【登山第13回】雲の上を歩こう その2【赤岳〜横岳〜硫黄岳】

神楽坂つむり

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いきなりのワンミス死ぬポイント。
残機1機の我々はこんなところで死ぬわけにはいかない。
ゆっくり行けば大丈夫なんだけれど、たとえば雨だったりガスだったりするとめちゃくちゃこわそう。
やはり山は危険だ。安全マージンをたっぷり取らないと・・・・と思わずにはいられなかったポイント。

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こちらは登山部の方々。
天狗岳の方から連泊縦走をしているらしい。
さすがに装備が違う。
総重量何キロなんだろうか・・・・・あんな重そうなのを担いで岩場を超えるなんて信じられないぜえ・・・・


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横岳からの眺めもまたたまらないいいいいいいいいいいいいいいいいい!
これぞ!天上の!楽園!

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富士山ロックオン



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さて、てっきり同じ高度感で硫黄岳に行けると思いきや、あすこまでいったん下る模様。
やれやれ、縦走あるあるではある。
ピークハントだからね、仕方ないね。
ここが結構な岩場でゴツゴツしつつじゃりじゃりしてて私の苦手な感じ。
途中、思い切り滑って手をついてしまった。
危ない危ない。そういうちょっとしたミスで捻挫とか骨折もありえるからね・・・・慎重に慎重に。

よく「登りは体力、降りは技術」と言われるけれど、それなら少なくとも私は後者がダメだ。
体力は自転車で培ったものがあるけれど、くだりはまだまだ・・・・どうやって練習したらいいのかもよくわからない。慣れなんだろうか。



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下りきった硫黄岳山荘で小休憩。
本当に八ヶ岳は山小屋が多い。安心できる。
さすがに止まるとちょっと肌寒いけれど、それでも半袖で十分。
日焼け防止のために長袖のインナーを着ていたけれど、さすが夏だなあと。
あと一ヶ月もすれば嫌でも長袖、下手をしたらソフトシェルジャケットが必要になるだろう。


いったん降れば登りがある。
硫黄岳までの登りもなかなか長くてダラダラでじゃりじゃりで苦手な感じ。
重心を意識しながら前のめりにならないようにバランスをとりながら登る。


硫黄岳山頂はものすごい広くって、眺望も最高だった。
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まさに雲上散歩!

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絶景ですなあ・・・・・。

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優勝オタク


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振り返ると今までのルートを綺麗に見渡すことができる。
あんなところから周ってきたんだなあ・・・・・。
眺望素晴らしい。



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赤岳鉱泉、美濃戸方面へ下る。


苦手な下りだけれど、行くしかない。
どんどこ下る。決して焦らずマイペースに。
南沢ルートは沢沿いの道で、何度も橋を渡ったり、轍にできた川の上を歩いたりと、涼しげなルート。
登りこっちでも良かったかな。
でも北沢を下るのはそれはそれで難易度が高いかもしれない。
往路については登りが得意なら北沢ルート、下りが得意なら南沢ルートっていうのでもいいかもしれない。

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硫黄系の赤さがすごい。


そして出発点である美濃戸口に到着したのが12:50!
赤岳天望荘を出発してから6時間が経過していた。

足がプルップルだ・・・・・・!
下山即車に積んでいたサンダルに履き替える。
ああ〜〜〜開放感・・・・!
筋肉を揉みしだく。少しは楽になる。ふう・・・・・。


八ヶ岳、登りきった・・・。
下山中は本当にしんどかったけれど、思い返すとやっぱりあの絶景たまんない。
ヒリヒリした山の空気と、目の前に広がる展望・・・。
きっといつか違う季節に来ても綺麗な景色が見られるんだろう。
けれどまだまだ色んな山がある。
そういう山々を一通り楽しんだ後に、思い出したように再訪できればいい。


この後はまたガッタガタの林道を戻って、蕎麦屋と温泉というTHE長野満喫コースを経てレンタカーを返却し、特急で大阪へ。


ああ、大変よき山行でした。


(今シーズン中にもう一山くらい行っておきたいなあ・・・・)


終わり。



   
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