発音を若干直してもらいつつ、私がニールプライドのサコッシュを持っていたからサーフィンにも興味があるのか?と言われたけれど、いや全くないと答えたらしゅんとして帰って行った。


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気づいたら夜。

移動初日ということもあってさすがに疲れていたので、この日はさっさとドミトリーに戻って就寝した。ドミトリーでは部屋のメンバーと一通り握手をして挨拶と自己紹介をするというルールがあるので、それをこなしているうちに更に1時間以上経過した。うとうとしているとスペイン人のお兄ちゃんが心配してくれて、早く寝ろと促してくれました。

ベッドに横になる。ここは日本じゃないことに違和感。iPhoneを取り出し、グーグルマップで現在地を表示し、地図を縮小してみる。太平洋のど真ん中にマークが付いていた。そんなことでなぜか実感が湧いてきて、そういえば明日の予定何にも決めていないなあ・・・・というところで眠ったような気がする。


明日はどこへ行こうか。

続く。



   
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神楽坂つむり
Author: 神楽坂つむり






Comment(2)

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Cat_Rider

宿泊先について

突然申し訳ありません
泊まっている最中、ロードバイクはどのように保管、置いてましたか?

2017/01/17 (Tue) 00:58

>Cat_Rider さん

Re: 宿泊先について

> 突然申し訳ありません
> 泊まっている最中、ロードバイクはどのように保管、置いてましたか?

ドミトリーだったので部屋の玄関に勝手に置いていました。(宿の受付の人は受付から一切動かない)
他の宿泊客は特に何も文句も言わず、むしろ興味深そうに色々質問されちゃいました。

ツーリング中で宿に泊まる場合は、部屋に入れることが多いですね。
交渉すれば意外といけます。
もしダメならホテルのフロントだったり、裏口だったりに停めさせてもらっていたと思います。

2017/01/17 (Tue) 17:53
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