日本のあらゆるところを走りました。
書ききれないくらいにたくさんのところを走ったと思います。
そして・・・
「舗装路に限界を感じた。」
例えば隠岐島の大自然を走っている時、
長野の林道を走っている時、
四国の酷道を走っている時、
そういう時に、「これがロードバイクの限界か・・・・」と。
ロードバイクでこの道は走れない・・・。
そんな今まで我慢していた道、その先にもしかすると、今まで見たことのない景色が広がっているかもしれません。
私にとってロードバイクは徒歩でもない自動車でもない、景色をゆったり眺めながら果てしなく遠〜くまで進める旅の道具です。
けれど限界があります。
その限界はでも近年進化してきた機材次第で解決します。
ならば、それを利用しない手はない!!!
求めるは
・オフロードを走れる
・キャンプ道具を運べる
・それなりに軽い
・舗装路の巡航もこなせる
・海外の未舗装路もこなせる
・油圧ディスクブレーキ
・35Cくらいのタイヤを装着することができる
わがままか( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/
で、選ばれたのはグラベルロードバイクでした。
このジャンル自体、まだまだ確立されていないかもしれない。
シクロクロスでもない、ディスクロードバイクでもありません。
シクロクロスは競技志向のバイクです。
ツーリングモデルとしても売り出しているものもあるけれど
ジオメトリやアセンブリパーツなどをよくよく見るとやはりレースモデルであって私の求めるアドベンチャーライドを支えてくれるものではありません。
ディスクロードバイクは、あくまでその正体はロードバイクであって、それにディスクブレーキがついたものという認識。それじゃあ根本的な解決にはなりません。ホイールベースだったりヘッドチューブ角、あるいはタイヤクリアランスなんかがどうしてもコレジャナイ感がある。
グラベルロードバイクと表現できる製品群の中で
面白そうで、楽しそうで
自分をもっと新しい世界に連れて行ってくれそうな
神楽坂つむり的なものはどれか・・・・
悩むこと一ヶ月
選ばれたのはGT GRADE CARBONでした。
選んだ理由はいろいろあった。
総合的に見て自分に合っていると思ったから。これに尽きます。
ただやっぱり決め手はフレーム。
GT得意のトリプルトライアングルフレームはMTBで知っていたけれど、まあ乗り心地がめちゃくちゃ良い。
GTのチタンロードでも見たことあるけれど、あれはレースというよりは、長距離ライダーにとっての恩恵がすごく大きいと思う。
強度、剛性、耐久性、快適性を高める独自設計。そこをカーボンで製造することにこそ意味があると感じたから、ここはアルミモデルではなく、カーボンモデルを選びました。
その他にも極細ステーだったり、目一杯まで広がられたBBシェルだったり、ボックス形状のフロントフォークだったり、「快適に走るためのあらゆるコト」が盛り込まれているコトに魅力を感じました。
こういうバイクを選ぶからには、優先されるのは「速さ」ではない。
もっと他のいかに楽しく快適に走れるかどうか、というようなフィーリングの部分を重視します。
加えて遊べるフィールドの広さ。
餅は餅屋なのでロードバイクももちろん大事に乗って行きます。
適材適所!
それにしてもこのステーすっごい・・・・すっごいしなるよ・・・・!
TRIPLE TRIANGLE
極限まで広がられたBB。
そしてシートチューブの形状面白い。
リムはStans NOTUBESのグラベル用リム GRAIL。
それにパナレーサーのグラベルキング32Cを合わせてみた。
余裕のタイヤクリアランスGOOD
可能性を感じさせてくれる一台。
今まで諦めていた道も好きに走れるようになると思うとワクワクが止まらない!
海外遠征だったり林道ツーリングで積極的に導入していこうと思う。
2017.06.06 追記
「GT GRADE TIRE CLEARANCE タイヤクリアランスについて」
実際にこのバイクを運用するにあたって、行き着いたのがタイヤクリアランスの問題。
結局のところオフロード走行、グラベル走行において「太いタイヤは正義」ということです。
よって、本当のところは40Cくらいを入れたいのですが、そうもいかないのが現実。
GTのホームページでは「35CのブロックタイヤまでOK」ということですが、実際はどうなの?ということで結果。
・PANARACER GRAVEL KING 32C + STANS NOTUBES …CLEAR (+3mm space)
・HUTCHINSON BLACK MAMBA CX34C + CLANKBROTHERS Cobalt3…CLEAR (+2mm space)
・COMPASS BonJonPass 35C + CLANKBROTHERS Cobalt3…CLEAR (+2mm) ※ No clearance at 6Bar
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