ちょっと自転車で大阪から白川郷までサイダー飲みに行ってきた【白川郷〜高山】
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白川郷は何度きてもいい・・・!
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来るたびにその感想を抱くのだから、間違いない。
そんな白川郷も季節によって違う。
時間によって違う。
その時の自分の状態によっても。
早朝に着くと観光客がいないのはいいけれど売店もお土産屋さんも空いていないのは少し困る。
ご当地グルメを楽しみたい時にはやっぱり少し寂しい。
そういえばここ最近はいっつもこんな時間だ。
けれどまあ得るものの方が大きいから仕方ない。
朝の白川郷を動画で撮ってみた
1080p60HD再生推奨
村のいろんなところに水。
カエル多すぎ問題2016夏
ああ〜〜〜〜
展望台から。
さて、ここからは高山まで抜けることに。
最初は岐阜まで下ることを考えていたけれど、高山に行きたいお店があったから。
当然、ただまっすぐ進めばいいというものではない。
白川郷から高山までは天生峠と言う標高1,300m弱の峠を越えて行かなければならない。
結構長くて高い。それなりに険しい峠だ・・・・・!!
国道でいうと360号。
ソウレ山を望む抜け道だ。
とは言っても時間もあるし焦ることなくマイペースで登ればいい。
そういうシチュエーションでのヒルクライムというのは、とても楽しいものだ。
斜度は5〜8%程度。
10〜18km/hくらいでタラタラと登り続ける。
一度も下ることがないからペーシングがしやすい。
道路状況は良いとは言えないけれど、悪過ぎることもない。
冬季は通行止めだから、そこだけは要注意。
あとつい最近まで法面工事のために通行止めだったらしい。
滝だ!
涼しげではあるけれど
・・・とても暑い。(゚´^ω^`゚)。゚
なるべく日陰を選ぶようにライン取りをする。
ほんの少しでも直射日光を凌げるだけでもありがたい。
思えばこの峠は割と木が鬱蒼としているから、空は狭いけれど、夏場は助かるかもしれない。
けれど思い出したかのように木々の間から見える白馬連峰の美しさといったら・・・・・!!
最高のご褒美だ。
こういったサプライズがあるのだから、ヒルクライムはやめられない。
こんなところまで自転車で来れる。
大阪の自宅からこんなところまで道はつながっている。
日本の道路環境に感謝するばかりだ。
登り切ってからは長い長い下り。
ここの下りは割とテクニカルで、一瞬の油断も許されないタイプのやつ。
九十九折、ヘアピンカーブ、ブラインドコーナー・・・・・・。
緊張感がある。
しかも斜度が10%前後だ。
こっちから登るのも楽しそうだ・・・・!
途中、ふと心配になってリムを触ってみると、なかなかの熱さ。
心配になった理由がつい先日Twitterで下りでリムを溶かしている人を見たから。
私の体重とブレーキングではそうそうならないと思いつつも。
一応少し冷ましてからリスタートすることに。
山岳のダウンヒルをこなした後も、一般道は下り基調。
40〜45km/h程度での巡航が続く。
楽しい。
標高が下がるにつれて気温の高さを感じる。
どうやら今日は全国的にも晴天猛暑日らしい。やれやれ。雨よりはマシか。
日本の夏。
高山まではひたすら南下するのみ。
国道41号線を使うのが通常だと思うけれど、一本外れた線路沿いの道がとても使いやすかった。
信号も少ないし交通量少ない。
景色をゆったり見つつマイペースで走れる快走路だった。おすすめ。
途中あまりの暑さにたまらず道の駅で休憩を取ることに。
疲労回復のためにいただくのは蕎麦。
蕎麦はいい。
疲労回復に役立つビタミンを含み消化によく水分補給にもなる。身体への負担を最小限に効率的な補給をすることができる。
何より美味しい!!(主観)
高山は実質ゴール。
結局大阪の自宅からは430kmの旅路となった。
いや、遠かった(小並感)
帰りはここから輪行。
調べてみると大阪まで乗り換えなしの直行便があるらしい。
名古屋乗り換えをしなくていいというのはありがたい。
しかもちょっとだけ安い。
時間は多少かかるけれど・・・・。
それまでの3時間弱。
たっぷりゆっくり高山観光をすることに。
氷菓氷菓!(や、オタクではありませんね✋)
氷菓OPに出てくる橋
修学旅行生と外国人で8割といった感じ。
飛騨高山。
すっかり閑古鳥。
暑さも頂点というところで、ずうっと気になっていた バグパイプを訪れてみた。
ここは実は過去に何度か訪れていたのだけれど
いつも定休日だったり時間がなかったりで中には入れていなかった。
念願叶って入店成功!!!
店内の雰囲気素敵すぎる。
ここは氷菓2〜3話でえるがほうたろうに相談をするのに使った喫茶店。
高校生でこんなシャレ乙なところをチョイスするなんてさすが豪農千反田家。
注文するのはもちろん水出し珈琲。
結局本を読んだりして1時間半くらいお邪魔していた。
その間もお客さんが出入りしていたけれど、満席になることもなかった。
平日はまあこんなものなんだろうか。
休日は場所も場所だし結構混みそうな予感がする。
さて、もういいだろう。
満喫したし、列車の時間も迫っている。
高山駅に戻り、輪行準備をして、列車に乗り込んだ。
ここからはワイドビューしなのが家まで連れて行ってくれる。
大阪駅に着くまでの4時間。しっかりとおやつと飲み物を確保して(車内販売がない)
Kindleで本を読んだりブログの下書きをしたり寝たり本を読んだり。
クラウドよろしく便利な世の中だ。
暇な時は暇だけれど、いくらでも暇じゃなくすことができる。
だから時には暇な時間が大事なんだなあとも思ったり。
大阪を出発したのがずうっと遠い昔のようだったけれど、つい昨日のことだというのが信じられないかった。
夜を越えるロングライドをするといつもそう。
濃密な時間というのはそれだけで満足度が高い。
それが1日でも積み重ねれば、数十年。
死ぬ前にこういう日のことも思い出せるだろうか。
あるいは遠い未来に同じようにここを訪れた時に何か思うところがあるかもしれない。
(残念ながら遠い未来ほどあてにならないものはない)(1年後かもしれない)
この不思議な感覚が「冒険した」という実感につながってなんだかクセになる。
次はどこへ行こうか。
終わり。
走行距離450km
走行時間22時間くらい
獲得標高3,500mくらい
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