【ジャンボフェリーのススメ】
厳密には
自転車で行くというよりは、フェリーを使っていく。
ジャンボフェリーだ。
私のツイッター、ブログを知っている人なら一度は(一度どころじゃないかもしれない)目にしたことがあるんじゃなかろうか。それくらい頻繁に利用している。
関西圏から行くのであれば、このジャンボフェリーが使いやすいので、もっぱらコレ。
大きな理由は2つ。
①時間を有効活用できる
神戸三宮を深夜1:00に出港し、高松には5時に到着する。
つまり寝ている間に連れて行ってくれるということ。
移動式ホテルだ!
さらに朝の5時に到着するとなると普通の感覚なら早すぎい!となるのが
そうじゃないのが香川県。
うどん屋の朝は早い。
もうすでに開店しているお店もあるくらいなのだ。
逆に言えば例えばお昼過ぎにはもう閉店しているお店も珍しくない。
うどんを食べ回るのであれば、これくらい早く到着しておいて、しかるべきというわけなのです。
ちなみに帰りは高松を14時頃に出発して、神戸三宮に19時頃に帰ってくる。
つまり日帰りが可能ということ。弾丸うどんツアー!!
②安い
大人1名往復で4千円弱。自転車を入れても5千円弱。 高速バスや自走、車、どれと比べても安い。時間的にもゆっくりできるしね。使わない手はない。
【乗船手続き】
ちなみにジャンボフェリーの乗船手続きは・・・
自転車でターミナルに到着する→二輪乗り場に自転車を停める(係りの人が誘導してくれる)→切符売り場で切符を買う→乗船開始のアナウンスまで待機→アナウンス後、自転車ごと乗船→車両甲板から客室に移動
という感じ。
注意事項としては車両に当たるので乗船時刻はあてにならないということ。場合によってはトラックの荷物搬入、搬出の影響でめちゃくちゃ待たされることがある。
例えばお盆とか年末年始で混雑する時期なんかは、乗船できたものの二等客室はすでに満室で、廊下で寝る羽目に・・・・なんてことになりかねない。
ちなみに私は何度か経験がある。輪行袋を寝袋にしています。泣ける。
そんな場合はいっそ
自転車を輪行状態にして手荷物として持ち込むのもアリかもしれない。
こうすれば自転車料金もかからないし、だいたい定刻通りに乗船することができる。
私は面倒だからしたことないけれど、毎回そういう人を見かける。安く抑えるならアリだと思う。
【雑魚寝スペースについて】
あと二等客室は基本的に雑魚寝なので、よほど旅慣れている人じゃないと、ゆっくり寝るなんてことはできないと思う。イメージとしては靴を脱いで上がるタイプの図書館のちょっとふわっとした床で寝る感じ(とてもわかりにくいと書いてて思う)
私はここぞとばかりに登山やバイクパッキングで使っているエアマット、エアピロー、耳栓、アイマスクに加えて季節に応じてウルトラライトダウンを用意していたりする。
これもう完全にテント泊する勢い。(条件は似ていると思う)
それぞれ利用したことがある。
レンタサイクルは高松駅で借りることができる。
一般的な自転車で回れる範囲に限るのであれば、十分選択肢としてはありかなあと思う。
ただし、もちろん、ちょっと遠くに・・・・となると脚力の問題になってくるので
あくまで高松市内限定だ。もちろん、市内にも名店は幾つかあるので、割り切ればいい。
レンタカーはジャンボフェリーがセットプランを用意してくれている。
ディスカウントが結構きいてくるから、下手に公共交通機関を使うよりもずっといい。
何よりフェリーを降りたらすぐ車に乗れるというのと、返す時もフェリー乗り場でいいということが素晴らしい。全く無駄がない。
そして搭載しているカーナビにはうどん屋情報がプリセットされている。
なんの下調べもなしにいきなりうどん巡りをすることができる。
ただし、車移動だからお腹がそこまで減らないのが難点・・・・・。
以下は私が訪れたことがあるうどん屋を紹介。今後も増やしていきたい。
■さかえ
一軒目の定番かもしれない。
高松市内にありながら朝の5時くらいからやっている。
なので上陸後、直行しても営業しているのだ。素晴らしい!
のどごしの良いちゅるっとしつつ、歯ごたえを感じさせる太麺が素敵。出汁はかなり優しめ。メニューは色々あるけれど、1軒目だから抑えていきたいところ。
■うどんバカ一代
釜バターうどんで有名。
別名カルボナーラうどん。
ネタに走っているけれど、ちゃんと普通のメニューもあるし、さかえから10分くらいと程近い&営業時間も早いので2軒目に最適。
ブロック形状の太麺に卵とバターを絡めるとこれがでも美味しいんだ!!
■がもううどん
キングオブうどんだと思う。一番美味しい。
ここの麺のコシと出汁の美味しさたまんない。小麦といりこのバランスがね、もうね。
こないだは思わずお代わりをしてしまった。冷も熱もどっちも推したい。
■綿谷
丸亀市にあるこちらのうどん屋。
看板メニューは肉うどん!
お肉の旨味が出汁に染み渡ってそれが麺と絡み合って至高の逸品に。ここはまた訪れたい。
■たむらうどん
ちょっと分かり難いというか普通の古民家みたいなところの一角でやっているうどん屋。
素朴なTHEスタンダードオブ讃岐うどんとも言えるかけうどんは、コシの強さ、小麦の香りを堪能できる一杯。セルフサービスのセルフさがなんだか雑で良かったです。
■ますや
ここ!最近知ったところなのだけれど、一発で惚れてしまった。
5軒目にして飽きてしまって肉うどんを頼んでしまったけれど、ここは冷ぶっかけで行くべきだったあ・・・・
麺がとんでもなく美味しい。コシの強さすごい。一口目からのインパクトすごい。ここは毎回いかないとな・・・。
■しんせい

塩っ気の効いた麺が楽しめるうどんどころ。
バラエティ豊かなメニューはうどん巡りに変化を与えてくれる。三軒目あたりに欲しい一軒。
うどんはチュルチュルのどごし重視という感じ。夏にはたまらんぜよ!
■うどんの田
ここに行くからには何と言っても角煮うどん!

はい美味しいです。もうね、
写真で見るよりも美味しいんですよ。
ボリュームもあるのに余裕で食べられる。美味しいものは別腹なのかしら。
1日10食限定です。開店10分前なら食べられると思う。
お出汁に溶け込んだ肉汁がもうね。
■山越うどん
検索したら絶対に上位に出てくる超有名うどん店。
並ぶ時は本当に長蛇の列らしいけれど、お店のキャパシティも大きいから、そこまで待ち時間はないのかも。
かけもいいけれど、うどん本来の食感と喉ごしを楽しみたいのならここ。
■うどんソフトクリーム
超こってりを頼みました。後悔しかありませんでした。いや、マジで。
■松岡うどん
天ぷらに目がいきますが、このうどん、パラメーターをコシに全振りしているような歯ごたえ。
しかも塩っ気のあるときた物だから、口に含んだ瞬間の、口福感がすごい。
麺の口当たりの良さに、丁寧な仕事を感じさせる。
■はりや
名物かしわ釜あげうどん。
麺は美味しいと思ったけれどかしわは・・・・。
次来た時は、違う天ぷらメニューを頼もうと思う。イカとか他の野菜が美味しそうだった。
結構並ぶ。お昼時は地元の人も殺到する繁盛店。
とまあこんなところ。
自転車でうどん巡りのいいところは、何と言っても消化しながら巡れるところ。
食べては走って食べては走って・・・・で私の最高記録は7軒。
5時〜14時なら正直これくらいが限界かなあと思います。
それにうどん以外にも五色台とか屋島とか、景色の良いところいっぱいあるしね。
バランスよく見て回りたいところ。
今後も随時追加していくかもしれない。
続く。
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